KDX125SR2号機についてたアチェルビスのカウルもダサい。
新しいならまだしも古臭い上にデザインが気に入らない。
というわけでライトカウルを検討、新調、装着して見ました。
現状がダサい
※里子に出す前にワタクシが適当につけたものです。
このライトカウルがまた微妙なデザインでして。
新しく綺麗なうちはまだしも、経年劣化で白化が進んだ樹脂なので汚くてボロイ。
表面を削ってみたけれど純正のボディパーツとは素材が違うようで芯の部分まで劣化しているようでした。
※削っても綺麗な面が出てこない。
絶妙なデザインではあるけれど、宇宙生物っぽい。
これはパーツ自体を更新しなければなりません。
ミテクレが悪くとも まだ使えるパーツを廃棄するのは非常に忍びないのですが、
どうせ取っておいても恐らく今後使うことはないので思い切って廃棄することにします。
※こういうパーツが当ガレージには山のようにあるので一掃しなければならない、と毎年思うのですが・・ねえ。
ちなみに・・
バイクの印象というのはライト周りで決まることが多いのです。
バイクの顔とも言えるライト周りの印象というのは強烈でして。
メーカーのイメージすら変えちゃうくらいバイクのライトの印象ってのは大きいのですよ。
最近のバイクの表情の豊さったらないですな。
樹脂製の異形ライトが一般的になりつつあり、個性的なライト周りのデザインは各メーカーが競っているところ。
※異形樹脂製ライトは10年もすれば曇ったり黄ばんだりして車検も通らず、交換に高額請求されるような気がしますがね。
とはいえ、
みたいなライトユニットの規格を使わざるを得ず、制約があった時代のバイクがカッコいいのも確かです。
※GSX1100S刀なんてのは最たるもの。ベースになったベコとこれだけ印象が違うかってくらいの差がある。
ビキニカウルがあるのでZ1-Rは独特なデザインなのですよ。
この二台、両方とも1978年製で共通部品が結構多く形式はD型ですが印象が全然違いますな。
バイクの印象を変えたいならライト周りを変えるのが一番効果が高いと思います。
※ビキニカウルなんてのはバイクの印象を簡単に変えられる最たるものですな。
純正もダサい
KDX125SRのライトカウルはデザインがアレでして。
どうも好きになれないのです。
一応、1号機の純正ライトカウルがガレージに鎮座しているのですが
KDX125SRのライトカウルは大きいのですよ。
縦に。
この頃のバイク業界、すごい色使いが多かったねえ。
純正のKDX125SRのライトカウルは何とも言えない昔のKAWASAKIのオフ車という雰囲気を醸し出していて、
当倶楽部では「ファラオのお面。」と呼ばれています。
デカくてゴツイメーターを隠すためには仕方ないデザインなのかもしれませんが、
このライトカウルのせいでバイク全体でみると頭と顔がデカく見えるのですよ。
これは結構気に入らないポイントです。
※この辺の好き嫌いは分かれるところですがワタクシはこじんまりし薄いDT200WRのライトカウルが最高のデザインだと思っています。
ワタクシ個人的な好みですがKDX125SRはライトカウルのデザインが気に入らないのです。
そんな訳で、
当倶楽部のKDX125SR1号機はワタクシの好みでKLXやシェルパ系のライトカウルに変更しています。
※これでバイク全体の印象ががらりと変わるのはライトのデザインのおかげです。
KDX125SFR1号機。
この際、せっかくなので後付けのライトカウルを採用することにします。
こういう自由気ままな改造は楽しいのです。
車検もないし。
250cc以下のバイクはこういう楽しみ方ができるのですよ。
人様に迷惑が掛からない範囲でなら。
というわけで、
社外品のライトカウルを探します。
ちなみに・・
オフ車の社外リプレイスライトカウルは中古でもたくさん売られていますな。
ヤフオクとかで。
新品ならまだしも、こういうのは中古で買うもんじゃないですよ。
確実に消耗する車体に取り付けるゴムバンドがボロくなってるのは確実。
このバンドが切れると車体に固定できなくなります。
※パーツで買うことができないと思われます。
ライトカウル自体も純正に比べるとリプレイスパーツは品質が良くないものが多く、耐久性は低いです。
中古を買うのは安物買いの銭失いという奴です。
この手のパーツはそんなに高いもんじゃないし、消耗品です。
ライトカウルを交換したいなら気分一新ということも含めて新しい物を買ってもいいと思いますよ。
このリンクでいろいろ検索できるようにしておきました。
というわけで、
ワタクシも今回新品の社外リプレイスライトカウルを調達することにしたのでした。
幸い後付けのライトカウルは豊富
これが多種多様でして。
昔からあったデザインのものはもちろん、ワタクシが知らんような新しいデザインのも出ていますな。
各種メーカーカラーに対応するように色のバリエーションもたくさんあって結構楽しかったりします。
幸いなことに この手のパーツは破損しがちなので オフ車にはリプレイスパーツのライトカウルがたくさん出ています。
昔から色々あったのですが最近はさらに多様化してきたようです。
品質はそれなりですが 安いものでは数千円から手に入ります。
※どうせ消耗品ですし。
品質にこだわるならそれなりに名前の知れたメーカー品をセレクトするのが吉ですが、模倣品も多いので気を付けましょう。
こういうのはデザインが多種多様なので気に入ったのがあればそれでいいのですよ。
ほとんどのリプレイスライトカウルはゴムバンド止めなので、車種を選ばず取り付けが可能です。
※驚くことにセロー225W系の純正ライトカウルはゴムバンド止めですので、それなりの手法なのでしょうねえ。
ただし、
光軸くらいは調整しないとライト位置が高いオフ車ですので対向車や前走車にとっていい迷惑なので注意が必要です。
ゴムバンド止めの時点で「光軸なんて固定できない。」し、
「人が跨った時点でサスが大きく沈むオフ車。」に光軸もくそもないのですが、
迷惑にならない程度に光軸を下向きにするくらいのデリカシーは欲しいものですな。
ついでに、
なぜかKDX125SRの純正と同じ形のものがリプレイス品として売られている「フォークガード。」も頼みました。
※このパーツ、純正品でも経年劣化で良く割れる。1号機時代から都合3セット買っています。
買ったのはコレ。色は白。
フォークガードもいろいろあるんだねえ。
今思えばフォークのデザインを他社メーカーっぽくして遊ぶのもありですなぁ。
気に入ったライトカウルをネットショップで頼んだら3日も経たずに長野の片田舎迄荷物が着きました。
いつもながら日本流通網には感動しますな。
流通関係、宅配業界関係は人不足で大変だと聞きますが感謝しかありません。
※中高年はたくさん余ってると思うけどねえ。
ちなみに・・
一瞬ですが「オフロードレーサーマシンのライトのないゼッケンをつけて両脇に後付けLEDランプを装備する。」という方法も考えました。
ですが、だ。
この方式で走行していたところ「整備不良で捕まった。」といううわさ話を聞きまして。
白バイ隊員と仲のいい埼玉の師匠に聞いてみたところ、
「見た目が法的にダメなバイクは躊躇なく捕まえる白バイ隊員は実在する。」
とのことです。
例えば、
なんてのは追尾されれば一発らしいですな。
そんなリスクはいりません。
というわけで、
一見するとライトがないように見えるゼッケン方式も基本的にはNGらしい。
※HIGH/LOW切換ができないとかね。
しょせん原付ですので、そこまで厳しい取り締まりはあんまりないとは思うのですが、
いい大人がバイクの整備不良で捕まると凄く情けないのでオミットすることにしました。
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安いのはクオリティが低いから
まあ最初から品質には期待してなかったのですがね。
ライトカウルそのものにボルトでステーを取付け、このステーにゴムバンドを取り付ける方式です。
もちろん、説明書なんてついてないのでステーはどっちが上下かすらわかりません。
まあ、いい。
現物合せです。
ライトカウルには一応、二種類の取付けステーが付いていました。
ライトカウルとフォーク間の距離が2種類選べるということですな。
最近はライトが前に飛び出すようなデザインのバイクも多いですからね。
薄っぺらく脆そうなステーには長方形の穴が開いていてその穴にゴムバンドを取り付けるのですが・・。
ゴムバンドの凸部を穴に取付ける際にステーが破損(´;ω;`)
ああああ。破損て何?
※中華の国はもちろん、伊太利国や英国の樹脂パーツにはホントによくあるこの手のアクシデント。
まあいいや。
割れた部分をちょっとだけ補強して見なかったことにします。
多分、大丈夫です。
※むしろ、ステーの第一印象が「脆そう。」だったので想定の範囲内です。
こういう所でクヨクヨしていると先に進まないので、あとでまとめてクオリティ上げを行いましょう。
とか何とか言ってるうちにライトカウルが取り付けられました。
なんとなくセンターが出てない気もしますが 元がアレだけに なんとなくカッコいい気がします。
ちなみに・・
今回かったライトカウルはステーが割れたというトラブルはありましたが、ライトの電球であるH4バルブが付属されていました。
※っていうかライトカウルにセットされてただけです。
なんとなく得した気分でもありますが大抵マトモなメーカー品でないH4バルブは光っても「圧倒的に光量が足りない。」ことが多いです。
ホームセンターやカーショップの安売りのライトバルブは怪しいです。
またネットで買う安いH4バルブも大抵ダメです。
こういうのも安物買いの銭失いというのです。
多少高くてもライトバルブは国産品がいいですよ。
ワタクシは小糸製作所のH4バルブを愛用していますが結局長持ちして光量も十分、車検も余裕ということを考えれば安いものです。
とはいえ。
H4バルブと交換できるLEDバルブにもちょっと興味があります。
KDX125SRはバッテリーレスなので省電力になるかな、と。
ただ、安いLEDバルブは暗い上にすぐ壊れるのを 何個も壊した経験がある ワタクシは知っているのです。
いいH4バルブ互換のLEDバルブを知ってる人がいたら教えて欲しいものです。
※まあ急ぎませんが。
まとめ
ライトの印象が変わっただけでなんとなく今どきのバイクっぽくなりましたな。
・・ごめん、言い過ぎた。
なんだか顔つきだけは精悍なイメージになった気がします。
まだ車体は古臭いデザイン臭がプンプンするのですが。
こういう遊びができるので250cc以下のバイクは面白いのです。
※KDX125SRは 元のデザインがアレで 全体的に安っぽいから余計に改良点が光る気がします。
今後はメーター回りの改造に入る予定です。
一応、ちゃんと動くかどうかは別としてKDX125SR2号機のメーター回りのイメージは既に出来ています。
パーツを検討している時とか超楽しい♪
※こういうことを考え始めると夜眠れなくなるので大概にしているのですが。
バイク乗りの楽しみは「バイクの乗ってなんぼ。」というのはもちろんですが、
「いじくる楽しみ。」
というのも古来からのバイク乗りの楽しみの一つだったハズ。
これが実に楽しいのです。
※VT250FHをレストアした時に再確認しましたが「車検に関係なく法的な問題がない範囲でやりたい放題やれるバイク。」ってすごく楽しい♪のです。
世間ではマニアの間で「俺の考えた魔改造のガンプラ。」として自由な改造が流行ってるそうですが、
250cc以下のバイクの自由さはそれに近いかもしれませんな。
※ワタクシはガンプラには手を出さないと決めています。絶対ハマるのがわかってるので。
レプリカ時代はコケタカウル付きバイクをノンカウルにする改造なんてのは割と普通だったので、
ライト周りを交換されたバイクなんてしょっちゅう見かけたものですが今となってはほとんど見かけませんな。
そもそも走ってるボロイバイクというのをほとんど見かけなくなりました。
みんなそんなにお金持ちになったのか?
※でもいい大人がボロイバイクで走ってるのはかなりダサいので注意が必要ではあるのですが。
もしかすると、
今どきのバイクは電気系が複雑すぎて大きめのパーツの交換的な楽しみ方が出来ないのかもしれません。
※メーター周辺には信号線がありまくりですしねえ。
こういう所から「モノづくり。」を覚えたり、「メンテナンスの基礎。」を学んだりすると思うんですがね。
入り口が狭まると業界は縮小するんですがねえ。
※ワタクシ的には、こういう所にもバイクが売れない理由があるように思えます。
ちなみに・・
当倶楽部のKDX125SR2号機は「何?今のバイク?」と言われるような改造をしていこうと思います。
一見して元がなんだかわからず、
バイクマニアが思わず二度見する様なわけわからなさで着地したら満足です♪
コンセプトは改造車然としたものではなく、なるべく純正っぽく仕上げる予定です。
※色がアレなのでKAWASAKIであることはばれちゃいますがね。
もちろん、合法の範囲で。
当然、人に迷惑をかけない範囲で。
邪魔なので純正メーターは取り払いました。
これからメーターの取り付けを検討に入ります。
こういうの楽しいよね♪
過去に1号機でエンジンパワーをあげすぎてクランクベアリングを破壊した経験があるのでメカニカルチューンはしない方向で行きます。
※それでも125ccとしては十分速いんですがね。
自分がプロデュースしたバイクで走るなんて最高じゃないっすか。
※壊れる時も自己責任ですがバイクという乗り物はそもそういう性質のものだと思うのですよ。