信州の生活

【昭和レトロブーム】上山田温泉は昭和文化が楽しめる温泉街

上山田温泉。

上山田温泉。

 

ワタクシ
最近なんだか昭和レトロブームらしいですな。
そんなのは長野県にはたくさんあるのです。
ワタクシが知ってるだけでも数カ所あります。
今回は散歩がてら訪れた温泉街「上山田温泉。」です。
これが思いのほか面白かったのですよ。

 

改めて行ってみるステレオタイプな温泉街

 

ワタクシ
長野県千曲市。
千曲川沿いにある温泉街が「上山田温泉。」です。
古くからの温泉街で一時は非常に栄えたようですが今はちょっと勢いがない。
行って見ることにしました。

 

日本のどこにでもあるような古い温泉街というのは大抵レトロムードが漂う街なのです。

というのも、
温泉街としてリニューアルできたのは有名な温泉を抱えるほんの一部の温泉街だけです。
※中堅どころの温泉くらいだと衰退しがちです。

団体旅行客に特化して進化した温泉旅館は軒並みブームの終焉とともに衰退していきました。
元気がよかったのは昭和の終わりごろくらいまでですかね。

日本中にこの手の温泉街があるのです。

長野県は日本一ではないようですがものすごく温泉が多い県です。
山間の集落にも温泉があったりしますし、温泉施設が公民館に併設されているところもあるくらい。

長野県千曲市。
千曲川に沿ったあんずが有名なこのエリアにも古き良き温泉街があります。

「戸倉上山田温泉。」
として名が通っていますが、なんとなく千曲川の東側が戸倉温泉で西側が上山田温泉でいいのかね?
※ワタクシはそう思っていますが観光案内所で聞いてくりゃよかったな。

古くからの温泉街です。
ワタクシは日帰り温泉と足湯しか入ったことないです。
※もう100回以上は通過しているはずですが。

ワタクシの住んでいる長野市のお隣なので行ってみることにします。
理由はありません。
ただただ知らないところを歩き回るのは楽しいからです。

観光案内所の前には未了の駐車場があったのでココに車を止め、観光案内所でパンフレットを数種類いただきます。
※当倶楽部の地方都市散策の典型的なパターンです。

最近はどこも観光パンフレットに力が入っていてわかりやすく、挿絵があったりして見てて楽しいですな。
※これにどれくらい予算をつぎ込んでいるのか。どこがスポンサーなのか気になるところではあるのですが。

ちなみに・・

上山田温泉ではローカルテレビ局の取材で有名になった「真珠のガチャガチャ。」があります。


千曲市観光会館の前に設置されています。
※観光案内所が併設されています。

ガチャガチャには1000円と3000円の二種がありまして。
どうも500円玉を重ねてセットしてダイヤルを回すらしい。

これが予想よりいいものが出ると噂になり、結構流行っている様なのですよ。

真珠のガチャガチャ。

真珠のガチャガチャ。


やりませんでしたが。
※そもそもキャッシュレス時代に500円玉を6枚とか持ってる方がおかしいです。

世の中、ガチャガチャブームらしいですな。
その他にもいろいろ街中にはガチャガチャマシンがありましたが半分くらい稼働していないようでした。
コインセットする箇所にガムテープが張ってあったりして整備不良感が半端ない。
※こういうのは寂れ加減が加速するイメージなので直したほうがいいよ。場末のやる気のない遊園地みたい。

街は昭和レトロの塊だった

 

ワタクシ
イメージ通りの昭和の温泉街でした。
スナックやらその手の飲み屋が軒を連ねています。
最近見ない感じのレトロな街でした。
午前中だったので人気は少なかったのですが夜は栄えているのでしょうか。

 

日曜の朝早くから温泉街を練り歩くことにします。
※土曜の宿泊客が多いかと思ったけれど空いていました。

メインストリートこそ近代的ですが一本裏に入ると「ザ・昭和。」です。
昭和の飲み屋街の光景が広がっています。

 

温泉街。

温泉街。


温泉街。

温泉街。


野良猫のように歩き回りました。
※あとでGARMINの走破ログ見たらすごいことになってた。

 

路地に付けられた名前が、

  • 新世界通り
  • 花町通り
  • 銀座通り
  • 思い出の町
  • ほろ酔い銀座
  • ※全部歩いても距離は大したことないので、すべての通りを踏破しました。

    うむ。
    正しい田舎の温泉街っぽいですな。

    メインストリート以外の路地にはこの手のスナックや小規模の飲み屋さんが大量に存在しています。
    現在、営業しているかどうかは別で多くの飲み屋街は放棄されたような感じになっていました。
    ※昔はこれだけのお店の従業員が普通に生活できたくらい温泉街が栄えていたということですな。

    訪れたのは日曜の午前中は人よりも野良猫の方が多い(笑)

    あまりに面白いので観光案内所で貰った紙の地図を片手に全ての路地を散策する勢いです。
    ※いろんな形態の飲み屋があって面白いんですよ。

    こういう所はGoogleMapよりも紙の地図持って歩くのが正解。
    今どこにいるのか常に把握しながら歩くのが楽しいのです。

     

    タイルのドット絵っぽいお店の看板。

    タイルのドット絵っぽいお店の看板。


    こういうのが普通に残ってるところがすごい。
    まさに昭和のドット絵。

     

    街にはなぜか韓国系のお店の看板が多い印象ですが、それも最近営業しているのかどうか怪しい感じです。
    ※長野の田舎町にはアジア系の飲食店が非常に多いのは何故なんだろうね?

    射的場もありましたが景品は色あせてたりしました。
    ※お客は電話して店主に店を開けてもらうシステムっぽい。

    夜の街の休日の朝というのは大抵汚いのですが割とゴミが出てない。
    普通に営業してもお客来ないのか・・。

    どうやら上山田温泉はもったいないですが団体旅行ブームが去って衰退した後、コロナ禍で大打撃を受けたっぽいです。
    こういった温泉街は日本中にたくさんあるのですが、
    スキー場にも程遠く、山奥の秘境的な温泉という売りもないので、アウトバウンドに頼ることもできず、マーケティング的には難しいかもしれませんな。
    ※日本中にあるどこの温泉街も似たようなモノかもしれません。

    それでも3月中旬の日曜日という割とオフシーズンっぽい日でも県外ナンバーの温泉旅行客を見かけましたが、
    明らかに流行ってたのは近代温泉施設というか「健康ランド。」的な安価で食事もできて温泉も入れるみたいな複合施設でした。
    ※さびれ気味とはいえ、温泉街としては今でも有名だと思うのですが。

    ちなみに・・

    上山田温泉街の最盛期は多分40年くらい前なんじゃないかと思われます。

    こうなると大手の旅館はともかく、小規模の温泉宿は営業してる?という建物が多かったです。
    小規模温泉宿は生き残りはかなり厳しそうなイメージを受けました。
    ※大手の旅館が撤退した跡地が更地になり、コンビニが入ってたりしました。

    明らかに建物の作りが昭和っぽく「かつて温泉宿だったんだろうな。」というような建物は廃墟化しているものも多かったです。
    ※もし営業していてもレトロチックでちょっと怖いくらいの感じはしますな。

    街のはずれには解体中の廃墟がある。

    街のはずれには解体中の廃墟がある。


    ちょっと凝ったアングルで撮影してみた。

    温泉街はくまなく歩き回りましたが、裏道には従業員さんの住居っぽいアパートやマンション的な建物も多かったです。
    生活感がある住居も多少はありましたが多くは空き家なのではないかと。
    取り壊している住居やゴミが放置された住居や店舗も多く、廃れた温泉街という感じは否めません。
    かつてはこの住居の多くに人が住んでたくらい栄えていたのでしょうねえ。

    井上陽水さん、は関係ないな。

    井上陽水さん、は関係ないな。


    惜しい。

    なんとか復興して欲しいものですが「日本人は旅行しなくなった。」と言われているので、
    温泉以外に観光の目玉がないと観光業全体は厳しそうですな。
    ※日本中でいろんな努力をしていますな。なかなか成功例はないみたいですが。

    それでも色々工夫して盛り上げようとしているのは見て取れるので応援はしたいです。
    ※サイクリングルートを提案したりしていますが、なんとなく自転車のブームも終わりかけている気がします。

    こうなったら温泉の地熱で発電所とか作ればいいのかもしれませんな。
    「エネルギー再利用の新しい温泉街。」
    「地熱で自給自足。住民の電気代は無料。」
    とか言って。

    ・・スポンサーいないか。

    でもリニューアルされているところもある

     

    ワタクシ
    街中は再編成が進んでいるようで新しい建物も結構あります。
    地元の人が使うような食堂が付いている温泉施設などもあるし。
    今どきのビジネスホテルもありますな。

     

    観光案内所の建物は新しくて立派でした。
    メインストリート沿いの建物は結構新しく、ここを通過するだけだと一見栄えている様にも見えますな。

    ただし、
    一時期お金をかけて整備したまま、維持管理にまで気が回らないらしくせっかくの施設は動かないものも多数。
    看板にもひび割れがあったりして、こういう細かい所が観光客をなえさせるのだよ、と言いたくなりますな。

    また、新たに作られたり整備された温泉施設はそれなりに人気があるようで公衆浴場的なところには車がたくさん止まっていました。
    ※長野のこういった温泉施設は地元の人のコミュニティ施設になりがち。

     

    こういうポスターは好き。

    こういうポスターは好き。


    もちろんです、と言いたくなる。

     

    リニューアルされているのは限られた箇所なので、町全体から見れば衰退してるのは間違いないと思うのですがね・・。
    ※それでも有名チェーンのホテルはあった。一番新しくてきれいな建物でした(笑)。

    一本路地に入れば古くからの温泉街のパターンで車が入れないような細かい道が多いです。
    普通車でもすれ違えないんじゃないかと思います。

    新しい車は3ナンバーで大きいので路地には入りづらそうでした。
    ※路地に入ってきた名古屋ナンバーのレクサスは出るのに何度か切り返ししてたし。

    古い温泉街というのは大概道が入り組んでいて狭いので、
    散策するには大通りに沿った駐車施設に車を止めて温泉街というか繁華街を徒歩で歩き回るのが正しい気がしますな。

    ツーリングクラブみたいな団体で遠征で宿泊してメンバーで夜の温泉街を飲み歩きながら足湯につかるとか楽しいかもしれませんな。

    ちなみに・・

    そういえばワタクシがソロで走ったバイク旅でもこの手の温泉街に泊ったことはありませんな。

    なんか格調高くて入りづらかったような気が。
     キャンプしてるくせに なんか出そうで怖いし。お金ないし。

    ワタクシが旅してた頃は温泉街はそれなりに宿泊料が高かったのですよ。
    日帰り温泉に入ってからキャンプするのがワタクシの旅の定番パターンでしたので温泉街自体にはよく立ち寄ったのですが、
    ちゃんとした温泉宿に泊まったことはほぼありませんな。

    そうそう。
    上山田温泉には足湯が二箇所ありました。
    ※二か所が非常に近いのが難点ですが両方無料です。一か所はファミリーマートの敷地内なのも意外。

    カラコロの足湯
    からころの湯。

    からころの湯。


    空いていました♪
    陽だまりの足湯
    陽だまりの湯。

    陽だまりの湯。


    意外にもファミマの敷地内にあります。

    足湯はバイク乗りには非常にありがたい施設です。
    寒い時期のバイクは末端から冷えるので足先が暖かいのは嬉しいです。
    ※でも五本指靴下だと脱ぎ履きが面倒くさいんですがね。

    こういうニーズを汲んでそういう少人数の旅人に合わせれば街全体がもう少し流行るのではないかと思います。

    どうせ団体旅行する人は減ってるんだし、ソロツアラー向けの安宿を作ればウケるかもしれません。
    こういう奴らは大抵貧乏、というのは昔の話で今はソロツアラーもお金持ちが多いのです。

    そういう人たちを狙ってライダーズハウス的な施設があってもいい。
    ※こういうよそからの人の流れが出来ると次第に町が活性化するのです。

    最近の貧乏ツアラーはキャンプすらしませんのでねらい目ですよ。
    彼らはネットカフェとか漫画喫茶で一晩過ごすようです。

    道の駅であった貧乏ツアラーはねとカフェについて、
    「ネット使い放題、シャワーくらいある、ドリンクタダ、みたいな天国。」
    と申しておりました。
    ワタクシは使ったことないですがきっとそうなのでしょうねえ。

    最近はキャンプ場が屋根付きの宿泊施設より高いですし、予約とか面倒くさいし、バイクをテントに横付けできないしねえ。
    ・・昔みたいなキャンプ場には戻らないのかなぁ。

    というわけで、
    ライダーズハウス的な料金体系でオモテナシ最小限の宿でヨシ。
    ※バイクを屋根付き&鍵付きの駐車エリアに止められれば言うことなし。

    そして街中にたくさんある温泉を徒歩で巡らせる。
    徒歩で移動中には飲食できる夜間営業のお店が多い。
    冬も雪が少なく日照時間が多いエリアであるのでオープンカーやバイク乗りにはもってこいです。
    ※雪が降る時は降るけれども。

    なんだかバイク乗りが集まりそうじゃないっすか。
    ※ワタクシがプランナー&マーケディング係として仕掛けてもいいです。料金は相談に乗ります。

     

     

    「くりや。」さんはマジでおススメの定食屋さん

     

    ワタクシ
    メインストリートに面したお店「くりた。」さん。
    最近、昔の居酒屋化なんかを居ぬきで借りてリニューアルしたお店です。

     

    ランチの時間なので食べられるところを探したのですが営業しているところがあんまりないのです。
    温泉街で日曜のランチ営業しているお店は限られているようでした。

    散々温泉街を彷徨ったのですが営業して良そうなお店がほぼない。
    ※一応、コンビニで保険としておにぎりくらいは買っておいた。これも田舎散策あるあるです。

    なので、
    一旦観光案内所まで戻って観光案内所のお姉さんにランチ営業しているお店を何店か教えてもらいました。
    ※知らなきゃ行けないよ。

    まあ温泉街を日曜のお昼にうろつく客は多くないとは思うけれども。

    今どきは夜に飲み歩く人は多くないのです。
    人は動かなくなりつつあるのです。
    営業形態を変えていかねばなりませんよ。

    そこで教えてもらったのが「くりや。」さん。

     

     

     山の中なのに マジで魚が旨い。
    ちょっとうなるくらい旨かったです。

     

    煮魚定食。

    煮魚定食。


    ワタクシは煮魚定食
    白飯が足りなくなる美味さ。

     

     

    ゴマおろしの鯛丼。

    ゴマおろしの鯛丼。


    嫁はゴマおろしの鯛丼。
    こういうアレンジで鯛食べたの初めてです。

     

    これが両方ともくそ旨い。

    並んでいる日本酒もマニアック(笑)
    このお店で飲むためにこの温泉街で一泊してもいいと思うくらい美味しかったです。
    ※ご飯大盛りでもすぐ無くなるくらい飯が進む味です。

    最近営業を開始したばかりなのか従業員さんの不慣れさが新鮮でした。
    近いうちにまた必ず行きます。

    このお店を知っただけでも来たかいがあったというものです。

    ちなみに・・

    ワタクシ的には長野の地方都市には結構行きつけのお店があるのです。

    個人的にはこういうお店をたくさん知ってる大人がカッコいいと思っています。
    ※ドライブとかツーリング途中でさらっと寄るのですよ。

    が。

    再訪した時に廃業しちゃってたりすることも結構あるんですよねえ。
    ※逆に人気店になって要予約でしか食事できなくなってるところもあるんですが、これはこれで寂しくもあり。

    荒砥城は急坂マニアにはたまらない山城

     

    ワタクシ
    上信越高速道路からも見える「戸倉上山田温泉。」という山の掲げられている電飾。
    ここには「荒砥城。」と呼ばれる山城があります。
    せっかくなので行ってみることにしました。

     

     

    荒砥城。

    荒砥城。


    人が少ない観光スポットですがおススメ。

     

    街のはずれの山の上にあるのが「荒砥城。」です。
    なんでも500年くらい前の山城だったそうですよ。
    距離的には近いように見えるのですが、たどり着くまでには超急坂が待っていますのでなめてかかってはいけません。
    標高差がすごいのですよ。

     

     

    観光案内所のお姉さんが言うには「徒歩で行く人も稀にいる。」とのことですが、
    ワタクシは以前来たことがあったのでその誘いには乗りません。
    ※距離的に近いように見えますが徒歩だと片道余裕で軽く30分以上はかかるハズ。それもずっと急坂の車道を登る苦行です。

    とにかく道中は超急坂です。
    普通の車なら1速固定でやっと上るくらい。
    ※昔、Z750D1に二人乗りして来たときは1速キープで登ったくらいの急勾配です。

     

    18度の急坂。

    18度の急坂。


    斜度は18%。

     

    ワタクシが知る限り、長野で二番目の斜度です。
    下りはエンブレだとまったく意味がないくらい勢いが付くのでずっとブレーキ踏みっぱなしです。
    ※ブレーキ離すと加速するしヘアピンが続くしで車に不慣れ&デカい車は多分超怖いです。

    そして急坂の上に道が狭くてすれ違いが難しいのです。

     

     

    一応、県道なのですが昨年はずっと通行止めでして。
    いつかこの長野県道498は攻略してやろうと思っておりますが、いつ開通することやら。
    ※「荒砥城。」のちょっと先で通行規制されていました。

    そりゃこの坂ですもん、普通の人は来ませんので文句も出ないのでしょう。
    ※抜けても思いっきり山の中に出るだけなのですし。

     

     

    話は戻りますが「荒砥城。」は300円の料金がかかりますが絶対行くべきです。
    理由は見晴らしがものすごくいいから。
    ※できれば晴れた天気のいい日をおススメ。

     急坂を登った割に 標高は低いです。

     

    GARMINのハンディGPS。

    GARMINのハンディGPS。


    GARMINのハンディGPS計測だと608mです。
    ※散歩でも超使えます。

     

    なので見える景色もそれなりで有名な山が見えるわけではないのですが川に沿った山城だけに見晴しがすごくいいです。
    千曲川に沿って街道が出来、街ができた様子がよくわかります。
    ※たぶん夜景はすごくきれいですが夜に急勾配を上り下りするのは結構危険だと思う。

    高速道路からはライトアップされた看板が良く見えますが逆に高速道路は見えにくいです。
    ※最寄りの高速道路はトンネルになってるため。

    ちょっと前の大河ドラマでも撮影で使われたようでその時の様子が資料として掲示されてたりします。
    ※場所的に「真田丸。」の撮影でも使われたのかと思ったがそれはないらしい。惜しい。

    観光地としてはアクセスがしづらく非常にヒトケが少ないスポットですが貸し切りっぽくて気分がいいです。
    ※晴れてればね。

     

    荒砥城。

    荒砥城。


    この櫓にももちろん登れます。

     

    山城として山の上にあるのため、真冬は遮るものがないので風通しがよく寒い。
    真夏だと太陽を遮るものが少なく、標高も低いので暑そうですな。
    ※一応通年営業っぽいけれど雪が積もった狭い急坂を登るのはちょっと嫌だな。

     

    櫓からの眺め。

    櫓からの眺め。


    高いところって気分がいいよねえ♪

     

    駐車場から徒歩で200mくらい登るのですが急勾配は続くのですが自販機すらないので飲料とか持って行くといいよ。
    ※真夏は特に飲料大事。

    まとめ

     

    ワタクシ
    いやぁ。楽しかったのですよ、上山田温泉街の散策は。
    何十回も通過していますがガッツリ歩いたのは今回が初めてです。

     

    千曲市は当倶楽部のある長野市のお隣の街です。
    当然、通過することが多いのですがガッツリ歩いたことはほとんどありません。
    ※一部は散策したことがある、程度です。

     

     

    自分の住んでいるエリアを詳しく知っていますか?

    通勤通学買い物などの自分の生活エリア以外知らない人は結構いますな。
    多くの人にとって「近所でも行ったことない街は腐るほどある。」のです。

    これはなんかもったいない。

    知らないことを知るのは楽しいですよ。

    例えば、
    いつも使う駅の隣の駅の回りの散策したことはありますか?
    忙しい人が多いので意外と近所でも知らないことやは場所は結構多くあるのです。

    これはなんかもったいない。

    実は知らない街を徒歩で歩くのは脳にいい刺激になるのです。
    歩くので健康にもなるし。

    そういう場所への散歩なら多くのまとまった時間を費やす必要はないので非常に気楽でお金もそんなにかかりません。

    なんか得じゃね?

    何度も通過している知った気になってる近所の街でも、
    車やバイクで走って通過するだけだと気が付かなかったことはたくさんあるし、
    ゆっくり歩いて初めてわかることもたくさんあることに気が付くようになります。
    ※「その街は道路しか知らない。」みたいな街は多いものですよ。

    たとえば、
    近所の街で知らなかった美味しい定食屋さんとか探すのも面白いし、街の成り立ちや歴史を見聞きするのも面白いのです。
    ※こういうことをサラッと知ってる大人がカッコいいのですよ。

    そして。
    同じ街でも違う通りには別の人々の生活があるし違うドラマがあるのです。
    ※何度再訪してもそのたびに新しい発見があるので面白いんですよ。

    天気のいい休日に家で動画見てたりゲームしてたりするのもいいと思いますが、
    人生を楽しくする簡単な手法として体力維持がてら近所の街の散歩をするのは中高年にとってとてもいいと思うのです。
    誰にも邪魔されずに誰にも制約を受けずに自由気ままに気の向くまま知らない街を歩いて旅した気分になるし。

    形としては何も残りませんが、
    「近所の街のエリア情報やお店情報、歴史や道路事情に詳しくなる。」
    という知識が身に付きます。

    特に長野県の市区町村では「観光案内。」が割と充実していて観光ガイドやしおり的なものをタダで入手できます。

    凄くお得です♪

    当倶楽部では車やバイクで遊ぶのに制約を受ける冬の間の天気のいい休日はひたすら近所の街を散歩しています。
    ※当ブログで紹介している定食屋さんとかはこういう時に見つけるのです♪

    この手の街歩きネタと写真は冬に溜まりがち。
    こういう記事は山ほどかけるのでそのうちシリーズ化するかもしれません。

    こういう気の抜けたような趣味でも「人生の充実。」には十分なエッセンスになると思うのです。
    脳にも筋力にも老化防止にもいいですし。

    いいハズなのです♪

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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