燃料メーターのついてないバイクも多いのでそれくらいの知識はあってもいいと思います。
世間で言われているように
タンクの容量が大きい方が便利なのか?
タンクの容量が大きいのは正義なのか?
ほんとに?
当記事の目次
バイクのタンク容量は気にする?
インプレでもタンク容量についての記載は多いし、
必ずスペックシートのタンク容量を見るというツーリングライダーは多いです。
ツーリング系バイクはやはり航続距離が長い方がいいとされています。
給油回数が少ない方がなんだかえらいみたいな傾向すらあります。
バイクを選ぶとき、ガソリンタンク容量を気にしたりしませんか?
では、
絶対そんなことはないと思うのですよ。
確かに、ツーリング中に給油でストップするのは時間がもったいない気もしますが、冷静に考えればそれほど影響がないはずです。
ちょっと長めの休憩とか名物の飲食で並んだりとかしてる時間を考えれば、
「給油時間なんて屁でもありません。」
排気量1000ccで13lしかタンク容量のないZ1-Rで日本中回ったワタクシが言うのです。
間違いありません。
1000ccクラスのバイクなら、倍くらいはいるガソリンタンクを装備しているバイクも多いというのに。
※新型KATANAは、ガソリンタンク容量が12lなんだってねえ。コレが売れない原因なのかね?軽くていいと思うけど。
こんな記事もあります▼
当記事は「タンク容量が大きいバイクはどれほどメリットがあるのか?」というテーマで行ってみようと思います。
ワタクシは、
「ガソリンはマメに入れればいい。」
と思うほうです。
何処に行っても割と民家も街もある日本では、それほどでかいガソリンタンクは必要とは思えません。
「豪州の砂漠のように隣町迄250km以上ある。」
というならタンク容量がでかいバイクを選びたいです。
途中で何があるかわかりませんし、なにせ命がかかっています。
※砂漠で遭難するとマジで干からびるらしいよ。常に行方不明者多数。
さすがにワタクシも豪州の800km以上ある未舗装路「ウーダナダッタトラック。」は予備のガソリンを積んで走りました。
※KLR650&KLR250でしたが、結局予備のガソリンは使いませんでした♪
KLR650のデカイタンクで満タンだとアクションライディングする気にならなかったのは確かです。
※後、タンクの横幅が広く足が開き気味でワタクシの体格だと思うようにステップに荷重かけずらい。
タンク容量が多いメリット
ちょっとまとめてみます。
ガソリンタンクが大きいメリットは結構ありそうです。
確かに、
デカイタンクで県を超えてロングツーリングする場合など、安い県で満タンにすると多少ガソリン代を削ることができるかもしれません。
※長野県はガソリン代が高くて有名。新潟とか埼玉とかすごく安くて羨ましい。
ただし、
「良く考えると、思うほどメリットは多くない。」
ような気がします。
流行ったレイドモデル
この手のバイクんも火付け役はYAMAHA TT-R250Raidでしょうか。
もととなったTT-R250がスリムなことったらない。
言っておきますが、タンクだけでなく、シートもシートレールも違いますので着せ替えは出来ません。
※当倶楽部に昔二種類あったのでいろいろ遊びました。サスも違います。
250ccのくせに16lの容量を持つツアラー的なバイクです。
※当倶楽部にも一時所属してました。確かに全然ガソリン減らない。
今でいうところの「アドベンチャーバイク。」的な位置づけでしょうか。
大ヒットしたので、当然他メーカーからも後追いモデルが出てきます。
等が有名です。
※上記二車種はいずれもデビュー時は、ライトがデカイくらいでタンクは大きくなかった。
XLRベースの時はタンクが小さかったし、ライトはハンドルマウント。
XRが「なんちゃってシュラウド。」付きに進化してもBajaは変わりませんでした。
※すでに維持が大変な車種になりつつあります。
デカイタンクにしてからは、いずれもかなり台数が売れたように記憶しています。
いずれも「巨大な枝豆みたいなタンク。」が付いています。
そのため、
スタンディングポジションが取りずらく、コケるとタンクが凹みやすいというデメリットもありました。
※ベースになったモデルと乗り比べると、タンクが邪魔で足が開き気味になりライディングポジションがチグハグな感じがしたもんです。
知り合いは今でもこれらのバイクを好んで乗ってます。
オフロードは走れればいい程度の解釈で、基本的には皆ロングツアラーです。
※よく言えば、 年寄り 通が好むバイクなのかもしれません。
セローもタンク容量を気にしてた
地味ですが、コアなファンを持つYAMAHA セロー225シリーズ。
セロー225シリーズもモデルチェンジするたびにタンク容量が増えます。
レイドモデルにカテゴライズされませんが、最終的には11lにまでなります。
逆に最終型のタンクやシートはちょっとレアかもしれません。
※そういえば当倶楽部のガレージに最終型のシート転がってるな。
シートの位置をずらしてまで流行りに乗るため、タンク容量を確保したかったんですねえ。
用途的に細い車体は絶対条件だったハズだし大変だった思う。
※同じ形式4JGでも、WとWEではタンクもサイドカバーもシートも違うのです。
個人的には、セローは225Wの9lタンクが軽くて
良いと思う♪
デカイタンクの大きなメリットとしては、
「ツーリングに出かけた先の田舎で少ないガソリンスタンドを探さなくていい。」
ということがあげられます。
田舎では、ガソリンスタンドはあっても、営業していないことは多々あるのです。
田舎の人は日曜日は営業してないとかそういう緩い時間の流れの中で生きているのです。
こう考えると、
給油回数が少ないというメリットは大きいかもしれません。
とはいえ、
タンク容量が大きいからと言ってガス欠にならないわけではありません。
結局、ガソリンが無くなってきたらガソリンスタンド探しをするわけですが、その回数が少なくて済むといったところでしょうか。
ただし、
ガソリンが無くなったときにガソリンスタンドが近くにないリスクは、タンク容量に関係ないとも言えます。
レース用ビッグタンク
主にオフロードバイクのレース用パーツとして、ビッグタンクというものがありますね。
給油回数を減らして少しでもタイムを稼ごうという作戦です。
もしくはラリーなどの無給油区間が長いレース用と言ったところですかね。
ただ、
ワタクシが参加してたエンデューロレースでは、
「トップレーサーたちはビッグタンクつけてる人いません。」
でした♪
もちろんワタクシも 無駄に高いので 付けていません。
むしろ、
給油という理由にかこつけて、
「レース中に適当にピットで休む。」
方が一発のラップタイムは速かったです♪
軽い方が楽だしね。
だからスタート時も給油時もガソリンはタンクの3/4くらいしか入れずに走ってました。
※バイクが重いと長丁場では疲れるんですよ。
ビッグタンクを公道で使ってる人もいますがデメリットだらけ。
ポリタンはこけると破れるし、ガソリンの劣化が早いと聞くし、紫外線で傷んで割れるし。
※厳密には法律ではガソリンスタンドでは、ポリタンにガソリンを給油してはいけないのです。
ああ、そういえばビッグタンクではないけれど、KTM125EXCは純正でポリタンだわ。
※あれは本来公道を走るバイクじゃないしね。
ちなみに・・
地方都市周辺では、ガソリンスタンドの数は多いものの、土日祝日は周辺のスタンド同士で当番制で営業してたりしますな。
※そういう情報はネットにはないので困るのです。
従業員さんの休みや負担を考えるとお休みするのは仕方のないことです。
ですが、
ガソリンスタンドが激減している昨今、「田舎でのガソリンスタンド探しは結構大変。」なのです。
ワタクシ達は、キャンプツーリングの際、食品買い出し&お風呂に行く足で必ずガソリンを満タンにしています。
でないと、翌朝はガソリンスタンド探しから始めなければならないからです。
※早朝&土日祝日営業のガソリンスタンド探しは田舎では厳しいものがあるのです。
ようやく見つかった営業中のガソリンスタンドが、キャンプ場から片道20kmあったりするのですな。
※キャンプ場についた時点で、航続距離が20km減ってる計算です。
キャンプ道具積むと、全部が2stオイル臭くなるのがデメリットですが。
今でこそ、Z1-RもZ750D1も20km/lの燃費なので痛くないですが、最悪時は8.5km/lという時代もありました。
満タンで13lしか入らないガソリンタンクで、この燃費&ガソリンスタンドの遠さは結構厳しいものがあったのは確かです。
※2stオフ車でのキャンプツーリングもガソリンスタンドが減った今では結構きついものがありますな。
でも、それすら話のネタになって夜は他のキャンパーたちと盛り上がったもんです♪
タンク容量が多いデメリット
タンクがでかいデメリットの方が日本では大きいような気もします。
果たして小さいタンクは本当にダメなのか?
ガソリンタンクがでかいとデメリットも結構あります。
うむ。
全部当り前ですな。
重くて物理法則に逆らえない
普通バイクのガソリンタンクって車体のかなり上の方についてますよね?
※これは小さいタンクでも同じことですけど、デカいタンクだと量の多さの分重さがさらに気になります。
重いものは、出来るだけ一か所に集中して載せたほうが運動性能は上がるのです。
※最近のバイクのぶった切ったようなテールカウルは、重さをエンジン周辺に集中させるためのデザインと理解しています。
オフロードバイクの場合
元々細くて軽いオフロードバイクですので、重量配分による影響は大きいです。
実際、同じエンジンのバイクでも、
オリジナルの小さいタンクのままのバイクと無理やり大きいタンクを載せたバイクでは全然感じが違うのです。
※機会があれば乗り比べてみるといいですよ。
それに、
本気でスポーツ走行をする場合、
コーナーではバンクの下になる方の足をステップから外して前に投げ出すようなフォームでバンク角を稼ぐことがあります。
※簡単に言うとリーンアウトの極端な奴です。
車体が細く、バンク角を深く取れるオフロードバイクでの、遠心力が働かないスピード域では有効なライディングフォームです。
タンクがでかいと、このフォームが取りにくいんですよ。
前述した3車種、TT-R Raid、XR Baja、DJEBEL XCにはもとになった、TT-R、XR、DRというモデルが存在します。
元になったモデルと、デカいタンクモデルを乗り比べるとよくわかります。
GPS付きとか出てたねえ。
でも林道では重いだけというデメリットも。
大陸横断とかするなら使いが手がいいハズ。
DJEBEL250XCのベースはこちら。
こちらもスリムですな。
デカいタンクのモデルは、林道ツーリングは出来るけれどタイムアタックするような乗り方は想定していないのです。
※要するに「旅バイクで一応オフロードも走れるよ。」的な位置づけで設計されている感じです。
オンロードバイクの場合
デカイオンロードバイクは、オフロードより影響を受けにくいような気がします。
例えば、
当倶楽部にもあるZ1-Rの初期型は13lタンクと細目のタンクを搭載しています。
おかげでスッキリしたスリムなバイクというイメージ戦略に成功したモデルです。
※実はくそ重いし、4気筒なので言うほどスリムでもないのですが。
タンクが小さいので航続距離が短く「もっとデカいタンクにしろ。」と欧米からのリクエストがありました。
その結果、
Z1R(エンブレム表記は2型からZ1Rになる)は2型になると、20lというでかいタンクを装備することになります。
※Z1-Rは世界各地で現地改修型っぽいデカいタンクバリエーションがあるのも奥が深い。
20lのガソリンは重いと思うけれど、車体が250kgあるので、相対的に軽いマシンよりマシかも。
Z1-RはZ1000ベース、Z1R2はZ1000Mk2ベースと一世代進化しているので単純に乗った印象を比較はできませんが。
Z1R2はタンクの角が1型よりはるかにはっきり内ももに当たって乗りにくいのですよ。
※あとやっぱり重い。
Z1-Rに乗るなら「走行性能的には絶対に2型。」をおススメしますが、生産台数が凄く少ないので今から探すのは難しいでしょう。
※2型の走行性能にスタイル重視の1型のタンクを積んで、細かい点は今のワタクシ仕様と同じにする・・というのがワタクシ的には理想のZ1-Rです。
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おっと、話がそれましたな。
最近のバイクはホントに燃費がいいのでタンク容量はそれほど大きくない
※150ccだったかな?
それでも驚異的な燃費です。
特に最近の250ccクラスのバイクはどれも素晴らしくランニングコストが安く、コスパが良いバイクですねえ。
※環境規制とかいろいろ大変そうですが大したものです。
「最新の技術はここまで来たか。」
と改めて思い知ったりします。
とはいえ、
乗り方やライダーの体格でも燃費は変ってきますので、人のレポートは鵜呑みにしてはいけませんけどね。
逆に、
これだけ燃費がいいとちょいのり程度ではガソリンが減らないので、
「ガソリンを入れっぱなしにする。」
んじゃないかと思うんですよ。
ガソリンって半年くらいで普通に腐り始めますよ。
意外にもタンク容量が22lもある。
耐久レースを考慮してたのかしら?
低燃費の車
ワタクシの職場で通勤に車を使わない若者が居まして。
TOYOTAの某小型ハイブリッド車なのですが。
「半年ガソリン入れてない。」
とのこと。
※長野の田舎でどういう生活したら半年もガソリン入れない生活ができるのか不思議。
・・普段車で動かないし、休日は出かけないし、買い物で近所のスーパーに行くくらいしか使わないらしいのですよ。
※何というインドア。2週間に一回ガソリン入れてるワタクシとは大違いだ。
ガソリンが減らないことを自慢されましたが、
「それガソリン腐り始めてるよ。」
と言ったら焦ってました。
※今どきの若者はこういう知識もないんですよ、車に興味ないので。
それに自分の車の燃費がいいのは「貴様が偉いわけではない。」ので威張ることではないのです。
※車を作った人をリスペクトするならともかく、オーナーが威張る権利はないのです。
燃費が良く、タンクが大きく、航続距離が長いのは一見良さそうではあります。
燃費が良すぎてガソリンをあまり入れないということは、
しているということです。
無頓着になって考えないのもいいんですが、
ガソリンは適当なサイクルで入れ替えるのも必要だと思っておいた方がいいですよ。
ガソリンくらいは、出来るだけ新鮮なのを愛車には消費してもらいたいもんです。
ちなみに・・
今はまだ電気自動車は航続距離が長くないと使えませんね。
電気自動車は航続距離の問題が重要だと思っています。
一回の充電の時間を考えると「出先で充電。」なんてやってられません。
バイクならなおさらです。
ツーリング中に電欠になったら、充電するのに数時間かかるとかまったく使い物になりません。
※特に、マスツーリングや充電装置のないキャンプの時とかどうすんだ?
電気自動車や電機バイクの話題が多い車業界ですが、
「根本的な問題を先送りにしてるので現状で電気自動車の話をするのは全く意味がない。」
とすら思います。
「2035年までも全部電気バイクにする。」
という動きもあるようですが、インフラが整わない限り無理です。
将来勝手に何とかなると思ってるんですかね?
似たような話に、
「水素燃料の車が 全然 売れないのは水素ステーションがないから。」
こんなの誰でもわかると思うんですが。
こちらも将来勝手に水素ステーションが増えるとは思えません。
※ガソリンの何倍も引火しやすいですよ、水素。
実はリング先で給油するのも楽しいイベント
ツーリング途中での給油は地元の人との触れ合いが多くて楽しいと思うんですが。
皆は煩わしいのかしら?
ワタクシは、出先でガソリンを入れる際にスタンドに人にいろいろ地元の情報を聞いたりしますよ。
などなど。
地元の人たちは快く教えてくれますよ。
※バイクの話題で盛り上がったりもしますし。
雨の時とか、雨宿りさせてもらったりしたこともありますし。
※コーヒー淹れてもらったり。ありがたい。
13lタンクでも200kmも走れれば問題なかろうよ。
特に、楽しませてもらってる分は出来るだけ地元にお金を落としてあげたいのです。
よそから来た人は目的地周辺で 多少高かったとしても お金を落として、その地方を活性化させることができるのですよ。
地方に出かけてガソリンや物価が多少高くても文句を言ってはいけないのです。
そこで生活している人はそれが当たり前ですので。
※観光施設は「旅行テンション。」の人たちがターゲットなので全てが高くて当たり前です。
ちなみに・・
当倶楽部ではたまに林道ツーリングを複数名から十数名で行っていたことがあります。
ツーリング開始時には「有無を言わさず、全員満タンで集合。」というルールがあります。
※山に中にはガソリンスタンドはないので。
少なくとも100km以上はスタンドがないところを走り回るので、余裕をもって120kmくらい無理なく走れないとキツイのです。
これだと、タンクが小さく燃費が悪い2stオフロードバイクチームはかなりキツイ。
※林道でぶん回すと満タンで120kmちょいしか走れません。もう2stオフ車乗りはだいぶいなくなりましたが。
DT200WRもKDX125SRもオンロードツーリングでは20km/l以上行くんですが、林道ではちょっと厳しい燃費になります。
KTM125EXCなんて満タンで80kmくらいしか走れないので予備のガソリンを積んで走ります。
※しかも混合だぜ♪出先で給油も大変で単独では全然使えない。
こういう状況だと、タンクがでかく燃費がいいバイクがうらやましくもあるのです。
なので、
ワタクシがツーリングルートを作る場合は、
「100kmくらいでガソリンスタンドに寄るルート。」
を設定したりします♪
ただ、
スポーツということを考えると、
「細身で軽くハイパワーな2stオフローダーはデカいタンクのツーリングモデルよりもはるかに楽しい♪」
のです。
オフロードでは身体全体を使って走るので、デカいタンクは邪魔で重いだけです。
※ワタクシとしては、DT200WRでタンクが9lしかないデメリットは全く感じません。
みんなでツーリングに行く場合は、
「最悪ガス欠になったら、デカいタンク装備のバイクからシグボトルでガソリンを分けてもらう。」
つもりです♪
※幸いなことに今まで一度もお世話になったことはありませんが。
ガソリンが減ってきたら、マメに給油すればいいんですよ。
日本国内で普通のツーリングをするなら、
「デカいタンクは要らない。」
というのがワタクシの結論です。
まとめ
どちらも良くてどちらも悪い。
ようするに「好みで選べばいい。」ということです。
最近は地方でガソリンスタンドの廃業が目につきます。
当倶楽部のある長野市のはずれの地区でもワタクシが移住してきてから3か所もガソリンスタンドがなくなりました。
長野県内では交通量の多い二桁国道沿いでも結構なペースで廃業しています。
※24時間営業しているガソリンスタンドはさらに減った気がします。
そういうことを考えると
「ガソリンタンクは大きい方がいいような気もしますがガソリンをマメに入れれば回避できる問題なので絶対条件ではない。」
とも言えます。
それに、
バイクでスポーツっぽいことをしたいならオンロードでもオフロードでも軽いことは絶対有利です。
「大きいタンクと軽量スポーツ性&デザインはトレードオフな問題。」
なのです。
※そう考えると新型KATANAが1000ccで12lタンクというのもアリなのです。
いかにもタンク容量が大きそうですが、実は20lです。
※でも、BMWのお祭りのモトラッドみたく、スキー場のゲレンデでヒルクライムとかしたくないわ。
「こうなったら好みでいいんじゃないか。」
と、いつものように緩い着地で終わるのが当ブログの特徴でもあります。
日本で乗る限り、タンク容量だけを気にしてバイクを選ぶのは愚かですよ。
趣味の世界ですからねえ♪
お金を出す人の好みで好きにすればいいのです♪
ワタクシはマメにガソリンを入れてタンクに新鮮なガソリンを入れておきたい派です。
なので、
タンク容量は全然気にしません。
自分かカッコいいと思うバイクに乗ればいいのです♪
※当倶楽部には、7台バイクがありますが最大のタンク容量は17lのZ750D1です。余裕で200km走るし何の痛痒もないです♪