そんな季節は開放的だからか軽装でバイクに乗る危ない人が増えます。
そんな人が事故るのは勝手なのですが見てる方がおっかない。
事故して高額治療費でみんなの保険代が上がっても面白くありません。
ゆえに、グローブくらいは装着しろよって話です。
夏に増えるのが素手でバイクに乗る人達
最近のバイクブームでそういう人たちをよく見かけるようになりました。
見てて危なっかしいのですよ。
最初に書いておきますが、
「バイクはもちろん、スクーターでも素手で運転するのは止めた方がいい。」
です。
というか素手でバイク(二輪全般。)に乗るべきではありません。
素手で運転しているライダーを傍から見ても危ないなーと思うんですよ。
危機感というか想像力が足りないのかしら?と思っちゃいます。
一度ひどい目にあえば二度と素手でバイクに乗ろうなんて考えないハズなのですがね。
とりあえずの気楽さ気軽さと涼しそうだという目先のメリットしか考えていないんでしょうねえ・・。
コロナ禍でバイク乗りが増えたらしいですが、
人が増えるとモラルもマナーも低下するというのをリアルに実感しています。
老いも若きも男も女もノーグローブでバイク乗ってたりしますな。
※スクーターも含む。
バイクの免許を得られたということはそれなりの大人なはずです。
自分の身くらい守れないといけません。
いい大人が率先して危ない真似をしてはいけないのですよ。
バイクで危ない行為というのは暴走行為だけではないのです。
どう危ないのか、書いてみようと思います。
ちなみに・・
バイクに素手で乗っても法的に違反しているわけではありません。
一応、教習所腕はグローブをしないと教習は受けさせないということになっていますが、法的な縛りはないのです。
なので、
別に警察などからのお咎めはありませんので、いいんですよ、全部自己責任です。
素手で大怪我しても誰も同情はしてくれません。
身体がむき出しで加速力が高く、スピードが出るくせに不安定な乗り物がバイクです。
少しでも自己防衛機能が働くまともな大人ならグローブくらいはすると思うんですがねえ。
その証拠に、
多くのグローブをしているライダーは多かれ少なかれグローブの重要性を理解しています。
目先の快適さとかよりも安全の方が重要だと知ってるからだと思うんですが。
ヘルメットと同様にグローブや長袖などの装備も法的に罰則を設けてもいいような気もします。
※それでまともな装備で運転している大勢のライダーの保険料が下がるならそっちの方がいい気がしませんかね?
素手でバイクに乗ると手を傷つける恐れが激増する
素手の場合、防御力はゼロですよ。
ドラクエの「布の服。」より、防御力は無いのです。
バイクに乗る際に何故グローブをするのか?
それはひとえに「防御力を少しでも高めたいから。」です。
例えば、
バイクで60km/hで巡行する場合、
これが、
100km/hだったらさらに痛いし不快です。
たぶん、雨天だと10分も耐えられないと思いますよ。
でもグローブしてると意外と耐えられますな。
そういうものなのです。
それに雨天時は素手だと滑るんですよねえ。
素手の手の平に水分(汗も含む)があるとバイクのグリップをつかんでる手が滑ってすっぽ抜けたりするもんです。
もちろん雨の中を走りたいライダーは多くありません。
ですが、
雨は出先で予期せぬタイミングで突然来るもんなのです。
そんな時にグローブはありがたいのですよ。
さらに、
バイクは機械です。
鉄の塊だったりします。
不用意に素手でメカ部分を触ってケガすることは意外とあるんですよ。
こういう時にグローブを装着していると出血する度合いが減ります。
ワタクシは、出先でトラブルにあった時に対応できるようにメンテナンス用のグローブを携帯していますよ。
※ただの軍手ですがないより100マシです。「ケガする前にまず軍手。」師匠がよく言ってました。
そうそう。
もちろん寒い時にグローブは防寒という意味で大活躍してくれます。
多くのベテランライダーは外気温によってもグローブの防寒応力を調整しています。
※薄手のグローブから冬用のグローブに変更するとその防寒能力の高さに驚くはずです。
決しておススメはしませんが、寒い時にグローブしたままエンジン触ると暖かい♪
※新素材系は溶ける可能性があるし、革は傷むのでおススメはしませんが、極限時には仕方ない。
このように、
グローブはライダーのために結構頑張ってくれているのです。
なので時々メンテナンスしなければなりません。
ネオプレーン素材のグローブは使い捨てに近いですが、
革のグローブはメンテナンスすると寿命が倍くらい変わってきます。
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ちなみに・・
ヘルメットにゴーグル、みたいなスタイルで高速道路を走ってるバイク乗りがいますね。
顔に当たる虫やら雨やらで大変だと思うんですがどうなんですか?
突然、大粒の雨が降ってきたら顔が痛くて走ってられないと思うんですが、どうなの?
ヘルメットのシールドってのは非常によくできていて、これらの障害物の直撃を避けてくれるんですよ。
ヘルメットのシールドが顔に対する防御をしているようにグローブは手に対する防御をしてくれています。
シールドがないヘルメットだけで高速道路を走ってる人も見たことありますが、目にすごい勢いでゴミ入ったり、虫が直撃したりするので危険ですよ。
古臭いデザインのバイクに合わせてヘルメット+ゴーグルみたいな人もいます。
それでも最新のヘルメットやシールドの機能は良く出来ていて安全なのです。
やっぱり格好や雰囲気よりも安全が第一優先ですよ。
※大きなお世話と言われればその通りなんですけどね。
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ノーグローブで転ぶと最悪
グローブがあると無いではケガの度合いが全然違います。
人間ってのは、転ぶとき反射的に手を出して身体を支えようとする生き物なのです。
よほど訓練されていないと全身で滑ってダメージを防ぐなんてできません。
※バイクで転倒時に滑ってダメージを低減させるには、革つなぎなどの全身フル装備で覆われていることが前提です。
アスファルトというのは「ヤスリ。」と同じです。
タイヤがグリップしやすいようになっているからです。
※実際にアスファルトを手で触ってみると全然滑らないことがわかります。
バイクに乗っていて転んだ時、アスファルトに結構な勢いで突っ込むわけです。
そこに素手をついたらどうなりますか?
そして勢いで滑って手が削られるわけです。
ヘタすりゃ骨が出ますよ。
転んだ時の速度がたとえ10km/h程度でも、大けがするのは間違いないのですよ。
※10km/hってメーター上はすんごいちょっとですが自分の足で走ると結構なスピードでそれで転ぶことをイメージしましょう。
生身をヤスリと同じようなアスファルトで削りながら1mでも滑ったりしたら・・。
想像したら素手で何てバイクに乗れないし、軽装でバイクに乗るなんてもってのほかなのですよ。
出来るだけ、肌を出さない。
これは大昔からバイクに乗る装備の「基本のき。」であり、最低限の自己防衛なのです。
素手でバイクに乗るなんて基本からやり直せ、って感じなのですよ。
※教習所では全員グローブしてたはずなんですがね・・。
自己防衛しないでいつでも転ぶ可能性があるバイクに乗るなんてのは自殺行為に近いのです。
ちなみに・・
素手でバイクに乗る人達は上半身は半そでシャツだったりすることも多いですね。
だけど半そででバイクに乗ると後悔しますよ。
実はバイクってものすごく日焼けするのです♪
ワタクシが若い時だってそうだったので、日差しが強い最近の酷暑ならなおさらです。
Tシャツの日焼けって痛いだけじゃなく、結構みっともないものです。
※色白な人なんかすぐハムみたいな色になりますよ。
汗かくと埃や砂粒が肌について汚いですし。
短パンでバイクに乗ってる人もいますな。
こういう人は真夏の炎天下で熱くなったバイクのシートで火傷すればいいのです。
サンダルでバイクに乗ってる人もいますな。
足付いたときにサンダルが滑ってコケても知りませんよ。
まあ全部自己責任です。
知り合いなら一応は忠告はしますが、
自己防衛しない人が事故しようが怪我しようが損しようがワタクシは知ったこっちゃありません。
「それ見たことか。」
と、遠くから思うだけです。
※頼むからワタクシの見えないところで、ワタクシに迷惑かけないようにしてもらいたいです。
バイクに乗る時は何があっても素肌は出さないのが基本ですよ。
グローブやウェアは防寒や防御だけでなく防塵+日焼け防止という意味もあるのです。
ノーグローブは涼しそうだが実はそれほどでもない
が、実はそうでもないのです。
手の先で暑さを感じるということは多くないように思えます。
※何かに触れて熱い!というのとは別ですよ。
真夏のツーリングに出かける際、
ヘルメットやメッシュジャケットを装着するだけでも暑いと思いますが、
グローブについてはあんまり暑いと思ったことはありません。
走りだしちゃえば、ヘルメットやジャケットもそれほど暑さを感じませんしねえ。
いいものは長持ちするしねえ。
なんてことはありません。
不思議なものでバイクに乗るときのライダーの装備なんて走りだしちゃえば特別暑いと思わなくなります。
もちろん、熱中症には気を付けるべきですが。
※長野は渋滞がほぼないので走ってる限りは涼しいのです♪
まあ渋滞だらけの都会ではそうもいかないのかもしれませんが、
交通量が多いということは車や人、チャリなどと接触する可能性が高くなるということです。
要するに転ぶ可能性が高くなるということです。
ならば、
余計にグローブは装着すべきだと思うんですがどうか?
止まってると暑いですがやっぱり安全には代えられません。
ちなみに・・
ワタクシはグローブせずにバイクに乗るのは違和感があるのです。
整備する時はともかく、素手でバイクのグリップ握るのってなんか嫌じゃないです?
※グリップは結構汚いし、ゴムのカスが点いたりして結構不快です。
ワタクシの場合、昔からずっと続けているのでそれが当たり前になっています。
今風に言うと「グローブをはめたり長袖ジャケットを着るのはバイクに乗る際のルーチン。」となっています。
「バイクに乗る際にグローブをするなんて何を当り前のこと言ってんだ?」
とベテランライダーの皆さんは思うかもしれませんが、最近それぐらい素手でバイクに乗ってる人を良く見かけるということです。
バイクに乗る際にグローブを装着するルーチンは万人におススメします。
その時に「これからバイクに乗るんだ!」というテンションに持って行くのです。
なんだかんだ言っても要するに慣れの問題なのかもしれませんな。
ああ、そうそう。
ワタクシはチャリに乗る際もグローブをします。
グローブをするのはほぼバイクと同じ理由です。
軍手っぽいやつでいいんですよ、ドライビンググローブは。
※本格的な革製だとちょっと頑張りすぎな気がするし。
ワタクシは車に乗る際もグローブをします。
シフトノブが熱かったり冷たかったりするのが嫌なのと、汗でハンドルが滑るのが嫌だからです。
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まとめ
「バイクに乗るならグローブくらいはしろ。」
ベテランライダーでノーグローブの人は居ない・・ハズです。
その理由を想像してみればいいのですよ。
「自分は転ばないからグローブなんてしなくていい。」
と言って軽装でバイクに乗る人がいます。
オフロードバイクのプロテクターでも似たようなこと言う人がいますが、
一度コケて大けがするとほぼ例外なく高価なプロテクターを買いまくるようになります。
※プロテクターを買わない人はバイクを辞めちゃう人です。
転んだ時の想像力が足りずに、自信過剰な人と知り合いなら一度は忠告して上げるべきです。
バイクは誰が乗っても転ぶ可能性がある乗り物です。
転ぶときは自分の意思と関係なく転びます。
プロライダーだとしても、です。
※誰だって転ぼうと思ってバイクに乗ってるわけではないのです。
同様に、サンダルでバイクに乗ったりTシャツや短パンでバイクに乗ったりする人も想像力が足りてません。
アナタの知り合いがノーグローブをはじめとする軽装でバイクに乗ろうとしたら注意してあげるのが友達ってものです。
一度ちゃんと説明して忠告しても考えが変わらないような人とは距離を取るべきですよ。
ちょっと想像すればすぐにわかることなのに、
バイクに乗る際、意地張ってノーグローブをはじめとした軽装を通そうとする人がいますが確実にバカです。
今後のアナタの人生に利をもたらすとは到底思えません。
そういう人はアナタの知り合いリストからスッパリと切り捨ててもいいのですよ。
万人にいい顔なんてしなくていいのです♪
今年の夏は暑すぎて車の中に置いておいたグミが溶けて固まってすごいことになった。
バイク搭乗時に身に着ける装備は決して安いものではありませんが全部理にかなっています。
それでも最近は恵まれてるんですよ。
格好つけて高価なバイク用の装備を買うから高くつくわけであって、ワークマンに行けば格安でヘルメット以外のバイク装備は全部そろいますよ。
※ワークマンなら一流メーカーのヘルメット代より安くフル装備+レインウェアくらいまで行ける気がします。
最悪、軍手でもいいのです。
ちょっとカッコ悪いかもしれませんが素手より防御力は確実に高いです。
※でもやっぱり普通の軍手は滑りやすいので、最低でもゴムの粒粒がツイてる高級な軍手くらいは欲しいですな。