普段なら紅葉はそろそろかねえ、なんて言いだす時期ですが標高が高い所は既に真冬っぽい気温だったりします。
現に10月初旬の3連休、志賀高原では気温3度で真冬装備でも凍えるくらいでした。
長野の秋のバイクツーリングを舐めてはいけないのです。
長野県道66号を進む
11月にもなると2000m級の志賀高原をバイクで走るのは相当寒いのです。
※ビーナスラインも同じですよ。
なので、
秋に標高が高い所にはなるべく早い時期にく出かけておくべきなのです。
※何度もひどい目にあってるのですが毎年忘れちゃうのです。
この日は平野部では雲の多い空模様でしたが、
連休二日目以降は雨になるという予報だったので無理やり行くことにしました。
※初日は晴れる予報でした♪
各種ある長野市街から志賀高原までのルートですが、この日は長野県道66号(豊野南志賀高原線)で向かうことにしました。
このルート上には、
するので観光の車が多く走りづらいんですけどね・・。
いつものように県道66号の標識の撮影をし忘れました。
ちなみに・・
長野市街から長野県道66号にアクセスすれば、あとは一本で志賀高原まで抜けられますのでラクチンなのです♪
小布施とか須坂市外とか高山でちょっと分岐があったりして面倒なのですが走って楽しいし、
休憩するところも給油するところも適当にあるので当倶楽部ではこの長野県道66号ルートは毎年何度も通っています。
※もちろん山の中には給油ポイントはありませんけど。
ただし、
県道散策の記事にしてないんですよねえ。
始点である豊野エリアはバイクで走ってもツマラナイ、というのもあるけど、ワタクシにとっては普通過ぎるのですな。
「改めて記事にする。」となると「今更感。」が伴うのです。
※誰かワタクシ以外の人の目線で書いてくれないかしら♪
とはいえ、
ワタクシは長野のマイナーな県道をなるべく日の目に当ててやろうという つまらない使命感によって 近いうちに再度訪れて写真もたくさん撮って「長野県道の旅カテゴリ。」の記事にするつもりでいます。
薄らぼんやりと期待していてください。
温泉と牧場があるルートだけど道が細くて車には向かない
車だと、とにかく道が狭くて見通しが悪いので「ドライブしたというよりただ走破した。」というやっつけ仕事になりがちだからです。
長野県道66号は温泉街までは道が良く車で走っても全く問題ありません。
ただし、
山道に入ると一変するのです。
んですよ。
※長野の山を走る県道なんてみんなそんなもんですよ。
このあたりから「湯つづき紅葉街道。」とも呼ばれるようですがまだ紅葉は早いですな。
※この辺りは例年なら10月下旬くらいがベストですが超混みます。
このエリアはヘアピンも多く、道も狭く、見通しが悪いくせに、
それなりの交通量があってデカい車でガンガン突っ込んでくるのでかなり怖いのです。
※景色とか見てないでまじめに運転しないと事故りますよ。
昔は長野市街地から志賀高原に抜ける知る人ぞ知るようなルートでしたが、
県外の人はナビ頼りでルートを選択しているようでデカいSUVなどで入って来て困ることも多いっぽいです。
※笠岳から先はデカい車同士がすれ違える個所なんてないのですれ違いできずに渋滞してることもあるくらいです。
でもバイクなら話は別です。
もちろんセンターラインとか無いエリアがずっと続くので調子に乗るのは厳禁ですが、
車幅のないバイクでトコトコと標高をあげていくツーリングは楽しいのです。
ほんの一部ですが下界が見渡せる開けた場所もあるし、真夏は涼しいし天気さえよければ最高です。
というわけで、
道を知ってるバイク乗りは結構このルートを使ってる人が多いですな。
この日も県内外のナンバーを付けたバイクを比較的多く見かけました。
※県内外の車も多かったですが。
今回は 寒かったので 珍しく途中で適当に止まって写真撮ったりして見たりしています。
山田温泉大湯の足湯が止まってた
ええー、秋のツーリングの足湯は楽しみなんですが。
滝の裏側を見れるので人気の観光スポットです。
別名:裏見の滝(読み方だけ聞くと恐ろしい。)
夏は涼しいけど秋はかなり寒い。
この日はBBAどものグループが大騒ぎしていました。
最近すぐセンスタをかけてしまうワタクシです。 スキー場を利用した放牧地なのでリフトと牛が同時に見られますが10月下旬には牛は下山するようです。
とかやってたら、
天気がどんどん悪くなって気温がさらに下がってきたのでした。
ちなみに・・
今回は 寒かったので せっかくなので山田牧場で食事をしました。
山田牧場くらいまでくると標高も1500mを超えます。
当然、気温が下がり、バイクではかなり体が冷えてますので暖を取りがてらです。
※2023年10月の3連休の初日は薪ストーブ焚いてました。先日の朝は6度まで下がったとのこと。
ここは現地で作ってるチーズが旨いのですよ。
チーズカレーとホエーと蜂蜜のピザと牛乳を頼みました。
※両方とも美味しいのでおススメですが量は多く無いです。
想像通りの味です。
もちろん焼き立てです。
すっぱ甘くて美味しいです。
3連休なので思いのほか混んでいました。
なぜかカップルが多い気がしました。
ドライバーの若い男子、このルートはもろにドライブの腕が問われますが大丈夫か?と心配してしまう。
※車の運転が下手な男子は本気でカッコ悪いので精進したほうがいいと思うが練習の際は女性は連れてこない方がいいよ。
ワタクシたちもいろいろ道草喰ってチンタラしてたので、その後の展開が厳しいものになったのでした。
極寒の志賀高原
※木戸池と熊野の湯の間に出ます。
R292のこのエリアは言わずと知れた日本有数のツーリング&ドライブコースです。
ベテランから初心者まで楽しめます。
ワタクシ個人としては少なくとも100回は走ってるルートでもあります。
R292にたどり着いたときには小雨が降り始めていました。
雨が降るとブレーキが全然効かなくなるZで来なくてよかった♪
寒いので細かい操作がしずらいし。
※当倶楽部のVTで出かけるとほぼ100%雨が降る。お祓いでもしますかね。
で、だ。
気温は3度です(薄笑)
一応、冬用のジャケットを着ているとはいえ、下半身はジーパンだとかなり寒いです。
たまらず、
平床大噴泉のところで冬用グローブに変更しました。
※秋のツーリングでは買えのグローブは必須です。
寒いので噴煙も激しいですな。
※チャリのおじさんが一人で弁当喰ってたのでいい場所での撮影はできませんでした。
しっかし、寒い。
想定外の寒さです。
例年だと 晴れてれば この時期はまだそれほど寒さを感じないハズなんですがね。
3連休なだけに車も多いし、バイクも比較的多いのですがみんなジャケットなどフル装備で走っています。
※遠くから来てこの仕打ちでは可哀相でもあるけど、防寒装備を持ってきてるのはさすがですな。
それでも一応引きでも撮る。
あまりに寒いので当初の予定の草津に抜けるのをやめにして、信州中野側に降りることにしました。
どうせまた来ればいいのでルート設定にこだわりは一切ありません。
撤退する場合でも意思決定は素晴らしく速いのです♪
※これが近所ツーリングの最大のメリットです。
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足湯で体温を回復するのだ
止まってても自宅に近づくわけではないし、時間がたてばたつほど日が暮れて寒くなるので無理のない範囲で帰路を急ぐのです。
※止まってて雪にでもなったら大惨事ですので。
R292を北西に向かうと勾配10%とかの下り勾配がずっと続きます。
ということは標高がガンガン下がるわけで、気温も標高に従って上がってきます。
とはいえ、
とにかく寒い。
こんな時なのに、ずっと先の方でパカパカブレーキランプを点灯させてるワンボックスカーが先頭になって時速40kmくらいでチンタラ走っています。
これを先頭に車が何台も数珠つなぎになっています。
後方はミラーに写る限りずーっと車が続いています。
こういう所で先頭車両が下手くそドライバーだと数珠つなぎになるんですよねえ。
下りだから抜けないしねえ・・。
頼むからもう少し速く走ってくれ。もしくは早く見通しのいいところで道を譲ってくれ。
※チャリにあおられ続けてるスピードの車ってのも情けない。
最近は観光地とか一流有名ドライブスポットというのはこういう車が多いのです。
ようやく遅い車がチェーン脱着の退避所に避けて後続車に譲ったのは地獄谷野猿公苑の入り口を通り過ぎた辺りでした。
実に十数キロ以上にわたって多くの車の走行妨害してたことになりますな。
※たぶん50人くらいの後続ドライバーがイライラしてたと思う。
抜きざまにドライバーシートを見たら爺ドライバーでした。
※とはいえ、60代くらいに見えました。運転下手な中高年って男女を問わず結構いるよね。
遅い車がどいたので後続車両のペースが一気に上がります。
数珠繋ぎになってた車の列と同じペースで走ってたチャリが一気に抜かれていきます(笑)
標高が下がって来たので気温は13度まで上がっています。
しかも、
小雨はやんで晴れ間も見えます。
ということは小雨ゾーンを抜けたということ。
雨が降ってないだけでもだいぶマシですがすっかり全身が冷えています。
したがって寄り道&休憩がてら暖を取ることにしました。
このエリアには湯田中駅があって、その前に無料の足湯があるのです♪
そこで暖を取ることにしました。
タイミング悪く、ちょうど湯田中駅にスノーモンキー号(昔のNEX(成田エキスプレス)の車両のリユース)が入ってきたので足湯にはいるお客さんが多くて参りました。
※普段はこの足湯、ほとんど貸し切りなんですがね♪
ちゃんとお猿が車体にプリントされているのだが、いかんせん連結車両が3両と短いのだ(笑)
お客さんが多くて全体の写真撮るのをためらったのでワタクシ足の画像♪
足とか手を温泉につけると最初は身体が冷えすぎて痛かったくらいですが、
10分も浸けてると次第に心地よくなりますな♪
湯田中駅には全身入れる公衆浴場も併設されているのですが、
どんなに寒くてもツーリングで温泉入ってバイクに乗ると風邪をひくリスクが爆上がりするので止めた方が良いのです。
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足湯に浸かった後はしっかりタオルで身体を拭き取ります。
おかげさまでだいぶ温まりました♪
身体が濡れたままバイク装備を付けるととにかく不快ですし、無理やり走りだすと気化熱でさらに体温が奪われます。
※その前に足が濡れてると5本指靴下が上手く履けませんな。
足湯に浸かろうが浸かるまいがタオルはツーリング時に役に立つのですよ。
暑かろうが寒かろうが、です。
ツーリングにはタオルは必須
暑くても寒くてもツーリング時にはタオルは必須です。
ツーリング時のタオルは超便利です。
暑くて汗かいたり顔洗ったりするときはもちろん、首の日焼け止めにも使えます。
寒くて首回りが寒い時はマフラー代わりにもなります。
タオルは簡易で簡単な防寒用具になるのですよ♪
※洗濯ばさみがあると首に巻き付けたり結んだりしなくても走行中に吹っ飛んでいかなくて便利です♪
もちろん、
足湯に浸かった後、拭くのにも使えます。
というわけで、
当倶楽部ではツーリング時のタンクバッグには帽子とタオルはいつでも装備されています♪
なんでもそうですが使い方次第なのです。
足湯でしっかりと暖を取った後、
のんびりとリンゴやブドウ、栗などの収穫と直販をしている「北信濃くだもの街道。」などを縫うようにして小布施を抜け、
直売所でキノコを数種類購入しつつ、長野市のはずれにある当倶楽部へと無事に帰りついたのでした。
※10月にもなると日暮れが17時半くらいなので遅くなるとすぐ暗くなるし、日が落ちると途端に寒くなるのでな。
ちなみに・・
最近、峠で異常に遅い車が増えている感じがします。
こういう車に出会ったら無理に抜こうとしないほうがいいです。
※特に下りで仕掛けるのはリスクしかありません。
基本的に、へたくそなドライバーというのは運転に全く余裕がないので何するかわかりません。
車の運転はできても車の挙動すらまともに扱えないので、見てて不安定です。
挙動不審で、いきなりハンドル切ったり、急加速したりブレーキ連発で踏んだりするので危なくて仕方ないです。
※大体、ブレーキに使い方でドライバーの熟練度はわかるよね。
こういう下手なドライバーの運転する車を無理に抜こうとしてパニック起こされても面倒なだけです。
※こちらが抜こうとすると加速したりするのもこの手のドライバーによくあるパターンですし、ウインカー出さずに右折したりもしますしねえ。
こういう場合は大人しく距離を取るのが正解です。
まあイラつくのは仕方ないのですが、脇に車を止めるとか後続を先に行かせるとかそういうことまで意識が回っていません。
あまりにひどい場合はこちらが止まっちゃうのも手なのです。
・・とはいえ。
実際に運転が下手なドライバーがワンボックスの車に定員MAXまで乗せて、いっぱいいっぱいの運転スキルで峠を走ってるのです。
おっかないったらないのです。
※ワタクシなら絶対同乗したくないですが、同乗者は平気なのでしょうかねえ・・。
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まとめ
でも長野の10月というのはこういうもんです。
標高が高い所にツーリングに行く場合は寒さ対策が必須ですし、天候次第でルートを再検討するのも手なのです。
とにかく、秋の長野ツーリングでは防寒装備を舐めてはいけません。
体感的に同時期の都会の3倍は寒いです。
山の天気は変わりやすく、ちょっとでも太陽が隠れるとマジで遭難するかと思うくらい寒くなります。
※雲が山に激突すると雲の中に入った状態になるため、周囲が一気に暗くなり、視界が無くなり、小雨になるのですな。
山の天気は変わりやすいので状況によって撤収することも大事です。
下界で天気が良くても2000m級に向かう時は山を見上げて天候を読むのも手ですよ。
また、逆方向から来るライダーの格好や雨天装備を見て「雨の具合を確認する。」のもアリなのです。
こういう「いわゆるリアル空気を読む。」ことができるようになるのがロングツーリングを経験しているライダーですな。
・・これが経験なのですよ。
人生は何事もこの経験の繰り返しです。
決して座学だけで身に付くことはないし、ネットの情報だけで判断できることもないのです。
※他者の体験からヒントを得るのは必要かもしれませんが、最終的にはやっぱり身を持って体験した方が人生が豊かになります。
中高年は 運動能力は衰えていますが この手の経験は積んでいることが多いのです。
とか言ってるくせに今回は読みが外れたわけですが♪
※こういうこともあるさ、人間だもの。
近所のツーリングで読みが外れたら帰って出直すこともできるし、あきらめもつきますな。
これが近所のツーリングのいいところです♪
でも、
2023年10月の体育の日絡みの三連休はせっかくの秋の行楽シーズンに、
遠くから宿泊予約までして長野の山々のツーリングを楽しみに来た人はお気の毒な天気でしたな。
※奥志賀でBMWモトラッドのお祭りやってたっぽいね。やたらGSを見た気がします。
例年、晴れればこの時期は秋の観光ツーリングに最適なんですが意外と雨だったりするんですよね、この連休って。
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そして、
秋の長野ツーリングは天候と気温を確認して、防寒装備を十分にして挑戦しましょう。
※あまりに寒い場合、道中でワークマンとかで防寒着を買うのは大いにアリです。
諦めて撤収するのも勇気ですよ。
10月ともなれば天候と標高次第で雪降ることだってあるのです。
ちなみに・・
たまにお問合せメールをいただくのですが長野の紅葉はまだもう少し先です。
10月初旬とはいえ、2000m級の志賀高原でも紅葉はまだ少し早く、一部の木々が赤くなってたくらいです。
※コスモスは麓の街道に結構咲いてました。
例年通りだと長野の里山の紅葉は11月の頭ですが、標高が高い所の状況は全然読めません。
年内にもう一回くらい紅葉狩りがてら標高高い所のツーリングにチャレンジするかもしれませんが、こんなに寒いならもういいやって感じもします。
ローカルのTV局がこぞって紅葉情報のニュースを特集し始めると長野は本格的な秋になります。
※長野の各地域ごとの紅葉速報みたいなニュースが毎日ある。
毎年この時期になると、真面目に冬ごもりを考える時期になります。
※次の天気のいい休日には薪ストーブの煙突掃除せにゃなりませんな。
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