KTM125EXC。次のブラインドコーナーの先は多分雪山。

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ツーリング バイク

【オフロードバイクなら冬の雪国で普通に乗れる】は本当か?

 

ワタクシ
冬にバイクに乗るのは止めておいた方がいいですよ。
オフロードバイクで未舗装路だけ走るならまだしも。
未舗装路までのアスファルトが凍りまくってたらコケますよ。
オフロードバイクのブロックパターンのタイヤはスタッドレスやスパイクではありません。
結局、凍ってたらバイクは無力だし、無理してもいいことないよって記事です。

 

 

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雪国の冬はバイクに乗れるのか?

 

ワタクシ
長野の冬でも乗れますよ、物理的にも法的にも。
ただし、極めて危険なだけです。

 

バイクってすごく微妙なバランスで走っています。
特に、コーナーリングなんかは無意識にバランスを取っているもんですよ

バイクのタイヤの接地面

どんなに良いタイヤを履いているバイクでも路面との接地面はたかが知れています。

  • 車のタイヤではがき一枚
  • バイクのタイヤで名刺一枚
  • 程度の大きさしか路面と接していません。

    こういうの買う人ってどういう商売してるんだか。


    これもバイクっちゃバイクですが公道走行不可です。

    この接点で、

  • バイクの車重
  • アナタの体重
  • 装備重量
  • 縦横の加速や傾きによる荷重
  • を支えつつ走ってるわけです。

    そのわずかな面積の路面との接点に
    「異物」
    が入ってくるとタイヤはグリップを失います。

    雪国の冬は入ってクリ物が異物が「氷」である可能性が高いんですよ。

    特に、
    少しでもバイクが動いている状態でフロントタイヤが氷を踏むと上手いヘタではなく転びます。
    ※10km/h程度でもフロントタイヤのグリップがすっぽ抜けてバイクが制御不能になると転びますよ。

    オフロードバイクのタイヤでも同じことです。
    オフロードバイクのタイヤは未舗装路を走るためにゴツゴツしているのであって凍った舗装路面の上ではほぼ無力です。
    ※オンロードタイヤはもっと無力です。

    結 論

  • 路面に雪がなければ
  • アスファルトが凍ってさえいなければ
  • とんでもなく寒いことに我慢できれば
  • 冬でもバイクには乗れます。

    全くおススメはしませんが。

    最近ワタクシが好きな台湾ラーメン。

    最近ワタクシが好きな台湾ラーメン。


    お疲れさまでした♪

    ■糸冬 了■

    とはいえ、
    せっかくなので、もうちょっと話を続けようじゃありませんか。

    ちなみに・・

    凍った未舗装路の林道は凍ったアスファルトよりは全然滑らないです。

    経験上、
    雪が積もってるアスファルトより、雪が積もってる林道の方が走りやすいですよ。
    雪が積もってる場合、舗装路であるアスファルトより、未舗装路である林道の方が安心です。
    アスファルトは表面が鏡のようにつるつるに凍ってタイヤのグリップが期待できませんが、未舗装路は凸凹なのでオフロードバイクのタイヤなら何とか噛みます。

    実は、冬は未舗装路の方が怖くないんです。
    ※何かあったら遭難して春まで死体が見つからないので林道に行くのは全くおススメはしませんが。

     

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    凍ったアスファルトは最高に滑る

     

    ワタクシ
    ワタクシは真冬のツーリングでコケて足を骨折したので強く言います。
    バイクで真冬にツーリングなんてするもんじゃないです。

     

    特に雪国は晴れていても、日陰は余裕で凍っていることが多いです。

    しかも、
    峠は大抵標高が高く、麓で暖かくても山の上は極寒だったりします。
    こうなると、
    「普通にアスファルトの表面は凍る」
    んですよ。

    言っておきますが、本気で凍ったアスファルトは、ちょっとしたスニーカー位でも歯が経たない位すべります。
    まともに歩けもしない場所をバイクで走るなんて普通はできません。

    滑りやすそうな路面は避ける

    「バイクのライディングの動作は全てタイヤに対する入力」
    と思っておきましょう。

    アクセルもブレーキもタイヤに対して入力しています。

    冬のアスファルトの峠道では

  • いい感じでアクセル開けたり
  • いい感じでブレーキかけたり
  • いい感じでバンクさせたり
  • するようなポイントが凍ってると最悪です。

    なるべく危なそうな箇所は避けるべきですよ。
    ※もちろんそういうのを全く苦にしない天才もいますが、真似しない方が身のためです。

    滑りそうな箇所が避けられない場合は、
    慌てずに気配を殺すように一切の入力を切って惰性で乗り切っちゃうのが正解です。
    ※スピード出すのは自殺行為です。って言うかすべしそうな場所には行かないことをおススメします。

    ちなみに・・

    長野では11月後半くらいから標高によっては峠が凍り始めます。

    この頃はまだ「落ち葉」も路面に残ってることが多いんですよ。
    「落ち葉」+「氷」の合わせ技は思っている以上に滑ります。
    ※「落ち葉」+「水」もかなり滑ります。

    秋のツーリングでは落ち葉はできる限り避けるのがセオリーですよ。
    ※そして、その状態は普通に3月一杯くらいまで続きます。

     

     

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    オフロードバイクは雪の積もった路面では埋まる

     

    ワタクシ
    オンロードバイクでやったことは無いですが、
    オフロードバイクに深い溝のタイヤ組めば雪が積もってる林道くらいなら突っ込んでいけます。
    林道にたどり着くまでの雪が積もってるアスファルトは大抵表面が凍っていますので危険ですが。

     

    バイクはタイヤがグリップしさえすれば動けます。
    ※雪自体は動いちゃうのでアクセル開けるたびに掘って潜っていくわけで、どんどんリアタイヤが雪を掘って埋まっていきますが。

    リアタイヤが雪を掘りすぎて
    「雪を掘って手を放してもバイクが倒れない状態」
    になると非常にフォトジェニックではありますが掘りだすのは大変ですよ。
    何度かそういう目に遭いましたが引っ張り出すだけで大汗かきます。
    ※その後急速に冷えるので風邪を引きがちです。

    そして必死の思いでバイクを引き抜くと・・
    「チェーン周りが綺麗になってる♪」
    のですわ

    パドルタイヤって何?

    要するにカヌーとかのオールというか・・水かきみたいなタイヤです。

    砂の深い砂丘(DeepDune)とかを走る際に使うタイヤらしいんですが。
    コレがまた雪上では絶大な効力を発揮するようです。

    コレがパドルタイヤ。

    コレがパドルタイヤ。


    見た瞬間、TAMIYAのラジコン「ワイルドウィリス」だっ!と思った。

    実際に日本でも売られていて一度だけ某茨城の有名オフロードショップの店頭で見たことがあります。
    ※ワタクシがそのショップに訪問した際、SUZ〇KIの広報の方が来ててインタビューされたんだぜ♪

    「誰が買うんだこんなもん」
    とコース走行に燃えていた当時のワタクシは思いましたが、量は少なくても需要はあるみたいですね。

    一応バイク用タイヤチェーンもある。
    created by Rinker

    スノーチェーンは小排気量のビジネスバイク用がメインですね。
    created by Rinker

    さすがのamazonにも楽天にもパドルタイヤの扱いがなかったぜ・・

    ちなみに・・

    30cmも雪が積もってれば、バイクでコケても結構痛くないもんです。
    ※バイクに挟まったりすると痛いでしょうが。

    とはいえ、
    調子に乗って河原とかで遊んでコケまくると、雪の下にある枝などにジャケットが刺さって穴が開きます♪
    ※身体に刺さらなかっただけ、まだいいですが。

    雪の下は全く何があるかわかりません。

    あと、
    河原の整備されたグランドとかで遊ぶと通報されがちです。
    ※タイヤの跡がくっきり残るので逃げられないし。

    やっぱり、冬はバイクで遊んでもいいことないや。

     

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    雪国の冬にバイクで走る場合は最高の防寒装備で

     

    ワタクシ
    真冬のツーリングでは自分が持ってる限りの最高の防寒具を装備しましょう。

     

    暑くなったら脱げばいいのですが寒い場合、装備がないと何もできません。

    かつてワタクシは、

  • 全身プロテクタフルアーマー装備
  • ヒートテック+オフロードジャージ
  • アンダーアーマー&オフロードパンツ
  • オーバーパンツ
  • ウィンドブレーカー
  • ネックウォーマー
  • で走り回っておりましたが バカだったのか 結構寒さに耐えられたもんです。
    30代前半は12月半ばに小雪降る中、東京から清里抜けて長野入りしたこともあったな。
    ※思い出すと寒かった気もする。

    最近はどうしても真冬にバイクを陸送しなければならない場合、
    「自走するより軽トラに積んで移動する」
    を選んでいます。
    長野の冬は風が冷たすぎる。
    無駄に冒険する気がないです。

     

     

    根性あるのか舐めてるのか

    それでも、某有名一流キャンプ漫画「ゆるキャン△」のおかげか、
    「冬でもバイクでキャンプする」
    みたいな人が増えています。

    くれぐれも

  • 遭難とか
  • 凍死とか
  • 凍傷とか
  • 一酸化炭素中毒とか
  • には気を付けましょう。

    ワタクシは薪ストーブも前でぬくぬくしておきます。

    薪ストーブはいいぞー♪

    薪ストーブはいいぞー♪


    室内焚火ですからね。

    ちなみに・・

    かつて、

  • バイクのタイヤにロープ巻いたり
  • バイクのタイヤに鋲打ったり
  • バイクのタイヤにチェーン巻いたり

    して営業中のスキー場の横の森でバイクでキャンプしてた友人たちがいます。
    ※スキー場で飯食ってその夜その近くの山の中にキャンプに行くらしい。

    ワタクシは薪ストーブも前でぬくぬくしてたので行きませんでしたが。

    「-9度までしか測れない気温計がずっと-9度で固定されてて壊れたかと思った」
    という話を聞きましたが、
    「壊れてるのは君たちの方」
    だと強く思いましたが、大人なので黙っておきました。

    ヘタすりゃ遭難しますよ♪

    「人間何が幸せかは自分で決める」
    と申しますが、あんまり頑張りすぎなくてもそれなりに幸せならいいのです♪

     

    雪国の真冬ツーリングはバイクが超傷む

     

    ワタクシ
    真冬はね、凍らなくとも路面が濡れてるのよ。
    「塩カル」水溶液で。
    走るたびに際を誘発する「塩カル水溶液」をまともに浴びることになります。

     

    バイクは車と違って「防錆加工が甘い」です。
    そういう使われ方を想定していません。

    油脂分がなくなった金属はすぐ錆びますよ。
    走行中にタイヤが跳ね上げた水分は車体のいたるところに入り込みますし。
    ※乾くとカルシウム分が白く水玉模様になってたりします。

    油の切れたチェーン周りやコーティングの剥げたステー部、塗装が剥げたタンクなんかはあっという間に錆びます。
    ※冬に走行してきて、そのまま屋内保管すると思いっきり錆まくります。

    なので、
    真冬のツーリングで「塩カル水溶液」を浴びたバイクは洗車して軽くグリスアップしてから保管するようにしましょう。
    ※海水浴びたみたいなもんですよ。

    ちなみに・・

    オフロードバイクで海の砂浜を走るのは凄く練習になるんですよ。

    でもね。
    ちゃんと整備しておかないと「超錆びる」んですよ。

    どうやら砂浜でこういう練習をしてるようなんですよ。

    Pexels / Pixabay どうやら砂浜でこういう練習をしてるようなんですよ。


    めちゃめちゃ疲れるそうですが。

    砂浜って海水に含まれてた塩分が残ってたりするんですよねえ。
    完全に乾いていればまだ落としやすいんですが、少しでも濡れると砂がこびりついて意外に取れないもんです。
    ※海水浴で足に砂が付くアレです。

    とはいえ、
    少なくともワタクシの周りにいるサンドで走り回ったオフロードバイク乗りは、もれなく上手いです。
    ※サンド慣れしたライダーは、前後の体重移動でバイクを曲げるのが絶妙に上手い&アクセルの開けっぷりが豪快です。

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    雪国では真冬はバイクには乗らないほうが無難です。
    オフロードバイクのどんないいいタイヤでも凍ったアスファルトでは無力です。

     

    ワタクシは強く言いたい。
    「無事これ名人」
    が一番だと。

    誰が何と言おうと雪国の冬はバイクに乗るもんじゃないですよ。
    ※こういうところで無茶してケガして ワタクシのように みんなに笑われるのは30代までです。

    いいですか。
    足を複雑骨折して手術すると半年くらいはまともに足動きませんよ。
    一瞬の無茶がそれだけの時間を無駄にします。

    40代後半にもなると、人生で一番大事なのは「時間」だと思うのですよ。

    KTM125EXC。これ以上進んではいけない気がムンムンしますな。

    KTM125EXC。これ以上進んではいけない気がムンムンしますな。


    遭難すると春まで見つかりません。

    少なくとも雪国の冬は、

  • バイクは乗らない
  • バイクの消耗品をチェックする
  • バイクの重整備をこの期間に行う
  • バイク関係の小物を作る
  • バイクに乗る体力をつける
  • などインドアと言うか乗らずにバイクを楽しむ方法を模索することをおススメします。
    ※シーズンになったら、乗ればええ。焦るなや。

    と、
    冬になると骨折の後がいまだに痛むワタクシは思うのですがどうか。
    ※すでに工具が冷たすぎて触れないレベルですが。




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