さて困った・・
そういう場合は、Yahoo!オークションなどのネットオークションを探してみましょう。
売れた車種であれば大抵部品は見つかります。
売れなかった車種は時の運です。
ただし、
知らないと損するポイントもあるんですよ、オークションには。
当記事の目次
ネットオークションでバイクの中古パーツ・レアパーツ探し
一般に外装系や電子デバイスは欠品になるのが早いです。
部品がないだけでもバイクは簡単に不動車になってしまいます。
古いバイクの部品調達に悩んだら、まず最初に各種のネットオークションで調査しまくってみましょう。
もしかするとデッドストックの新品パーツが手に入るかもしれません。
ネットオークションは結構楽しいです。
古いバイクを維持するにあたり、ネットオークションを味方に付けない手はないです。
新品の外装パーツはすぐなくなります。
現代は、古いバイクの維持は昔に比べてかなり楽になりました。
それは、ネットオークションによるところが大きいです。
ちなみに・・
ヤフオクなどのネットオークションが始まる前は、雑誌の個人売買や解体屋さん回りで部品調達してたもんです。
これはこれで楽しいのですが、時間も手間もかかります。
30年くらい前は神奈川県中部の解体屋さんに行きまくりました♪
丸ごと不動車を格安で買えたりするのもレストアベース調達にはありがたい存在でした。
※ただし、ちょっとプレミア付きそうな車種のパーツは超高いんですよ。当然保証なしのギャンブルです。
いまは、ネットでの個人売買やショップが取り扱ってるパーツをPCの前で検索することが可能です。
本当に旧車乗りにはありがたいのがネットでの売買です。
オークションで部品購入する際は車種ごとの部品の知識が必要
コレが結構曲者で、微妙に付かないことはとてもよくあります。
※セロー225はエグイくらいの仕様変更頻度でワタクシも何度か失敗しています。
バイクを手に入れたらパーツリストとサービスマニュアルは入手したいものです。
※細かくマイナーチェンジしてる車種は最終型のマニュアル類だと年式ごとの差分の情報が付いてることが多いです。
型番が自分のバイクと最後まで完全一致してるもの以外は手を出さない方が無難ですよ。
※バイクやパーツの知識がないと余計な部品がどんどんたまっていきます。
何度も発注ミスしたのでたくさんの無駄な出費が(´;ω;`)
特に車体から無造作に外された中古部品だと車体本体の年式はもちろん部品の型番すらもよくわかりません。
困ったことに最近はバイクに興味がない転売目的の出品者が非常に多く全然商品知識がないことも珍しくないです。
※写真で判断してください、ってのはかなりリスキーです。
部品が欠品で調達に悩んでいる人には悩ましいんですよね・・ちょっとした賭けに近いものがあります。
※とりあえず!で入札しちゃったりします。で、5割くらいの確率で失敗します。
オークション出品者に車両や部品の知識がない
これは、バイク業者がバイクを分解して出品しているだけというパターンです。
大抵、相場より高めで程度も悪いです。
部品知識も車種の知識もない人がネットオークションで大量に出品していることも珍しくないです。
※大抵は解体屋さんに近いようなバイクショップですので消費税かかったりします。
知識がないわりに、部品の値付けはかなり強気です。
ちなみに・・
10年くらい前から、業者が商売としてネットオークションを利用し始めました。
それ以前は、あくまでも個人間取引の場だったんですが・・
キャリパーの取り付けピッチも違います。
この頃から、商品知識がまるでない出品者が増えました。
解体寸前のバイクを調達してきて部品単位にバラシで大量に出品しています。
※盗難車とか大丈夫なのかね?と心配になります。
ワタクシも、何度も騙されました。
ひどかったのはZ1000MK2のフロント足回り一式という商品名で出品されていたものです。
※画像が不鮮明だったので商品説明を信用してしまいました・・
届いた足回りは・・明らかに細いフロントフォークでシングルディスクで・・(´;ω;`)
クレーム付けましたが、非常に軽い口調で逃げられました。
返品してくれれば、お金は戻すということでしたが既に信用してませんので泣き寝入りしました。
※ブレーキディスク一枚だけはそのうち流用しようとガレージで保管しています。
ネットオークションの中古品より新品のほうが安い場合もある
ただ、稀にメーカーに新品の在庫があることがあります。
一応、新品の部品検索をしてみてから、という方が安心です。
古めのバイクの部品を調達しようと思ったら、まず最初にメーカーの在庫を確認すべきです。
幸いにもYAMAHAもKAWASAKIもネット上で各車種ごとのパーツリストから部品の在庫状況と販売価格を検索できます。
YAMAHA
KAWASAKI
少なくともワタクシはバイクの部品調達する際は、
は確実にやるようにしています。
※オークションでも複数の同じ商品が出品されている場合、同じ中古でも程度がいいものの方が安い場合は多々あります。
これくらいのカスタムでもオークションで部品調達して作ってる人がいます。
ちなみに・・
恐ろしいことに、
新品の部品が手に入る状況でも高額でネットオークションに出品する売り手は数多いです。
そして、
それを何も考えずに高額で購入してる買い手がものすごく多いです。
買い手は、それなりに知識をもって入札&落札しないとなんだか損した気分になります。
どこの世界でもそうですが、
無知で思考停止の初心者の買い手はいいカモなんですよね。
中には良心的な価格で出品しているショップ系の売り手もいるんですが・・だいぶ減りました。
必要以上に恐れる必要はありませんが、ネットでの個人売買はリスクが伴うと思ってた方がいいです。
相手がショップ出品者でも、オークションの場合は対個人だと思ってた方がいいですよ。
※悪質というか、無駄に価格を釣り上げているのは明らかにショップ系の出品者です。
まとめ
気長に探せば専用設計で一代限りで消えたレアなバイクの部品を調達することも可能なハズです。
古いバイクに乗ってる人には本当にありがたいシステムです。
※金に糸目をつけなければ、ですが。
古いレア車やマイナーなバイクは基本的には素人が手を出すべきではない・・
はずなんですが、
ネットオークションのおかげで部品調達的には何とかなったりします。
以前では考えられないことですよ。
このせいで何台ものマイナー車が廃車になっていきました。
※現在の旧車ブームの背景には、古い乗り物の部品調達がしやすくなり維持の負担が減ったからという理由もあるはずです。
CB750Fourの部品も結構出てます。
最近メーカーが部品供給始めるという宣言もありましたな。
ともあれ、
ネットオークションで部品を調達する場合は、
部品やバイクの知識がないと・・
というリスクを負っています。
・・大抵、だれもが何度も失敗して覚えます。
無駄な出費を抑えるには、それなりに知識をつけて買い手となるアナタが武装するしかありません。
※ネットの取引では、バイクの部品に限らず「新品の型番指定取引」でない場合は全部このリスクを負います。
ネットの個人売買には中華製の粗悪パーツも大量に出回っています。
ネットの個人売買には普通に欠品のある後付けパーツも大量に出回っています。
※バックステップ買ったらジョイントが入ってないとかね・・
基本的にネットでの個人売買はノークレームノーリターンですよ。
送り返したら音沙汰がなくなるなんてことも良くありますよ。
※商品代+送料往復分丸損です。
それでも、
恐れおののいて何もしないよりは、自分がいろいろ経験してレベルアップしていくしかないですね。
もし間違って失敗したとしても、ネタが増えてうれしいくらいだ!と割り切ってガハハと笑い飛ばすくらいでないと旧車のオーナーにはなれません。
それでは良いバイクライフ&オークションライフを!
なるべく損しないために
副業の転売ブームですので、売り手が商品知識のある善人とは限らないのが現実です。
ネットオークションは上手く使えば、旧車の維持の強い味方になることは確かです。
※ワタクシは質問に答えられない業者系の出品者からは極力買いません。写真で判断してください、は本当に危険です。