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【コロナ後のバイク】バイクブームは限定的なもので終わるのか?

セロー225W。

セロー225W。

 

ワタクシ
ここ数年はコロナ禍の影響で久しぶりのバイクブームらしいですな。
人と接触なく楽しめる移動&外出できる趣味としてバイクバブルと言ってもいいくらい。
でもコロナ禍が終わりつつあるので、だいぶ落ち着いてきたようです。
バイク業界はどうなる?オワコンになるのか?

 

だいぶ新車のリリース制限がなくなってきた

 

ワタクシ
コロナ禍では世界的な部品不足で生産量が減ってたのでバイクの新車は注文してから最低半年待ち、と言われていました。
202305ごろからだいぶコロナの影響も薄れ、各国産バイクメーカーも新車の受注制限を撤廃し始めましたな。

 

コロナ禍で「プライベート空間を維持して移動する。」というバイクが注目され、教習所も入校で待ちが出る人気っぷり。

免許を取ったら乗りたくなるのが人間ってもんです。

2021年の新車販売台数は約41万6000台越えで、
なんと2014年以来の40万台超えという誰もが予測しなかった棚ぼた的な販売台数を記録しています。

 

CB125R。これが今のCBの姿だって言われてもね。

CB125R。これが今のCBの姿だって言われてもね。


今どきのバイクですなぁ。

 

駄菓子菓子。

免許をとっても「世界的な半導体不足で新車が手に入らない現象。」がおきまして。

新車が手に入らないので、中古車を買い求める人が増えました。
その結果、バイクの中古車市場は久々に賑わったのでした。
 ワタクシが冷やかしに行った 某赤男爵のお店では、
「バイクは探すものではなく、あるものから選ぶものだ。」
という投げやりな態度でした。
※実際そうだったのでしょうねえ。

当然、中古バイク価格は軒並み上昇しました。
不人気と言われてた車種でさえも「5万円でどう?もってかない?」と言われてた時代が信じられないくらいの高騰ぶり。
※それまでは売れそうもない中古バイクは二束三文で海外に叩き売ってたので、国内にタマ数が全然なく業者間で取り合いになって価格高騰したようです。

とはいえ。
こんな異常事態は長く続かないわけでして。
バブルは必ずはじけます。

2023年に入ってから徐々に新車が注文できる通常営業になりつつありますな。
※受注が再開されたとはいえ、手元に来るもはやっぱり多少時間がかかるようですがね。

中古バイクの値段は今後どうなるのか?

 

ワタクシ
新車が普通に買えるようになれば中古市場は沈静化し始めます。
当然、中古バイク価格も変化が出てきています。
一定の人気車種以外の中古車価格は下がり始めたようですよ。

 

バイク業界も本来の流通の姿に戻りつつありますな。

  • 安いけれど信用ならない中古車
  • 高いけれど安心できる新車
  • これが正しい姿ですよ。

    新車の受注が止まってるので中古車を選ぶしかない。
    そんなコロナ禍の異常事態は終わろうとしています。

    新車価格を超える様な値段で流通していた中古バイクには旨味はほぼありません。

    中古車が新車価格より高い。
    そんな状態が異常なんですよ。
    数万キロを走行した現行バイクの価格が新車を超える。
    狂ってる。
    それでも買う人がいる、というのがちょっと信じがたいですが。

     

    中古バイク。

    中古バイク。


    買う人いるのかね?

     

    新車が買えるようになれば中古車を選ぶ人は減りますよ。
    当たり前です。

    中古バイクバブルのバカ騒ぎはいよいよ終わりです。

     

     

    ここ最近の中古バイクブームで無理やり人気者になった車種は少なくありません。
    メディアは適当な古いバイクを片っ端から盛り上げて中古価格を吊り上げました。

  • どんなカテゴリーのバイクでも
  • どんな排気量のバイクでも
  • とりあえずは盛り上げておけ、っていう感じでした。
    そのせいで数年前の流通価格の数倍になったりしましたね。

    そういう中古バイク価格は大暴落するでしょうねえ。

    可哀相なのは価格が高い時期に中古バイクを仕入れちゃった中古車屋さんですね。
    車種毎の相場が下がったら高額で仕入れた個体は値引きしないと売れません。
    売れなければどんな価値のあるバイクでも不良在庫なわけで。
    時間がたてばたつほど中古バイクのパーツの供給は悪くなるし。

    転売で儲けようとしてた人達は不良在庫の山になるかもしれません。
    ストックしている車体はとっとと売り払った方がいいですよ。

    ということで、
    不良在庫になるくらいなら出血大サービスで在庫を捌いちゃう、みたいな業者も出てきそうです。
    ※株の世界では「儲けの頭と尻尾はくれてやるのが基本。」です。損切って奴です。

    ちなみに・・

    今後は、
    よほどの歴史とか伝説とかどうでもいい背景や御託がある車種を除いて、これから軒並み中古バイク価格は下がるハズです。
    買う人いないもの。

    それでもメディアは必至で古いバイクを盛り上げようとするはずです。
    その記事の後ろには間違いなくスポンサーである中古バイクの在庫を抱えた業者がいるからです。

    そういう業者にとってはいかに手間をかけずに簡単に利益が出せるバイクがありがたいのです。
    ※だからタマ数があっても維持や整備が面倒くさい VT250Fみたいな バイクは盛り上げない(笑)

    人気のあるZにせよ、RZにせよ、パーツ供給が比較的良くて作りは単純ですから。
    30年、40年前の過走行バイクが100万円以上もするんですなぁ。

     

     

    初心者は新しいバイクの方が無難

     

    ワタクシ
    中古バイクが安くなるのは歓迎ですが、初心者ほど新しいバイクを買った方が無難ですよ。
    なにせ、不具合が起きる確率が新車とは段違いの中古車です。
    新車ならメーカー保証も効きます。
    不具合の診断はもちろん、メカの右も左もわからん人が中古を買うのはリスクが高すぎます。

     

    バイクの中古車を買う人は4種類います。

    一つ目のパターン

    ある程度状態が悪くても安いので中古車を買うという人です。
    「バイクを安く買って自分で直す。」
    という需要は確かにあります。
    そういう人は、
    「思っている以上に高い中古車なら要らない。」
    のですよ。
    ※ワタクシはこのタイプの人です。

     

    VT250FH。外したもの一式。

    VT250FH。外したもの一式。


    安くても手間がかかるのが中古車。
    最初に全部バラして清掃&状態チェックするのは基本です。

     

    二つ目のパターン

    お金が無くて安い中古車しか選択肢がない人です。
    学生さんとか若者に多いですが、新車が欲しくてもお金がないので中古車にせざるを得ないという経済的な事情です。
    バイクブームの頃の多くの若者はみんなこれでした。
    その頃は中古バイクの数が多く2、3世代前のバイクは過剰在庫気味でとてもリーズナブルな値段で流通してました。
    でも今は在庫数がまず少ない。
    そして、
    誰でもネットで車種ごとの相場がすぐわかるし、ネットで手間なくそれなりの価格でさばけるので安売りしないのです。
    現代は格安中古車や掘り出し物がほぼ出てこないシステムになっているのです。

    三つ目のパターン 

    旧車大好き絶版車大好きという人です。
    この人たちはそもそも新車がない状態からスタートなので中古車しか選べません。
    中古車価格の相場なんてあってないようなもんだし、個体自体は増えることがありません。
    ゆえに、
    メディアが価格を操作しやすいのですよ。
    漫画や映画などで取り上げられると わかりやすく 相場が高騰します。
    ※漫画や映画に出てきたバイクにそんなに乗りたいのかね?人のマネじゃん。

    そして、
    こういう旧車大好きな人たちにウケる車種を地道に増やしているのがメディアです。
    ※スポンサーの意向によるメディアの操作です。

    四つ目のパターン

    新車が買えないので、仕方なく中古車にするという人です。
    コロナ過では一部新車の注文ができないという異常事態でしたので高くてもすぐ乗れる中古車を買う人もいたでしょう。
    新車が買える状況においては、
    「新車並に高い中古車なんていらない。」
    のです。
    新しく免許を取った新規ライダーたちは、このパターンが多かったのではないかと思います。

     

    中古バイク。

    中古バイク。


    新車価格より数十万円も高い中古車。

     

    メカに詳しくない初心者ほど、
    何処で誰がどう使って整備状況や消耗品の交換状況がわからない中古バイクより確実に100点でメーカーの保証も付く新車がいいに決まっています。

    車両価格は安いけどトラブルが付いて回る可能性がある中古車にはリスクがあるのです。

    新車が普通に手に入るなら、出来るなら新車を手に入れたいと思うのが普通です。
    よほど特定車種にこだわりがない限り、新車より高い中古車を買う人なんているわけないんですよ。

    それでも新車は高い。
    新しく免許を取った人達は、教習所代や装備の出費があったはず。

    新車を買うお金がない・・でも高くてリスクがある中古車は嫌だ。

    いずれは中古バイク価格は下がると思うけれど、それ迄待てない。

     

    中古バイク。

    中古バイク。


    大人気の中古車:SR400もこの後安くなるのかしら?
    転売ヤーがすさまじいらしいけど。

     

    それなら、
    最近はバイクを自己所有しないでバイクに乗るという考え方があるのです。

    かつてのように、
    「あんまり使わないバイクを自己所有するのはコスパが非常に悪い。」
    ことに頭のいいユーザーは気が付き始めちゃいましたねえ。

    そして、
    中古車価格が高いうちはレンタルで遊んでおくというのも手なのです。

    ちなみに・・

    新たにバイクに乗り始める賢い新規ユーザーは、高くても新車を選んだ方がリスクが少ないです。
    というのは、
    新車が100点だとしたら、中古車はそれ以上の点数を取ることは絶対にないからです。
    ※バイクは消耗品の塊ですよ。

    経験上、中古のバイクは結構酷い状態で市場に出てきます。
    個人売買なんてよほど注意しないとワタクシのVT250FHのようなボロをつかまされるリスクが高いです。
    いくら安くてもそんな個体をつかまされた初心者ライダーのバイク人生は間違いなく酷い滑り出しですよ。

    「酷い状態のバイクを自分で直すという楽しみ。」
    はあるにはありますが確実に時間もお金も無くなります。
    実際、中古で買ったバイクをまともに走れる状態にするまで数十万円かかるのは珍しくありません。
    排気量は関係なく、です。
    ※最悪直りません。

    レンタルバイクという考え方

     

    ワタクシ
    バイクを維持するのは大変で手間もお金もかかるので面倒くさいです。
    それに置き場もない。
    バイクで遠くまで旅に出る時間がない。
    こういう人たちは以前より増えています。
    ならば、
    「旅先でバイクを借りちゃえばいい。」
    のです。
    最近流行りの「レンタルバイク。」という考え方です。

     

    かつてツーリングと言えば、目的地までの行程も楽しむべき要素でした。
    目的地までのルートを検討し、一番安く速くいくためにはどういう工程で行くか・・。
    地図とにらめっこしてルートを決めたもんです。

    ですがね。

    実際に関東から九州や北海道にバイクで移動するだけで大変ですよ。
    道程で大雨にあったりすると予定が狂ったりしますし。
    ※現地に付いた時点で疲れてる、なんてのは本末転倒です。

    ならば、

  • 身一つで公共交通機関で現地に飛んで
  • 現地のバイクショップで整備されたバイクをレンタルして
  • 思う存分現地で遊んで
  • お土産を手荷物に公共交通機関で帰ってくる
  • こういうバイク旅が最も効率がよろしい。
    時間がない人には最適なバイク旅行プランです。
    ※行き帰りを考えなくていいので現地で集中して楽しめるし。

    なにより、

  • バイクを所有することで発生する維持コストが一切かからない。
  • もちろん車検も保険も税金も消耗品費もかからない。
  • 洗車の手間も整備の手間もなくピカピカで完全整備済。
  • いろんなバイクに乗れる。
  • こんないいことがあろうか(笑)
    多少手続きが面倒くさいとしても月一程度のツーリングであればこれで十分です。

    レンタルバイクでバイクライフを謳歌するというのは大いにアリです。

    バイクは高いので一度買うとなかなか買い換えられないものですよ。
    いろいろなバイクをレンタルして見て、気に入ったら買えばいいのですよ。

    失敗がない。

    現代の日本人、特に若者にはお金に余裕がない。
    「サブスクリプションや各種レンタルを利用して所有物を増やさずにやりたいことだけを達成すればいい。」
    こういう価値観を持つ消費者は確実に増えています。

    かつてモノを購入しないと得られなかった効果効能効用がレンタルなどで気軽に得られるようになったわけです。
    ※モノを買うのは簡単ですが買った後も維持するのは結構大変で余計なお金もかかるしねえ。

     

     

    バイクを買って所有満足を得るより、バイクに乗ることで幸福感を重視する人が増えているようです。

    「モノより思い出。」
    というのは昔の車のCMのコピーです。
    「そんなこと言ってたら車売れないじゃん。」
    と思いますが、
    レンタルバイクはメーカーが直営で始めてたりするのでますます展開がわからない。
    ※バイク売れなくなっちゃうんじゃ・・。 顧客の囲い込み戦略かもしれませんな。 

    ワタクシ達の年代は友人たちとバイクをとっかえひっかえ交換していろんな車種を乗り回したもんです。
    友人たちのバイクには素人がボロイバイクを直したんだか壊したんだかという状態の個体もあり、いまだに印象が酷い車種は数多いのですがいい思い出なのです。
    ※後に好調な同じ車種の個体に乗ったら乗りやすさにびっくりしたこともあるくらいです。

    この頃「整備って大事だね。」という今につながる考えがワタクシに刷り込まれたのです。
    当時は結構みんなこんな感じだったんですがねえ。

    そう考えると、
    プロが完全整備したいろいろなバイクをレンタルして体験するというのは大いにアリです。

    ちなみに・・

    レンタルバイクは凄く便利でいいシステムだし、レンタルバイクを利用し続けるのも考え方としてはアリです。
    ただ、ワタクシとしては何回かレンタルを経ていずれ自己所有の相棒バイクを手に入れるべきだと思いますよ。

    自己所有しないとバイクに対する思い入れとか相棒感という感情がわかないんですよ。
    「装甲騎兵ボトムズ。」キリコみたいに「のりものには感情を抱かない。」のであればそれもヨシです。

    ライダーとバイクの理想的な関係というのはやっぱり自己所有しないとわからないことは多いのです。

    ZX-25R。コレだけ本気で作られた250ccは久しぶりに見た。

    ZX-25R。コレだけ本気で作られた250ccは久しぶりに見た。


    ワタクシ的に借りたいバイク。

    バイクというのは多かれ少なかれ、人間っぽい乗り物です。
    一緒に風に吹かれて、一緒に雨に打たれます。
    走りだせば誰も助けてくれません。
    スタンドが無ければ一人で立ち続けることもできません。
    妙に人間臭くて一対一の関係なわけですよ。

    人間でもそうですが「相棒。」というのは一緒に苦楽を共にしないと育ちにくいと思うのです。
    ※ジャンプの漫画や青春漫画は大抵そのパターンを踏襲しています。神話の法則、物語の法則って奴です。

    ワタクシはバイクを自分で所有して自分で整備やメンテナンスなどの面倒見てやるくらいの方が好きです。
    そういう方が愛着を持って接することができる気がしますし、
    やっぱり一人前のライダーとしては「一度くらいは自分の愛車自慢で飲み屋で嫌われる。」くらいのことはしてもらわねばなりません。

    まとめ

     

    ワタクシ
    コロナ禍でバイクとバイク乗りの付き合い方が変わりました。
    軽めのバイクブームを経て、中古車価格の高騰を経た結果、かつてとはちょっと違った感じになりつつあります。

     

    コロナ禍の終息に伴い、
    かつてのように普通にバイクの新車が買えるようになりつつあります。
    それに伴って、中古バイクはそれなりの値段に落ち着くと思われます。
    ※これが正常ですよ。

    バイクはコスパは決して良くないし、使い勝手も良くないのですが、単独の小旅行に使うには最高の相棒です。
    車よりも維持費もコストもかかりません。

    コロナ禍でパーソナルな移動が注目されバイクが注目され、
    新車が手に入らずに中古車価格が上がったわけです。

    とはいえ、
    昨今の物価高や燃料費の高騰で日常生活自体がキツくなりつつあります。

    ゆえに、
    日本人はかつてほど旅行もしなくなるし、買い物もしなくなってるのですよ。
    道楽で同じお金を払うなら残る物、資産として価値がある物にコストをかける傾向にあるようですな。
    リセールバリューは、もはや高額なモノを買う場合、重要視される当たり前のポイントです。
    ※ブランド物とか金銀とかね。

    「バイクは旅行ができて遊べて趣味になってリセールできる資産。」
    というわけです。

    そして、
    「必ずしも大きいバイクが資産価値が高いという訳ではない。」
    ということも重要です。
    ※デカいバイクは乗り手を選ぶし、維持費が高いのでリセールしずらいのです。

    なので、
    身の丈にあってるのは125ccや250ccくらいで十分、という考え方もあるようです。
    ※これが最近の原付偉2種ブームの一因でしょう。

    それに、
    バイクはとても絵になる乗りものです。
    そんな人達がバイクに乗って各々が思う日本のいいところをSNSに投稿したりして楽しんでいます。
    最近のSNSや動画を見ると皆がそれぞれ素敵なバイクの使い方してて感心しますよ。
    いわゆる「映え。」って奴です。
    こういうバイクの使い方もあるんですなぁ♪

     

    秘密のアルプス眺望スポット。

    秘密のアルプス眺望スポット。


    最近ワタクシのFacebookでウケた画像。

     

    2023シーズンは、街道で大きな荷物を積んで走る県外ナンバーのバイクが増えているように見えます。
    それも、コロナ禍前より単騎で走ってる人が多い印象です。
    排気量を問わず、新しめのバイクが多いです。
    ※すんごい遠くの街のナンバー付けたハンターカブが超多い。

    おそらく出先で大量のSNS映えする写真を撮ったりして楽しんでいるのでしょうねえ。
    もしかすると、これは新しい旅のスタイルなのかもしれませんな。

    一方、
    長野県は観光地であり、ツーリングスポットが多いのでレンタルバイクが盛んな様です。
    そりゃ新幹線できてバイク乗って、走り回って、空調の効いた新幹線で帰る。
    旅先をピンポイントで楽しめるという点では最高ですな。
    ※ワタクシも九州とか北海道に行くならレンタルバイクでいいな、と思っています。道中は楽しいですが時間かかるんですよ。

    ともあれ、
    コロナ過を経てバイクを取り巻く環境は少しずつ変わってきたように思えますよ。

    せっかく盛り上がったバイクブームです。
    せめてコロナ禍と同じくらいの期間は終息しないといいのですが。

    ちなみに・・

    コロナ過をなんとかやり過ごしたバイク業界はなんとなく追い風でスタートするっぽい。

    バイク関連業界やメーカーはバイクの免許取得者が増えた勢いを消すまいと、割と本気で動き始めたように見えます。

    具体的には、
    各メーカーや業界が主催して、バイク乗りが飽きないようなイベントを展開し始めました。
    コロナ禍で出来なかったイベントも復活しつつありますし。

    バイクに乗る目的として色んな選択肢があるのはいいことです。
    日本人は遊ぶの下手ですからお膳立てしてあげるのはいい作戦です。

    メーカー主催のミーティングもいいでしょう。
    安全運転講習もいいでしょう。
    オーナーズミーティング的なイベントもいいでしょう。
    キャンプ用品メーカーなどとコラボイベントもいいでしょう。
    バイク用品店のイベントなどもあるようです。
    ※その手のイベント会場でみっともない行為をするオッサンたちが群れないことを望みます。

    一方、厳しい見方もありまして。
    2023年に入ってから新車の販売台数は軽二輪(126~250㏄)、小型二輪(251㏄以上)ともに前年を割っています。
    ※特に150ccなどの半端な排気量のモデルを大量投入している軽二輪の販売が伸び悩んでいます。

    既にバイクが欲しい人たちには、ある程度行き渡っちゃったということなのかもしれません。

    カキフライ定食。

    カキフライ定食。


    画像が少なめな記事ですので、お約束の食事写真。
    ※山の中の食事処で海産物を食うのがワタクシの中で最近ブームだ。

    そもそも、
    コロナ禍でバイクの免許取得者が増えたとはいえ、それほど市場規模は大きくないっぽい。
    若者が少ないってことはバイクに乗る人はそんなに増えないってことでもあります。
    バイクは高額商品ですので、普通の人はなかなか買い換えられません。
    一度買っちゃったら次に買い換えるまでにしばらくブランクが生じます。
    次に来るバイクの買い替え需要は少なくとも数年後って感じでしょう。
    ※買い換えて迄バイクに乗り続ける人って統計的にどれくらいいるんですかね?

    これからも免許取得者が増え続ける・・というのはちょっとあり得ないのです。

    2023年はバイク乗りにもバイク業界にもいろいろ転換期になりそうな気配ですな。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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