それはなぜか?
目に異物が入りにくくなるのと目が乾くのを防ぐという意味があります。
中高年は目も守らねばなりません。
身体は大事に使えば一生使えるのです。
緑内障のワタクシから言わせてもらう
湿気のあるものは常に風にさらされると速く乾燥するのです。
雨天時ずぶ濡れになった後、雨上がりの高速道路を走ったら1時間くらいで乾いちゃった、なんて経験があるライダーは多いハズです。
それくらい湿気たものを風に当て続けると速く乾くのです。
歳をとると真っ先にやらねばならないのが保湿です。
※歳を重ねるとかいうもんか。歳とった、がわかりやすいし十分だ。
人間は歳をとるとあらゆるところが乾燥しやすくなるんですよ。
特に秋から冬にかけては乾燥するので肌に保湿クリーム塗ったりするじゃないですか。
手にニベアとか塗るでしょ。
唇だって渇くのでリップクリーム塗るじゃないですか。
目だって乾燥してるんですよ。
普通に生活するだけで乾燥するんだから、バイクで走ったりしたらさらに乾燥しやすいのは明白です。
バイクは風を切って走るので非常に乾燥しやすい状態が続くということです。
洗濯物に扇風機で風を当て続けると速く乾くのに似ています。
※高速道路の走行はまさにコレです。
一般的に「ドライアイ。」と軽く言いますが、実は目の乾燥はいろんな目の病気に発展します。
ワタクシは目の保守や保湿に非常に無頓着だったのですが、緑内障を発症してから超気を使っています。
緑内障は失明するリスクが極めて高い病気です。
40代を過ぎると緑内障に疾患する割合が激増するけれど、自覚症状がないので突然末期になってたりるるのですよ。
※ワタクシも気が付いたときは7割方視神経が死んでました。しかも一年程度で急に、です。
検査で判明するまで「目の乾燥とか気にしたことない。」というお気楽人間でした。
当然、バイクに乗る時はノーメガネ&シールド全開でしたし。
そんなワタクシだって目が見えなくなるのは怖いのです。
※本当は目を休めるためにPCのモニタを凝視してブログ書いてる場合じゃないのです。
とにかく。
目の乾燥はいろんな目の病気につながるのです。
歳をとるにあたって普段から気を付けておく必要があるのです。
マジで。
※若い人も結構ステルス緑内障の人いるらしいよ。
目の乾燥を防ぐには
眼鏡をかけると目が乾きにくいのを実感できます。
「目の乾燥防止にはメガネがいい。」というのはあくまでもワタクシの乾燥ですので参考程度に。
以前、ワタクシは眼鏡をかける習慣はほとんどなく、車の運転時や夏の海でのサングラスくらいでしたが、
緑内障が発症してから最初にやったのは「ブルーライトカット。」の眼鏡で目の保護をしようとしたことです。
某有名眼鏡屋さんで吊るしの眼鏡を購入しました。
だいぶ後でわかったのですが実は目の保護にはブルーライトカットはあんまり効果がないみたいですな。
※それでも気持ち的な問題で今でも使い続けていますが。
ワタクシは視力が良いのでレンズに度が入っていません。
※視力は普通に1.5以上ある。眼科で驚かれる。
ですが。
緑内障が判明して以降、1日も欠かさず眼鏡をかけて生活する「眼鏡君。」として生活しております。
開き直ってデザイン違いで複数のブルーライトカット眼鏡を保有して日替わりで眼鏡を楽しんでいたりします。
眼鏡に慣れてくるに従い、わかったことがあります。
眼鏡をかけずに生活をすると、目が乾くのが明白にわかるようになったのですよ。
PC作業をする際なんかは如実にわかります。
目の奥が痛くなるというか、何というか不快なのです。
※そういう場合、速攻で眼科で処方された「ジクアス。」を点眼して保湿します。

毎日目薬を点眼しています。
これが非常に面倒くさい。
一つは冷蔵庫保管なので持ち歩けないんだよ。
特に真夏。
そんなわけで。
バイクに乗る時は必ず、眼鏡をかけるようにしています。
※もちろん、度は入っていませんよ。
「ヘルメットのシールドを下げればよかろう。」
という人もいますが、ワタクシはバイクに乗る際には極力バイザーは上げたいのです。
バイクの走行中は風にあたるのが気持ちいいじゃないですか。
※雨天時くらいですよ、バイザーを閉めるのは。
こんな記事もあります▼
ちなみに・・
バイクで眼鏡を使う場合、傷もつくし、落とすこともあるだろうし。
適当なやっすいメガネでよろしいのです。
世の中にはたっかいメガネを使いたがる人がいますが、メガネは消耗品ですよ。
※高級な眼鏡を落として踏んずけでもしたら立ち直れないわ。
特にワタクシの場合は視力が悪いわけではないので、メガネのレンズに度が入ってなくてもいいのです。
100円均一の伊達メガネだって、中華製の 本当に機能してるんだか知らないけど 黄色い偏光サングラスだっていいのです。
というわけで。
某輸入工具屋さんで安売りしてた「作業用メガネ。」を愛用しています。
※セーフティグラスというようだが作業用メガネという方がしっくりくる低クオリティです。
数百円です(笑)
非常に丈夫です。
レンズに傷が付ても気にしません。
もう何個も買っています。
ガレージにたくさんころがっています。
イエローレンズなので世界が黄色っぽく見えますが、慣れればなんてことはありません。
※むしろ薄暗い時は周囲が明るく見えるので大変よろしい。

バイクに乗るときは眼鏡しようぜ!
これが非常に使い勝手がいいのだ。
これをかけたうえで、晴れた日中はヘルメット内蔵のスモークバイザーを併用しています。
これが非常に具合がよろしいのだよ。
トンネルに入ったらバイザー上げればいいだけだし。
最近のヘルメットには眼鏡用のスリットが入ってる
メガネのツルでコメカミが痛くなることがありました。
最近のヘルメットは普通にメガネのツルに対応する内装になっています。
非常に快適です。
眼鏡ライダーがヘルメットをかぶる時に一番いやなのが、
「メガネのツルがコメカミを圧迫すること。」
ではなかろうか。
せっかくぴったりしたフィット感のヘルメットを探し当てても、
メガネのツルが痛ければ短時間で我慢できなくなるのは明白です。
ヘルメットのせいで頭が痛くなるのは非常に不快なものです。
最近の 割と高めの ヘルメットの内装にはメガネのツルの逃げ部が作られています。
これが非常に優れモノでして。
眼鏡ライダーの悩みを半分くらい軽減してくれますな。
頭が痛くならないだけでなく、眼鏡をスムーズにつけ外ししやすいのが素晴らしい。
※昔はヘルメット被った後にメガネをつけるため、もたもたしてるライダーは結構いたのだよ。

OGKは多機能で比較的安いよね。
オンロードツーリングの場合はこのセットで出かけています。
VT250FHでもこのセットです。
この機能付きのヘルメットなら、
普段眼鏡をしない人でもヘルメット装着時に眼鏡をかけるハードルはだいぶ下がります。
ワタクシの経験上、バイクで走るときの目の乾燥を防ぐためにはメガネが極めて有効なんですよ。
伊達メガネでも偏光グラスでもいいのです。
メガネは最も簡単に目の乾燥を防ぐ方法だと思っています。
※副産物として、異物が飛んできても目を守れるしな。
こんな記事もあります▼
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ワタクシは若いころはメガネなんて絶対嫌でしたが、
いまではバイクに乗る時は100%眼鏡をかけるようになりました。
眼鏡君対応のヘルメットが開発されなければ、どうしてたかと思いますわ。
最近の やっすい デザインだけのヘルメットにはそういう機能がないものが多い。
これもヘルメットメーカーの皆さんの努力のおかげです。
本当によかった♪ありがとうございます。
※あまりに便利なので最近インナーバイザー付きのオフロードバイクのツーリング用ヘルメットも買った。
バイク用のヘルメットは、すんごく進化してて素晴らしいな♪
こんな記事もあります▼
ちなみに・・
最近のツーリング用ヘルメットには装備されることが多い「インナーバイザー。」は画期的な発明ではなかろうか。
ワタクシ的にメガネとインナーバイザーの組み合わせは最強です。
夏の日差しが眩しくないというのは非常にありがたい。
トンネルならインナーバイザーを上げればいいだけだし。
走行中に虫や落ち葉、石やゴミが飛んできてもへいちゃらです。
超便利♪
最近当倶楽部で買ったヘルメットは全部インナーバイザー搭載のモノです。
※嫁はインナーバイザーは気に入らないらしいが慣らし中。

今は無きSpeed&Strengthのヘルメット。
嫁は頭の形状がアメリカ人らしく、米国製のヘルメットがお気に入り。
※AraiとかSHOEIより、頭が痛くならん!と豪語しているのだ。
レースするとか長時間ヘルメットをかぶり続けると数グラムの重さの差でもじわじわ首や肩に疲労が溜まるのです。
それなら数グラムでも軽いほうがいいに決まっています。
装備や機能は極限まで削ってライダーの疲労を軽減するのがセオリーです。
※バイクも装備も少しでもライダーが疲れない楽なほうに進化してるのでレーシングマシンでも今は乗りやすいのよ。
ただし。
一般人が使う街中では使い勝手が最優先です。
でもインナーバイザーが内蔵されているのにヘルメットのシェルは大きくなってないからかっこいいし。
※その分安全面が大丈夫かっていう話もあるけれど。
技術革新というのはすごいな。
昔のヘルメットは何か機能が付与されると不格好だったり、一回り大きかったりしたもんだけれど。
あと、昔のヘルメットはとにかく重いんですよねえ。
※シンプソンのスーパーバンディットとか、くそ重かったしねえ。
確かにメガネは面倒くさい
メガネが習慣化するまで結構大変だったりします。
出先で眼鏡をどこに置いたか忘れがちですし。
※特に視力に問題がないワタクシのような場合は。
メガネを装着する場合、
ヘルメットを着け外しする際に余計なワンアクションが必要になります。
メガネは付け慣れないと出先で外してなくしがちです。
※で、地面に落として踏んだりするのだよ。
いくら安い眼鏡でも無くしたり踏んだりすると結構凹むのです。
運用方法が確立するまではシート上やリアの荷物の上に置いたりして、
どこに置いたかわからなくなって、慌てて眼鏡を落として踏んずけたことがありました。
目が悪くないワタクシは眼鏡が必須ではないので習慣化するまでは「眼鏡をするという行為。」すら忘れます。
※荷物の上に置いたメガネが走り出してから落ちる、ということも何度かありました。
ゆえに。
ワタクシの場合、
メガネを外したらバイクのメーター辺りに置くことを徹底しています。
走り出す前にメーターを見るので、この運用なら眼鏡を落っことして踏んづける、なんてトラブルが無くなります。
※最近ようやく習慣化できた気がします。
また。
ライディング時の眼鏡は「バイクに乗る時の専用品。」としてヘルメットと一緒に保管しています。
偉そうに書いていますが、ツーリングの後で外したメガネはそのままヘルメットと一緒に置くだけです。
こうすれば出かけるときに探さないで済むので楽です。
※某輸入工具店の作業用メガネは安いので複数買っておくのが吉。

Z1-R。
最近ツーリングの記事書いてないけど、マメに出かけています。
日帰りのツーリングは当たり前すぎて書くのが面倒になってるだけです。
最高のルーチンというのは頭で考えてもなかなか徹底できないものですが、
経験積み重ねた慣れの部分が大きいかと思われます。
※慣れとか習慣とかにしちゃうとなんでも何とかなるのだけれど、そこまで行くのが大変なんだよね。
ちなみに・・
ライディング用の眼鏡はヘルメットのバイザーと同じタイミングでメンテナンスしています。
メンテナンスと言うほど大げさなもんではなく、
軽く絞ったウェス(整備用のぺーパータオルが使いやすい。)で水拭きして汚れを大まかに落とした後、
乾拭きしてバリアスコートを塗布する、といった具合です。
塗布する薬液は適宜・適当でよろしいと思います。
※割と気分でガラコ塗ったりもする。
目を守るアイテムなので、伊達メガネとはいえ、割とマメにやっています。
大した手間でもないですし。
これをやっておくと視界がクリアで気分がよろしい。
バイザーとか眼鏡とか汚れてると結構不快なのです。
レンズに汗が付くと乾いても油分で視界が曇るしねえ。
たまにヘルメットのシールドが傷ついてたり、すごく汚ったないライダーがいますが、
常に目に入る場所なのに気にならんのかね?
まとめ
たとえ、視力が良くても、です。
直に中高年ライダーは目の乾燥は大敵です。
メガネをかけると思いのほか目の乾燥を防げるんですよ。
それを知ってからはバイクに乗る時は必ず眼鏡を装備しています。
その結果、
今では眼鏡をかけないとしっくりこない眼鏡君になっているワタクシです。
※もう一回書くけれど視力は1.5を超えています♪ 老眼気味ですが
ワタクシが通院している眼科の先生に言わせると、
目の乾燥は本当に怖いらしく、乾燥からいろんな目の病気との合併症になるとのこと。
そういう話を聞いたらホレ。
普段から気にして生活したほうが良さそうな気がしませんかね?
特に乾燥する時期のツーリングでは目の乾燥が進みがちです。
乾燥を防ぐ目薬を差しながらツーリングしてる人を見たことないけれどいるのかね?
目薬は温度で変質してしまうらしいので持ち歩きはしませんが、朝夕は必ず点眼しています。
※処方箋でもらう目の乾燥薬液「ジクアス。」は最強ですな。多用しています。
とりあえず。
中高年ライダーに限らず、目の病気の予防でできることは目の乾燥を防ぐことしかないのです。
それにはメガネが結構有効だよ、って話でした。
※目に限らず、保湿は中高年の必須事項ですよ。手とかカサカサしてると油汚れが落ちなくなるしね。
目は大事にしましょう。
生きてる間は最後まで目はガッツリ見えた方がいいに決まってます。
※確かエリア88でそういう話が合ったと記憶しています。
ワタクシのように目を傷めて、眼科に一生通い続けねばならないのは苦痛ですよ。
※いまだに緑内障の原因は不明ですが、おそらく単身赴任によるストレス。
ちなみに・・
40代超えたら年に一度は眼科で緑内障の検査したほうがいいですよ。
緑内障は発病したら二度と直らないので現状を維持することしかできません。
要するに悪化を阻止して現状維持することしかできないのです。
そのため、一刻も早く発見することが大事です。
仕事関係の健康診断で目の検査のオプションを選べるならそうすべき。
こういうところで経費をケチってはいけません。
※健康診断の血液検査の結果に右往左往するのはダサいけれど、目の検査はマジでやっておけ。
目の検査をする機会がない場合は、時間を作って眼科に行き目の検査をしましょう。
目にぴかっと眩しい光を浴びる眼底検査ってやつです。
※血も取らないし、痛くもないです。
そうそう。
緑内障は自覚症状がまったくありません。
ワタクシのように普通に生活できていても「視神経が7割死んでる。」場合もあるのです。
※視野が狭くなってるんだけれど細かい検査しないとまったくわからないレベルです。
全く自覚症状がなくても40代以上は数割が疾患してるそうです。
怖くないっすか?ワタクシは怖いです。
検査結果で医者に「緑内障です。」って言われると結構凹みますが、
現状維持をすれば失明が防げるかもしれません。
何もしないで突然失明するよりはなんぼかマシです。
「四の五の言ってないで、いいから目の検査にいけ。」
それでバイクや車で遊べる時間が増えるなら安いもんです。

Z1-R。
まだ乗ってみたい車やバイクもあるんだろ?
見えなくなったら終わりだぜ♪