Lotus EUROPA

ロータスヨーロッパ、リアからの異音で左ハブベアリング交換したけど・・

このパーツの見積もりを依頼しました

このパーツの見積もりを依頼しました

Toos

5月終わりに症状を確認、6月初めに異音確定、パーツ手配だ分解だとやってたらもう7月。

ようやくパーツが揃って組み上げてみたものの・・
なおってねえ・・(泣

作業の忘備録として、記事を書いておきます
※作業中は手が汚れすぎてて、写真撮る余裕なんかないので、手が綺麗なときにとったものだけとなりますが、ご了承ください

パーツ代金は結構高いけど勉強代だと割り切る

25,870円+送料+振込手数料

  • ベアリング内
  • ベアリング外
  • スペーサー2種類
  • オイルシール
  • 左右分買ったので、2組分の代金
    たけえなぁ・・と言わざるを得ないが出てくるだけまだマシだ

    このうち、ベアリングは国産で代用可能なことが判明
    ※4つで5千円しなかったよ、次回からそれ使うよ。いい勉強になった

    あと、分解時にユニバーサルジョイントと内側のリブ付ワッシャも買っておいた方がいいかな

    これもロータス用とかになると非常に高価っぽいけど、どうせなんかの汎用品の流用だと思う
    引き続き探しとこうと思う
    ※この辺も結構傷んでるので、ハブばらすなら一緒にやった方がいい、という事が判明した

    面倒くさいけどできないことはない素人のハブベアリング交換

    古いロータスは、整備する場所があれば素人でもできる簡単なつくりではある

    ロータスヨーロッパは、実際ばらしてみるとすごいペラペラの鉄板で構成されていることがわかる
    ので、オーナーさんは実際自分の車の足回りを見てみるといいよ

    リアハブを挟んでいるアーム部分の鉄板とかこれで大丈夫なの?というくらいの厚さしかなく、バイクのスイングアームを想像してると思いっきり軽くて拍子抜けするのだった

    各所のつくりの精度はひどいもんで(笑)ワタクシの個体の場合、ハブの8か所のインチネジ(5/16)のネジ山がほぼ全部ヘリサート加工済で、錆止めなのか穴の反対側は全部シリコンで埋まってた
    ※ハブを固定するアームとハブの間も若干の隙間があり、この隙間にもシリコンが充填されてた

  • ジャッキアップできる場所があって
  • ベアリングプーラーが使えて
  • 必要な工具が有れば
  • とりあえず、素人でも分解&組上げは出来てしまう
    砂利駐車場でやるのはお勧めしません。安定しないし、パーツなくすだけです。

    ハブの内側と外側についている2種類のハブベアリングの間に挟まるスペーサーのクリアランスは非常に微妙らしく、主治医も気をつけろと言っていた
    マニュアルの数値はあてにならないくらい個体差があるという事だった

    一応、ハブにベアリングを組んでみて片方のベアリングが回るとハブベアリングの内側のスペーサーを介して反対側のベアリングも回るという感じだったので良しとした
    ※一応、スペーサーはマニュアルの数値だったけど、個体によっては加工する必要があるようだ

    この中央付近にあるスペーサーね

    この中央付近にあるスペーサーね

    外側のスペーサーは、内径が微妙に小さく、シャフトのスプラインで引っかかってスペーサーの役割をしないという有名なものが付いていたが、今回購入品は一回り内径が大きく、問題解決されているっぽい
    ネットではこの手の話が大量に出てくるので、自分でメンテする人は皆苦労してるみたい

    一応、古いスペーサーの内側を削ってスプラインに引っかからないように加工はしておいたけど無駄になったな

    難しいのは、ベアリングに噛んでいるシャフトの抜きと挿入&固定

    シャフトを抜くには、マニュアルでは適当なセパレータを使い・・とあるけど、ふつうそんなもんない

    赤いBoxや青いBoxは特殊工具の数々

    赤いBoxや青いBoxは特殊工具の数々

    バイクのクランクセパレータなどのアタッチメントを工夫して何とか外すことに成功

    シャフトを挿入するには、ハブから少しセンター部のシャフトのネジ山が反対側のベアリングから出るまで何とか圧入して、内径30mmのワッシャーと古いスペーサーを咬ませてボルトを締め上げて少しずつ圧入したら上手く行った

    ユニバーサルジョイントは、幸い固着がなかったけど、分解するのは結構大変。

    スナップリングプライヤーがあればなんとかなるけど、構造が理解できないとたぶん一生分解できない
    知恵の輪の様に、くぐらせつつ、固定するけどシャフトの穴が一部変形しているのか、非常に難儀したのだった
    ※これもベアリングが入ってるので交換対象だよなぁ・・

    たぶん、この辺が素人でリア足回りを分解する際に途方に暮れる箇所だと思われますので、事前に用意しておいた方がいいですよ
    ※工具がないと何もできない、とわかると大抵途方に暮れるので。

    もしかして左後ろ脚ではない??

    左後ろ脚は不具合がない・・と思うのだけど・・実際に組んでみて、期待半分に試走してみる

    やはり試走してみると、ゴロゴロゴロ・・バキ・・ゴロゴロ・・バキという音が消えない。
    そしてたまに、キューというゴムっぽい音がする

    ブレーキ踏んでも音は一切止まらない

    足回りがもげたらシャレにならないので、数百メートル試走で帰宅してガレージに収める

    全然、異音発生個所のイメージができない!!

    そして、できることといえば、途方に暮れることだけなのだった・・

    結局、今回は原因不明。今度は右後ろ脚もばらしてみようと思う

    結局、異音の原因がなんなのか、判明しない

    もともと、左のハブのベアリングは内外とも破損していなかったし・・
    念のため、分解して交換はしてみたものの分解清掃&組み上げで、ひどい錆もない状態

    あの異音、ただ事じゃなさそうなので、どっか破損してそうなもんだし。
    ※押しても引いても音が出ないし、ホイール回しても音もガタも出ないんですよ、これが。

    クラッチ踏んで惰性で走っても、音は鳴るので足回り系だと思うんだけれど・・
    エンジンもミッションも調子いいだけに、乗りたい気持ちが逸るけどココは我慢ですなぁ

    ベアリングの破損もないしなぁ・・

    ベアリングの破損もないしなぁ・・

    さてどうしたものか・・
    原因不明というのが一番心理的に堪えるんですわ

    原因がわかっちゃえば、その対応をするだけなんだけれど、とりあえず右後ろ脚も分解清掃、ベアリング交換してみる予定。
    ※原因は右足で有ってもらいたい・・けどガタはないしなぁ

    まとめ

    症状が出はじめてから、一か月以上たっておりますが部品の調達に手惑い、いまだジャッキアップしたままという感じです

    これも楽しみというか試練の一つとして、自分でできる限りやってみます
    今までだって何度も乗り越えてきたし。

    自分の力で全力でやるだけやってダメなら、200km離れた主治医のところにローダーで運搬だ!
    ※おっかなくてとても自走なんかできないし・・

    主治医が言うには、バキという音がする時点でベアリングは崩壊するはずだ、という事でしたが・・

    少なくとも左後ろ脚にはそんな様子もなく、むしろベアリングの交換はほんとに必要なの?
    というくらいしっかりしていました
    ※もちろんベアリング自体のガタもなし

    一気に分解して一気に組みあがた方が部品はなくさないし、どこの同ついてたか忘れない

    一気に分解して一気に組みあがた方が部品はなくさないし、どこの同ついてたか忘れない

    次のリアハブ作業は何時になることですかね?

    少なくとも、半日はまとまった時間が取れないと厳しいんすよ、ハブベアリングの交換は。
    途中でやめるよりは一気にやっちゃった方が楽だしなぁ・・
    でも、コツと要領はつかんだのでスゲエ速く対応できそうな気もしています(成長
    ※分解すると、清掃まで一緒にやるのでその時間がかかるんですよ。ボロ靴下が大活躍♪

    右後ろ脚で有ってくれると助かるんですがヨタロー君。
    もしくは夢枕で、ここが原因だよーとか教えてくれてもいいんですが。

    ちなみに・・
    ロータスヨーロッパのサービスマニュアル・シャシ編、意外に大事なことが全然書いてないぜ!

    当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。

    =============================

    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

    もちょっと詳しいプロフはこちら↓
    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

    =============================

    お問合せはこちら

    -Lotus EUROPA
    -, , ,