70年代、80年代前半の旧車に興味がある人が見て楽しい海外ドラマと言えば「白バイ野郎!ジョン&パンチ」です。
Z1の白バイや当時の車が暴れまくります。
中途半端に古いドラマは「何だこりゃ」ってのもありますが、ここまで古いと面白いです。
※演出で古い車を使ってるのではなく、旧車の現役時代の活躍が見られます。
旧車ファンは絶対見るべき!ジョン&パンチ
70年代の旧車が現役で走り回るのが白バイ野郎!ジョン&パンチと言いう作品です。
殺人事件が起こらない米国西海岸が舞台の交通警察ドラマです。
※ほぼ発砲事件すらありません。
とはいえ。
シナリオの秀逸さと誰もが憧れた「強く豊かなアメリカ」がきっちり描かれています。
ワタクシはほぼ全シリーズDVD持っています♪
旧車乗りが家にこもりがちな時には最適なドラマです。
※このドラマ、結構病みつきになります。
DVDセット買うと結構高いんだなー。
ワンシーズンで2万円くらいは普通にするね。
警察ドラマのくせに、
というキラキラした遊びも伏線になってたりします。
職場のみんなの仲の良いことったらない(笑)
しょっちゅう上司も部下も入り乱れて遊びまくります(笑)
とんでもなく楽しそうな職場です。
ワタクシ転職したいくらいです。
劇中では当時の社会問題も結構辛らつに取り上げられていたりします。
ドラッグレースを「覚〇い剤レース」とかわけわからん和訳(ズバリ直訳)されてて、
まだまだ日本はそういう薬物に対して全然知られてなかったんだなぁ・・と思ったり。
※ゼロヨンのことですよ、ゼロヨンの。
決して二枚目ではないパンチョレロ君(パンチ)が何でもできてモテるんですよ。
※湘爆のエグチみたいですわ。
とにかく40代、50代以降の年代は見てて懐かし面白いです。
今どきの海外ドラマみたいに
連続して全部見なきゃ面白くないということが一切ありません♪
※ストーリーも一話完結、ヒロインは一話毎に変わります(笑)
きわどいシーンがほぼないので親子で見られるのもこのドラマの特徴です。
※ほんとに人が死なないのよ。
Z1の白バイカッコいい
何せ、白バイがZ1(のちにKZ900)ですもん。
※いつの間にかサイドカバーの形が変わってるんですよ。
撮影場所の確保のためなのか、デカいオンロードバイク(Z1とかね)で砂山上り下りするシーンがあったりします。
米国の大規模なクローズドな水路で白バイがアクセルターンとかブレーキターンとかやりまくりです。
もう見てるだけでハラハラ(笑)します。
基本的にノースタントだったらしいですよ、すげえなジョン&パンチ。
※実際にスタントでケガしたらしく、ドラマでいきなり骨折して入院してたりします。
白バイでのウィリーというかフロントアップシーンもあったりして、あれやるとフロントフォークが抜けるんだよなーとか思ったり。
無線でやり取りして犯人を追い詰めるとかアナログ感バッチりですがぐっと来ます。
サンドイッチスタンドとかの横に平気で白バイ止めて飯食ってるってどうよ?
白バイで警ら中に白バイ止めてその横で食事を普通にしてて
「市民に通報とかされないんだろうか?」
とマジで心配になります。
いわゆる旧車が現役の時代が垣間見れる
当たり前ですが、出てくるバイクや車が現代では旧車と呼ばれて珍重されてる車種だらけです。
これらが惜しげもなくガンガン走り回ります。
※派手に壊れるのは大体さらに古めのアメ車です。
バイクでいうと、
※ワタクシごときでは車種が判別不能な個体も多いです。
しかも、
悪者が乗ってる車がまたグッとくるんです
が峠で競ってたり、
が走りまわったり。
も悪者が乗る車としてよく出てきます。
※ビートルは西海岸によく似あうんですよねえ・・若者が普通に乗ってます。
基本的にハイウェイパトロールなので高速道路のシーンが多いです。
※走ってる車がまたグッときます。初期のアコードとかたまりません。
インジェクション車なんてまだほとんど存在しない世の中の話です。
※普通の車のボンネット開けて直してるシーンもあったりします。
パンチがある事件でガメた(笑)ポンテアックファイアーバードトランザムとか、イカス。
※二回くらい燃えてる気がしますが。
旧miniも現役だったりして米国人もあの狭いコックピットに入ったんだな♪というのがリアルに見れます。
そんなジョン&パンチが無料で見れる方法
ワタクシは必至こいて衛星放送の再々々々々放送を録画してましたが今ではそんなことしなくてもいいんですね・・
DVDの数が大量でどれが一話目とかもうわかんなくなっております♪
※DVD-Rにちゃんと油性ペンで書いておけばよかった・・
ちょっと調べてみたらAmazonプライムビデオで無料で見られます。
※期間限定なので夜を徹して見ちゃいそうですが一話完結なのでキリがよろしいです。
今無料で見られると聞いてちょっと悔しいです。
そっかー、こうやって見ればいいんだねえ。
情報弱者のワタクシはこういうところにも疎いのですわ。
そんなんことの知らないのか?と同僚に驚かれました♪
※時代は進みすぎ。ジョン&パンチの時代で止まっててほしいわ。
まとめ
世界中で放映されてたジョン&パンチ、旧車ブームの今こそ見ておくべきでしょう♪
特に旧車に興味がある人はストーリーもそうですが出演車両にグッとくるはずです。
某知り合いのブラジル人が「ジョン&パンチはブラジルの話だと思ってた」と言ってました。
それほど現地では市民権があるドラマだったようです。
※殺人事件もないし、一応警察ドラマだし放映しやすかったんでしょうね。
トップガンで兵隊さん希望者が大勢来たように、お巡りさんに応募が殺到したんじゃなかろうか?
とにかく、このドラマには「日本人が素直に憧れていたアメリカ」が描かれています。
もう見るものすべてがキラッキラしています。
全てが憧れだったはずですよ。
ワタクシ達の上の世代はデカイアメ車好きな先輩が多いのもうなづけます。
日本のメーカーも70年代後半はすごく頑張って米国進出したんだなぁ・・
「米国でトップとったる!」
という日本車、日本のバイクの意気込みが伝わってきます。
デカイアメ車の隙をぬってかなりの勢いで売られてたんじゃないでしょうか?
日本が完全に挑戦者だった時代です。
いい時代だなぁ♪
無料期間にぜひ全部見ちゃいましょう。
寝れなくなりますが(笑)
マジでガン見するよりも
お酒飲みながらポテチでもツマミつつ気楽に見るべきドラマです。
※ストレス解消間違いないです♪