トランシーバ系は昔は高かったんですが今は手軽な金額で購入できますね。
※ツーリング中に会話するには無線の免許取ったもんです。
便利な機器を使わず、昔ながらのハンドサインでライダー同士意思疎通しよう、というお話です。
余計なお世話コメント
※仕事中は、極力ばれないように慎重に盗み見てください。ばれても知りませんが。
もちろん携帯からは何時でもご覧いただけるようになっております
当記事の目次
Bluetoothとかなかった時代は「ハンドサイン。」で意思疎通
カッコよく言えば言葉はいらなかったわけです。
※連絡手段がなかっただけですが。
大昔、かつてバイクブームと呼ばれた時代は、
それこそ日曜の朝とか東京から地方に向かう高速のPA、SAでは大量のバイクがおりまして。
※それも今はかつての半分も見なくなりました。
観光地や峠に向けて群れを成して行動していたもんです。
その群れのほとんどは「ハンドサイン。」で意思疎通をしていました。
特に、リーダー格に数人は実に上手くハンドサインを使いこなしており、カッコよかったもんです。
浮かれライダー♪
妙に楽しそうだけれども。
ツーリング倶楽部などの団体の中にはリーダー的な存在がいるわけです。
それも規模が大きくなればなるほど、中隊長的なリーダー格は多くなります。
リーダー格に人たちは、ただマスツーリングに参加して連れて行ってもらっているだけの人とは全然違う意識の高い人たちでした。
などなど・・
彼らは「ハンドサイン。」を巧みに使いこなしておりました。
ツーリング時の構成としては、
しんがりを務めていました
※言っておきますが「珍走団」ではないです。昔はそれぐらい大規模なツーリングチームが存在したんですよ、恐竜がいたころですが。
当時のツーリングクラブにはいろいろ鍛えていただきました♪
当時、大学生だったワタクシも社会人の先輩方にお世話になり、徹底的に鍛えられたもんです。
など覚えたもんです。
そして、どうしたらみんなに伝わるか?を考えたもんです。
ちなみに・・
のちにワタクシが所属してたツーリング倶楽部では無線を実装しました。
お金がかかるうえ免許とか面倒くさいのであまり流行りませんでした。
※無線を持ってる人と持ってない人で格差が生まれちゃったので。
文明の利器を使わずとも「ハンドサインで十分なのではないか?」と思うのです。
何せタダですし、何より誰でも覚えられるので。
ライダー同士はすれ違いざまに!ヤエー!
「Yaeh!」を無理やり日本語読みにしたもんです。
昔はピースサインオンリーでしたが、今では手を振ったりいろんなアクションをしてくれます。
今でもツーリング中に対向車線のバイクから「手を振られる。」ことがあります。
これって結構うれしいですよね、とくにソロツーリングでは。
そういう場合は、こちらも全力で応戦してあげます♪
雨天時のツーリング
雨天時に一人で走ってるときに対向車のバイクからいわゆる「ヤエー。」を受けると嬉しいもんです。
ただし、
「お前、ばかだな♪」
「お前も、な♪」
と、お互い言い合いつつも、ニヤリとするもんです。
「ヤエーはダサい。」
という人もいますが、こういうニヤリ体験をしたコトないんだろうな。
ちょっとかわいそうな人な気がします。
こういうつながりって大事だと思うんですよね。
数少ない、バイク乗りがいい文化を作ったという例じゃないかと思います。
昔はピースサインでしたが、いまは手を上げるのが主流なんでしょうか?
それでも、
昔に比べたらだいぶ減りましたねえ、バイク同士のすれ違いざまの挨拶。
まあその寂しさを味わうのが「ソロツーリング。」の醍醐味なんですけどね。
好き勝手出来るしね。
ヘッドセットは便利かもしれないが
しゃべりながら走りたいなら車でいいんですよ。
一人の時間を強制的に作ってくれるのがバイクなのです。
バイクは一人でも楽しめなければ複数で楽しめるわけないんですよ。
なので、
ヘルメットかぶった瞬間からバイクと自分だけの世界が始まります。
大昔からずっとそうだったわけで、これでいいと思っています。
※当倶楽部では、トランシーバ的なものは一切導入しないことにしています。
ヘッドセットってさ
風切音とかで音声拾えないとか、大丈夫なんでしょうか?
ぴったりしたヘルメットでは、マイクもスピーカーも邪魔にならないのかどうか聞いてみたいです。
昔の無線用マイクとスピーカー(KETEL製)は「ヘルメットに穴あけて」装備したもんですが、風切り音であんまり聞こえなかった気がします。
そういえば、
一流バイク用地図にもよく写真が載ってる友人が使ってたな。
今度、使い勝手を聞いてみます。
機械というか配線ね。
当倶楽部のローカルハンドサイン
夫婦間とはいえ、ツーリング中には何かしらで意思疎通をしたい場合があります。
そんな場合はハンドサインを使っています。
対向するバイクの挨拶的ハンドサインはこれでいいような気も。
バイクに乗るときはあくまでも単独で会話はできませんが意思の疎通をしたい場合があるわけです。
そんな場合は、ハンドサインがあります。
具体的には、
■休憩
道の駅まで何キロとかの看板など先行者が指さした後、後続者に確認。
■ガソリン給油したい
先行者がガソリンタンクを指さして、後続者に確認。
■何かあった時
後続者が何かあった時は、距離を詰めてホーンも使いアピール。
■県境の看板を見つけた時
県境の看板を指さして「新潟~」とか「福島~」とか意味なく伝える。
■何か面白いもんを見つけた時
ただ面白いもんを指さす。
※牛、だったりなんかの看板だったり、それぞれ。
■ヘッドライトがついていない
左手をぱっと開くイメージで左下方面に出します。
■ウィンカー点けっぱなし
左手をヘルメットの横で開いたり閉じたりします。
■信号ギリギリで通過
手を開いたまま、チョップの手の形でヘルメットより高く上げる。
とまあ、こんな感じです。
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まとめ
それは、タンデムで高速走ってたりする時も必要なのかもしれません。
※後席の人はツマラナイと思うし。
ハンドサインで意思疎通できるバイク同士って結構かっこいいように思うんですよ。
それは、
普通の生活してたらまずやらないバイク乗りだけの文化っぽいから。
便利なヘッドセット使って会話で直接意思を使えるのは簡単です。
※風切り音で聞こえるかどうかは別として。
それでも、
バイク乗り同士で、ハンドサインで相手の意思を読み取ろう、何を伝えたいのか想像するという試みもあってもいいように思うんですよ。
相手が何を考えているか、そういう優しさっていうか寄り添いっていうか、大事なことのようにも思うんですよ。
会話せずに意思の疎通ができるって、大事だと思うのですよ。
バイクは自分の世界
バイクは一人で乗るもの、何かあっても助けてあげられるとは限りません。
当然、助けてももらえません。
たとえ、ヘッドセット越しに声を聴いてもどうしてやることもできないのですよ。
どんどん自分一人で実際にいろいろ走ることによって、
「そういう場合の自分の気持ちで考えれば相手の気持ちもわかるようになる。」
んじゃないかと思うのです。
当倶楽部はヘッドセットとかトランシーバとかいらねっす。
どうせ壊すし、何よりヘルメットの中で一人で歌う時間が無くなるのは困るのです。