長野市の南側、松代から旧真田町に抜ける素晴らしく楽しい峠です
生活道路にもなっているので、交通量は多め
しかも松代側には警察学校があり、結構白バイもいます♪
長野市側は急こう配のヘアピン連続、真田側は緩やかな峠となっております
周辺には結構温泉施設も充実、アミューズメント複合峠って感じです
ここが素敵!
長野市外から真田町、上田に抜ける県道35号線、俗称:新地蔵峠は地元民が大好きな峠のひとつ
車で走っても楽しい、バイクで走っても楽しいという路面も比較的きれいで絶妙なルートです
長野側と真田町側で山の勾配が違うので、峠といってもぜんぜん雰囲気が違います
長野側はヘアピン連続の急勾配、真田側は緩やかな勾配のゆったりしたのぼり勾配になります
意外にも標高が高く、1300m以上あります
ちなみにこの峠を境に、FM長野の周波数が変わります
峠の頂上付近にラリーのコースがあり、土日などはどっかの大学の学生さんとかが軽自動車でぶりぶり走っています
同じく頂上付近にいつになっても開店しないけど、開店って言う看板のあるお店がありますが、ただの物置っぽくなっています
※数年前はここの自販機で給水できたんですが今はそれもやってません
同じく頂上付近にはトイレだけの駐車場があります
一時期、ここにごみを捨てる不届き者がたくさんいたのですが、ボランティアと地元のボーイスカウトの皆さんが一生懸命片付けてくれていますので、ごみは持ち帰ってください
ここにシーズンに入ると日曜の朝とか変な車とかがたまってたりします
ルート上に温泉施設が二店舗(?)あり、結構にぎわっています
ご飯もおいしいのでお勧めですが、完全に地元民のコミュニティスペースとなっています
※ちなみにコトリの湯は2018/10/17まで改装というか休業中っぽいです。看板出てました♪
実は林道も豊富です
地蔵峠周辺は日によって、年によって難易度が変わる林道の宝庫で、半径30km以内で一日遊べます
※少なくとも50km位は未舗装路を走れる
林業の皆さんが一生懸命整備してくれるので、台風で陥没しても、土砂崩れがあったりしても復旧が早いです
ごくたまに、猟師さんに出会うこともありますし、熊やカモシカ、いのししに出会うことも多々あります
真田町周辺は、数年前の大河ドラマ効果で結構真田家ゆかりの何とかでいまだに地味に盛り上がっています
留意点
地蔵峠では昔、スカイラインがひっくり返ってるのを見たことがあるので、飛ばしすぎには注意です
長野側に下る際にはAT車はエンブレをがんがんかけて降りないとブレーキがフェードします
たまに猛烈に速い車やバイクに遭遇しますが、きっぱり無視しましょう
※本気で早いラリー屋が出る。バイクでも軽自動車のカプチーノに勝てないよ♪
それに、砂利の採掘トラックがよく走るのでコーナーごとに砂が浮いてたりもします
この峠の周辺枝道は漏れなく未舗装路ですので、必ず複数ではいるようにしましょう
っていうか、状況によっては本当に死んじゃいます
それほど、毎回コンディションが違います
一本だけ、坂城町という看板が出ている道があるのですが、これも未舗装路で普通の車では入れる代物ではありません
ジムニークラスでやっと、ってところです
林道でにっちもさっちも行かなくなったきのこ取りと思われる軽自動車が放置されているのを複数回確認しています
登坂車線は一箇所もないので譲ってくれない限りは抜きどころはないです(特にくだり)
長野側にも真田側(国道との交差点のセブンが最後)にもコンビニはありますので峠の上で休憩したい人はここで買っておくのがいいでしょう
給油
真田側にも長野市側にも小規模のガソリンスタンドがあったのですが今は全部廃業
真田側は上田市に向かってしばらく行かないとスタンドはありません
長野市側はIC近くまで行かないとガソリンスタンドはありません
※本当に小規模のスタンドがどんどんなくなっていくので非常に困る
周辺のルート設定
菅平から真田町を経由して長野入りというのが鉄板ルートでしょう
その周辺は
浅間サンラインにでて、軽井沢、佐久方面へも抜けられるし、
長野市から北上ルートも南下ルートもありです
真田町でも長野市松代でも観光は結構楽しいですよ♪
※ほんとに商売下手だな、長野県民、とか思ってはいけない
関東方面から関越道、上信越道で長野市街に入る場合、東部湯の丸ICで降りて旧菅平有料を経て、地蔵峠越えで長野市入りというのがお勧めです
※高速だと結構迂回するのでもったいない
総合
スポーツ度 ☆☆☆☆
景観度 ☆☆
観光度 ☆
混雑度 ☆
とにかくいい峠です
遊ぶにはもってこい
個人的に日本で一番好きな峠かもしれません
たまに地元ナンバーの懐かしのレプリカマシンや古い車などとも出会えます♪
※ワタクシもよく出没します♪
観光スポットも結構あるし、いいところです
・・マジで林道以外の写真がないことに自分でビビる
いっつも笑いながら峠走ってるので全然止まらないから写真がないのだった。
今度まとめて撮ってきます