ツーリング バイク 信州の県道散策

【絶景展望ハットトリック】秋の戸隠 他、長野県道36号信濃信州新町線

セロー225W。大望峠より。

セロー225W。大望峠より。

 

ワタクシ
「景色のいい場所に行きたい。」
「できれば車でその場所まで行きたい。」
わがままですな。
でも長野県道36号ならかないます。
しかも、沿線には戸隠、鬼無里など観光地が控えています。
空が澄んでいる秋のツーリングやドライブには最適です♪

 

何度も記事にしている長野県道36号(信濃信州新町線)

 

ワタクシ
当ブログでは何度か記事にしている長野県道36号(信濃信州新町線)です。
でも県道探訪マニアの中ではリクエストが多いのですよ。
※切り口を変えると全然違う目線で書けますな。ワタクシも勉強になります。

 

長野県道36号線は景色もいいし、何度走っても楽しいんですよ、この道。
実延長はwikiによれば53.8kmらしいですがそれ以上に走りごたえがあります。
※長野市街地のはずれにある当倶楽部からだとトータルで160kmくらい走るので散歩にはちょうどいい距離なのです。

この道、素晴らしい展望スポットが点在するルートとしても知られています。
最近はSNSなどの影響からか県外ナンバーの車が非常に増えています。
休日の展望スポットにはいつも県外の車が溜まっていますな。

ナビも進化しているので、土地勘が無くてもこんな山の中まで平気で来れてしまうんでしょうねえ。

 

長野県道36号。

長野県道36号。


一部はこんな山の中ですが、結構交通量はある。

 

とはいえ、
長野県道36号線は、割と古くからの街道であったようですが長野の山間部の街道ですので例にもれず部分的にはかなり狭い箇所があります。

なにより県道レベルになると基本的には地域の人の生活道路の色合いが強いです。

ゆえに、
気を付けて地元住民優先で走る必要があります。

山の中ですが休日は結構交通量があります。
特にデカい車で行くなら気を付けたほうがいいです。
対向車とすれ違えない場所は何か所もあります。

それでも、県外のバイクグループなんかは結構いいペースで走っていますな。
※よくまあ見通しの悪い落ち葉のあるコーナーにあの速度で突っ込んでいくと思いますわ。
真似できません。

近くに病院とか警察とか無いですよ。

ワタクシとしては、こういう山道はポテポテとあっちこっちとのんびり散歩するくらいのつもりでドライブやツーリングするのが楽しいと思うんですが。

ちなみに・・

最近は長野県道36号をチャリで縦走するのが流行らしく お金のない長野県がめずらしく チャリの走行を支援するような取り組みも行ってるようです。
※中央エリアから北はずーっと数十メートル間隔でこの「↑マーク。」が舗装路に印字されてる。

たしかに、
戸隠、黒姫、野尻湖という一流有名観光スポットを経由するし、部分部分で極めて優良な展望を望めるのでチャリでも楽しいのかもしれません。
※とはいえ道が狭い上、標高差が900mくらいあるよ。登りキツイよ。休憩ポイント無いよ。

この日はチャリはほとんど見かけませんでしたが、長野県をあげてチャリ遊びの誘致をしてるっぽいです。

ので、
事故など起こさないで長野に宿泊しつつ、チャリの人が来てくれると嬉しいんですが。
※最近はチャリの無謀さが目に余る。もしかしてチャリ流行ってる?なんでも流行るとモラルが下がるよね。

車やバイクと接触するような事故にならんといいのですが。

戸隠にアクセスするメイン観光ルート

 

ワタクシ
長野県道36号は地元の人間でさえ全然意識していませんが戸隠へのメインルートでもありま
す。
戸隠の中社や奥社、キャンプ場へのアクセスはコレしかありませんし。

 

戸隠周辺の長野県道36号はものすごい急勾配なんですが、観光シーズンには結構渋滞します。

戸隠周辺は標高が1000mを優に超えるので夏は涼しいのです。
秋は各神社と紅葉が非常に映えるので大人気です。
 ものすごく高価ですが 有名なお蕎麦屋さんも多く、しっかりした観光エリアだったりします。

しかも、
車でめぼしい観光スポットの目の前まで行けるという「歩くの嫌いな観光客にも優しい作り。」ときた。
※奥社とかは歩くのでライディングブーツやドライビングシューズだとキツイですが。

 

戸隠周辺は散策路が整備されてたりします。

戸隠周辺は散策路が整備されてたりします。


ただし、濡れて苔が生えた木道は逆に滑る。

 

さらに、
徒歩での周遊道路が整備されていて軽い山歩き っぽい散歩 ができて健康志向の中高年にも人気です。
※クマに襲われないように。

もちろん、戸隠山への本格登山もできます。
かつての修験者の山も今では観光スポットというかアミューズメントエリアになっているのでした。

というわけで、
観光シーズンの戸隠周辺は休日平日を問わず、大体いつでも混んでいます。
地元民は好んで行きませんよ、混んでる所には。

 

 

本気の修験者の山はこっち↓

 

 
やっぱし、修験者の山は「ばきーんと地味でソリッド。」でないといけません。
美味しいものとかあってはいけない。
※美味いもん食ってるような修験者なんていないわ。

現在、チマチマした観光地になってると、かつての修験者の皆さんにちょっと失礼な気すらします。

話がそれましたので戻します。

大きく三つの山を越える峠道が主体

 

ワタクシ
長野県道36号線は大きく三つの山を越えるルートです。
山奥ですが集落を何個も経由していくのでそれほど寂しくはありません。

 

寂しい山越えと言えば、地図上では長野県道36の東側を走るしてる長野県道86号線ですな。
同じようなルートで同じような場所に出るのに、どうもこっちの廃れ具合は凄まじい。
※これが普通の長野の峠越え県道。36号線はかなり稀な明るい印象の山越え県道です。

 

 

長野県道36号は全体を通して比較的明るい雰囲気で走りやすい 比較的初心者向けの 県道だと言えます。
集落にしっかりと人の気配があるし、分岐の看板も親切です。

県道36号は大きく国道や高規格道路で分断された3つのエリアに分かれます。
それぞれがちょっとした山越えになっています。

エリアごと、季節ごとに違った雰囲気を味わえるので飽きないルートとなっています。

南エリア(信州新町エリア)

R19号、信州新町から小川村まで。
 ひなびた 集落が点在。地味。

中央エリア(アルプス眺望ライン)

小川村から長野市鬼無里地区まで。
中規模集落と眺望ゾーン有り。

北エリア(戸隠、黒姫、野尻湖エリア)

鬼無里地区から戸隠、黒姫、R18を過ぎて野尻湖まで。
観光するならココ!

大体、こんな感じで分けられます。
※言っておきますがワタクシが便宜上、勝手に分割してるだけで公式に自治体が分割してるわけではありません。

今回は、南側から一気走りをしてみました。

南エリア(信州新町エリア)

 

ワタクシ
信州新町から白馬有料道路(オリンピック道路)県道31号線迄を当ブログの都合上、こう呼びます。
一番地味で 何にもないので 一番見る箇所もないですが、ワタクシは結構好きなのです。

 

 

■南端

信州新町市街 と言っても最東端くらい にある奈津目橋という交差点が起点です。
※「奈津女橋ミニ公園。」という公園が道路沿いにあり、ステンレス製の羊の銅像?がありますが木の陰でイマイチ目立ちません。

 

民家と段々畑の間を抜けながらどんどん標高をあげていきます。

部分的に狭い箇所もありますがバイクなら問題はないはずです。
※デカい車だとすれ違いずらいです。見通しも良くないです。

登り切った後は勾配の急な北斜面を下ることになります。
この日は、路面が日陰の度に湿っていました。

午前11時を過ぎていたので溶けてはいるものの、これは霜が降りた後です。
もう間もなく、夜間はもちろん朝夕も凍ったままになる時期が来ますね。
※11月12日走行。

路肩にはびっしりと落ち葉が積もっています。
※超滑りそう。

そんなわけで、慎重に路面を見ながら走ることにします。

極稀に、遠くにアルプスが見え隠れしますが止まるほどのものでもありません。

ちなみに・・

信州新町にはいろんな県道が入り込んでいます。
かつての交通の要所だったんでしょうねえ。

どっち見ても山で、その間の谷あいにある小さな町なんですが。
ここを拠点にぐるぐる山道を回ってもたぶん丸一日以上遊べますな。
誰か親戚とか 弟子とか 住まないかな。

ワタクシとしては、長野県内で一番美味いソバ屋は、
信州新町の街のホントのはずれにある「道の駅:信州新町。」のソバ屋だと思っていたりします。
※改装前の方がもっと雑多な感じで良かったのに。観光地よりよほどうまいし安い。

道の駅信州新町のお蕎麦は安くてうまいのです。

道の駅信州新町のお蕎麦は安くてうまいのです。


純粋にお蕎麦だけを食べたいときはここがおススメ。

そんな訳で、ワタクシはこの信州新町エリアが大好きなのでした。
いちいちブログの記事になってはいませんが、しょっちゅうこのエリアを走り回っています。

それでも、
当ブログには、この辺の県道探索の記事がたくさんあります。
暇な人は検索して読んでみるといいよ。
※「県道散策。」は当ブログのカテゴリーにもなっていますので、ぜひ。

中央エリア(アルプス眺望ライン)

 

ワタクシ
小川村で長野県道31号(長野大町線)と接続します。
いわゆる白馬有料道路(地元民はオリンピック道路、と呼ぶ)ですが、ここから入れば料金所は経由しません。

 

長野県道31号を左折(西に向かう)して、道の駅小川を超えた先の「高府。」という信号を右折(北に向かう)します。
これで、長野県道36号の中央エリアに入ります。
ここからが眺望エリアの本領発揮と言ったところです。

 

■分岐

小川村の市街地を抜けていきます。
ワタクシのよく行く食堂大和もこの市街地にあります。

 

 

 

市街地の西の端にあるガソリンスタンドを右折(北に向かう)します。
※一応看板はあるけど、ここがちょっとわかりづらいかも。ここだけ間違えなければ楽勝です。

ここから「小川アルプスライン。」というふたつ名をもらうほどの展望道路になります。
特に春先と秋口は雪がかかったアルプスが見れるので人気のシーズンです。

この道路沿いには大きく三つのアルプス展望箇所があります。

中でも有名なのは「小川村アルプス展望広場。」ですな。
天気が良ければ駐車場の脇から登る小山の上から一望できるので圧巻です。

 

小川村アルプス展望広場

小川村アルプス展望広場


セロー225W。

セロー225W。


この青い空とアルプスを見よ。ワタクシの普段の行いが良いということが証明された。

 

 

■小川村アルプス展望広場

駐車場横には便座が温かくなるトイレもありますが自販機とかはない。長野県民、相変わらず商売ヘタ。

 

あんまり知られていませんが、
その先にある「星と緑のロマン館の駐車場と天文台から見るアルプス展望もかなり良い。」のでした。
※展望エリアとして紹介されていることもあんまりないです。

 

■星と緑のロマン館

 

これを過ぎると北斜面になり、また一気に鬼無里の集落に向けて下りになります。

 

KDX125SR。

KDX125SR。


調子に乗ってもう一枚。

 

所々でアルプスの山々が見えますが、駐車スペースなんてないので景色に見とれて和み入れていると危ないです。
※急カーブと急勾配と狭い道が一部あります。走ってて楽しい♪

そうこうしているうちに、R406と接続します。

これを、右折(東に向かう)してすぐに、左折。

北エリアに入っていきます。

ちなみに・・

最近、このエリアを調子に乗って「アルプス眺望ライン。」とか こじゃれたことを 言い出してSNSなどで軽くバズる様になったので、このエリア結構混みます。

ワタクシが長野に来たばかりの頃はただの名もない峠道だったんですが、県外ナンバーの車が多いです。
※しかも、ジジババ満載なのでスゲエ遅い。

デカい車で峠道を走り慣れていないと思われる車も多いです。
※もちろん道を譲ってはくれません。

そこを、バイクの集団が爆走していきます。
※この日も関東圏ナンバーの集団が爆走しておりましたな。

静かな山間にバイクの爆音が響き渡ります。
※かなり遠くから排気音がわかるんですよ、山で響くので。

まあそれでも長野県が潤えばいいんですが。
事故でもしたら救急車なんて当分来ないし、いろいろ迷惑なので自重してもらいたいもんですが。
※なんでバイク乗りは団体になると一様に皆マナーが悪くなるのかが不思議。

・・無謀な抜き方してもドラレコで記録されてるのにねえ。

北エリア(戸隠、黒姫、野尻湖エリア)

 

ワタクシ
北エリアに入ると舗装路にチャリンコマークがプリントされ始めます。
相当長野県はお金かかけています。
※プリント仕立てホヤホヤだった箇所もあるくらいなので、最近完了したんでしょうねえ。
ここから先は観光スポットが連続します。

 

 

■分岐

 

裾花川の支流「小川。」に沿ってどんどん勾配を登って進んでいきます。
いつ行っても何か所か道路工事をしてるイメージがありますな。
※そうなると未舗装になるのでいきなりみんなスピードが落ちる。

ここも、交通量がある割に見通しの悪い狭いエリアがあるので注意が必要です。

惜しい。

このエリアに長野県道36号の古い看板があるんですよ。
大体この辺りにあったはず・・とか思ってると過ぎちゃうんですわ。

毎回、画像が欲しい思うんですが今回のように同行者がいると、ちょくちょこ止まって撮影はできないのです。
※スピードに乗ってて楽しんでるだけにいきなり止まるのは気が引ける。

レアな感じの手書き風の県道表示、画像が欲しい。
※公式なのかね?

また一人で出直すとしますかね。
※でも、不思議とその看板を見る迄その存在すら忘れてるんですよねえ。

このエリア最初の観光スポットが「大望峠展望台。」です。

集落を抜け、山道に入ってしばらくすると小さな看板で「展望台。」という表示があります。
ボーっとしてるとすぐ行き過ぎるので知らない人も見つけられない人も多いスポットです。

 

■大望峠展望台

長野県道36号沿いじゃないです。ちょっとわき道にそれます。
ライダーの間では昔から結構有名でしたが。

 

生きにくいハズなんですが、ここもSNSで有名になったようで。
最近は、いついっても何組か先客がいて、写真撮りまくっています。
こういうのもナビのおかげなんでしょうねえ。
絶対普通に走ってたらわかんないですもん。

 

大望峠。どんどんバイクや車が入ってくる。

大望峠。どんどんバイクや車が入ってくる。

KDX125SR。大望峠。

KDX125SR。大望峠。


ここからはアルプスというより、間近に迫る「戸隠山。」に圧倒されます。
※もちろん遠くにアルプスは見えますが。画像の右側が戸隠。

 

何十回も言ってますが「ダイボウトウゲ。」なのか「オオノゾミトウゲ。」なのか知りません。
※別に調べる気も今のところないです。

さらに戸隠方面に進むと「よつかど。」という 微妙に四つ角ではない位置にある お蕎麦屋さんの交差点を左折(北に向かう)。
※ここのお蕎麦は美味い。でも、いつも混んでる。並びたくない。

曲がるとすぐに宝光社です。
ここに車やバイクを止めて徒歩で散策するのもいいでしょう。
※舐めてかかるととんでもなく歩きますが。

 

 

さらに北進すると「戸隠の宿坊街。」があります。
急勾配な道沿いにはフォトジェニックな建物が多く立ち並んでいます。
※大体、休日はいつも渋滞していますのでMT車は気を付けないと下がります。

さらに北進すると、戸隠の中社、奥社、キャンプ場と続きます。

 

■戸隠中社

中社。
やっぱり道路沿いのデカい鳥居は圧巻。

 

この辺りが戸隠の観光エリアクライマックス、という感じですな。
今回はこの辺の神社系には寄りませんが。

夏は駐車場に入るだけでも大渋滞していた戸隠キャンプ場を過ぎると賑々しい感じが一気に薄れます。
※やっぱり北側斜面と言うのはどこでも薄ら寂しいもんなんですかね。

ずっと下りですが快走できるいい道です。

次第に進行方向左手、西側にちらちらと見えてくる山が「黒姫山。」です。

ただし、
意外といい撮影スポットはないのですよ。
※長野県道36号の看板もなかなかいい場所に無いです。

山を下りきり、夏なら早朝からやってる生でも食べられるトウモロコシ屋さんを抜けると平たい穀倉地帯になります。
この辺りからの黒姫山は裾のから山頂まで見えて、素晴らしい眺望です。

なかでも、
黒姫駅の近くの「北しなの線をまたぐ立体交差。」の上からは見事な黒姫山が望めます。
※いったん黒姫駅の方に立体交差を降りて再度登ってくる際の黒姫山は絶景ですが、当然写真撮るスペースなんかありません。

ワタクシ達は、黒姫駅側に降りていつも気になってたラーメン屋さんで食事をとりました。

 

駅前ラーメン。

駅前ラーメン。


みそラーメン♪

みそラーメン♪


こういうスタンダードな味噌ラーメンが秋冬はうまい。
コーンたっぷり。
中盛は+50円。

 

 

■駅前ラーメン

おばちゃんが一人で切り盛りしているラーメン屋さん。
チャーシューが美味い。
※ワタクシはチャーシューないけど味噌ラーメンが好き。

 

黒姫山の雄大な景色の写真を撮りたくて景色のいい撮影スポットを探しますが・・いいところがない。

R18との交差点をさらに北上、上信越自動車道の下をくぐります。
その先の長野県道360号(野尻湖周遊道路)で長野県道36号線(信濃信州新町線)は終わります。

 

■北端

いきなりなんの標識もなく長野家洞36号は終わります。

 

その手前。
畑越しに黒姫山と妙高山の見えるところでの一枚。
近くのため池(未舗装あぜ道経由)の傍でもう一枚。
※14時くらいでしたが晩秋の太陽はだいぶ傾きかけていたので逆光気味です。

 

セロー225W。

セロー225W。


名もなき田んぼの横から見える黒姫山とか妙高山。
この辺住んでる人は毎日これ見てんだねえ。

 

時間も押していましたが、せっかくなので野尻湖を一周することにしました。
※野尻湖の周りも見通しが悪く、崖で狭い道が多いです。長野小さい湖は皆周遊道路は狭いと思って差し支えないです。

 

KDX125SR。

KDX125SR。


野尻湖一周というとここで写真を撮ってしまうのでした。

 

 

 

野尻湖を軽く一周して長野市のはずれにある当倶楽部迄淡々と帰路を流すのでした。
この時期は日が暮れると急に気温が下がるので楽しいことはありませんし。
ちょっと市街を離れると道はすぐに落ち葉だらけになるので滑るしね。
※熊も出るし。一年を通してスマホに熊が出たので注意!の警告が出るけど、秋が一番多い気がします。

  • 寒くなって
  • 体が硬くなって
  • 夜で見通しが悪くて
  • 落ち葉で滑って
  • こけてケガした。
  • ・・最悪ですな。

    安心安全、おうちに帰るまでが大人のツーリングなのです。

    まとめ

     

    ワタクシ
    晩秋の長野県道36号(信濃信州新町線)の一気走り、展望編でした。
    県道一気走りも、展望とかテーマがあるとまた別の観点で面白がれますな。

     

    長野県道36号に限らず、いろんなサイトで展望スポットは紹介されています。
    でも、そこに行くまでの道で見える景色みたいなものは意外と紹介されていません。
    ※逆走すると全然眺望が無いのも普通ですし。

    ワタクシは、そういう知る人しか知らないマニアックな楽しみ方をしたいのですよ。

     

    こういう場所を見つけると嬉しくなりますな。

    こういう場所を見つけると嬉しくなりますな。


    まれに見つかる誰も知らない展望スポット。

     

    特に、
    長野県では、
    天気の良い晩秋は空気が澄んでいて本当に空が高く、ビックリするくらい山々の稜線が綺麗に見えます。
    終わりかけの紅葉を背景に里山の柿の木には実が垂れ下がり、
    リンゴ畑の木には収穫が遅い種類の残すだけの時期になりつつあります。
    田畑では野焼きが行われ、煙が狼煙のように上がっています。
    鳥の群れが南に渡る準備のため集結し、孤高の存在っぽく大きなトビが休んでいたり。
    はるか上空には飛行機雲が発生していますが風がないのか全然消えません。

    正しい秋の日本の山里の風景です。

     

     

    個人のブログで「実際に走った人の体温と感情が伝わる情報。」を伝えることが重要だと思っています。
     偉そうなこと言う割には文章がヘタですので 上手く伝わってるかどうかわかりませんが。

    スピードが出さなくても、
    「のんびりした気分で山里を繋ぐ県道をゆっくり景色を見ながら展望スポットを求めてツーリングする。」
    のもいいものなのです。
    ちっちゃいバイクだとあっちこっちに寄ることもできるし。
    ※もっともらしく言っていますが、デカいバイクは今不調で直してる時間がないのでした。

    この日のツーリングはいい散歩でした。
    近年まれにみる金欠の悩みを解決してはくれませんが、忘れさせてくれるくらいにはなりました。
    ストレスの発散方法としてはかなりよろしいのではないかと。

    秋はあっという間に日が暮れるので16時くらいまでに無理なく帰宅出るルートを設定したいものです。
    日が暮れて強行軍になるのはそれはそれでストレスだし。オフ車はライトが暗いので夜間走行が苦手だしねえ。

    ちなみに・・

    今回は 珍しく観光スポットの 戸隠の「鏡池。」にも寄ってみました。

    鏡池。

    鏡池。


    背景の山が戸隠連邦。

    「鏡池。」周辺はいつも超混んでるのでワタクシが行きたがらないスポットなのです。
    この日は観光シーズンが終わりかけだったのか、かなり空いていると踏んだわけです。

    長野県道36号沿いの「そばの実。」という超混んでるお蕎麦屋さんの手前の舗装林道を入っ
    ていくと「鏡池。」に出られます。
    舗装林道は細くてデカい車はすれ違う個所が少ないです。
    路肩は崩れやすそうだし。
    ※混んでいる時期はこの舗装林道がすれ違えない車で渋滞します。

    ■鏡池

    10年ぶりくらいの鏡池でしたが、人が少ないと大変よろしい♪
    鏡池の脇の駐車場に空きがあったのは久々です。
    ※空いているんですが中華の国の人が結構いてビックリ。円安インバウンド、キタ――(゜∀゜)――!!って感じです。

    鏡池の周りを一周(大体1300mくらい)してみましたが、紅葉もだいぶ終りです。
    11月ともなれば熊もラストスパートの時期なので、山に入る時は気を付けたほうがいいかもしれませんな。

    ファンキーなクマ出没注意看板。

    ファンキーなクマ出没注意看板。


    看板は緩くてもリアルは怖い。

    大望峠よりもいっそう近くに戸隠山が見えて 心の目を使えば 登山者が見えそうなくらいです。

    この日は風はなかったはずなんですが、イマイチ水が波立っていて池に山が映って鏡のようにはなりませんでした。
    ※朝とか天候が安定している時間なら見えたのかもしれません。

    鏡池。

    鏡池。


    それでも、
    パンフレットっぽい景色が見れて満足です♪

    観光地には空いてる時期に行け、は多分正解です。

     

     

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
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