小さく車高が低いため、周りからの被視認性が素晴らしく悪いのですよ。
雑草やガードレールに隠れちゃうレベルの車高しかありません。
相手から気がつかれないということは、相手は突っ込んでくるということでもあります。
これが結構おっかない。
当記事の目次
ロータスヨーロッパは車高がガードレールくらいまでしかない
市販車最低、とは言いませんが「車高の低さ選手権。」をやれば結構いい線行くレベルなのは間違いないです。
ロータスヨーロッパを運転中に景色を楽しもうなんて思わないほうがいいです。
正面以外の視界は最悪なので。
横なんてほぼガードレールしか見えません。
隣に並んだトラックのタイヤの大きさに恐怖します。
雨の日は雨だけじゃなく、周りの車が跳ね上げた水が全部かかります。
ゆえに、
雨の日なんて怖くてとても乗れたもんじゃないのです。
雨が降ると
車高が低くいメリットというのは、
- 屋根が反対側迄拭けるので楽ちん。
- スピードが出てなくてもスピード感があるのでお得。
- 多分ETCレーンのゲートバーが開かなくてもその下くぐれる。
※やったことはないですが。
というくらいで、デメリットの方が多いんですよ。
空力特性?そんなもん感じたことないですよ。
走行中は風切り音が凄いので。
何せ、シートに座った状態でドアを開けると地面に手が触れられるのですよ。
※降りるとき、慣れるまでは地面に手を付くのが一番楽。「貞子降り。」と命名。
こんな記事もあります▼
被視認性の悪さはずば抜けているロータスヨーロッパ
ゆえに、被視認性というか周りから見えてるか不安なのです。
ロータスヨーロッパで複数車線のバイパス等で流していると、
車高が高くデカいトラックやワンボックスが、ろくにサイドミラーも見ずに車線変更して来たりします。
「うわマジか。」
走行中にそういう怖い思いをしたことは一回や二回ではありません。
どうも車高の高い車のサイドミラーだと、あんまり視界に入ってないようなのです。 つか、絶対見てないよね。
※デカい車と並走なんて怖くて絶対できません。
走行中は出来るだけライトをつけるようにしていますが、ハロゲンランプは今どきのLEDと違って全然目立ちません。
※そもそもライトの位置が低すぎて、ハイビームにしてても全然パッシングされないレベルで目立たない。
しかも、
ワタクシは爆音を吐く車やバイクが嫌いなので、当倶楽部のロータスヨーロッパはの排気音はものすごく静かです♪
ゆえに、
全然気が付いてもらえない。
車高の低さも相まって「坂の頂点付近で対向車がこちらに気が付くのはかなり接近してから。」ということになります。
※接近した対向車が我が物顔で道路の真ん中走ってたりするとかなりビビる。
さらに、
当倶楽部の個体は濃紺ですので、日が落ちるとさらに目立たない。
そんなわけで、
ロータスヨーロッパの被視認性の悪さは、ずば抜けているのです。
ちなみに・・
もし、もしですよ?
今後、ロータスヨーロッパの様な車高の低い車を買う ような酔狂な人がいるかどうか知りませんが 場合、明るい色の車にすることをおススメします。
「スポーツカーは派手な色がいい。」
とよく言われますが車高が低いと目立たなくて危ないという理由もあると思いますよ。
白一色も目立つという意味でも微妙ではあるな。
某漫画の主人公の白地に赤いストライプの 一見頭の悪そうな目立つ車体色は ロータスヨーロッパは、周りから早めに認識されるための色だったのかもしれませんな。
田舎の道は雑草が生え放題
バイパスとか見通しのいい道路であれば問題はないのです。
そういう道は走っててとても楽しい♪
が。
田舎道は都会と違って基本的に両サイドが未舗装です。
下手すればコーナーのイン側の法面は土むき出しだったりします。
ゆえに、
雑草が生え放題なのですよ。
とりわけ、春先の一斉に草木が芽吹く時期は大変です。
※秋は秋で落ち葉と枯草で道路状況がわかりにくいので走りずらいのですが。
集落に近い場所は地元の方々が草刈りしてくれてたりするのですが、9割以上の田舎道は草が生え放題です。
そんなわけで田舎の県道レベルかそれ以下の峠だと、
- 道は細いわ
- 見通し悪いわ
- 雑草は生え放題だわ
すんごく走りにくいのです。
そんな状況では車高の低い車では普段より一層、遠くまで見通せないので神経を使います。
昔のクルマらしくサスがショボいので人間が気が付かない荒れた路面の凹凸をきっちり拾うのでさらに気が抜けないのです。
倍力装置のないブレーキは非常に頼りない効きなので、常に完全にコントロールできるスピードしか出せませんしねえ。
というわけで、
ロータスヨーロッパで田舎の細い峠道でとてもじゃないがスポーツ走行なんてできるわけないのでした。
※70年代以前の旧車はみんなそんな感じですよね。
ちなみに・・
小さく低い車はもちろん、大きいスポーツカーでも田舎の峠道はきついと思います。
※スポーツどころじゃ無いハズです。
以前、県外ナンバーのFerrari308GTSを長野県道55号で見かけたことありますが、大変そうでした♪
※割と元気よく県道に侵入していったので大丈夫かと思いましたが、やっぱり途中でものすごいペースダウンしてて気の毒(笑)
高級スポーツカーに限らず、最近の大きな車は本当に狭い田舎の道を走るには不向きです。
相応の慣れが必要ですよ。
どこで乗ればいいんだこれ?
※長野ナンバーの個体を確認していますが、最近見ないな。
道幅がものすごく狭く、両サイドに家が建ってるような田舎道もありますし。
※昔県道36号でキャンプピングカーが家の軒先と接触してたのを見たことがあります。
デカい車では広くて走りやすい峠道のみを走るのが正解です。
ナビ頼りで走ると大体そういう道に誘導されちゃうのでこまったもんですな。
残念なことに、現代のナビやグーグルマップでは道の広さまではご案内してくれないのでした♪
※そのうち、AIがラリーカーのコ・ドライバーくらに何とかしてくれるんでしょうねえ。「Easy Right!MayBe!」とかいう感じで。
こんな記事もあります▼
田舎道では無法走行車両は少なくない
人が少ないと人はこうも無謀になるのかってくらい無謀です。
暴走行為に近い無謀そうこうしているのはスポーツカーに限りません。
というか、大抵はスポーツカーじゃありません。
- 田舎の軽トラ
- 迷い込んできたファミリーカー
- デカいSUVやワンボックス
こういう車が当たり前のようにセンターラインを割って走っています。
※そもそも田舎の峠にはセンターラインなんてない場所が多いです。
- 見通しの良くない
- 曲率の高い
- 道が細い
- 勾配が急な
コーナーから突然出てくるこの手の車。
マジビビります。
ゆえに、
ワタクシは見通しの悪いコーナーではなるべく警笛を鳴らしています。
ぐるっと回り込んだ先で突然突っ込んでくる車は少なくないのです。
こんな道ばかりならいいんですがね。
ワタクシは最近細い名もない道を探索するのが楽しくて仕方ないのですが、細い道の探索趣味はバイクに限りますな。
出来ればハンドル切れ角の大きいオフ車がおススメ。
トップスピードやフルカウルより、極低速から中速域までの使い勝手の良さがいざという時は重要です。
こういう道なら150馬力のオンロードスーパースポーツバイクより、25馬力程度のオフ車のほうが楽しくて速いし。
怖くてアクセル開けられない重くて大きいバイクより、軽くて割と全開できるバイクのほうが楽しいのですよ。
※高速移動する必要ないんだし。
ちなみに・・
田舎道はみんなやりたい放題。
危険の予知能力がないのか想像力がないのか知りませんが、
普通に退避エリアじゃない、チェーン着脱エリアでもない場所に路駐して山野草を取ってたりします。
道路わきの山菜とか「それ人の土地のものを盗んでんじゃないの?」っていう場面にもよく合います。
※人がいないと人間てのはやりたい放題になるんですな。
しかも、
「ここに路駐はないでしょ。」
というような場所に路上駐車して、一切悪びれてないのでタチが悪い。
※見通しが悪く細くて曲率の高いコーナーの出口とかに普通に路上駐車してるのでマジで 想像力の欠落が 怖い。
それもいい大人がやっています。
大抵、悪そうな車ではなく一般の人が普通に乗るようなファミリーカーで、です。
こんな常識のない大人の行動を見れば、常識のない子供が育つのは当たり前です。
これはまだ見通しがいいほう。
「今どきの若いもんが・・。」というような愚痴を聞くことがありますが、「今どきのジジババも結構酷い。」のです。
年代を問わず、自分勝手に自己中心的に自分だけが良ければいいのですかね?
都民ファーストとかアメリカファーストの極論ですな。
かつて世界有数の民度を誇った日本ですが、間違いなく高い民度は音を立てて崩れ落ちている最中ですな。
まとめ
分岐や合流、一時停止などでも被視認性が悪い車に乗るのは結構怖いものがあります。
見通しが悪い細い峠では被視認性の悪い車は普通のクルマよりよほど走りづらいのです。
田舎ではそういう場所が数多い、というかほとんどなのですよ。
ゆえに、
「車高の低い車では田舎道を飛ばす気にならん♪」
というのが田舎に住んでるリアルなロータスヨーロッパ乗りの本音です。
思い返せば、
観光道路の駐車場でミーティングしていると思われるヘンテコな車たちと、細かい峠で走行中にエンカウントすることは多くないですな。
旧車は大人しく交通量のある道を流す程度の方が幸せなのかもしれません。
※旧車でも走り込んでる人はいるにはいますよ、当倶楽部の近所の峠でもガンガン走ってるアルファロメオ1300JrとかS800とかいますし。
かといって、
見通しのいい走りやすい峠の登りでは旧車はパワーが無くて今どきの車についていけないしねえ(笑)
※標高高いところだと、キャブセッティングが濃くなって調子崩すしねえ。
こういう楽しみ方でいい気がしています。
※頑張って走るといろんなところが壊れるので♪
いいんですよ、旧車で走るときはドライブペースで。
無理せずに雰囲気を楽しむくらいでいいのです。
たまにくるくる回るのが楽しいコースを適当なペースで走れれば良いのです。
幸いなことに長野県はくるくる回る楽しいコースに出かける迄に、
というわけでもないですし。
当倶楽部はくるくる回れる楽しい峠まで15分という恵まれた立地です。
朝飯前に出かけたりできるので素晴らしい所なのですよ♪
近所にたくさん空き家があるのがもったいない。ガレージライフには最適なのになんでみんなやらないんだろ?
※高級外車買うよりだいぶ安い料金でガレージライフが手に入り、QOLは爆上がりするはずなのですが。
ちなみに・・
車高云々は関係ないとしても、今どきの車は車幅が異様に大きいね。
こんなでかい車で田舎の山道を走るのかと思うと恐ろしい。
田舎の道は県道レベルでも1.5車線、中には1車線になってすれ違えないような箇所は少なくないのですよ。
仕事の関係でスバルXVに乗ることもありますが、
「くそデカい。」
と思ってしまいます。
※高速巡行だけ見れば素晴らしく楽ですが。
ロータスヨーロッパはこれくらい小さいのです。
田舎の細い道は軽自動車程度の大きさで十分なのです。
今では普通車でも世界規格なので幅が広く3ナンバーの車が多くなっていますね。
このデカい車では よほど腕があるなら別ですが 狭い峠で遊べないですな。
非力でもいいので5ナンバー枠のスポーツクーペはもう二度と出ないんですかねえ・・。
シルビアとかレビンとかああいうのが良いんですが。
※ターボもいらないし、パワーはなくてもいいのでできれば200万円台でMTで。最悪、FFでもいい。多くは望みません。