ツーリング バイク

9月上旬でもビーナスラインツーリングは寒い。そしてビートルストライクにやられる。

9月のビーナスラインはもう秋ですわ。

9月のビーナスラインはもう秋ですわ。

 

ワタクシ
長野市からなら半日でビーナスラインの散歩が可能です。
土曜の午前中にやるべきことを済ませたので午後一でどこかに出かけよう!ということになりました。
「ビーナスライン。」に行ってきたのですが9月でも結構寒いのです。
※麓の温度は26度くらいでした。
結果的にビートルストライクを食らって楽しくないツーリングとなりました。

 

そうだ長野にはビーナスラインがある

 

ワタクシ
長野県の誇る観光道路「ビーナスライン。」
志賀草津高原道路と並ぶの本有数のバイクツーリングのメッカです。

 

確かに整備された高原道路は走りやすく景色もいい。
駐車スペースからは運が良ければ富士山が見えたりもする。
初心者からベテランまで誰もが楽しめるツーリングやドライブにはぴったりのルートです。

しかも、
関東圏から意外と近く、日帰りツーリングも余裕なのでバイクシーズンの休日のビーナスラインはバイクが渋滞するほどです。

それでも日本離れした景色はバイクで走てっても気持ちが良く、毎年雑誌などでビーナスライン特集も多い。
全国のライダーがビーナスラインを目指すのもちょっとわかる気がするのです。

地元のライダー

地元のライダーはビーナスラインには空いてる時間にちょろっと行くとか、サッと流して帰るみたいな人が多いのです。
※ビーナスラインのドライブイン的なところに入ったことないという地元ライダーは結構多いです。

ワタクシも結構散歩でビーナスラインに行くのですが、ただ軽く流して帰ってくるだけです。
ビーナスラインへのツーリング派長野のライダーにとっては、特別なことではないのです。

この日もそんな感じで、
「もうすぐお昼だけどどっか行こっかー。」
みたいなノリで適当にビーナスラインに向かうことにしました。
※冬は同じノリで午後からスキーに行けるのが長野県です。

何故今回ビーナスラインにしようと思ったのか、今となって走る由もないけれど、なんとなくそういう気分だったのです。

長野市のはずれの当倶楽部出立時は、気温が26度以上です。

  • パンチングレザーのジャケット
  • ワークマンの長袖のTシャツ一枚
  • クールドライタオル
  • ジーパン
  • と言う装備です。
    ※嫁は長袖Tシャツ一枚+この間買ったデグナーのサマージャケットを着こんで出陣。

    まだ9月11日だし、夏装備で十分♪
    と言う判断でした。

     

    長野市から片道2時間位で着くビーナスライン

     

    ワタクシ
    長野市からビーナスラインに行くのにR152で下っていくのもいいのですが、丸子市街地は車が多く流れが良くないので最近は長野県道40号で長門牧場&女神湖経由ルートを使っています。

     

     

     

    このルートは相変わらずの快走路で淡々と距離を稼げます。
    最短距離では全然ないですが、混んでる街中を抜けるより気分的に楽です。
    ちょっと寄り道しましたが、下道オンリーでも2時間前後で長門牧場、女神湖、白樺湖経由で大門峠の交差点まで行けますな。

    大門峠の交差点から景気よく美ヶ原や車山方面に登っていくルートは「ビーナスラインで一番気持ちのいいエリア。」と言っても過言ではありません。

    1600mから1800mくらいだと夏でも涼しくて気持ちがいいです。
    関東圏の標高100m以下の土地から来ると別世界です。

    そこかしこにある駐車スペースではみんな撮影会的なことをやっています。
    ※いつものようにワタクシ達も写真撮ってさっさと出掛けます。その間5分くらい。

    Z750D1。ビーナスラインで写真撮るといつもに通った写真になる。

    Z750D1。ビーナスラインで写真撮るといつもに通った写真になる。


    車で行くとまた違うんですけどねえ。

    景色がいいと、富士山も見えるんですが・・。
    2021シーズンは雲が多い気がします。
    ※うっすら見えることはありますが。

    ちなみに・・

    ビーナスラインから富士山を見るのは夏より秋の方が向いています。
    人気の少なくなる10月後半くらいだと見える確率が高いです。

    ちょっとでも夏の湿気があるとあっという間に雲海になっちゃうのがこの辺りの気候らしいです。
    ※一気に空気が冷えるからなんでしょうが。

    カラっとした秋晴れの雲一つない時のビーナスライン散歩で富士山が見えた時は今だにちょっとラッキー♪と思うのです。

    ビーナスラインからだと、地名通り「富士見台の駐車場。」から見る富士山が一番な気がします。

     

    標高2000m級を舐めると夏でもヤバい位寒い

     

    ワタクシ
    いつものように富士見台駐車場で 富士山が見えないことを確認しつつ 軽く写真撮って出かけようとしたら。
    嫁が震えています。

     

    既に路肩にはススキが大量に発生しているビーナスラインです。
    薄日が差していますが風が吹くと結構寒いのですよ。

    そんな中、
    サマージャケットの下は長袖Tシャツと言う装備で走れば寒いに決まっています。

    サクリと写真を撮っていると嫁が半分震えながら、
    「寒い。」
    と。
    「寒すぎる。」
    と。
    嫁は寒くなると極端に走行ペースが落ちるという爬虫類とか昆虫のような特性を持っていますので周りにいい迷惑なのです。
    暖気が長くて暖まると急に爆発するでっかい2stと某レーサーに言われてました(笑)

    初めてのサマージャケットが高性能すぎて涼しすぎる(笑)という良いんだか悪いんだかな理由でした。
    ※デグナーのジャケット、スゲエなぁ。

    デグナー レディースサマージャケット
    created by Rinker

    コレの黒。ちょっとカッコいい。
    嫁に言わせると女性用のSサイズがあるのは嬉しいそうで。

    もうほとんどストックがないらしいのでamazonや楽天、Yahooなどにない場合、本店にお問合せを。
    DEGNER ONLINE SHOP


    革ジャンもデグナー。
    最近嫁はデグナーに洗脳されているのだ。
    ※ブーツもデグナーだしな。

    標高が高いところでのツーリング?
    寒い?
    そんな状況を見越すような装備やアイテムがタンクバッグには入っているのです。

    タンクバッグには

    ツーリング時には常時、春秋用の厚手のスペアグローブが入っています。

    これは単純に寒さ対策です。
    真夏でも標高が高いところだと手がかじかむし、雨降られて濡れたりすると手先は一気に寒くなります。

    濡れた手袋で気温の低い中を走り続けると本当に手先は寒いんですよ。
    10年くらい前の真夏の雨の激走東北9日間ツアーで思い知りました。
    ※最終的には、台所用のビニール手袋(滑る)とかも試しました。

    手袋がぐっしゃり濡れたら、さっさと交換した方が身のためです。
    ※軍手でも乾いてルグローブって暖かいのです。

    雨天時に制動距離が数倍にもなるZシリーズでは、手先の感覚は死活問題なのです。

    それに長めのタオルも入っています。

    タオル重要です。
    顔洗って拭くときだけでなく、
    首に巻いてクリップで止めると全然寒さは違います。
    ※小さい洗濯ばさみも一緒に入っています。

    夏場ならコレで咄嗟の寒さ対策となります。

    簡単なことだしあえて買うまでもないグッズですが、
    「何も無いより、はるかにマシ。」
    なのです。
    ツーリングとはこういう状況を読むことの繰り返しです。
    ※ベテランになると金かけずにこういう対応がサッとできるようになるのです。

    ビーナスライン。9月上旬でもススキが多い。

    ビーナスライン。9月上旬でもススキが多い。


    例年はもう少しススキは遅い気もしますが。

    幸い、雲が多く風があるものの所々で日が指しています。
    せっかく来たので、防寒対策装備をしてもう少し進むことにしました。
    ※思えばこれも間違いのもとだったのかもしれません。

    ちなみに・・

    ビーナスラインに限らず、長野の有名なツーリングスポット「志賀草津高原道路。」や「麦草峠。」などは標高2000m級です。

    真夏で麓で体温くらいの気温があるときに行くと爽快で気分がいいのです。

    ただし。
    「晴れてても風があると寒い。」
    のです。

    雲の中に入ったりして日差しがないとさらに寒い。
    ※小雨程度でも素晴らしく寒い。

    麓で気温が30度あっても、長野へのツーリングでは標高1200mを超えると寒いかもしれないと思ってたほうが無難です。
    ※調子に乗ってキャンプなんかやると、本気で凍えますよ。

    一枚余分に着ていくなどの工夫は必要です。

    休憩所で栃木県内のナンバー付けたカブの夫婦?が晴れてるのに防寒でカッパを着こんでた位寒い。

     

    久々のビートルストライクは多分「あしながバチ」

     

    ワタクシ
    ビートルストライク弾「あしながバチ。」は強烈に痛い。
    しかも瞼を刺されました。
    ヘタすりゃコケてました。

     

    車山方面から霧ヶ峰駐車場の分岐を上田方面に右折してさらに走ります。

    工事の信号で白バイに追いつく。

    工事の信号で白バイに追いつく。


    しっかりこちらの動向をチェックされた。

    工事中の信号待ちで白バイに追いついてしばらく後ろを走りますが、
    「白バイに道を譲られる。」
    というそうそうめったにない体験をしました。
    ※後ろに付けられるの、嫌だったんだろうなぁ(笑)

    白バイが割とアッサリ道を譲ってくれた。

    白バイが割とアッサリ道を譲ってくれた。


    後方カメラにて。

    後方カメラにて。


    暴走行為抑制のパトロールご苦労様でございます。

    とはいえ、
    白バイの前に出て巡航速度を思いっきり上げることもできず。
    ※片手運転も危険行為と言われると嫌なので大人しく走ります。

    白バイが後ろに着いた状態で美ヶ原高原美術館まで行くと 難癖付けられて捕まりそう 絶対寒いので、和田峠の茶屋からR142の旧道に抜けるルートで帰路につくことにしました。

    思えばコレがいけなかった・・。

    R142の旧道は、細いグネグネが続く道なので車が前に詰まりがちです。
    追い抜きどころはほぼありません。
    ので、
    いつものようにシールド開けて鼻歌交じりで淡々と流していたのですが・・。

    前の車が落ち葉を舞い上げたと思ったら、シールド内に入ってきて瞼に激痛が走りました。
    「このワタクシがが直撃を受けている、だと!」
    とかふざける余裕はありません。

    フルフェイスのヘルメット+メガネなので無理やりグローブで目の辺りを掃いますが、あまりに突然のことで、
    「蜂に刺された。」
    と理解するまでちょっと時間がかかっています。
    ※一瞬パニックになります。

    ドラレコ何度も見返したけれど、にはさすがに映ってなかった。
    もう少し解像度を上げるかなぁ。

    道端で止まるスペースもないので仕方なく痛さをこらえて走り続けます。
    和田宿ステーション(道の駅だと思ってたけどGoogleMapでは表記が違うのね)でようやく目を洗いましたが、すでに結構腫れていて目が上手く開かない状態でした。

    蜂に刺されたら

    今回ホントにラッキーなことにアナフィラキシーショックもなく無事でしたが、
    「本来は刺されてから10分から15分くらいは安静にすべき。」
    らしいです。

    アレルギー反応が出て気分が悪くなるだけならまだしも、呼吸困難などに陥ることがあるそうです。
    ※知り合いにそういう症状が出てマジで死にそうになった人が居るのでシャレになってません。

    バイクで走行中に呼吸困難とか死ぬに決まっています。

    「虫刺されにムヒ。」
    はキャンプ時には持っていくのですが今回は読みが甘く、持参していませんでした。

    なので、
    瞼と目の周辺をよく洗って、冷たい缶コーヒーを買って、缶で患部を冷やすという技に出ました。
    ※あまりの痛さにショックでコーヒーは飲めず、そのまま持って帰ってきました。

    その後は、嫁に先導してもらいヨタヨタと帰ってまいりました。
    片目での運転はちょっと疲れます。
    余裕もなく写真一切なし。

    こういう場合、白バイに事情を話したら家まで先導してくれたりするのかしら?
    ※それよりもバイクに乗ることを止められそうですけどね。

     

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    9月とはいえビーナスラインは天候によってはかなり寒いです。
    軽めの防寒対策は必要でしょう。

     

    それにしても、せっかくのツーリングで蜂に刺されるとかあり得ない。
    しかも藪漕ぎの林道ではなく、オンロードで。旧道とはいえ国道走行中だぞ。

    そういえば金曜の夕方のFM長野のラジオ番組「346 GROOVE FRIDAY!」で、週末の牡羊座は運が悪いと言っていた気がする。
    ※ラッキーアイテムとか忘れた。

    幸い、刺されてから2日(この記事を書いているとき)はだいぶ腫れが引いたとはいえ、顔が左右非対称というエルガイムの敵の「カルバリーテンプル(ヘルミーネ)」みたいになっております。
    ※痛さは引いていますがなんだか痒い。

    ハチに刺された後、顔の左右で蕎麦の大盛と中盛り位の差があった。

    ハチに刺された後、顔の左右で蕎麦の大盛と中盛り位の差があった。


    東信地方のお蕎麦は中盛りでも大盛なので、そばつゆをセーブしながら食べるのがコツ。

    シールド開けて走るのはちょっとやめようかと、考えを改める時期に来ているのかもしれない。

     

     

    とにかく、
    何十年もシールド開けて走ってるけれど、走行中に蜂に刺されたのは初めてです。

  • スズメバチでなかっただけでもかなりマシだと思いましょう。
  • 失明しなかっただけでもヨシとしましょう。
  • これもいい経験・・なわけあるかぁ!
    現在、全ての攻撃型の蜂は火炎放射器で殲滅したい気持ちでいっぱいになりますな。
    ※ミツバチはかわいいので許す。

    この記事を読んだ人は、バイクで走行中に出会う蜂には気を付けろ。
    ツーリング中のトラブルには、こういうこともあるということを知っておくのだ。
    刺された直後は一瞬何が起こったかわかりませんでした。
    ※素顔にサングラスでバイク乗ってる人もいますが何も言いません。

    この記事では、

  • ビーナスラインは9月でも寒い
  • 白バイに道を譲られると結構緊張する
  • シールドを開けて走ると蜂に刺されることがある
  • 蜂に刺されたら15分くらいは大人しくしてるように
  • という、いろんな含みを満たせた奥の深い記事に仕上がっております。

    厳しいご意見、お待ちしております。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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