ツーリング ドライブ

【信州ツーリング】浅間山を周遊するツーリング

Z750D1と浅間山。

Z750D1と浅間山。

 

ワタクシ
信州ツーリングとか長野ツーリングとか言いますが意外と行かないのが長野の代表的な山である浅間山です。
遠くから目立つ山ですが意外と近くからよく見えるポイントは多くないのです。
ワタクシがおススメするビューポイントは某有料道路の駐車場からです。
実は無料で行ける方法があるのです。

 

GW中の平日の午後急に時間ができた

 

ワタクシ
GWの中日の平日。
長野市で仕事が終わって午後急に休めることになりまして。
私用でも午後の急ぎの予定はありません。
こりゃラッキーです。
というわけで以前から行こうと思ってた浅間山周遊ツーリングに行くことにしました。

 

GW中の仕事ってのは取引先もGW進行なわけです。
ゆえに急に暇になったりすることもあるのです。
ワタクシの仕事は基本GWもカレンダー通りの休日ですが、
ワタクシの同僚の多くは中日の平日はは有給とる人だらけです。

急ぎの仕事は午前中に終わっちゃったし、
出勤していた全員で午後休んじゃおうぜってことになったわけですよ。
※どんな会社だ(笑)

とはいえ。

5月とはいえ曇天の長野はお昼でも意外と寒いのです。
「バイクで出かけるのは寒いかな。」
と一瞬思いましたが
「雨が降ってないだけマシ。」
と思い直してバイクで出撃することにします。

行き先は以前から温めていた「浅間山周遊。」コースとしました。

今回のルートは半分くらいいつもの散歩コースです。
気楽なもんですがGWの軽井沢ですので超渋滞が予想されます。

浅間山周遊とともに渋滞をどこまで回避できるかも今回のテーマとしました。

ちなみに・・

浅間山の西側には高峰高原(チェリーパークライン)があります。
南側はグネグネ道の峠で北側は未舗装路というワイルドなルートです。

これが最も浅間山の西側に近いルートなのですが今回は北側の一部が通行止めになってるのでオミットしました。
雪解け後の春先の峠道は道路が荒れてたり、法面が崩れたりして通行止めになってることが多いのです。

毎年そんな感じなので別に気にしません。

林道なんてほぼだめだと思ってよろしい。
※最近は自治体に補修予算がないので林道はそのまま復旧せずに一年経ったりするんですがね・・。

 

 

浅間サンライン(長野県道80号)

 

ワタクシ
長野市から長野県道35号、4号と峠をつないで浅間サンラインに入ります。
この辺は当倶楽部の超散歩のルートです。
※当ブログの読者様からワタクシたちの目撃情報が寄せられることが多い場所でもあります。

 

いつも適当に空いてて適当に流れてるので気持ちが良いのが浅間サンラインですな。
休憩ポイントの「道の駅 雷伝くるみの里。」もあるし、小諸に行くにも佐久に行くにもよく利用します。
ちょっと散歩ツーリングするには適当な距離で途中に峠もあって割と流れてて都合が良いルートです。

一応県道なのですが、
しょっちゅう行き過ぎてて県道探訪ツーリングにするまでもないので詳細は書きません。

実は浅間サンラインの沿線にはよく通ってるイタリア料理店やコーヒー屋があるのですがこれは内緒です。
※オーナーの強い「ネットで紹介するな。」という要望による。

こういう隠れ家的なお店を知ってるのが大人ってもんです。
変な車で行くと非常に絵になるので気に入っています。
※アルファロメオ・スパイダーのオープンで来てるお客さんとかすんごくかっこいいです。

全体的にいい感じの浅間サンラインなのですが問題がありまして。

東側の終点でR18と接続する「浅間サンライン入り口。」交差点は長野県内でも有数の渋滞スポットです。
この辺りから軽井沢方面の「借宿。」交差点までは祝日は近寄らないほうがいいくらいいつも渋滞しています。
ラジオの渋滞情報でもほぼ必ずこのエリアの渋滞情報が出ます。
※その先も軽井沢を抜けるまでR18はずっと渋滞です。

というわけで。

今回は浅間サンラインを最後まで行かず、抜け道を使うことにします。
知る人ぞ知る「千メートル林道。」です。

「浅間サンライン。」沿いにある「大浅間ゴルフクラブ。」の手前の道を左折、
突き当りを右折すれば中軽井沢の渋滞を大きく迂回することが可能です。

千メートル林道

 

ワタクシ
GWの軽井沢に近寄ることは渋滞にはまりに行くようなもんです。
なんでみんな渋滞する軽井沢に行きたがるのか不思議でなりません。
この渋滞ポイントを避けて中軽井沢の北まで抜けられるのが千メートル林道です。

 

地元民やこの辺りに別荘持ってる人が好んで使ってるのが「千メートル林道。」です。
どうしてそういう名になったのか知りませんが昔からそういってたらしいです。
林道という名称ですが完全な舗装路です。

 

千メートル林道

 

この周辺には住宅や別荘地が広がっていまして。
とてもおハイソな感じの道となっています。
※生活道路に近いので景観は良くないです。

 

千メートル林道。

千メートル林道。


西側にはこんなローカルな看板があるけれどしばらくするとおハイソな別荘地帯になる。

 

「千メートル林道。」は基本的には一本道ですが標識が少ないのです。

浅間サンライン方面からずっと東に進めば問題ないのですが、
一か所だけR146方面という分岐があるので見落とさないように。
さもないと「別荘地帯。」という妖精とか魔物とかが住んでるファンタジーゾーンに迷い込んじゃいますよ。

軽井沢周辺は別荘の住民だけが使えるテニスコートとか普通にあるくらい、庶民には理解できないような高級別荘地帯です。

金持ちは違うね

昔、ワタクシの東京時代の同僚でこのエリアに別荘を買った奴がいるのですが、
「300m先のゴミ捨て場までの往復用にジムニーを買う。」
というお金持ち別荘ユーザーが近所に住んでたりするようです。
※そのジムニー2年で走行距離800kmだってよ(笑)

お金持ちレベルが違いすぎて全く会話がかみ合わないとか言ってました。

ワタクシに言わせればかつての同僚も超お金持ちなのですが、
余裕でその上を行く人が普通にいるのが軽井沢ですよ。

世の中のお金持ちのお金の使い方はよくわかりませんな。

「千メートル林道。」は林道というだけあってところどころ狭い箇所があります。
通学路もあるので時間帯によっては小さい子も歩いてたりします。

そこをデカい高級車がバンバン走っています。
時にはすれ違えないような状況もあるのですがそれでもデカい車はバンバン飛ばしてきます。
※運転が得意じゃなさそうな奥様がでかいメルセデスのSUVとかで走ってる。

全線を通して見通しもよろしくないので気をつけましょう。

あと、爆音マフラーのバイクや車はすぐ通報されるくらい静かなので通らないほうが無難だと思います。
ハイソな別荘地帯にはその手の改造車は似合わないのですよ。
※爆音車両なんてこのエリアで見たことない。そもそもバイクはほとんどいないです。

「千メートル林道。」はR146の中軽井沢の北と接続して終了です。
※いつも大渋滞してる「ハルニレテラス。」のすぐ北のガソリンスタンドの横に出ます。

今回はここからR146を北上しました。

浅間山キャンプ場(元六里ヶ原駐車場)

 

ワタクシ
目指すのは浅間山が良く見える「六里ヶ原駐車場。」です。
ココは有料道路である鬼押しハイウェイの一角にあります。

 

R146号の中軽井沢の北は高級車が多く走っていますが結構な峠です。
登坂車線というは譲り車線もあって適当に遊ぶにはいい感じなのですがタイミングが悪いと峠が渋滞します。
今回はラッキーなことに快適に走れました。

峠を抜けると左右に有料道路がある「白糸の滝入り口。」交差点に出ます。

軽井沢の北側は有料道路だらけです。
一本一本の料金が結構高いので地味にダメージになるのです。
これぞ観光地価格。
※まあ地元民や貧乏ツアラーは有料道路を使わないのでR146直進一択なので関係ないのですが。

有料道路

ワタクシも東京のツーリング倶楽部に所属してた時は、
これらの有料道路をコンプリートするようなルーティングを取りがちでした。
この有料道路の連続使用は東京圏から志賀草津高原ルートに抜ける最短ルートでもあるのです。
個人的にはうんざりしていましたのですが団体行動では仕方ありません。
バイクが団体で移動するときは、はぐれるポイントが少ない有料道路を使うほうが面倒見るほうとしては楽なのです。

 

 

で、だ。

「白糸の滝入り口。」交差点から西に向かうルートが「鬼押しハイウェイ。」と呼ばれる有料道路になります。
※鬼押し出しの先でB区間となってまた追加の別料金が必要になる、という極悪な設定です(笑)

旧車のミーティングでは有名な「浅間サンデーミーティング。」の会場は鬼押し出しにあります。
道に詳しくないエントラントはA、B区間のどちらかの有料道路を使ってる人が多いんじゃないかな。

 

浅間サンデーミーティング。

浅間サンデーミーティング。


運営の方々はみんな素晴らしい人ばかりでいいイベントですよ。

 

 

 

が。

R146を北上して「浅間牧場。」交差点を西に向かえば料金所をパスして鬼押し出しに行けるのです。

 

浅間牧場交差点

 

ネットでばらしていいんだろうか?という有用な情報ですが、
観光客は大人しく有料道路を走って長野県にお金を落としてくださいな。

で、だ。

ワタクシは今回 お金は払いたくないですが 鬼押しハイウェイにどうしても行きたかったのですよ。

というのも。

浅間山が最も綺麗に間近で見れるのがこのエリアにある「六里ケ原駐車場。」からだからです。

 

「六里ケ原駐車場。」

 

「六里ケ原駐車場。」の南西方向には遮るものが何にもない浅間山が南西方向にドカーンと見えます。
浅間山のビュースポットとしては恐らくもっとも有名な場所です。
※今回、浅間山がでかすぎてバイクと一緒に取るのは無理だということがわかりました。

少し前まではただの駐車場で「浅間サンデーミーティング。」はここで開催されていたのです。
※ワタクシの記録だと2019年にここで行われた「浅間サンデーミーティング。」に参加していますな。

 

 

それが昨今のキャンプブームでキャンプ場が駐車場に併設されちゃったのです。
※多分GWや秋はとんでもなく寒いハズですが。

 

Z750D1。

Z750D1。


今日は雲がかかっていて景色は惜しいけど晴れれば絶景です。

 

この周辺の道路は「芝を保護するため。」という名目で路上駐車が完全に禁止されていますので、
浅間山をじっくり見るには「六里ケ原駐車場。」に入るしかないんですよ。

普通に一般の無料駐車場もありますがお金払っているキャンパーがいると結構肩身が狭いです。

駐車場付近の路駐禁止エリアに無理やり止まって撮影しているバイクは結構いますが、
マナーとして大人はやめたほうがよろしかろう。

この日はGWの中日の平日だったこともあり、キャンプ場も駐車場もガラガラでした。
駐車場を自由に使って写真撮り放題です♪

が。

日が傾き始めて寒さは次第に増してきました。

凍える前にのんびり帰路に就くことにします。
※もちろん有料道路の料金所は通りませんが。

ちなみに・・

軽井沢周辺は普通に標高が1000m以上あります。

下手すりゃ1400mとかありますので平野部と全然気温が違います。
長野県民でも軽井沢は寒いと思うくらいなので0メートル地帯からくる関東圏に人たちは寒いに決まっています。
※真夏でも下手すりゃ寒いです。

Z750D1。

Z750D1。


この写真を見ても寒そうなくらいです。
GWくらいだとまだ軽井沢の森の中は初春ですよ。

なので。

軽井沢周辺にツーリングに来る人は寒さ対策をしっかりしておきましょう。
東京で夏日でも軽井沢では春先みたいな気温だったりしますので。

軽井沢以外にも有名どころでは
菅平や開田高原、志賀などの高原は間違いなく気温が低いです。

遊びで長野ツーリングに来て風邪などひかぬよう気を付けたいものです。

嬬恋パノラマライン(南ルート)

 

ワタクシ
再び「浅間牧場。」まで戻ってR146に出ます。
別荘地帯を抜ければショートカットできそうなのですが。
長野県道235号に入って西に向かいます。

 

R146のセブンイレブンとローソンの間の道を西に向かいます。
※ここに浅間高原レース発祥の地の碑があるけど地味。

長野県道235号(大笹軽井沢線)で西に向かいます。
※途中で有料道路の鬼押しハイウェイを横断します。

その先で「つまごいパノラマライン。」に入ります。

 

つまごいパノラマライン

 

有名な「愛妻の丘。」は国道を挟んだ北ルートですが今回は南ルートを走ります。

 

 

つまごいパノラマラインは北ルートも南ルートもキャベツ畑の間を抜ける高原っぽい景色です。
ただし、いつ通っても土ぼこりがすごいです。
外国のようなデカいトラクターがバンバン土を落としまくってるためです。
まあもともと広域農道なので仕方ありません。
ワタクシたちは遊びで使わせていただいているのです。
バイクで走行する際はスリップダウンに気をつけましょう♪

浅間山側に木が多くて特にみるポイントはないのですが、
ワタクシが知らない浅間山のビューポイントがあるかな?と思って気を付けて走りましたがやっぱり見えず。

期待してなかったからまあ良しとし手先を急ぎます。

淡々と流してR406にでました。
この辺はいつもの散歩コースですし、西日がちょっと差していて眩しいくらいで何のドラマもありません。

R406を上田方面に向かいます。
途中の鳥居峠で楽しく遊びつつ、長野市外にある当倶楽部までノンストップで快走しました。
※最近はR406は長距離トラックのバイパス区間になってるようで鳥居峠がトラックを先頭にして渋滞してるのは珍しくないのですよ。

まとめ

 

ワタクシ
長野市からなら浅間山周遊は時間的には半日でおつりが来ますな。
大変良いツーリングルートかもしれません。
まあ渋滞する軽井沢エリアに好んで突っ込んでいくことはないと思うのであんまりいかないのですが。

 

中軽井沢の北あたりで渋滞につかまるかと思ったのですが今回はラッキーなことに渋滞にはほぼ合わず。
淡々と流すツーリングとなりました。

これはこれで大変よろしい。

 

千メートル林道。

千メートル林道。


この辺りでも標高は普通に1000mはある。

 

「連休中に軽井沢に行くなんて自殺行為。」
と思っていましたが単独行ならそれも可能ですな。
小まめにルート変更や思い付きでの寄り道もできるし。
※不景気で以前のような中軽井沢や旧軽井沢の地獄のような渋滞はないのかもしれませんな。

時間があれば浅間山周遊と合わせて志賀草津高原道路で信州中野に抜けてもよさそうです。
※2025年のGWは志賀草津高原道路のR292の一部が通行止めです。雪の壁見れないね。

 

 

とにかく。

長野のツーリングは夏でも寒さ対策をおススメします。
高原地帯は想像以上に寒いです。
標高1000mを超えればそりゃ寒いに決まっています。

雨なんか降ったら超寒いです。
暑けりゃ脱げばいいけれど寒い場合は着るものがないとどうしようもありません。

今回も無事に帰れてよかった♪
無事これ名人です。

ちなみに・・

今回はZ750D1で出かけました。
久々の丸Zはとてもいいもんでした。

とにかくZ1-Rに比べるとはるかに素直なハンドリングと適当なパワーで乗りやすいです。
今どきのバイクに比べると重ったるくてパワーはないんですがこれくらいでいいんですよ。
どうせ出しても100km/hくらいですし。

アップハンドルによる楽なポジションは全然疲れません(笑)
※今回、高速走行はしてませんけどね。

写真を撮ればカッコいいし。
Z系のバイクはバイクらしくて堂々としてて絵になるんだよねえ。
やっぱし誰が何と言おうと自分のバイクが一番カッコよくなきゃいけません。

Z750D1。

Z750D1。


帰路ではまもなく取り壊しになるという廃線の駅で撮影。

現在はオーナーである嫁の希望で軽量化のために2本だしマフラーにしてあるけれど4本マフラーに戻すかな。
4本マフラーは今以上に絵になるのでワタクシは好きなのです。
ワタクシが昔載ってたZ2も最後まで4本だしマフラーにしてたくらいだし。

・・とか思いながら走っていました。
こういう妄想は始めるときりがないのですが。
※そういや今年(2025年)は車検だったなぁ。

当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。

=============================

Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

もちょっと詳しいプロフはこちら↓
当倶楽部のオーナーはワタクシです。

=============================

お問合せはこちら

-ツーリング, ドライブ