シールドを【開けて走る派】と【閉めて走る派】に分かれます。
各々には言い分があるのです。
まあどっちでもいいっちゃいい話なんですけどね。
当記事の目次
ヘルメットのシールドを開けて走る派
どういうわけか、バイクに乗り始めたころからシールドは開けて走ってた記憶があります。
サーキットの体験走行でも、シールドを少し開けてたくらいです。
走行中のヘルメットのシールドの開け閉めについては、
個人の趣味趣向によるところが大きいんでしょうが、ワタクシは完全に閉め切っちゃうと閉塞感があるんですよね・・。
※閉所恐怖症でもないのですが。
結構ヘルメットの開口部って広いです。
それに、
走行中に風が顔に当たらない状態が好きではないのですよ。
顔に風が当たらないと走ってる感覚が薄い気がするんです。
※「車でも極力窓は開けたい派。」です。エアコン嫌い。
ちなみに・・
シールドを開けて走りたい半面、眼は保護したいのです。
ワタクシは緑内障を発症しておりまして。
※現在はまだ視界はそれほど欠損してないので普通に生活できて入るんですが。
という意味で、
シールドを開けてサングラスをかけて走っております。
トンネルではちょっと怖い。
※イエローのサングラスが結構いいです。
最近は、
「サングラスが内蔵されてるヘルメット。」
があるので次はソレにしようかと。
デザインが気に入ればいいんですが・・
※極力人と同じヘルメットははカブりたくない主義です。
だいぶ世の中に浸透してきた感のあるOGK KABUTOのヘルメット。機能も軽さも申し分なし。
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ヘルメットのシールドは閉めると曇る
雨天でも曇りますね。
どんな時でも、バイクのヘルメットのシールドが曇るのは結構不快なのです。
マスク+メガネに似てる
マスクしてメガネをかけてるときも似たような現象が起来てメガネが曇りますね。
寒い時期にマスクをして走ったりするとメガネが曇るってやつです。
コレも不快。
※鼻のところに針金が入ってないマスクだと絶対曇るのですよ。基礎体温高いんですかね?
マスクから鼻出して湿気がこもらないようにしたいのですが・・。
「マスク警察。」とやらが怖いのでそうそう鼻も出せませんな。
ヘルメットの場合は、
シールドを開け放って、ヘルメット内部の温度や湿度を下げて曇りを取るのがセオリーです。
一円もかからずに対処できます。
ただし、
寒い時期は結構寒い。
そして、
雨の場合は雨粒が痛い。
寒い時期にツーリングでラーメン食べると吐息でシールドが曇りがち。
シールドの曇り防止策1
シールドを少し開けた状態で固定して走ると曇りを防止できます。
自然とみんなこれをやっていますね。
一円もかからずに曇りを防止できる優れものです。
シールドの曇り防止策2
曇り止め防止には、いろんなケミカルが出ています。
ヘルメットを新品で購入するとオマケで「目薬見たいな入れもので曇り防止剤。」が付いてくる事がありますし、
油膜取り&曇り止めのような泡状のスプレーケミカルも多いです。
シールドの曇り止めは色々試しましたが、効果が長続きするモノが少ないように思えます。
当倶楽部ではヘルメットを洗うときにシールドを外して綺麗に水洗いと内側の脱脂をしたうえで、
「バリアスコートでコーティング。」
しています。
※多少違うかな・・というくらいの効果ですが当倶楽部は「バリアスコート教。」と言ってもいいくらいこのケミカルを信じています。
バリアスコート様なら、きっとお助けくださるじゃろうて。
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シールドの曇り防止策1
手前味噌ですが、純正品よりよほど使い勝手がいいので困る♪
ヘルメットの鼻の部分にブレスガードという吐息カバーを装着するとシールドの曇りは結構マシになります。
ヘルメットメーカーが純正でパーツを出してるモデルもあります。
ワタクシは革でブレスガードを自作しました。
※結構簡単です。革細工やったことあればすぐ出来ます。おススメ。
当倶楽部のオリジナルブレスガード商品作って売ろうかしら?
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ちなみに・・
「夏はシールド閉めて走る派の人は暑くないのかね?」
というくらい、
シールドの中は熱気がこもります。
やはり風が流れるということは、湿度も熱気も抜けるということです。
確かに、
汗かいてホコリの中を走ると顔がジャリジャリになることはあるのですが、それでも風が流れる快適さには勝てません。
なんかバイク乗ってるって感じがするのです。
※車に乗るときも窓は開けたい派です。
構造上ヘルメット内に空気を流すベンチレーション機能は、
それなりにスピード出てないと機能しないので渋滞時なんかは意味ないんですよねえ。
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スモークシールドは閉めると夜暗い
ただし、日が落ちると一気に視界が無くなります。
悪天候やトンネル内でもそうです。
そういう状況でも走らなければならない場合、ヘルメットのシールドを開けざるを得ないのです。
「夜間走行が多い人はスモークシールドを付けちゃダメ。」
ってことですね。
普通に考えれば、
という運用が良いのかもしれません。
バイザー付きヘルメットの値段はピンキリ。
やはり高い方が安全性が高いの・・かなぁ。
上記よりいろいろ検索できます。
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ちなみに・・
数年前、真夏のビーナスラインツーリング中に夕立に遭遇、一気に真っ暗になった時スモークシールドでは視界がなくて困った記憶があります。
※適度に距離を取った前走車のテールランプを頼りに走り切りましたが。
基本的に、
「雨天がわかってる場合はバイクで出かけない。」
という贅沢な環境に住んでいるので久々の夕立による視界不良に焦りました。
ワタクシは当然トンネル内ではシールド開けています。
しかも、
雨粒って40km/hくらいからシールドの隙間から入ってきても直接あたると結構痛い。
んですよねえ。
※バイク乗りにしかわからない雨粒の痛さ。
その時はマジでクリアシールドが欲しかったです。
※この事件以降、嫁はクリアシールドに変更したくらいです。
ヘルメットのシールドを閉めて走る派
湿度も熱気も籠るので寒い時期は好都合です。
そして音が結構遮断されますね。
シールドを開けて走ると空気が流れ続けます。
ということは・・。
乾燥するってことです。
乾燥してる時期にシールド開けて丸一日走り回ると相当肌が乾燥しています。
※中高年はバイクで出かけるときには露出部にクリームなどを塗るべきですよ。
それに、
少しでもシールドが開いていると風切り音が気になる人には気になるらしいのですよ。
※バイクで走るにあたり、風切り音はお友達だと思うのですが。
さらに、
外部への防音効果も高いのです。
シールドを完全に閉めて走ってる人は「ヘルメット内カラオケ。」をやってる人が多いです。
高速道路は「ヘルメット内カラオケ。」の頻度が異常に高いので、休憩時に声が嗄れてる人は大抵歌っています。
ただでさえ、
乾燥するので「ヘルメット内カラオケ。」の際は喉には気を付けていただきたい。
ちなみに・・
ヘルメットのシールドを全閉状態だと走ってる感が薄い気がするのです。
あたりまえですが、
バイクの速度が上がると顔に当たる風圧が強くなります。
意外とこの風圧が無意識に「リミッター。」になってるように思えます。
加速や視覚などと相まって、風圧でも人間はスピード感と感じますね。
一般道で走る場合、こういう感覚も大事だと思うんですよ。
※意外に身体に当たる風圧で速度を計る感覚って正確だったりします。
シールドを閉めると入ってくる風を防げる
寒い時期は、バイクで走行中に顔の当たる風が本気で冷たいのです。
とはいえ、
顔部分は結構寒さに耐えられる気がします。
※どちらかというと、手や足の末端部の冷たさの方が先に辛くなるように思います。
逆に言うと、
冷たい風で眠気を覚ますこともできます。
※まあ、本気で寒い&眠い場合は休憩所で仮眠することをおススメしますが。
シールドを開けて走ると異物が入ってきて不快
ヘルメットのシールドはこれを防いでくれるありがたいパーツです。
舗装路の少ない田舎ではホコリやゴミがバンバン飛んできます。
※風が強い日の河原の土手道や畑の土埃が舞う様は圧巻です。
砂がヘルメットに当たる音が聞こえるくらいです。
バイクは身体がむき出しですからねえ・・。
※顔を守ったところで全身にはホコリを浴びてるんですが。
そして、
どこへ行っても山ばかりの長野です。
夏の夜の山沿いの道では「バイクで虫の大群の中に突っ込んでしまう。」ので、シールドを閉める方が無難です。
※その前に日が暮れたら走らない方がいいです。市街地をちょっと離れると、街灯の少なさったらないです。漆黒です。
ちなみに・・
田舎の夜の虫は想像以上に多くてデカいのです。
夏の夜の長野の山間の街道は 真っ暗ですが 空いてていいペースで走れるんですが・・。
虫が多いんですよ。
それも、異常に。
大型甲虫は飛ぶスピードが遅い。
最近はLEDの街灯が増えたので街灯に集まってくる虫がだいぶ減りましたが。
まだ電球だったころは、街灯の明かりが半分も見えない位の虫がわんさか舞ってました。
※田舎道の街灯は少ないので飛んでる虫が遠くから目視できるくらい密集するんですよ。
これがね・・
この虫たちがバイクやバイク乗りに直撃することがあるのです。
想像したくないですね。
そして。
虫って思ってるよりかなりデカいのです。
特に蛾。
夏の夜こそヘルメットのシールド全開は止めたほうが良いです。
Tシャツなどの軽装も避けるべきです。
※虫が時速60km/hで身体に当たると結構痛いです。
実際にクワガタが服に刺さることがあります。
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まとめ
よくよく通りすがりのライダーを観察すると両方いるので面白かったりします。
ヘルメットの性能向上
年々、ヘルメットの性能が良くなっています。
特に、ベンチレーション機能については10年前と比べ物にならない位優秀になっています。
ベンチレーション機能があっても、それなりのスピードで走行しなければ空気の流れが起こらないとはいえ、
10年くらい前のヘルメットに比べて内部に籠る熱気や湿気は各段に改善されて快適になっています。
ヘルメット内部の換気という点については、
走行している限り、無理にシールドを開けて走る必要はないのかもしれません。
さらに、
シールドを開けて走りたい派には嬉しい最近のヘルメットの性能向上ポイントがあります。
インナーサンバイザーです。
インナーサンバイザーがあれば、
等いいことづくめ。
以前のように、シールド自体を変えちゃうと結構高かったしね。
※とはいえ、クリアシールドはちょっと恥ずかしいのです。
次のヘルメット候補はインナーバイザー付きにしようと思っています。
オフ車でトンネルに突っ込むときは、走りながらゴーグルを浮かせてアゴ部分にかけるのが正解な気がする。
ワタクシは「バイクのヘルメットのシールドは開けて走りたい派。」です♪
※シツコイ。
とはいえ、
「転んだ時に、開けていたシールドが引っかかって・・。」
なんてことを考えるとヘルメットメーカーはシールドは閉めて走ることを前提に設計しているのかもしれません。
結局、ヘルメットのシールドを開けようが閉めようが自己責任と好みの範疇ですかね。
それぞれいろんな意見があるとは思いますが。
何時ものように、どうでもいい着地になった記事でした。
厳しいご意見お待ちしております。