Lotus EUROPA

ロータス ヨーロッパ 坂道発進が難しい!サイドブレーキ効かないし!極低速ないし!

こういうの貼りたくない

Toos

坂道発進、そんなに苦手じゃなかったんですが、ロータスヨーロッパに乗るようになって坂道発進にはかなり気を使うようになりました

というのも、サイドブレーキというか、ハンドブレーキというか、固定されてても下がっていくんですよ・・
しかも、ハンクラはシビアだわ、意外に低速がないわで・・

まあワタクシの個体がどっか悪いのか、ワタクシが下手なのかっていうことなんですがこういうところも普通の車じゃないな♪と思う次第でございます

サイドブレーキを信用するな

普通の車だったら、サイドブレーキを引けば坂道状態でも車は固定されてるもんです
教習所でも、ハンクラで音が変わったらサイドブレーキ開放して発進!と教わりました

この車、サイドブレーキを引っ張って固定してもずり下がっていくんですよ(笑
ちなみに、一般的なサイドブレーキレバーではなく、運転席右側にあるステッキ状のノブを引っ張ってサイドブレーキを効かせます


こんなのがダッシュボードから生えている。これがサイドブレーキだ。

こんなのがダッシュボードから生えている。これがサイドブレーキだ。


車内のセンターコンソールからもサイドブレーキの引き代のメンテナンスは可能です
鉄板に開いた楕円形のメンテナンスホールに腕を突っ込むので、腕が傷だらけになりますが。
思いっきり余裕なくがっつり調整しちゃうと、ワイヤーが切れるという話も聞きますので適当にしております
※ちなみにリア側に効きます

今時の車はサイドブレーキがかかっているインジケーターなどがついていて、解放し忘れ防止になっているようですが、当然そんなもんはなく、かかりも甘いので引っ張ったまま走り出しちゃうことがよくあるようです
※ワタクシも一度やりました



その経験から、走り出してから何度か「きちんと解放されているか?」を確認するようになりました
解放されていないと、焦げ臭くなるみたいですがワタクシはその前に気がついてよかった
田舎なので「野焼き」とかやってて焦げ臭いにおいが漂うことが多いもんで、そのにおいをかぐたびにブレーキの解放のチェックをしてしまいます♪

まあ、焦げ臭くなる原因はブレーキ以外にも思いつくんですけどね・・・

ロータスツインカムエンジン、極低速はかなり薄っぺらい

加えて、ロータスツインカムエンジンの特性なのか、これだけ軽い車体ですが、アイドリングのままそーっとクラッチミートするとエンストしそうになります



まあ、これはワタクシの癖なのかもしれません
ワタクシはアイドリングでそーっとクラッチつなぎたいんですよ♪
ま、これを暖気が終わらないうちにやると100%エンストします


ちがうか!

ちがうか!


↑しつこい。

きちんとアクセルを少しあおってクラッチをミートすればいいんです
ええ、そういうもんなんですよ

上記項目でも書きましたが、クラッチのつながるポイントが異常にシビアなんで、気を使うんですよねえ


途中で止まったら登れる気がしねえ。

途中で止まったら登れる気がしねえ。


まとめ

そんなわけで、坂道発進時にずり下がらない方法として、

  1. サイドブレーキのスティックをひっぱたたまま手で持っている
  2. ※機械任せにしない

  3. その状態でクラッチを踏み、
  4. 1速に入れて、
  5. 少しアクセルをおあった状態で、
  6. クラッチをつなぐ

が正解です

格好つけて、サイドブレーキに頼らない坂道発進をしようとすると、
クラッチのつながる箇所のシビアさとか、
クラッチ動作の渋さとか、
エンストしそうなエンジンとか、
そういうもんまで相手にしないといけません


こういうの貼りたくない。貼っても後続車には見えないし。

こういうの貼りたくない。貼っても後続車には見えないし。


長野では坂道発進は基本スキルです
信号が高いところにあって、そこまで渋滞♪
観光地へ向かう峠道が渋滞♪
見晴らし台や展望台まで渋滞♪
などという素敵なシュチュエーションが待ち構えています
ので油断も隙もないです
とかロータスにとって、いやワタクシにとっても非常に苦手なシュチュエーションです
今の車は、アバルト595コンペみたいな車でさえ「ヒルホールド機能」がついていてずり下がらないようになっていると知った時は心の底から驚愕したもんです

なので、坂道でストップアンドゴーの際に、エンジン空ぶかししているロータスヨーロッパを見かけたら、温かい目で見守ってやってほしいのです

よろしくお願いいたしたく
かしこ

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Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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