ツーリングは出来ないこともないですが、山に近くなると一気に冬に戻ります。
というか、普通に冬が継続中です。
春の陽気に誘われて慎重に長野市のはずれから白馬まで行ってきました。
スゲエ寒かったのですよ。
頭では知ってましたが。
長野市は20度近くても白馬の風はまだ冬
そしたら。
ものすごい冬でした♪
道路にこそ、雪はありませんでしたがスキー場では普通にスキーしてるし。
※今年は雪が多いのでGWくらいまで普通にスキーできそうな気配です。
周りの車もスキー客だらけ。
屋根にはスキーやスノーボードの板が搭載されてる県外ナンバー車ばかり。
長野市街地では結構見かけたバイクも、白馬ではほとんどいませんでした。
※でも数台は 似たようなバカ者が乗る バイクとすれ違いましたが。
風がすんごい寒い。
白馬はまだ一面雪で真っ白でした。
その中をバイクで風を切って走ると、当然雪で冷えた風にさらされるわけです。
これがものすごい寒いのでした。
ちなみに・・
R148で仁科三湖の脇を北上したのですが道路わきは雪の壁でした♪
当然ものすごく寒い。
トイレも近くなるってもんです。
止まって写真撮る気にならんレベルで寒い。
一刻も早く通り過ぎたい気持ちでいっぱいです。
対向車線を走ってたチャリのグループなんか、寒すぎてみんなわけわかんなくなって笑っていました。
※わからなくもない。
車のドライバーからは冷やかな眼差しを受けますが、それすらもちょっと誇らしいのはバイク乗りだからですかね?
※ただバカなだけって気もしますが。
当然、白馬エリアではバイクはほぼ見ませんでした。
長野県の春を舐めてはいけない
いつもなら秋から春までのツーリングには絶対履いていくオーバーパンツを省略してしまいました。
白馬迄の市街地や途中までは良かったんですよ。
トンネルの中は寒かったけれど、それ以外はのんびり流すには最高の陽気です。
この日はいったん、松本まで南下してから大町の端(長野県道25号山麓線)を北上するというルートを取りました。
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白馬に近づくにつれて、ガンガン道路わきの雪の層が高くなっていきます。
※寒すぎて止まって写真撮る余裕なし。
一番雪の壁が高い所では、2m弱はあったように思います。
道中にも結構雪がありましたが、白馬エリアの寒さは格別でした。
似たような画像が続きますが、マジで寒すぎて一刻も早く抜け出したいので写真撮る余裕なんてないのです。
市街地では暖かくても、3月4月のツーリングではフル防寒で行くことをおススメします。
暑ければ脱げばいいけれど、寒い場合は着こむしかないのです。
「着こむものがないということは、寒さに耐えるしかないということとイコール。」
です。
少なくとも3月中の峠越えは慎重に
※さすがにこの時期の長野で細い県道をメインで峠を越える勇気はありません。
道は一応ドライでしたが、ところどころ雪が溶けて道に流れ出しています。
オフロードタイヤとはいえ、コーナー中にアスファルト上の雪の塊でも踏んだら一発で転びますので慎重なライディングで。
3月の峠の走り方
バイクで3月の峠を越える場合、少しでも路面が濡れていたら身構えるくらいの慎重さが必要です。
見通しが悪いコーナーには絶対に突っ込んではいけません。
コーナー出口で雪の塊が道路わきから流れ出てたりします。
下りはさらに慎重に走る必要があります。
大減速で対応しましょう。
市街地で気温が20度あっても1000m級の峠では道路は普通に凍っていたりします。
特に北側斜面や常時日陰になる斜面、橋の上はさらに慎重に走りましょう。
っていうか、
「3月にバイクで峠越えをするのは基本的にやめたほうが無難。」
です。
帰ってからすぐに洗車しないと、融雪剤で錆まくりますし、いいことないです。
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ちなみに・・
雪解け水以外は道路が乾いていたとしても、一部の雪解け水を踏んで走ることになります。
実はリアタイヤはメチャメチャ道路の水分を巻き上げてるのですよ。
フェンダーってのは良く出来ていて、道路から巻き上げた水分を適当にカットしてくれています。
そのため、
多少の見てくれを優先してフェンダーをカットしたり、フェンダーレスにしたりすると、ライダーの背中は真っ黒になります。
フェンダーレス車に白いウエアでも着て、濡れた路面を走ってごらんなさい。
「二度と着る気にならないくらい汚れる。」
ので。
※大げさじゃなく、リアタイヤが跳ね上げた路面の水が自分の前に降ってきますよ。
少しでも濡れている路面を走るなら、リアフェンダーは長い方が快適なのです。
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春先の長野のツーリングは標高の低いところで
雪国では、バイクに乗れない期間が長いので余計に乗りたいんですよねえ。
とはいえ。
ツーリングシーズンの初め、
「3月4月くらいまでは、なるべく標高を上げないツーリングルート設定。」
をおススメします。
特に、雪の多い冬は大量の雪が道路わきに残っています。
これが溶け始めて、道路に流れ出ます。
朝夕の冷え込みでまた凍ったりするんですよ。
なので、
「3月4月の朝一や日が暮れてからのバイクでの峠越えは止めた方が無難。」
です。
湖の向こう、聖高原スキー場では普通にスキーしてましたな。
さらに、
長野では、4月中旬くらいまで雪が降ることが普通にあるのです。
「「山に雪雲がかかってるような曇天時は走らないのが無難。」
です。
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ちなみに・・
3月4月のツーリングをする際は「出来るだけ交通量の多いルートを選ぶ。」のも重要です。
たとえ県道クラスでも交通量の少ない道路は、3月は雪が多く残ってる危険性が高いのです。
※交通量の少ない道路は優先順位はどうしても後になるので。
特に峠越えをするような交通量の少ない道は危険です。
※夜のうちに新たに雪が積もってることは多々あります。あと、雪解け水や湧水が思いっきり凍ってたりします。
雪の中を無理やり進軍すると、最悪遭難しますよ。
※やってみればわかりますが、タイヤで雪を掘って自立するくらい埋まったバイクは掘り出すのに凄く力が必要です。
地元民は、わざわざそんなところを通らず、快適な迂回路を使うのが普通です。
春先のバイクツーリングは舐めてかかるとホントにケガします。
まとめ
でも、長野の山方面、峠越えなどのツーリングに行くのは早くてGWくらいにしておいた方が無難です。
気温的には街乗りは全然問題ないと思うんですよ。
雪さえなければ。
※でも日陰には残ってたりしますが。
それでも、
ちょっと環境が変わだけで素晴らしく寒いのが3月4月の長野のツーリングです。
街中は春の陽気でも距離にして十数キロ、標高にして200mも山に近寄れば、季節は一気に冬に戻ります。
アスファルト上の融雪剤はかなり流されて、綺麗になりつつありますし。
※冬の晴れた日、乾いたアスファルトは酷いときは白く見える位融雪剤の後がありますよ。
こういう道路の上を走るとバイクはあっという間に傷みます。
※バイクは、車のように下回りの防錆なんて一切考えられていません。
3月4月のツーリングは、
などの工夫が必要です。
※おとなしくシーズン前にオイル交換やら、バッテリー交換やら、をする方がいいような気もします。
当ブログでは地味な画像が続くと出てくる飯の写真。
近いうちに必ずこのルーロー飯の記事書きます。
今回は本気で寒かったです♪
嫁は「冷蔵庫の中を走ってるようだ。」と言ってましたが、いい表現です。
※嫁はフル耐寒装備。デグナーの防寒手袋は中で汗かくくらいとか言いやがって悔しいのでした。
多分これだと思うけれど、色が違う。
もう型落ちしちゃったのかな?
とりあえず、無事に帰って来れてよかった。
白馬から戻ると、長野市内は天国並みに温かいのでした。
※でも帰宅後、ガレージでビールを飲むのはまだ時期が早い気がしますな。
そして、
今回のツーリングでは比較的大人しく走ったので
という30年前のバイクとは思えない高燃費を記録しました(笑)
※GARMIN GPSと満タン法による計測。
もう、エコなバイクとかいらないんじゃないかっていうレベルです♪