Z750D1 ツーリング バイク

【380km】長野から山梨埼玉群馬を周遊するツーリング

道の駅 南きよさと。

道の駅 南きよさと。

 

ワタクシ
長野県と隣接している県は結構多いのです。
その県境、もしくは県境付近を意識することは多くありません。
ということで、長野県に隣接する3県の県境をまとめて走ってみました。
もちろん日帰りです。

 

信濃の国と接している県つないで周遊

 

ワタクシ
長野との県境を意識して走ってみる、というコンセプトでツーリングをしてみました。
長野県は県歌「信濃の国。」にもあるように10個の県と接しています。
時間は1日だけですので一気に全部を巡れるわけではないのですが。

 

長野県と他県の県境は大体山の中です。

県境は国道が通って直接県境を拝める場合でも基本的にはトンネルや橋の上みたいな場所が多いのです。
県境というのはどこでもそういうもんなのです。

トンネルの中や橋の上にバイク止めて写真撮るわけにも行きませんので、
「県境での写真を撮るという言うのは結構難しい。」
のです。

写真は撮れなくても「県境を意識したツーリングというのも面白いな。」と思いまして。
ひそかに温めていたツーリング企画だったりします。
当然、全線下道のみ。
※有料のトンネルや高速の無料区間は使ってもいいルール。

基本的には紙の地図を頼りに走ります。

一応、GARMINのGPSは持参しますが、
「今どこにいてどっちに向かってる。」
だけがわかればいいのでいつものようにナビ機能は完全無視です。

 

GARMINの走行ログ。

GARMINの走行ログ。


かなり正確に地図をトレースしますな。
※トンネルでちょとズレるのはしょうがないとしても。

 

 

GARMINハンディGPSツーリングが楽しくなる♪安いやつでも十分。
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GARMIN積んでる人はスマホ積んでるより通っぽい。
ソロライダーにとってスマホは最終防衛線なので温存したいんですよ。

 

こういうツーリングは1人で行くに限るのです。

というのも、
「好き勝手に止まれるし、気分次第でいくらでもルートを変えられるし、道を間違っても怒られない。」
からですよ。
※単独行なら飯食わなくてもいいし。

リスクとしては、
「トラブルがあっても自分だけで解決しなければならない。」
ということ位ですがそんなのはバイク乗りは当たり前のことです。

もちろん、最低限のリペアや修理道具は持参します。
※というか荷物のほとんどはコレです。

最悪、任意保険のレッカーサービスもあるので別に心配は不要です。

当倶楽部の場合、
多くのバイクが30年以上前のものなのでそのリスクは高いんですが、普段から整備していれば問題はないのですよ。

ちなみに・・

「速く遠くまでバイクで動きたければ単独で動くのがベスト。」
というのをワタクシは信条にしています。

同行人の気持ちとか考えてたら、いつまでたっても進みませんよ。
コレは勉強でもスポーツでも同じです。
※何をするにも回りに気を取られると必ずペースは落ちます。

例外的に会社では大人数のプロジェクトがありますが、そんなのの合議をとってたら進むものも進みません。
これが日本を衰退させている元凶の一つです。
※誰も責任取りたくないので責任の所在をうやむやにできる悪しき文化です。

ワタクシは自己責任で好き勝手出来る単独行が最も得意です。

皆と一緒に動く場合は、
「ワタクシの単独行の場合の半分くらいのペース。」
でルートや時間を設定することが多いです。

この程度が団体で動くときのパフォーマンスの限界です。

ソロツーリングに慣れるとマスツーリングは気の使い方が違うので単独行とは違う疲れ方をします。
違う楽しみがある、とも言いますが進捗は確実に遅いです。

すぐに皆つるみたがりますが、人生の岐路はいつだって一人で決めるのです。
ツーリングだって意外とそんなもんなのですよ。

今回は東に進んでみる

 

ワタクシ
そうそう休みが取れるわけでも無いのですが、たまたま丸一日予定が開くということがありますな。
2024年4月27日。
突然 嫁がゴルフに行くことになり まるっきり一日時間が空くことになりました。
奇しくもGWの初日です。

 

こりゃあ出かけるしかあるまい。
「何処にいこうか?」
と一瞬だけ悩んだのですがかつてから考えていた「山梨、埼玉、群馬を繋ぐルート。」に向かうことにしました。

というわけで、
長野県佐久市まで出て南下するか東に進むかはその場で決めることにして、
AM6:30に長野市外にある当倶楽部を出立するのでした。

ちなみに・・

今回の得物はZ750D1を使うことにします。

嫁用のマシンではありますが最近稼働率が下がっていて可哀相なので。

丸タンクのZ系バイクを使って単独で遠出するのはワタクシにとっては30年以上前のZ2以来です。
※自家塗装の黒いZ2で日本の半分くらい走り回ったワタクシです。

というわけで、
妙にワクワクしたりするのですよ。
単独行なのですべてをマイペースで進められますしねえ。

Z750D1は今どきのバイクと比べると遅っそいのですがそれもまたいいんですよ。
単独行ならペース配分もバイクの基本性能の差も気持ちのいい巡行速度域も人に合わせることなく進めます。

自分が無理しなくてもいいし、人に無理させることもないのです。

 

 

山梨

 

ワタクシ
まずは山梨県を目指します。
長野市から東に向かい、佐久市から南下して山梨入りすることにしました。

 

当倶楽部から佐久市までは大体1時間強。
長野県佐久市までは浅間サンラインをつかいました。

佐久市からは中部横断道の無料区間を進みます。
8時前には中部横断道の無料区間に乗りました。

天候は曇り。
昨日までは雨予報でしたのでマシです。
気温は18度くらいまで上がるとのことでしたが「寒い。」。
雨さえ降らなきゃ寒くても何とかなるのです。

装備は、

  • 上半身:ヒートテック+フリース+30年物のYellowCornの防寒ジャケット+革手袋
  • 下半身:ロングソックス+ジーパン+ハイカットの編み上げ革靴
  • 割と春先に近い装備ですがそれでも寒い。

    無料区間の中部横断道で八千穂高原ICまででてR141で野辺山を通過します。
    この時点で標高が上がるにつれて寒さが増してきます。
    快調に流れているだけに走行風で次第に体温を削られていくため体温が回復することもなくずっと寒い。

     

    GARMIN GPS。

    GARMIN GPS。


    左上の標高に注目。
    そりゃ寒いよ。

     

     

     

    この辺りから八ヶ岳が見えるハズ・・なんですが曇ってて見えない(´;ω;`)
    ※雨降ってないGWの初日だというのにバイク乗りなんて一人もいやしない(笑)

    ここで山梨県に突入。

     

    Z750D1。山梨県境付近。

    Z750D1。山梨県境付近。


    県境の看板の手前で一瞬だけ見えた八ヶ岳をすかさず撮影。
    ※開店前のお蕎麦屋さんの駐車場で撮影させてもらいました。

     

    清里を抜け標高が下がると次第に気温が上がってきます。

    道中で、
    「うわ。」
    と思わず声が出たのは大量の鯉のぼり。

    「道の駅 南きよさと。」のイベントでした。

     

    道の駅 南きよさと。

    道の駅 南きよさと。


    あまりに大量のコイノボリが見事なので
    道の駅の側の農道にバイクを止めて写真を撮ってみました。

     

    小休止の後、そのままR141を南下し須玉、韮崎と進みます。
    韮崎の市街地で山梨県道6に入りたかったけれど渋滞に巻き込まれて20分ロス。

    さっさとR20に行けばよかったのですが、
    今回はR20以外のあんまり行かないルートを選択したかったのでした。

    甲府市のはずれでせっかくなので「甲斐善光寺。」に参拝することに。
    ワタクシ、実は甲斐善光寺(普通に打つと改善工事と変換されるな(笑))に来るのは初めてでした。

     

    甲斐善光寺。

    甲斐善光寺。


    長野の善光寺に比べるとかなり小さいですな。
    ※長野県飯田市の元善光寺よりも規模は小さい感じ。

     

    ここでお土産の「信玄餅。」を確保します。
    ※美味しいけれど一個200円もする 普段なら絶対買わない 高級菓子です。

    この辺りでトリップメーターが180kmを超えたので給油してR140に接続、山梨、埼玉の県境にある有料道路の雁坂トンネルを目指します。

    実はこの雁坂トンネル付近が長野県と埼玉県の県境なのですよ。
    ※とんでもない山の中なので行きませんが。

    雁坂トンネルまでの道はほぼ高速なので快走できますな。
    甲府の丘陵地帯でブドウ畑の下のトンネルを抜けてまっすぐ進みいい道です。
    ※高速道路の無料区間っぽい。

    山梨県と言えば富士山なのですが、富士山はこのツーリングを通して一切雲に隠れて見えませんでした。
    ※裾野すら雲に入ってて山自体を識別できず。超残念。

    写真撮る気満々だったんですが。

     

     

    雁坂トンネル手前の小さな道の駅っぽい「花かげの郷 まきおか。」で軽食をとろうと思ったのですが値段の高さに止める。
    今どき難しいのかもしれないけれど道の駅やSA、PAなどの軽食的なラーメンや蕎麦は600円程度で食べたいのですよ。
    1000円以上出すならちゃんとしたラーメン屋や定食屋に行きます。

     

    揚げたてコロッケ。

    揚げたてコロッケ。


    それでもコロッケ二個食べた。揚げ立てで美味しかった♪

     

    トンネルに入る前に料金所手前で一時停止して撮影&1000円札を用意して料金所に臨みます。
    タンクに磁石で1000円札を固定しておつりはウエストバッグのポケットにIN。
    これが一番早い料金所通過方法だと思っています。
    ※料金所でジタバタして後続車両を待たせるのはカッコ悪いので。

     

     

    トンネルの料金は630円と高いけれど、
    すんごく長いトンネルなので工事にかかった費用を考えると仕方なし。

     

    雁坂トンネル。

    雁坂トンネル。


    工事大変だったんだろうなぁ、という長さ。

     

    でも原付は70円と破格。
    一応生活道路という大義名分があるので有料道路でも原付は安いことが多いんですよねえ。
    ※多くの日本一周ライダーが原付二種を選ぶのはこういう理由も大きいのです。

    一瞬「KDX125SRで来ればよかったかな。」と思いましたがまあそれはソレ。
    ※普通の4st原チャリだと後続の車にあおられまくると思うんですが大丈夫なのかね?

    実は雁坂トンネルの通過はワタクシは初体験でした。
    ※東京にいた頃はまだトンネルなかったし、山梨から埼玉って意外と使わないルートだし。

    トンネルの中で埼玉県に入りました。
    写真はありません。

    というわけで、
    山梨は普通に通過です。
    この時点でまだお昼くらいでした。

    天候は引き続き曇りで気温は20度以下でひたすら寒いですが相変わらず快調です。

    ちなみに・・

    甲斐善光寺であった浜松ナンバーの250ccスクーター。

    カッパを着てたので浜松方面から当日に北上してきたんだろうけれど、
    中高年夫婦のタンデムでフルパッキングツーリングっぽかった。

    フルパッキング&タンデムのスクーター。

    フルパッキング&タンデムのスクーター。


    あんまり見ないツーリングスタイルでちょっと感心しました。

    中高年はバイク持っていても車中泊に走りがちですし。
    ※最近はキャンプツーリングですらも一時期より下火になったよね。

    こういう旅もあるんですなぁ。
    ※でも無料の駐車場があるのに正門の前に堂々とバイクを止めるのはどうかと思うよ。

    埼玉

     

    ワタクシ
    山梨から埼玉に入ると秩父地方ですな。
    秩父にはいろんな思い出があるのですがそれは主にR299とかときがわ町とかの辺り。
    思いっきり山の中でこれが大都市大宮とか浦和と同じ埼玉か?と思っちゃいます。

     

    トンネルを抜けるとR140は景色的にはほぼ変わらん淡々と走れるいいツーリングコースですな。
    グネグネの細い道なので抜きどころがないため、すぐ車に追いついちゃいます。
    何台か遅い車がいましたが追いつくたびに何かしら止まるスポットを見つけて止まって撮影していたので特に問題はありません。
    ※途中のループ橋はちゃんと見る場所があるのにデカすぎてどういう構図でも全体を撮影しきれなかったのが残念。

    この辺りで10台程度のツーリング団体に追いつきまして。
    信号で途切れた後続車を待つために全員が路肩に止まってたので遠慮なく先行させてもらい、
    意図せず、ワタクシが先導するような形になりました。

    前方には数台の車がいたのでそのペースで適当に流します。
    後ろにずらっとバイクが連なることになります。

    狭い峠なので道幅を広く使えるバイクの方が圧倒的に速いのですが、こういう時は車が譲ってくれるまで抜くべきではありません。
    ※最近のでかい車で道の狭い峠で遊ぶと危なくてツマンナイですし。

    いくつかの分岐を超えると前方の車はBMWのステーションワゴン一台になりまして。
    そのBMWったら自分が先導になった途端、結構なペースで狭い峠や集落の道を飛ばし始めました。
    ※法定速度+α程度。

    BMW自体がデカい車なのに狭い道で対向車が突然出てきたらどうなるか想像もできないのかね?

    こういう場合は、
    相対速度を0にして車間距離を一定に保ったまま、ペースを合わせて付いていくのが吉です。
    仮に目の前で前の車が事故った時でも回避できるのが最優先ですよ。
    ぶつかった車がはじかれて自分の前に飛び出してきた場合でも余裕で回避できる距離を車間距離と言うのです。
    ※はじかれた車に当たったバイクは紙きれのように吹っ飛んでただでは済みませんが、保険処理上は追突したバイクの方が悪くなりかねません。

     

     

    が。

    ワタクシの後ろを走ってた団体の先行車であるスーパースポーツの 体形が見るからに中高年の ライダーが突然BMWとワタクシに対して無理やり追い抜きをかけたのです。
    それも見通しの悪い狭い道で。

    「えええ。」

    こういう場合、そういう団体の後続車は先行車についていきがちです。

    ワタクシは後続バイクに無謀な追い抜きをかけられてもいいように1.5車線あるかないかの狭い車線の左側をキープします。
    後続のバイクに「抜くなら抜けよ。」というアピールするような走行ラインを取ります。
    もちろん、BMWとの車間距離は一定を保ちます。

    ところが。

    道が細く見通しが悪い箇所が続くので後続のバイクは抜くタイミングがありません。
    ということでなかなかBMWを抜くことができずに延々と走り続けることになりました。
    ※この判断は正解。ワタクシもそうするよ。

    で。

    その後もしばらくBMWは道を譲ってくれることもなく、そのまま走り続けました。
    傾向としてこの手の車乗りはプライド高いので譲ってくれないことが多いです。
    後ろからプレッシャーをかけるだけ疲れるので無駄です。
    先行させて露払いさせるのがベストと言えましょう。

    抜いて行ったスーパースポーツバイクはちょっと先で路肩にバイクを止め後続を待っています。
    結局、再びBMWに抜かれるという全く意味のないただの危険行為となりました。

    このツーリング団体、スーパースポーツからスクーター、アメリカンタイプまでの混在グループでして。
    排気量もメチャメチャバリエーションに飛んでいます(笑)
    ※最近この手のグループが多いよね。

    そんな仲間を従えた先行車のやっちゃいけない追い抜き判断。

    ジャンルが違うバイクでどうこうする場合、最も遅い人に合わせるのが普通です。
    最近のマスツーリングのリーダーはそんなことも知らんのか。

    後続メンバーが大人で落ち着いた判断だったので事故にはならなかったですが、
    往々にして先行車が行った後は多少無謀でも後続車両が付いていきがちです。

    マスツーリングの際はリーダーは安全確保が最優先。
    少なくとも先行するくらいなんだからバイク経験はそれなりにあるんだろうけれど、そういう無謀な追い抜きはリーダー失格だと思うのです。
    少なくともBMWのドライバーから見れば、ヒヤッとしただろうし抜いた後目の前でフラフラされたら大迷惑だし心情は良くないハズ。
    ドラレコでナンバーも記録されちゃうし、危険行為以外の何物でもないのでいいこと一つもないんですがねえ。

    中高年ライダーはこういう所は皆のお手本にならんといけません。

    マスツーリングの団体と別れた後もワタクシは単独行で山の中をグリグリ走ります。

     

    恐竜の足跡のあたり。

    恐竜の足跡のあたり。


    もうほんっとに誰もいない(笑)

     

    R299で法面に恐竜の足跡が残っているところでトイレ休憩。
    昔はトイレなんかなかったような気がしますがいつ頃整備されたんですかね。
    ※この辺りはずーっと単独行。すれ違う車すらなくグネグネ堪能しまくり。幸せ♪

     

    Z750D1。

    Z750D1。


    この辺りが埼玉県と群馬県の境です。
    リアバッグ上に載ってるのは信玄餅×2なのだった。

     

    群馬

     

    ワタクシ
    群馬に入ってすぐの道の駅「上野。」で数十年ぶりに休憩。
    昔はもっとあか抜けない場所だったような気がしていましたが、いまではバイクの駐輪場が屋根付きの別棟だったりして今どきの作りです。

     

    ここは昔からイノブタで村おこしをしているんですよねえ。
    なんか食べようかと思いましたが、やっぱり高すぎて食べず。
    ※さっきコロッケ二個食ったのでちょっと胃もたれしてたし。みんなこんな高い食事してるんだねえ。

    調子に乗って「道の駅 上野。」のピンバッジガチャガチャをやってしまいます。

     

    道の駅 上野。

    道の駅 上野。


    道の駅上野の隣にあってバイク仲間のN子がおススメの「レストランヒロ。」に寄ろうと思いましたが本日休業でした。

     

    道の駅上野のあたりはR299とR463の共用部です。
    この峠はしょっちゅう通行止めになるのであんまり通れないのですよ。

    長野県佐久市と群馬の境はたくさんの峠があるのですがいずれもとんでもない山の中だったりします。
    ※一番マトモなのはR254の中山峠越えですな。

     

    Z750D1。

    Z750D1。


    交通量は極少ですが道はずっとこんな感じです。

     

    R299で越える長野県と群馬県の県境にある十石峠は割とマシな方ではあるのですが、それでも道は狭く荒れています。
    バリバリのスーパースポーツバイクだと道が悪くて面白くないと思うし。
    ※速くてもアクセル開けられないバイクは面白くない。

    それに、
    対向車は平気で 当然そんなのないけど センターラインを割ってきます。
    特に曲率の高い右コーナーだと、車は当たり前のようにセンターラインを割りますな。
    もし事故でも起こせばたぶん2時間以上は救急車は来ません。
    単独行なのでいつも以上に気を付けなければなりません。

    こういう峠でガンガン走るのは無謀なので山深さを堪能しながら進むのが吉なのですよ。
    ※もう公道で無謀に遊ぶツーリングは怖くてできませんな。

     

    十国峠の展望台。

    十国峠の展望台。


    十国峠の展望台。

    十国峠の展望台。


    一応、展望台には登ってみたものの「雲が多くて展望悪い。」という残念な結果に。
    ええ、わかっていましたとも。

     

    県境の十石峠の看板がある展望台がこのルートの最高地点。
    展望台に併設されている駐車場ではハム(アマチュア無線)の無線局を立てている人がいたりしましたが、そんなに標高高くないんじゃ・・。
    ※ここも割と最近整備されたみたいですな。

     

    Z750D1。

    Z750D1。


    それでも凝った写真を撮ろうと努力はした。

     

    バイクに戻るとタンクに雨粒がポツポツと。
    「うわマジか。」

    午後になっても日がないので結構寒いですが山の中では雨宿りする場所もありません。

    それに、
    この後、中部縦貫道で佐久穂から佐久南まで一気に移動する予定ですので寒さ+雨はちょっとヤダし。
    ※Z1系のバイクは雨が降るとブレーキが全く効かなくなるので雨天走行が苦手なのです。

     

     

    というわけで先を急ぐことにします。

    佐久穂IC付近になると多少雲が薄くなったので助かりましたがこの時点でトリップメーターは150km越え。
    多分大丈夫と思いましたが念のため途中で1000円だけ給油し、当倶楽部の最寄りのGSで最後に給油しておきました。

    というわけで、
    16時過ぎには長野市外にある当倶楽部に無事に着きました。

    ちなみに・・

    Z750D1は前回のエンジンオーバーホールの際、キャブを再度見直してスロージェットを#35から#38に変更してあります。

    そのせいもあって燃費が多少悪化して、17km/lくらいになっております。
    ※#35でもいい気がしてきたので戻そうか思案中。

    16Lタンクなので272kmは走れる計算なのですが念のため、180kmから200kmで給油するようにしています。

    田舎ではガソリンスタンドがいつもあるとは限らないのですよ。

    そして、
    ガス欠になった際に250kg+αの車体を押すのは嫌なのです。

    というわけで、
    田舎のツーリングの際はガソリン給油は早め早めに。
    いくら燃費が良くてもガソリンが無ければ意味はないのです。

     

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    長野市発、山梨、埼玉、群馬の周遊ツーリングは10時間で380kmちょっとの行程になりました。
     超開放的で 超楽しかったです♪

     

    ずーっと寒くて体温を削られ続けたので帰宅後もしばらく寒気が抜けませんでした。
    芯から冷えるというのはこういうことですな。

    帰宅後は灯油のファンヒーターで暖を取るくらい身体が冷えました。

    それでも、
    久しぶりに走ったなぁという感じで満足感が高いです。

     

    20240427の行程。

    20240427の行程。


    当倶楽部から佐久までも走ってるのでルートの全貌ではないのですが。

     

    知らない土地を走るというのはなんとなくドキドキするものなのですな。
    忘れていましたが数年ぶりにそういう感覚になりました。

    別に遠出しなくても近所でバイクに乗るだけで立派なツーリングになっちゃうのが長野県民です。
    長野に移住してから知らない土地に対する感覚が薄れていた気がします。
    ※それでも長野県に移住してバイクや車で遊べるので大満足ではあるのですが。

    そして。
    プランニング段階で紙の地図を見てニヤニヤしながらツーリングルートを決めるのは楽しいです。
    久々にやりました。

    甲府盆地なんてR20で横断するように通過するだけなら何十回も経験がありますが、
    時間と距離で言えば効率の悪い街中の県道にチャレンジするなんて紙の地図を見なきゃやらなかったです。

    そうそう。
    紙の地図は10年くらい買ってないためそろそろ買いなおそうかな、と思うのでした。
    ソロツーリングライダーというのは休憩時に紙の地図で行先を悩んでる姿が絵になるのですよ。

    そして、
    改めてバイクの単独行は面白いですな♪

  • 走ってると楽しすぎて腹も減らないので食べたのはコロッケ二個だけ(笑)
  • 寒すぎたので喉も乾かず、持参した冷たいレモンドリンクはほぼ減らず(笑)
  • もう少し撮影スポットがあると思ったのですが天候もイマイチで花などもイマイチ(笑)
  • といった、文章にするとさんざんな結果っぽいですが、
    飲まず食わずで寒くて天候もイマイチなツーリングでも気持ちはかなり充実しました。

     

    Z750D1。

    Z750D1。


    遠くの山のあたりが埼玉県と長野県の県境・・なハズだ。

     

    しいて言えば、
    富士山をはじめとした山々がもう少し見えれば言うことなしでした。
    ※結局最後まで富士山は少しも見えず。

    数泊で遠くまで出かけられる時間はあんまりないんですが今度はどこにいこうかね。
    そう思うだけでもツーリング気分は高まり、紙の地図を広げるのが楽しいワタクシなのです。

    たまに発作的に下道グリグリ走りたくなるワタクシなのでした。

     

     

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    Z1-Rに乗り続けて30年
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