仕方なかろう、コロナに感染しちゃったんだから。
しかも「GWが丸つぶれするというタイミング。」で。
という症状はほぼなくなったころの自宅待機中に書いた記録です。
コロナ、舐めるとヤバいですよ。
とうとう当倶楽部にもコロナが来た
呼んでもいないのに。
まーったく普通に仕事行って、まーったく普通の生活をしていても感染するのが「感染症。」です。
ワタクシ、飲み歩いてもいないし、疑わしい人との濃厚接触もないし、マスクも手指消毒も欠かさない方です。
なので、すっかり「ワタクシはかからない。」と高をくくっていました。
が。
GWを間近に控えた4月の22日。
明日は3回目のワクチン接種だねえ、なんて言いながら普通に自宅で晩食をしていました。
仕事の関係で会議があり帰宅が遅くなっていた嫁が、
「なんだかだるい。」
とか言い出します。
「疲れが出てんだろうから、はよ寝なさい。」
という事になり、その日は早々に就寝したのです。
が。
翌朝、かなり嫁がぐったりしています。
明らかに普段と様子が違うので、予定してたワクチン接種をキャンセルし、近所の病院に電話しまくって数件目でコロナの検査をしてもらえました。
※ここまでで2時間以上経過。
病院内に入れてくれない
大きな総合病院ではコロナの疑いがある患者のPCR検査は病院内に入れてくれません。
医療関係者の皆様の工夫の結果がすごい。
超システマティック。
※請求は後で郵送で来るようだ。
という「ところてん方式。」でした。
さすがにコロナ禍3年目ともなると、システマティックで見事です。
結果はその日のうちに、電話で連絡が来ます。
見事に「コロナ陽性。」と診断されました。
この時点では嫁が。
濃厚接触者
ワタクシはこの時点ではまだ濃厚接触者です。
最初に関連する仕事関係の各機関に、
「濃厚接触者なので来週は全部無給で休む。」
という連絡を入れまくりました。
※自宅で出来る仕事はするけれど、無給与。理不尽だが田舎はそんなものです。
濃厚感染者の疑いがあるのに公の場に出るのは、
「感染爆発させた犯人。」
にされても仕方ないのですよ。
まあ、濃厚接触者をカミングアウトした時点で「田舎では ばい菌 犯人扱い。」なんですがね。
※なので結構勇気がいりましたが「すさまじい嫌味とともに休暇を認めてもらうことに成功。」しました。
それと、
当倶楽部に出入りしそうな 暇人ども には予め連絡しておきました。
それでもワタクシの友人たちの中には空気を一切読まずに、
「いよぉお!」
とか言いながら突然来る奴が本当に居る。
※それくらい変わってないと面白くない。
静かな当倶楽部の住環境で、近くで「普通でないエンジン音。」が聞こえると身構えてしまうのだった。
全く事前連絡がなく10年ぶりに来たくせに いきなり泊めろとか言う奴の 脳みその内部構造を分解して調べてみたい。
※つか、社会生活ちゃんとできてるのか心配だったりもする。
濃厚接触者とはいえ、この時点では感染していないと確信があったワタクシ。
体調的にはピンシャンしてたので、出来る範囲で家庭内隔離を行い、外出を控え、当倶楽部ガレージでZ1-Rのエンジン分解しておりました。
少なくとも、2日間は。
この光景を見ると気合が入る。
この記事は多分10回くらいに分けて書きます。
書くことが多すぎる&マニュアルに書いてないポイントとか書いておきたいし。
ちなみに・・
感染経路が「家族。」という問題はシャレになりません。
当倶楽部では、除菌スプレーが3本あり、普段からフル稼働しております。
それでも、100%触れたところを除菌できてるとは思えません。
従って、
「家庭内にトイレや風呂、洗面所などの水場が二カ所以上ある。」
そういう大豪邸に住んでいる場合を除けば、経験上、家族の誰か一人でも感染したら高確率で全家族に感染します。
一つのテーブルで長時間感染者と食事を一緒に取ったり、お酒を一緒に飲んだりしてたらほぼ間違いなく感染します。
問題は、
ということなんですよ。
なにせ、
「自宅ではマスクはしない。」
「自宅ではさすがに気が緩みがち。」
ですから。
始まりは喉の異常な痛み
という自覚症状が出始めたのは嫁が寝込んでから3日目。
酒ヤケかな?と思っていました。
が。
のどが痛いんですよ。
尋常じゃないレベルで。
とはいえ、
咳も熱もないし、だるくもないのです。
とにかく飲み物が飲み込めない。
つばですら飲み込めない。
「ゴクゴク。」という二連動作が完全にできなくないんですよ。
※この症状が最終的には「声が出ない。」レベルにまで発展します。
のどが痛くて上がむけない
「上を向くとのどぼとけの辺りに違和感が有りまくり。」
で真上を向けないんですよ。
という事はですね。
飲めないってことです。
※初めて実感しましたが、コップはコップを傾けるけれどペットボトルは首を傾けませんか?
ペットボトルの飲料を飲もうとするだけで激しくせき込みます。
※もちろん口に含んだところでのどが痛くて飲めないんですが。
ついでに、
「座った状態では目薬がさせない。」
※寝て挿してた。
のどの激しい痛みのあと、コロナで言われているいろんな症状が出始めます。
※ワタクシもきっちりと高熱がでました。
嫁の陽性確定の3日後に病院に行き、
「アンタも陽性ね。」
という診断をされたのでした。
当倶楽部に蔓延したコロナの症状
感染源が嫁なのでワタクシと嫁はほぼ同じ症状でした。
当倶楽部のコロナ
※辛い順。
きついのは、喉の痛みに関連する呼吸関係ですよ。
これマジでヘタすると息できなくて死にます。
素人の感想ですが、
「気管と食道が上手く分別機能しない。」
のではないかと思えました。
喉の痛みに耐えて、なんとか飲料を一口飲むと気管に入るのでむせるんですよ。
むせると、さらなる喉の痛みが襲ってきます。
咳き込んだらさっき飲んだはずの薬が出てきたくらい、気管支と食道の感覚がおかしくなります。
※普段そんなことは絶対にないんですが。
食べられない
コレだけ喉が痛いと無理やりにでも固形物を飲みこめません。
※飲料ですら飲めません。
完全に体調を崩す前に持久戦覚悟で用意した「一食ごとに小分けに冷蔵したカレー。」があったものの、とてもじゃないですが、
「茶碗一杯のコメを噛んで飲み込む自信がないレベルでのどが痛い。」
んですよ。
蕎麦やうどんすら喉を通る気がしません。
結局、特に症状がひどかった「2日間は口にできた食料は泣きながら飲みこんだウェダーインゼリー2パックだけ。」でした。
※あと各種ののど飴。これはかなりありがたかった。
困ったことに、横になると不思議なことに鼻水が襲ってきます。
「鼻水と痰がのどに入ってくる。」
飲みこめば痛いし。
我慢してるとだんだん息が出来なくなります。
夜はこれらとの戦いになります。
当然、眠りは浅いんですよ。
ワタクシは、ペットボトルを用意してそこに吐き出していました。
※吐き出したものを「コロナ水溶液。」と呼んでいました。
吐き出すものは一晩で500mlくらいになります。
結構な量です。
※朝方には吐しゃ物に血が混じるようになるのでちょっと怖くなりました。
ちなみに・・
「病気の時は食って寝る。」
一流有名人のルパン3世もそう言っています。
普通は病気の時ほど、飯は食うべきなんですよ。
※内臓疾患のときは、医者に従いましょう♪
でも喉がこういう状態だと「食うに食えないんだな。」と実感しました。
※今回、初めての経験でした。大抵、何があっても腹は減るタイプなので♪
世界をバイクで駆けた加曾〇隆さんと焚火を囲んで何度も話したことがあるのですが、
「未開の地で大量が悪くなったらひたすら食って寝る。」
と言ってました。
※バイクは壊れると動かなくなるけど、自分は寝てれば何とかなる、みたいなことも言ってらした。
さすが鉄人のいう事は重みが違う♪
※氏を心から尊敬していますが軍団で一緒に行く林道&温泉ツアーはいろいろ大変そうなので行きません♪
病気の時は自助能力を最大限発揮する以外ないんです。
他人に変わってもらうことができない以上、それしかできることは無いんですよ。
そして、
「出すものは出す。」
のも大事です。
※病原体を効率よく大量に体外に出すのに最適なのは排泄することです。
食料&生活必需品のストックは置いておけ
これらの一部は、コロナ禍で自宅籠城する際も非常に有効でした。
ウィダーインゼリーは常時数個冷凍してあります。
いざという時に氷嚢の代わりになるし、熱中症の時にも有効なので。
暑い時期のエンデューロレースで培ったノウハウです。
今回これが非常に役に立ちましたな。
冷たいウェダーインゼリーがほぼ唯一の食べられる食料でした・・。
※長い間モノを噛まなかった後に、久々に噛むとアゴの筋肉の感覚がビックリするのも新鮮でした。
が。
「パスタや鯖缶、乾麺系はのどが痛いときは食えない。」
こともわかりました。
また、
飲料関係は炭酸水のストックが常に1000ml×12本があります。
平時は「焼酎を割る。」のに重宝しているのですが「のどが痛いときは飲料としては結構ダメ。」という事がわかりました。
※緊急時には一気に飲めないので炭酸水はいいらしいんですが。
メーカーなんてどこでもいいです。
箱で買って配送してもらうのが吉。
レモンフレーバーの奴を近々に冷やして真夏に飲むのもアリ。
仲間のありがたさ
マジでありがとうって感じです。
物資補給系では、 主に緩めのデザート系の 食材たっぷりの段ボール箱が、
「リクエストよろしく。」
という どっかのミュージシャンみたいな メモ入りで玄関前に置いてあってビックリだ。
※君にこういう可愛い趣味があるとは思わなかったぜ(笑)プッチンプリンとかな(笑)
ワタクシのリクエストは「のど飴3種類以上。できればいろんな味のあるやつ。」という面倒臭い物でしたが、翌日には届くというamazon並みのレスポンスに感謝だ。
ホントに、仲間ってありがたいわー。
ワタクシも君たちが倒れたときには力になろう。
任せろ! 5寸釘とハンマーもってとどめ挿しに行く。
今回、痛感したのは
「一人暮らしでワタクシと同じ症状が発症したら最悪の事態になりかねない。」
という事ですな。
今回当倶楽部では「夫婦ダブルダウン全滅コース。」となりましたが発症が3日ほどズレたため、
「互いにフォローできる日があった。」
のが強かったと思われます。
※感染の原因は間違いなく家族だとはいえ。
アルミ材は加工が楽でいい。
でもこれからアルミ製品は値段が上がるはず。
この間に、
などなどが出来たわけですよ
コロナで弱り切った人間一人で全部やるのは限界があります。
しかも、
単身賃貸世帯は決して広くないため、トイレットペーパーなどの嵩張る系必需品のストックが乏しいハズです。
ネット経由ですぐ宅配してくれるようなサービスでもない限り、生活に支障をきたす感情性は極めて高い。
コロナかが続く限り、
「倒れても食事どころか何もできないという事態を想定しておく必要がある。」
んですよ。
その事態になっても大丈夫なようにいろいろ準備しておくべきかと思います。
※その準備に当記事が少しでも参考になれば幸いです。
取り合えず一人暮らしの場合、
「異常を感じたら最も身近にいる親族や身内のところに避難できる体制。」
を確立しておくことも重要ですよ。
逆に、
家族が多くなれば食品や生活必需品のストックも増えるわけですが、
「誰か一人くらいは多少マシに動ける。」
というラグビーで言うところの「一枚浮かす状況。」をいかに作るか?ですよねえ。
ラグビーは人生を教えてくれますなぁ。
ちなみに・・
「タバコ止めててよかったね。」
某医療関係の友人からLINEで言われた言葉です。
ワタクシは当ブログでも記事にしたように数年前にタバコ止めています。
喫煙者はコロナに限らず、呼吸器系がやられると重症化するらしいんですよ。
ワタクシの場合、コロナの症状がひどかった時は経験のないくらいののどの苦しさでした。
「気管支に少しでも水分が入るとあんなにむせて苦しいんだ。」
という事を知りました。
「酸欠ってこういう事なのかもなぁ。」
とむせながら思ったりもしました。
※マジで息ができない。涙も出まくり。
クシャミも咳も痰も、何かが異常なわけで。
タバコは気管支を弱めるように助長させるようなもんは、出来るだけやめておいた方がいいと思うのでした。
※今タバコって600円もするの?すげえ!
特に「中高年は自分が思っている以上に体力ない。」ですから。
※30秒もせき込んでごらんなさい、真っ青になりますよ。しかも、その後はのどが猛烈に痛いです。
こんな記事もあります▼
発症から5日目のワタクシ
そんな感じです♪
寝すぎて頭が痛いですが、Z1-Rのマフラーの集合部を磨く余裕すらあります。
実際は、4日目の朝から割と元気でして。
発症から4日目は、
等が出来たくらい。
※あと、4日ぶりに酒飲んだ。酒うめえ。
カーボン落とさにゃねえ。
嫁は7日間経った今も若干だるいと言うております。
※発症から6日目の嫁は、2時間程度草むしりしたらダウンした。
この差は「ひとえに基礎体力によるもの。」だと思えます。
※やっぱり中高年は体力(健康ともいう)が最重要ですな。
ワタクシは現在、
はしますが「全体として80%くらいは回復。」を実感しております。
※普通に風呂にも入れています。
外に出かけられないのがきつい所。
起きて窓の外のアルプスがきれいだと、
「とりあえずチャリでトレーニング行ってくる!」
という勢いになりそうですが自重しないと「軽めのテロの主犯。」ですからね。
※でも間違いなく街中にそういう人たくさんいるよ。まだまだマスクは必須だと思う。
ワタクシ的には、無駄に元気なので無駄なことを始めてしまいそうで怖いですな。
※いきなり車やバイクが一台増えたりする可能性大。置くところを真剣に考えてたりします。
保健所からの電話による通達によりますと、自宅待機期間はほぼGWを全部ということになります。
天気がいいこの時期は
気持ちのいい時期なんですよねえ・・。
あああ。
ああああああああ!
ちなみに・・
意外と知られていませんがコロナ陽性時の自宅待機の期間はいつわかるか知ってます?
病院での「陽性。」が確定すると、
このタイミングで、
「自宅待機の日付が明確になる。」
のですよ。
症状発症日(自己申告)から何日間
と決まっているようです。
※もう一回、自宅待機期間内に保健所から電話来るはず。
それにしても、
病院の関係者様
保健所の関係者様
電話での対応は完璧なまでに見事でした。
わけわかんないこという患者とかいるんでしょうねえ・・。
この際、うんと自分のために得をためておくといいんじゃないかと思います。
※投げ銭したい勢いです。
本当にありがとうございます。
そして、お疲れ様&もう少しお世話になります。
まとめ
2022年のGWにドンピシャとか笑っちゃうのですが、笑えません。
この体験をオープンにしつつ、ワタクシたちの今後の行動指針にしようかと思うのでした。
当記事は、
「外部でどれほど注意して生活してても、家族が感染して帰ってくると家族丸ごと感染することがある。」
そして、
「コロナに感染すると結構きついということ。」
当記事ではこの二点だけは覚えて帰ってくれ。
今後どうなるかわかりませんが、現時点まででわかったことを具体的に再度列記します。
良いかよく聞け。
「家族が落ち込むと一緒に生活している人は全滅する可能性が高い。」
「感染してから発症まではタイムラグがある。」
「発症すると一気に熱が出るし、息が出来なくなるくらい咳は出る。」
「のどが痛くなったらヤバイ。」
「のどが痛いときは、ペットポトルで飲料は飲めない。コップがいい。」
「のどが痛いときは、ウィダーインゼリーがおススメ。」
「のどが痛いときは、のど飴わりと効く。」
「のどが痛いときは、寝ててのどが痛すぎて目が覚める。」
ということ。
どんな時でもそうなのですが、
が地味に効いてくるんですよ。
※ちゃんと眠れる奴が最終的に強いんですよ。
眠れなくて体力消耗し続けるのは、高熱や寒気なんかよりもよっぽどキツイ。
だからと言って、
スマホなどで動画などを見ながら横になると目がさえるので余計眠れないんですよ。
※でも昼間はamazonプライムで「ワンピース。」見て泣いてた。
今回のワタクシは、夜横になってのどが痛いのを紛らわすため 積ん読してた 本屋大賞受賞作品など4冊ほどを読み終えました。
※久々の長編小説は正直面白かった♪
ついでに、
「食材や生活必需品は最低1週間分はストックしておくべき。」
ですよ。
※災害用の非常食でもいいんですが「のどを通らない。」のは大問題。
発症から5日経ちましたが、体重が4キロ落ちていました。
※酒飲んでないから、かもしれませんがいつもより水分は多めに取りました。
それくらいキツイってことです。
とりあえず、
コロナの症状発症後、5日目。
ようやくPCでなんか作業しようとする気になりました。
※仕事が止まる止まる。
最後に、
ブログの更新の 厳しめの督促 ご声援ありがとうございます。
落ち着け。
ちなみに・・
GWに予定してた大量の出かける予定や人に会う予定を全部キャンセルしたのはちょっと残念ではありますが、また次の機会もあるし。
こういう運命だったんだという事で 凄くクヨクヨしたいけれども 早く割り切った方が得な気がします。
続々届く友人たちからの「今遊びでここにいるぜ連絡。」に対してもぜんぜん悔しくないぜ(´;ω;`)
むしろ、
「とりあえずコロナウイルスにかかるとこうなるという実体験が出来て非常に貴重な体験だった。」
と言えなくもないのです。
実体験を正しく伝道することができてうれしいくらいです。
転んでもただでは起きないぜ(´;ω;`)
逆に、せっかくの長期 自宅待機 休暇ですので有効に使うべきですな。
陽気もいいので、
実はすでにカムチェーンガイド交換までは終わってたりしてな。
※別記事にするまで、震えて待て。
中高年にとって時間は常に有限なのです。
ボーっとしてる場合ではないのですよ。
とりあえず、
庭で近所の猫と遊びながら、薪でも割ってようかと思うております。