確かに、高級車の方がゆったり楽に移動できるかもしれませんが些細なことなのです。
安い車だって、エアコンも効くし高速道路も走れます。
新車価格を保有期間で割れば年間当たりの移動コストが出ますね。
今の車は消耗品なので安いので良いのです。
安い車を趣味良く乗りこなすのがオシャレってもんです。
車は「超高級な消耗品。」
贅沢品なのですよ。
普段使い用の大衆車でも軽自動車でも、です。
持ってるだけでどんどんお金が無くなっていくのです。
最近の車は新車価格が高いです。
それに、なんだかんだで乗り出すまでに結構費用が掛かるのです。
大衆普通車でも300万円以上とか普通ですよ。
皆さん、そんなに給料もらってるのかしら?
車は高級品
新車で500万円の車を10年使ったとすると、一年あたり50万円。
※厳密には運用コストや消耗品がかかるのでもっとかかるはずですが。
これくらい車は既に高級品なのです。
※実際の帳簿上の価値は6年でゼロですが。
最近、街中でよく見かけますよねえ。
みんなお金持ちですなぁ。
最近の車は、
のですよ。
反比例してユーザーとなる国民の給料は上がりませんな。
新車を生活に支障なく購入できる人というのはホントのお金持ちなのでしょうねえ。
ワタクシにはそんな高級品を買うのは無理です。
車はこれからもっと高級品になっていくのです。
専門家たちもどんどんその傾向は強まるという見方です。
※大衆車でも200万円を切ったらニュースになるくらいですよ。S13シルビアなんて新車で200万円以下でしたよ。
「車が趣味。」
なんてのはこの後10年もしたら、よほどの高級取りにしか許されない趣味になってる可能性もあるのです。
その一方で、車は消耗品でもあります。
車は消耗品
新車が高級になる一方で、田舎の街道沿いに陳列されている中古車価格の安いことったらないです。
高級車の新車を買ったときの消費税くらいの値段で結構いい車が買えちゃったりしますね。
大衆車はホントに 見てて悲しくなるくらい 安い価格で流通していますよねえ。
※ここ最近の大衆寄りの外車も含む。外車は新車価格を考えたら激安に思えるれど壊れたらおっかないですが。
車はまだまだ動くとしても、10年もすれば消耗品というわけで、買い手もないので値段がつかないのです。
実際に車の設計思想はどんどん消耗品になりつつあります。
何かあれば廃車した方が安い。
この考え方が間違いだと思うのです。
とはいえ、
今の車に何かあれば不具合個所を構成しているユニットごとの交換が前提でこそこそ手を汚して原因を探って調整するなんてほとんどできません。
世間では車は冷蔵庫や洗濯機、ガスレンジや給湯器などと同じように、
「車は使うだけ使ったら捨てるモノ。」
という認識なのですよ。
そして資産的には6年で価値がゼロ。
まだ動くにも拘らず、10年も経てば床板に穴が開き、エンジンもくたびれ、ライトは曇り、部品が出ないので廃車。
これが今の車の多くがたどるライフサイクルではないかと思われます。
こういうパーツが出ないと直るものも直らないのですよ。
まだ動くのに 多少の不具合があるだけでタダ同然に買い取られて 廃車になって鉄くずになる運命の車たち。
凄いもったいない。
日本は資源が少ない国のハズなんですがね。
さらに言うと、
雪国では総じて車の寿命は短いと言われています。
凍結防止剤や塩カルなどを撒いた上を走るので、車の鉄部分の錆の進行が早いのです。
※使い方にもよりますが高級車でも10年もすれば下回りがコーンフレークみたいになってる車は少なくないです。
こうなると、
ディーラーは買い替えを勧めてきます。
※ディーラーには車を直す気なんてさらさらないのです。
実は車はこんなに高価なくせに大体10年しか持たない消耗品なのです。
ちなみに・・
多くの場合、車は持ってるだけで確実に価値がなくなるものです。
購入にも維持にもお金がかかる車ですが、10年後の資産としての価値はほとんどありません。
そもそも、車は「かなり速く目減りする。」資産です。
よほど人気があったりプレミアが付いてたりするなら別ですがそんなのほとんどないです。
※ネオクラと呼ばれる車種の中にはすごい高額なプライスタグ付いた人気車とかあるけれど、誰が買うのか見てみたいです。
今どきのスポーツカーが最後のガソリン車で将来高値で取引される・・ホントか?
10年後は電気自動車が増えてると予想されます。
エンジン車なんか部品が無くて叩き売られる可能性も高いのですよ。
そもそもガソリンスタンドがなくなってるかもしれません。
最近、行きがかり上、猫を預かることになりまして。
※画像が足りないときはこういうもので間を埋めるのは当ブログではよくあることです。
そう考えると、
今新車を買って車の維持費や運用費用を考えたら、出来るだけ個人で所有しないほうがいいのです。
それに、
そもそも車を持っているだけで出費が全然違います。
それに気が付いた「車がどうしても必要と言いうわけではない都会住んでる人。」は車を手放し始めています。
現に、都市部では車の所有率はだいぶ減っているのですよ。
車所有者が減ったので車関係の税収は激減しています。
※政府が最近増税を焦っているのはこういうことにも原因があるのですな。
そんなわけで、将来車の所有率はさらに下がるハズです。
今後どんどん減る税収の不足した分はどこから取るつもりなんでしょうねえ。
電気自動車の減税もいつまで続けるつもりなんだか。
ワタクシとしては、
というのがいいと思うんですがどうですかね?
※複数台所有してる人はさらに減税+任意保険の割引を補填するとかねえ。
車関連業界全体が豊かになると思うのですが。
※新車が売れなくなるのでメーカーは大反対するでしょうが。
普段使いの足車は極力安い車が得
例え軽自動車であっても、です。
そして凄い勢いで資産価値がなくなっていきます。
それなら元値が安い車で十分ではないかと思うのです。
移動コストを考えると安く買える車の方が得です。
安い車の三倍の値段の高級車に乗るということは、移動コストが3倍になるということです。
※わかりやすく言うと電車とかバスで言うなら料金が三倍になるということですよ。
メーカーは一生懸命利益率の高い高級車を作りたがりますが、高級車はユーザーにはメリットあんまりないです。
※車の原価なんていいところ新車価格の4分の一、と言われていますし。
でも200万円は出ないよ。
何より、新車取得時の消費税を考えたら高い車を買うなんて非常にばからしいと思いませんか?
今では高級車ではなくなった価格帯の300万円の車買ったら自動的に30万円の消費税ですよ。
使い道がよくわからんような税金をこれ以上払いたくないのです。
いうまでもなく、初期コストが高い高級車は移動コストが高くなるのです。
共通プラットフォーム
各メーカーも同じフレームに同じエンジンで外側だけ違うみたいな車を作っていますね。
生産効率的にはこれでいいと思うのですが、ユーザーにはメリットはほぼないです。
※共有化で今後20年パーツの供給が潤沢、とか言うならまだしも。
愛着のわかない移動手段として車を考えるなら、
「同じフレームで同じエンジンを使ってる一番安い車が一番コスパがいい。」
ということになるように思いますが。
※内装革張りで+50万円とか言うのが一番無駄な気がする。
まあ、
「車やバイクでコスパがいいというのは値段の割にまあいいか、というだけで最高のチョイスではない。」
とそろそろ気が付いた方がいいように思いますが、そんな車種しか選べないのが現状ですしねえ。
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お金のことを色々考えると、中古車で十分な気がしてきます。
新車を買うメリットはそれほど多くないうえ、対価が大きすぎるからです。
50万円の中古車だってエアコンも効くし高速道路で100km/hで走れますよ。
燃費だって300万円の車とそうそう変わるとは思えません。
※燃費が悪いのは乗り方のせいというのもあるし。
何も過不足ないです。
今なら50万円くらいか。
でも、あってもボロボロですかねえ。
特に海沿い雪国などの田舎ではあっという間に車が傷みます。
足車は安い車で十分です。
新車はもったいないし、高級車はさらに勿体ない気がします。
高級車は高級なだけに購入費も維持費もメンテナンス費も全部高いですよ。
※たとえ高級車を中古で安く買ったとしても、です。
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ちなみに・・
日本は島国です。
四方を海に囲まれています。
大雨も降ります。
ついでに山間部は大雪が降ります。
これ以上車の鉄板に対して厳しい環境は世界でもまれでしょうねえ。
例えば、
潮風に一年中晒されているような海岸部、波が打ち付ける様な沿岸部。
こういう場所の車は車の痛みが早いです。
潮風は塩分を含むので車に良い訳ないのです。
風が強く海砂が叩きつけられるような土地柄だと下回りはもちろん、ボディ上側もサンドブラストされてるようなもんですし。
例えば、
冬の明け方とかの塩カル撒いた直後の高速道路に車を走らせるととんでもなく車が傷みますよ。
塩粒をタイヤが跳ねあげて車体下側にたたきつけてるようなものです。
※一般道でもあんまり変わりませんな。
水分を得ると防錆コーティングが薄いところから激しく金属を侵食し始めます。
こういうことを考えると、
となると・・埼玉県の都市部あたりが一番車が傷まないのではないかと思ったりしますな。
趣味車は別の話
そういう世界にどっぷりつかった人たちは、金に糸目をつけない人がたまにいます。
趣味車を持つ多くの人は大抵足車を別に持っています。
※「趣味車一台でなんでもする!」と大見栄切れるのは現実を知らない最初の数年だけです。
趣味車を足車に使う?もったいないからやめなさい。
最近、趣味者を買った人がこういうパターンに陥る傾向が本当に多いです。
そんな場合は、
「足車買った方がはるかに安いし便利で安心。」
です。
そもそも、
趣味の車は「移動手段としての車。」ではなく「楽しむための車。」なわけです。
※コスパとか燃費とかは足として使う車と違い、選択基準としてはあまり関係ないのです。
こういう車のオーナーはほぼ確実に足車を持ってる。
悲しいことに現行車より旧車の方が部品が手に入りやすいことがあります。
特に、古い外車は世界的に見ると 品質はともかく パーツがまともに流通してたりするのです。
※大衆車でも多く売れた車種にはしっかりパーツサプライヤーが存在してたりして有難い。
とはいえ、
ガラパゴス的な 国内需要にのみ対応した国産旧車のパーツ供給はかなり厳しいみたいですなぁ。
そういうパーツ探しも面白いと思えるのが趣味の世界。
日々の移動に使う、生活の足などの車であれば、すぐ乗れないのは困りますが、
「趣味車を数年単位で修理してて乗ってない。」
なんて話しは普通にあるのです。
片田舎のガレージに週末ごとにコソコソ通って自分で修理している趣味人は結構多いのです。
※そういう意味では長野は最高ですな。冬はこもって整備できるし、夏は走るところだらけだし。
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まとめ
こう思っておけばよろしい。
趣味性の高くない便利そうな車ほどこの傾向が強いです。
「都会で車が必ずしも必要でない場合は、車を持たないのが賢い。」
これは一つの正解です。
田舎では車が必須なので何とかしなければなりませんが、普段の生活圏の移動には安い車でも十分ってことなのです。
もちろん、中古車でも全然いい気がします。
※50万円の中古車を3台乗り継いでも、150万円です。
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スタッドレスが必須なので、前の車のタイヤとかホイールとかをそのまま流由生出来れば、なおお得ですし。
※車を買った後のホイールとスタッドレス代金はバカにならないです。
車は普通に使っててもどうせ痛みます。
エアコンが効いて普通に走って曲がって止まれればいいのです。
ナビやカメラの様な電子制御パーツは新車でも3年もすれば古くなりますので同じです。
モデルチェンジがない分、中古の方が満足感が高い可能性すらあります。
新車で優越感に浸りたい人はいると思いますが、無駄な見栄です。
※せいぜいその見栄や満足感は1年程度で消えます。モデルチェンジなんかされちゃったら悲しくなりますよ。
趣味性の高いスポーツカーを新車で買うならまだしも、それ以外の没個性な車なんてたぶん10年後は解体屋行きです。
※新車の趣味性の高い車を買うなら、便利さや高級感よりも、最高にマニアックな仕様、グレードを選ぶのがおススメです。
今の日本では、
「 税金対策以外での 高級車は無駄。」
ということなのです。
それに高級車はあっという間に盗まれますしねえ。
安い車を長く乗るのがこれからのトレンドですよ。
とはいえ、
趣味車でもない安い大衆車が30年後に高価格取引されてるのが現在です。
あなたの足車も しつこく 30年乗り続ければ、もしかしたら化けるかもしれません。
※30年後は電気自動車しかなくなっててガソリンスタンドもなくなってるかもしれませんが。
当倶楽部は金持ちっぽい車もありますが、普段は超貧乏生活をしています。
くれぐれも誤解なきようお願いしたい。
ちなみに・・
当倶楽部の足車である2006年式ラパンSS(TA-HE21S)ですが、8月から10月にかけて、東京方面に何度も往復させたのがたたって、エンジンブローしました。
溶けたイグニッションコイル。
十分元は取ったと思うのですが 当倶楽部的にこれ以上乗って面白い車でなおかつ4枚ドアの 社会性のある 車はないと判断しましたので直すことにします。
2022/12月現在、直しています。
※というより、直してもらっています。
直してもらっています。
新車で1,307,250円(カタログ参照)
だったので、16年物です。
※1年当たり81,703円♪
というのも、
当倶楽部にはナンバー無い車も含めて5台の車がありますが、ラパンSS以外全部2ドア。
冠婚葬祭とかの送迎の時には使い勝手が良くないのです。
大人として、社会人として、田舎生活者として一台位は4人乗れる車が必要なのですよ。
※しかもワタクシ名義の車は全部2シーター&MT&エアコン無しときた。
幸いにもエンジンはリビルド済みのを入手。
ここまでは良かったのですが、何せボディ周りの錆がひどすぎて、ほぼレストア状態。
バケツ一杯以上の錆が発生、穴あき多数。
※車の室内が急に曇るようになってきたらボディに穴空いてるのを疑った方がいいですよ。
地面が見える後部ホイールハウス付近。
既に、修理工房に入庫後2カ月が過ぎようとしていますがなかなか終りが見えません。
中古の普通車くらいは買える修理代になる予定です。
※Alfa-RomeoのMiToを安く譲ってくれるという人もいたんですが。
まあ、あと10年くらい乗ったら、街中で初期型ラパンを見かけることもなくなるだろし、
世間ではラパンSSなんてマニアックな車種があったことも忘れらているでしょうねえ。
※でもこういう車種がヒストリックカーフェスティバルとかでモテハヤサレテルので人生はわからない。
そんな訳で、ワタクシは最近は軽トラで移動しています。
※キャビンが狭いのでヒーターが良く効いて暑い♪外は気温一桁ですが窓全開で長野市周辺を走り回っています。
車は維持費とか税金がなければ、目的別にそろえてもいいんじゃないかと思うんですが。
ただし、
当倶楽部の軽トラHIJET号は最後のキャブ車なので、寒すぎるとエンジンの始動がイマイチ良くないのです。
※こいつもフレーム錆びたけど何とか動いています。
でも今は古い軽トラも高額取引されてて笑いますな♪
※当倶楽部のHIJETは中古で購入時、走行4万キロで車検2年付きで20万円でしたが。
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