
国道メインでルートを作ると、いつも同じような道を走ることになりますね。
それじゃツマラナイ。
実は長野県の県道は素晴らしい道が多いです。
※ひどい道も多いですが。
修正のお知らせ
一部川の名前を間違えていました。
※思い込みだけで記事書くからこういうことになると思い知りました♪
複数の濃厚な読者様からご指摘をいただきました。
あんがと。
これからも、厳しいご意見お待ちしております♪
県道306は国道147の東西を南北に走る県道

中央道方面から白馬へのアクセス路としてはほぼ最強でしょう。
ただし、
長野県道306の奥の深さはそれだけじゃないんですわ。
ワタクシも実際走って再発見したのですが、西側の山沿いルート(その名も山麓線)の一部も県道306です。
山麓線とは?
上高地や平湯に抜けるR158の大渋滞を途中までバイパスできるルートとしても使われます。
※あんまり知られていません。
夏はいつも大渋滞しているR158を南端として信濃大町まで北上できるほんとに山沿いの県道群です。
※ワタクシはいつも県道25や県道278も使って渋滞個所を避けるようにしています。

安曇野アートラインは全貌がよくわからない謎なルートです。
不思議さ加減からいったら伝説の雑誌「ムー」並みです。
非常に景色の良い、車の少ない快走路で
北は木崎湖の南端までつながっています。
※信号もあんまりなく、おしゃれなカフェや美術館、蕎麦屋さんが点在する気持ちいルートです。
標高差があんまりないのでチャリが佃煮にするほど大量にいます。
チャリはチームで大群で押し寄せているので、ちょっと危ないですが、
見通しのいいストレートも多いので余裕をもってパスできます。
県道306をはじめとする山麓線は、あんまり県外の人に教えたくないくらいいい道です。
最近、ツーリング系のバイク雑誌にもマイナールートが取り上げられるようになってきました。
個人的には、あんまりメジャーになってほしくない気持ちもあったりします。
※ワタクシはケチで有名です♪
県道306の西ルート(山麓線)

北上する場合
安曇野ICから西を目指していくと大体どの道を走っても山麓線に行きつきます。
国道147周辺の安曇野や穂高あたりは細かく古い住宅街があって、
で、迷いやすいんですよ。
※経験上、この辺で迷ったら山を見て軌道修正すると何とかなります。
ワタクシは、柏矢町駅前を経由して県道309、県道25とつないでアクセスすることが多いです。
結構遠くから「国営アルプスあづみの公園」の案内も結構頻繁に出ています。
※自信がなければ、北西を目指せば間違いないです。

こういう古い看板結構好きです。
昭和で止まってるような風景がそこかしこにある。
松本や安曇野の市街地の渋滞を避けたい場合におススメです。
ただし、
山麓線にたどり着くまでの市街地が面倒っちゃ面倒です。
※ひなびた市街地がまたいい味出しています。
いっぺんこのラインに乗っちゃえば、オンザレールではありませんがほぼ間違いなく木崎湖まで北上できます。
※木崎湖から北は白馬の駅前あたりでちょっと混みますが、白馬周辺のう回路はまた別の機会に記事にします。
南下する場合
R148の木崎湖の南端、ローソン(大町木崎湖店)がある交差点「木崎湖入口」を西に進みます。
県道45「大町アルペンライン」をそのまま南へ進みます。
※ファミリーマート大町大原店があります。JNCC爺ケ岳の際はここで買い出しすることが多いです。
後は道なりに南下していけば、ほとんど迷うことは無いはずです。
ちなみに・・
このルート、夏はもちろん秋は素晴らしい紅葉や収穫前後の田んぼの景色と山の風景が綺麗です。
長野県は、標高の高いところから紅葉が始まってだんだん里山に降りてくる様が楽しめます。
※ただし、秋は日が暮れるとかなり寒いです。
秋の長野ツーリングもおススメです。
と、信州のツーリングシーズンの終わりは大抵こんな感じです。
県道306の東ルート(北アルプスパノラマロード)

目的地が、北信や新潟方面である場合は途中でもたもたしてるともったいないですし。
安曇野ICから、信濃大町の南端「南大町駅」周辺の工業地帯まで一気に抜けられます。
県道ではありますが、途中にコンビニも道の駅もあるという素晴らしい環境に加え、アルプスの山々が綺麗に見えます。
※山を見るなら、これくらい適当に離れてた方が綺麗に見えます。
高瀬川沿いの土手の上を走る見通しのいい直線路なのでかなりいいペースで車は流れています。
休憩する場合、施設への出入りの際は飛ばしてくる車やバイクに気を付けましょう。

パノラマロードから見た南西方向。
まあどっち見ても「山」なんですが。
基本的には、堤防道路なので路側帯は広くない・・かと思えばそうでもなく。
ちょっとしたバリケードで退避帯があったりするので写真撮影も可能です。
※大勢で止まって撮るのは無理ですけど、ソロなら余裕です。
また、
北アルプスパノラマロードの南側は安曇野わさび街道という名称になり「大王わさび農園」という混んでそうな施設の横も通ります。
ワサビソフトはフォトジェニックなので是非食べるべきです。
ですが、
ワサビのブロンズ像は真夏はくそ熱くなってうかつに触ると火傷するので気を付けましょう。

夏はこのわさびオブジェがもうフライパン並みに熱くなる
夏は軽装で、ワサビ像にまたがってやけどする奴が必ずいるのです。
多分、一日一人以上はいるはずです。
ワタクシがおススメする夏の長野ツーリング休憩ポイント、
「安曇野わさび田湧水群公園」
もこの近くです。
※湧き水意外なにもないですが、夏はブーツと靴下脱いで湧水に浸かると超冷たくて最高です♪

コケでコケるので注意ましょう。
泳いではいけませんが泳げるくらい綺麗です。
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ちなみに・・
2019年の台風以降、北アルプスパノラマロード沿いの高瀬川の河川敷はかなり荒れています。
砂が白く、きれいな河川敷はいろんなアトラクションがあって市民の憩いの場所だったんですが、ほぼ復旧していません。
※夏の河原はとんでもなく蒸し暑いです。
この荒れ模様が見られるのはいつまででしょうねえ・・
※早く復旧してほしくはありますが、県にも国にも予算はありませんね。
まとめ

ビーナスラインや志賀草津道路も素晴らしいですが、
長野県にはメジャーになり切れないルートがたくさんあります。
ほんとに長野県民はそういう集客がヘタです。
だからこそ、マイナーなルートがあるわけですが。
※どの県道も売り方次第で人呼べると思うんですが。

木崎湖畔はバイクでここまで迫れます。
湖周辺は、秋には思いっきり紅葉しますぜ。
中でも県道306は、東側を北上して西側を南下、またはその逆をたどるだけでもツーリングが成り立ってしまうほどのポテンシャルがあります。
※初心者やバイクの慣らしを兼ねたツーリングにも最適です。
確かに、
真夏は標高の高いところをツーリングする方が涼しくて気持ちいいですよねえ。
ただし、
市街地を避けて平野部を抜ける信州ツーリングもなかなかいいもんです。
特に秋にはおススメのツーリングコースです。
※山が見えるってことは紅葉も見えるってことですよ。
お盆を過ぎると一気に秋めいてくるのが信州です。
長野の短いツーリングシーズンはホントにバイクにとって天国です♪
冬はツーリングどころじゃないですが。
※昆虫みたいですな。
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