これはワタクシの経験から見た傾向なのですがあながち間違っていないと思うのです。
今回の記事は小話程度と思って笑って読んでください。
でも意外と笑えないかもしれません。
会社の雰囲気や内情はパンフレットからはわからない
従業員はみんな車で通勤しています。
ゆえに、従業員駐車場の車でその会社の空気感というものをある程度判断できます。
ある会社の雰囲気や福利厚生などは外面からは決してわかりません。
会社の中に入って初めて「ああこういう会社なんだ・・。」と分かることは往々にしてあるのです。
大体転職をはじめとする就職活動において、面接担当者との話だけで雰囲気なんてわかるはずがありません。
募集要項に沿って入社希望したのに「志望動機は何ですか?」とか聞くのはナンセンスです。
そんなの「生きていくために金が欲しいから。」に決まっています。
※そもそも仕事なんてみんなやりたくないんですよ、ワタクシのように。
田舎企業は大抵こんな感じ
日本の田舎企業は、
がほとんどです。
要するに、
「採用しても具体的に何をさせるかイマイチ決まっていないが募集をしている。」
という会社がほとんど。
※採用してからいいように使い倒すため、具体的な事内容はワザとぼかしている気すらする。
ゆえに、
田舎の企業にスキル重視で採用、都会で培ったスキルを活かすようなポジションを与えてくれる会社なんてほとんどないのです。
※ぶっちぎった世界最先端の技術を持ってても田舎企業では持て余すだけです。
旧態依然としたままの会社も多く、スキルがあるやつよりも、年功序列の方が強い(笑)
会社に入ってからの人間関係で悩むのは当たり前、わけわからん独特の社風に染まれないのも当たり前です。
田舎の会社は一社残らずそんな空気があります。
そんな中に何年もいたら、変な風に洗脳されて、他の会社で使い物にならなくなるのがオチなのです。
田舎企業に長くいるような中高年にはそんな奴が多いです。
※そりゃリストラにでもなれば、転職先もないし精神的に病みますわな。
長野県は住むのと遊ぶのには最高のエリアですが、仕事的にはあんまりよくないです。
※なので、東京などの都会で荒稼ぎして、田舎ではプレッシャーのない安月給で気楽に仕事するのが吉です。
入ってみる迄、その会社がどんな会社なのかわかるわけもありません。
面接担当者の話と現場が大きく違ってる、なんてことは多々あるのです。
でも、でもですよ。
ある法則に則ると
「その会社の社風とか空気感、社員の価値観や構成がある程度読める。」
んですよ。
どういうことかと申しますと・・。
従業員の駐車場から見るその会社の傾向
乗ってる車の傾向を見ると何となくその会社の社員がなんとなくわかるということなんですよ。
具体的にどういうことなのか?
スポーツカーや趣味車が多い
スポーツカーや2シーター、クーペ系、ハッチバックでもスポーツタイプの車が多い。
こういう会社は社員が若い。
比較的元気がよくノリのいい若い社員が多い傾向にあります。
※もしくは気持ちが若い中高年が存在すろとか。
このご時世、スポーツカーに乗るメリットはほぼありませんよ。
そういうのを好んで選べる社員というのは元気がいいのが多い。
※若手が多いけれど、中間年齢層が少ない会社に多いパターンです。
また、
それなりに給与も高くないと、こういう車を買おうとは思わないので社員の待遇がよろしい。
とまあこんな感じ。
最近は、車オタクが増えたみたいでスポーツカーに乗ってるからといって社交的な奴ばかりではなく内向的な人も多い感じがします。
とはいえ、
でろでろに溶けたタイヤとか履いてたりすると、ちょとヤバイ社員が多くなる気がします。
相当頑張らないと、こうはならない。
趣味車と言えども、
旧車で通勤してるような奴は、よほどのバカか意地っ張りか変わり者です。
※コストを考えたら旧車を普段使いするのはもったいなすぎます。
グレード高めの車が多い
セダンやワンボックス、ツーリングワゴン、SUVでもちょっとグレードが高めの車が多いと給与が高めな傾向にあります。
なかでもセダン系が多い会社は、堅物が多い傾向にあります。
とはいえ、
高級ワンボックスでも最低グレードとか、外車のボトムレンジのモデルとかが多い「見栄っ張りが多い会社。」には騙されないように。
某高級ワンボックス系なんてのは最低グレードだとすごく安い。
平気で100万円くらい違う。
その分まともに走らない非力なエンジン搭載です。
※でも見栄っ張りの会社員ほど車をほめてあげると喜びます。ちょろい。
そして、
高級取りの社員が多い会社はあんまり古い車がいないのも特徴です。
外車が多い
オシャレさんが多くプライド高めな社員が多い。
田舎では最新モデルというよりは1世代前くらいの型式が多い。
※意外と割安だけれど一度壊れると恐ろしい請求がくる系。
割と安めの外車や、ちょっと年式が古めになった中古外車が多い会社は年齢層は比較的若い感じ。
※FIAT500シリーズとかBMWの1シリーズとか、MINIとかゴルフとか。アルファの147系とか。
こういうのに乗るやつはオシャレというより、変わり者にカテゴリーされます。
外車の2ドア車は自宅から通っている独身者が多い傾向です。
※男女を問わず。
ワタクシの周りだけかもしれませんが、2ドア外車の使い勝手の悪さを思い知るとなぜかみんなMAZDAに乗り換える傾向がある(笑)
役員クラスだけ良い車
大抵、経営者の感覚がクソ。
割かしワンマンの社長&ダメな取り巻きで構成されている上層部という構成。
未だにクラウン至上主義だったりする。
※一個前のクラウンとかが多い。ただし、運転は下手。
ちょっと前は役員の駐車エリア(大抵会社への出入り口近く)には、Mark-Xが異常に多かったけど、いまはかなり減った。
外車やレクサスというセレクトもあるけれど、最新型ではない。
これも田舎企業の特徴。
※ツマンナイところでケチ。
そして、
比較的高級な最新外車は役員とはいえ、田舎の企業にはほぼいません(笑)
※見栄っ張りなくせにそこまでお金は持ってないです。
こういう会社の偉い人は大抵上から目線なので、こびへつらうと何となくその会社との取引はうまくいきます。
ただし、
こういう田舎の会社で威張り散らしている奴らは、自分のイエスマンしか信じないろくな奴がいない。
※日本の会社の成長を止めたのはこういう奴らです。
ゆえに、
長い付き合いはしたくない会社、と判断して良さそう。
ナンバーが県外だらけ
転勤が多い会社。
それも県外ナンバーだらけだと転勤が頻繁、もしくは単身赴任者が多い会社。
※多くは「県外ナンバーですが○○県に住んでいます!」というステッカーが貼ってある。
車種はそれぞれですが、それほど高級な車はなく高速道路の移動が楽で燃費が良さそうなハイブリッド車が多い感じ。
普通は転勤が多い会社というのは待遇を良くしないと皆辞めちゃいます。
なので待遇は比較的良い会社もあるのですが、単身赴任の場合は2重生活になるので意外と貧乏です。
最近は転勤があっても悲惨な待遇の会社が多いので可哀相。
そんな会社だったら、辞めることも考えたほうがいいですよ。
最近の会社の募集要項には、
「引っ越しを伴う転勤はない。」
というのが良く出てきます。
もはや、
「終身雇用でもない会社にそこまで滅私奉公する必要なんてない。」
というのが今の当り前です。
ワタクシとしては、引っ越しを伴う転勤とか単身赴任とかは人生において非常に無駄なのですぐにでも転職すべきと思いますが。
人生は一度きりなのです。
よく考えましょう。
女性が多い
軽自動車やコンパクトカーが多いと女性が多め。
メインとなるデカい車は旦那さんが乗って、セカンドカーとして奥さんが通勤で小さい車に乗るパターンです。
家族がいる場合は、比較的荷物がたくさん載るハイト系の軽自動車になることが多いです。
また、小奇麗で割と新しい軽自動車が多い場合は、若い女性が多い。
※最初の車、というと大事にしたがるのでマメに洗車してたりするので綺麗。
女子は現実主義者が多いので、とりあえず価格が安くお得な感じの軽自動車を選びがち。
ただし、
独身を貫こうと決めた 30代後半くらいの 女性は「舐められちゃいけねえ。」というバイアスがかかるようです。
そのため、
いきなりハッチバック系の外車アウディとかアルファロメオとかプジョーとかを買っちゃう。
もしくは自棄になったのか大きめのSUVを買っちゃっう傾向があります。
※SUVのタイヤ交換って女性一人だと厳しい、ということに跡で気が付く浅はかなパターンです。
傾向として女性の乗る車は多くの場合、内装も綺麗に使っています。
※ うちの嫁のように 車内は汚くても気にしないという珍しい女性もいますが。
田舎の企業に最多なパターン
古い軽自動車やコンパクトカー、2世代くらい前の普通車が多い。
こういう会社はひとえに、社員の待遇がよくない。
バイトというか非正規社員が多い会社というのもこれ。
※田舎のちょっとした工場などはこういう傾向が強い。
古い車でも丁寧に扱ってない感じが見え隠れするような車ばかりでみんな貧乏くさい。
例えば、
要するに、生活がいっぱいいっぱいで車の見た目なんて気にしている余裕がない人の車です。
こういう車ばかりが止まってる会社の社員駐車場だと、その会社の社員は生活に余裕がないと判断できますな。
ワタクシは古い軽に乗って通勤していますが、年式が10年以上新しい車より内外装とも綺麗にしてあります。
こういう ちょっとこだわった感じの変な 車に乗ってる奴はワタクシか、変わり者です。
※飲み会で若者にうんちくたれて嫌われる面倒くさいおっちゃんだったりします。
というように、
社員の駐車場は社員の生活や性格、給与や待遇などを物語るものなのですな。
よく覚えておくといいです。
会社に面接に行くときは少なくとも15分前に行く
会社の人とナリがなんとなくわかるものです。
少なくとも、15分前。出来れば30分前位にいって、怪しくない程度に車を見て回るといいです。
ワタクシは初めて訪問する会社に行く場合、極めて早めに着くようにしています。
以前から、ワタクシはセッカチなのでアポ時間の30分前に行くということを心がけていました。
約束自他時間までの余裕時間にちょっと訪問する会社の周辺を散歩してたら、止まってる車と会社の雰囲気の相関性にこういう傾向があるなと思った次第です。
実はこれ結構面白くて。
商談にせよ面接にせよ、よその会社に行って仕事の話ばかりするわけじゃないじゃないですか。
会話を弾ませるためには車っていい話題の切り口になったりするんですよ。
車の話題を切り口にして、相手にしゃべらせる。
これ結構会社対会社の取引の場で有効ですよ。
担当者さんにとってみればこちらも、
「ああの車の話をした人ね。」
という感じで印象に残るようです。
その時は、こちらの車の話は適当にしておくのが吉です。
あくまでも、相手がしゃべりたいように喋らせる。
※いきなりロータス乗ってるとか言うとドン引きされますので、それはもっと仲良くなってからです。
そのための事前調査として
「訪問する会社には早めに着いておけ。」
ということなのです。
とはいえ、
いいか、訪問する会社の社員の車の情報集めとはいえ、職務質問されない程度が大事だぞ。
※最近は車泥棒やイタズラも流行っているので決して車に触れたり写真を撮ったりしてはいかんぞ。
万が一通報されても、ワタクシは一切責任を取りませんのでよろしくお願いします。
ちなみに・・
車通勤が多い田舎の会社の社員は「誰がどんな車に乗ってるかを全員が把握。」しています。
田舎の会社の情報ネットワークったら凄いんです。
※田舎の人は世間には疎いけれど、周りの人の情報には超敏感です。
車の買い替えはもちろん、車検で代車になってることまで、一日で広がります。
こういう情報は一瞬で全社員に広がるのが田舎の会社です。
今まで一言も話したことない人の車の情報まで知ってたりするのでビビります。
※車種や色はもちろん、下手すればナンバーまで覚えてる。昨日、あそこのショッピングモールにいたよね?とか言われると怖い。
また、
上司よりいいグレードの車や格が上の車に乗るだけで嫌がらせを受けることもあります。
未だに、車種マウンティングみたいな文化も色濃く残っているのが田舎です。
※上記の「役員クラスだけ良い車。」パターンですね。人間の器が小さい。
田舎では普段使いや通勤には軽自動車がベストです。
派手にならないレベルで思いっきりこだわっていても 馬鹿どもの濁った目には ただの軽自動車としか映りません。
普段から貧乏っぷりをアピールして「上司に逆らわない態度を取っておくのは田舎では大事な処世術。」なのです。
まとめ
とはいえ、
ワタクシは多くの田舎の会社に「従業員の車の法則。」は当てはまると確信しています。
今までの経験上、ほとんどハズレていません。
乗ってる車は人とナリを表すんですよ。
そして、
長いこと一緒にいる人たちに染まり続けた人が集まってると会社組織の社風として現れるのです。
というわけで、
「社員の駐車場を見れば会社の雰囲気がある程度わかる。」
ってことなのですよ。
意外とこれが面白いくらい当たります。
※とはいえ、曇りない眼で良く見極めるのが大事なのは人生においていつでもどこでも同じです。
大企業になると、社員の車も多くなるので傾向はバラけます。
それでも、
なんとなく傾向はつかめるということです。
※多種多様な車が止まっている難しいケースから社風を想像するのも楽しいものです。
本記事に関係ない画像で申し訳ない。
こういうネタ的な記事はたくさん書き溜めてあるのですが、画像がないので公開しずらいのです。
いろんな会社に行く機会がある人は、そういうモノサシで見てみるといいですよ。
その会社の社風というか構成している人たちの傾向がつかめるハズです。
※ 良くも悪くも 古風な会社ほど、当記事の様な傾向が強いです。
ちなみに・・
せっかくなので会社の面接の話もしておきましょう。
※当ブログには「長野県 転職。」みたいなキーワードで来る人もいる様なので。
会社に入る時の面接の際は当たり前のことを言ってもダメです。
そんな当たり前の話は面接する人が聞いても面白くないんですよ。
面接する人だって、似たような話ばかり聞かされてウンザリしているもんです。
※ワタクシが面接する場合がそうなので。
面白い人というのは、
「面接官から話を聞きたくなる要素を持っている。」
ということなのですよ。
今まで何をやってきたのか、これからどうしたいのか。
そんな一通りの話を普通にしたうえで、
面接官からの質問話を切りださせるような展開になればもうしめたものです。
こちらの土俵に乗せちゃえば半分勝ちです。
面接担当者だって人間です。
面白そうな奴の話ってのは、いろいろと聞きたくなるんですよ。
最悪、面接官個人の話をさせるように仕向ければよろしい。
「面接官さんは今後どうしようと思うんですか?」
「面接官さんのこの会社に勤めてよかったことは何ですか?」
みたいな感じでやんわりと。
※詰問にならない程度にやんわりと、がポイント。
人間てのはある程度打ち解けたら「自分のことを話したい生き物。」なんですよ。
とはいえ、
田舎の会社の面接担当なんてのは適当な人選で選ばれることも多く100%使える技ではないのですが。
※「真面目系の使えない奴。」ってのは結構いるものです。
会社の面接以外でも、
「相手に話させる。」
というスキルは身に着けておいた方がいいです。
こういう対人コミュニケート能力がナチュラルに高い人って、たまにいます。
※そういう人は人気ものなので田舎の小さい会社には入ってくれないんですけどねえ(笑)