今回は長野県北部にあるr408を走破しています。
やっぱり県道はいいわ。
近所でも遠くまで旅してきた気分になるので。
何の変哲もないと思う人は最後まで読むように。
画像は少なめですがその分インパクトのある写真を載せておきます。
長野県道408号線(箕作飯山線)を知っているか?
現在のR117は長野県北部から新潟方面に抜けるメイン街道なのだけれど、昔のR117はこんなローカルな道路だったのだ。
実は何度も何度もr408は走っているのだけれど、
一気走りをしたことがなかったので今回一気に走ることにしてみました。
道が細くて大きな車だと厳しい個所があるけれどバイクで走ってみると非常に感動が大きかったのです。
なかなか遠くまで出かけられないワタクシですが久々に旅情を掻き立てる風景にたくさん出会えました。
峠越えだけが県道の楽しみ方ではありませんなぁ。
r408の起点は飯山線の戸狩野沢温泉駅の南の交差点。
光ケ原とか行くときに一部使ったことがある人は結構多いのではなかろうか。
この辺りは戸狩スキー場のおひざ元なんですが、
スキーブームを知ってる我々にとっては 清里並みに 錆びれっぷりが凄まじいのだ。
※近隣の斑尾周辺の錆びれっぷりも凄まじいけれども。
現在、こういう昔のスキーリゾートにある宿泊施設に泊まる人は減ってるんだろうねえ。
※スキーブーム=バブルですな。
こんな記事もあります▼
r408は起点から飯山線と千曲川に沿って北上していくわけですがその景色が旅情を掻き立てるのだよ。
※途中に観光ポイントなんてほぼないんだけどね。
終盤には千曲川を北上して対岸のR117に一度接続、ちょっと戻って橋を渡り、
その橋をくぐってまた旧道という「ザ・旧道。」的なところも旧道っぽくてたまらない。
※奥志賀林道の出口と接続してたりするのもたまらない。
終点はやっぱりR117に接続するのだけれど、その迂回は昔ながらの街道とそこに暮らす人たちのために残ってるのだな。
※こういう昔の街道沿いには昔からの古い酒造とか残ってることがあるんだよね。
これがr408の概要なのだけれど、
昭和の時代にR117という高規格なバイパスルートができるまではれっきとした国道だったらしいのだ。。
昔の車は小さかった市交通量も多くなかっただろうから現在のレベルでは道幅が細い個所が多いのは確か。
そのため、デカい車の移動効率を求める観光客はまず来ない。
なので。
バイクならジャンルも排気量も問わずに千曲川のゆったりした流れを横眼で眺めつつ、
のんびり走れる ほとんど知られてない 知る人ぞ知るツーリングルートになり得るのです。
※交通量が少ないというだけで周りの流れを気にせずに走れるのが素敵。初心者でも十分走りごたえはあるよ。
長野の県道というと「峠越え。」みたいなのを想像するんだけれど、昔の街道だった場所は川沿いであることが多いのだ。
このパターンは非常に多いのです。
※県道に降格すると一気に交通量が減るのでさびれる一方なんだけれど。
例外として旧街道が大動脈として現代まで残って国道のままというのは珍しいのだ。
その代表格が木曽方面のR19だったりするのだけれど、そういう道の方が珍しいのだ。
※それでも木曽路の旧宿場街はメインルートから外れてるんだけどね。木曽は谷だから新しい道を作るスペースがあんまりないんだよね。
そんなわけで。
大抵はバイパス的な高規格道路が作られて旧道として県道に降格してる箇所が結構あるのだ。
※r2とかそのパターンですな。
こういう「バイパスができたために旧道として寂れている県道。」がワタクシは大好物だったりするです♪
道中に昔ながらの宿場とか酒屋とか味噌屋とか道祖神とか石碑なんかが残ってたりするとたまらない。
オマケに人が来ない撮影スポットがあるなら、言うことないのですよ。
※ワタクシ的には最も安価にバイクの旅を楽しめるのはこういうルート設定だと思っています。
まあ今回はそういう街並みは無かったのですが、
それを超える収穫があったので良しとします。
まあ読み続けたまへ。
さびれた市街地から北上すると
ここからr408が本気を出してきます。
しばらくは飯山線と千曲川の間の細い道をずんずん行きます。
何度か小さい踏み切りを超えたりします。

DT200WR。
こういう小さい踏切が好きなツーリングライダーに昔逢ったことがある。
川のサイドは崖っぽい個所も結構ありますが当然ガードレールなんかないです。
車一台止められるかどうか微妙な ちょっと開けたところで写真撮ってたら、
警邏中のパトカーがワタクシが撮影し終わるのを待っててくれたりして非常にのどかです。
こういう場所を一日中警邏する仕事って素敵だよね。
※土砂降りとか大雪とか嫌だけど、
ちょっとした人との交流になんだかほっとするのでした。
※平和とはこういうもんなのかもしれませんな。
柵のない鉄道の線路は都会では見られない素敵な光景です。
都会の線路は全部囲われていますが田舎の線路はむき出しです。
※言わばネイキッド路線ですな。
「線路に入る馬鹿がいるわけなかろう?」
という性善説が今でも生きてるのが素敵です。
※策を作る費用がなかったとしても、だ。

飯山線。
そんなことを思ってたら偶然飯山線の通過に遭遇したので写真撮ってみました。
※道中、撮り鉄も何人か見た。みんな県外ナンバーでデカいカメラ構えてるのですぐわかる。

飯山線。
電車を撮り慣れないのでこういう写真が取れる(´;ω;`)
r408は基本的に川と線路の間だと思えばいいです。
道を作れる場所が限られているので全体的に道は細くてデカい車ではすれ違いが厳しい個所が多いです。
※当然、商業施設を作る場所なんてないです。
最近の車はみんなデカいからか、観光客が嫌うみたいで交通量はほとんどありません。
極たまにすれ違うのは地元ナンバーの軽自動車ですな。
※軽トラ率が高いのは田舎の当たり前。あと車屋の看板にメーカーのラインナップが全部書いてあるのが田舎。
道中には飯山湯滝温泉という日帰り温泉がある。
お昼過ぎだったので温泉施設は超空いてました。
基本的に観光客相手というよりは地元民のための日帰り温泉施設なんでしょうねえ。
※そういう温泉施設が結構潰れているのが今の田舎のリアルです。温泉マニアは入れるうちに入っておくのが吉です。
近所にキャンプ場があったらここでお風呂入ってもいいな、というワタクシもいる。
※野沢温泉が近いのでやっぱり地元民向けなんだろうけど。
逆に言うと。
r408の道中にはこの施設以外休憩ポイントもなければ休憩ポイントもありません。
何だこれは(笑)
何所かに寄ると散財してしまうツーリングライダーには最高じゃないか。
※お金使う所がないというのは素晴らしい。
正しい田舎の県道といってよいでしょう。
※そういえば県道巡りしてて、現在も営業しているちゃんとした休憩所にあったことないかもしれないな。
ちなみに・・
基本的にr408の道中にはトイレもコンビニもガソリンスタンドもありません。
※自販機はあるかもしれない。
何もないけどそれがいいんですよ。
もしトイレとか行きたくなったら最寄りの橋を渡って並走するR117に出ましょう。
R117は交通の流れのはやいバイパス的なルートで快走路なのでバイク乗りには人気のあるルートだったりします。
こちらにはコンビニも休憩ポイントも 少ないけれど あるにはあります。
※一応、道の駅野沢温泉とかあるしな。
最近は関東圏から北信方面に来る際、関越自動車道からR353などを経由してR177で南下する方法も流行っているようです。
※距離はあるけれど軽井沢とか観光スポットを丸ごと回避できるので疲れないらしいよ。
当倶楽部でも東北や新潟方面に行く際はこのルートを使ってR17を経由したりするので多用してたりします。
長野に移住してから毎年、結構な頻度で利用させていただいています。
※できるだけ大都市は避けるのが当倶楽部のツーリングルート設定ですので。
こんな記事もあります▼
R403と共通区間がある
世の中には国道なのに一年のうち半分くらい通行止めの期間がある道があるのだ。
それがr408と一部共用部分があるR403だったりします。

R403とr408の分岐。
この先を北に進むと供用区間。
実はR403は本気で長い国道でして。
新潟から長野を抜けて松本の手前まで続いていたりします。
ココも恐らく昔はメインルートとして使われた由緒正しい道だったんでしょうねえ。
※新潟のR403は相当な山の中を走る上級者向けルートですが。
このR403の旅というのも大いにありですよ。
こういう長い国道を丸一日かけてしっかり走破するのも面白いと思うけど県を跨いじゃったりするんだよね。
R403との供用区間は青看板と大きな赤い橋があるのでわかりやすい。
途中で「ほんとにココ?」という信号のない交差点を曲がるとr408を離れてR403で新潟方面に峠越えできる。
VT250FH。
以前、この辺りのR403は走破したので参考にしてもいいよ。
※すんげえ山深いので熊が出ても知らんけど。
こんな記事もあります▼
そのR403との供用区間を超えると、
いよいよこのルートのハイライトといってもいいスポットがあります。
※本気で教えたくない秘密スポットなので口外すんなよ、と言っておきます。
ちなみに・・
バイクで走る際には絶景とか〇〇スカイラインとか○○高原道路に行きがちです。
確かに万人受けするし、走ってても気持ちがいいです。
が。
休日の普通の時間に走るには混みすぎてて気を遣うんですよ。
※たまに走る分にはいいんですがね。
混んでるということは「上手くないドライバー。」も多数いるってことです。
そういう車が先頭になると大渋滞になったりしますね。
これが非常にもどかしい。
また。
観光スポットとか有名なツーリングルートに行くと、
交通の流れがスムーズにいかない混む要素が大量にあるんですよ。
それに。
長野の観光地は標高が高いのでどうやっても峠が多いんですよ。
登ったら降りなければなりません。
なのに。
最近の車は大きくて重くてエンブレの効かないAT車が多いです。
近所の峠でも麓近くではブレーキの焼ける匂いがすることが多いです。
エンジンブレーキを知らずにフットブレーキを踏みまくってる車がほとんどですよ。
そのうちブレーキフルードが沸騰して減速できずに前走車やコーナー外側に突っ込むのがニュースになりまくると思うんだけどね。
実際に峠道の下りでブレーキ踏みまくって焦げ臭くなってる車は世の中に大量に存在するのですよ。
ブレーキ使いすぎるとどうなるか知らないって怖いよね。
そんなわけで。
そういう車がいつコーナーで突っ込むのか?と見ててハラハラして、
楽しく走ってるワタクシの心を揺らしてしまうのですよ。
※ワタクシもまだまだ修行が足りませんな。
そういう現場に出くわすと休日の日中に人気の高原系観光スポットに行く気にはなれん、というわけですわ。
※行くなら早朝。空いてて景色もいいし、いつも満車の駐車場が貸し切りだったりします。
こんな記事もあります▼
謎の絶景スポット「西大滝ダム。」
西大滝ダムは一見さびれたダムですが実は世にも珍しい写真が取れる穴場だったりします。
この辺りは長野県飯山市が推す「桜スポット。」だったりもしますが、
桜の季節は混んでいるのであえてズラすのが当倶楽部のやり方だったりします。
R403との分岐からさらに北上するとちょっとした広場があります。
この撮影映えスポットへのアクセス路が非常にわかりにくい。
のだけれど。
「入り口は自分で探せ。」
旅にはそれくらいのクエストがあってもいいのだよ。
何でも下調べすりゃ答えが出てくる世の中でこういうのが貴重なのだよ。
※現地に行ってうろうろするのだ。 昔、ワタクシもそうした。
で、だ。
もったい付けたけれど、
映えスポットでの写真はコレだ。

DT200WR。
30年くらい乗ってるけどDT200WRは今でも一番カッコいいオフ車だと思っている。
当然、こういう場所で絵になるのだ。
もう何も言うまい。
ちょっとドブ臭いけれど インパクトは十分ある画像が撮れるぞ。
※そいえばCBX1000のR君はここの画像がスマホの待ち受けになってた(笑)
バイクなら余裕で行けますが、
しますので浮かれすぎないように。
今どきのデカい車では柱の間が狭すぎるので通るもの勇気がいるはずだ。
無謀にも通ろうとした車が多いらしく、柱にはそこかしこに擦った跡が残っていたぞ。

柱の傷。
これはまだかわいいほうの擦り傷。
コンクリが剥がれてる箇所もあってさぞ激しくヒットしたんだろうな、と思う。
車で行く人は徒歩で現場に行くことをおススメします。
※対向車が来たらバックで戻る腕が求められる。柱は死角になるので多分バックモニターは効かないはずだぞ。
ちなみに・・
言い遅れたけれど今回はDT200WRが得物です。
こういう細々した荒れた路面が多いところを走るにはオフ車がうってつけでおススメなのだよ。
2stはたまにはぶん回さないと調子崩すしね。
※今回かなりハイペースで走りましたが燃費は26km/lと35年前の2stとしては優秀な燃費♪
決してZ1-RとかZ750D1のような重たいバイクで荒れた路面を走りたくないわけではありません。
軽自動車が走るくらいの普通の林道ならZ1-Rでがんがん走れます。
※チェリーパークラインの北側の未舗装路とか何度も走破していますし。
が。
未舗装路や荒れた路面を走るとマフラーの集合部が潰れるんですよ(´;ω;`)
マフラーが潰れて排気漏れすると車検に通らなくなるぢゃないですか。
※財政が厳しくなっている昨今、こんなことで散財はしたくないのです。
まあレプリカみたいなフルカウルで低いハンドルのバイク以外なら多少の未舗装路は走れるはずなんですよ。
※アスファルトをはがして工事してる現場でビビりまくってるスーパースポーツのバイクをたまに見るけれど、公道とはそういう場所なんですよね。
こんな記事もあります▼
まとめ
峠越えでもないので熊に遭遇するリスクも少ないし。
※ほんとか?
バイク乗りなら存分に旅情を楽しめると思いますよ。
映えスポットもあるしな。
ワタクシはこういう道が大好きだ。
現在、酷道だったとしても 昔国道だったとか最高だ♪
昔はこういう道を小さい車で走ってたんだろうな、とか思うと嬉しくなる。
そのさらに前はウマや荷駄、徒歩で人が移動したのだと思うと感動すらするのだ。

r408のスノーシェッド。
在りし日はここも交通量が多かったんだろうと思うね。
なんでもそうですがテーマを決めて楽しんじゃうと面白くなるんだよ。
実際にSNSなどで他人の情報を頼りにして、それをたどるだけの旅よりよほど面白い発見があることが多い。
※外れても自己責任。得難い道路知識を得たと思えば損だとは思わない。
とはいえ。
実走しても特筆するようなトピックがない県道はたくさんある。
そういう県道をたくさん走破してるんだけれど、書くのが面倒くさいので記事としてはオミットしてます。
※走るのは楽しくても記事にするとうんと地味。書いててつまんないのよ。
とはいえ。
北信エリアの県道はだいぶ走っちゃったので今後の県道散策記事はどうするか検討中だったりします。
※基本的にこれといったトピックスがないのよ、地元密着型の田舎県道ってのは。それがいいんだけれど記事にすると地味すぎるのだ。
ワタクシも忙しいので 半日程度で走り切らないと休日の予定をこなせないしねえ。
実は今年度に入ってから公私ともに本気で最近忙しくてブログとか書いてる暇がほとんどないのだ。
金にもならないし 誰も読まないこんなくだらない記事を書くくらいならバイクや車をいじって遊んでいたいのが本音です。
※当記事を書くのも限られた時間を駆使して3日もかかったしな。
メンテナンスのネタはたくさんあるのだけれど記事を書いてる暇がない。
限られた時間で作業してるのでいちいち写真撮ってられないのですわ。
※更新頻度の高いブログを運営してる人は尊敬しますよ、マジで。
それにしてもワタクシの仕事はいつ暇になるんだろうか?
※今のところ、暇になる要素が皆無。
ちなみに・・
たまに「県道散策をしてみたい。」という奇特な当ブログの 奇特で 熱心な読者様からお問合せメールをいただくことがあります。
※県外の人からも地元の県道を走りたい・・みたいなメッセージも多いです。
そういう場合、
ワタクシとしては「事故とケガに注意してガンガン行ってみればいい。」とアドバイスしています。
辺鄙なところに行く場合は出来ればお弁当を持参して。
※飲食店は営業してるとは限らないので保険で。
田舎道は交通量が少ないので、
リアル・マリオカートのようなドライバーが実在するのです。
こんな場所での事故はもっとも警戒しなければなりません。
※田舎道だと事故っても救急車なかなか来ないよ。
で。
出来るならば「県道散策は一人で行くこと。」をおススメしています。
というのも。
一人だと、
「ちょっとした空き地にバイクを止めることができる。」
んですよ。
他人と連れ立って走ってると自分の思うままに止まったり撮影したりは気が引けるんですよ。
同行者が寛容な人でも何度も止まってペースを乱されるのは面白くないんです。
一度止まってみんなでニコニコ撮影したとして、
その1km先で更なる絶景を見つけた場合、どうしますか?

r408。
こういう県道マークを見つけても同行者がいたら止まって撮影するのを躊躇するもんなんですよ。
そこでもう一回止まったりすると同行者に顰蹙を買いがちです。
※もちろん安全とか周囲の迷惑になるような止まり方はダメですが。
こういう場合、一人なら何とでもなるんですよ。
バイクで好き勝手な計画でツーリングをするにはソロが一番です。
実際にバイクで自由を最も実感できるのはソロで走ってる時なんですよ。
※だからと言って暴走するのは好き勝手とは言わないので注意が必要。特にいい大人がルール無視で走ってると情けないと思うのだよ。
ま、いつトラブルが発生するような旧車でソロで出かけるのはそれなりの覚悟が必要ではあるんですが、
だからこそ普段の整備と自分のバイクのメンテ知識が問われるんですよ。
旧車はお金を出せばだれでも手に入れることができますが、ソロでツーリングに出かけられて初めて旧車乗りだと思うんですよ。
※旧車は手に入れるのは簡単だけれど運用し続けるのは難しいのはこういうことです。

Z1-R。
いつ止まるか冷や冷やしながら乗ってるZ1系のライダーも結構多いと聞くよ(笑)
こんな記事もあります▼