オフロード バイク

原付二種125ccの新車オフロードバイクは災害がある度に注目される?!

この手のデザインはやっぱし欧州は違うよね

この手のデザインはやっぱし欧州は違うよね

Toos

2019年10月時点で、国産オフロードオフ車は壊滅状態ですねえ
新車は外車だけで結構お高い
こうなると中古相場が上がりまくる・・

そうまでして、125ccにこだわりますかね?
※もちろんこだわるのも面白いのでいいんですが、肝心の維持費は思った以上にかかる・・

原付2種のオフロードバイクを狙ってる人、250ccクラスまで間口を広げてみるといいですよ
意外に250ccの方が乗り出し価格は安かったりします

意外に高価な125ccのオフロードバイク

2019年10月時点で新車で買えるのは外車しかなく、この新車価格が素晴らしく高い

外車の125ccは円高になれば価格は変わると思いますが、現時点ではかなりの高額ですよ

装備はすごいけど、初心者というか整備がちゃんとできない人が乗り散らかすには・・
外車の125ccの新車は本格装備という事は足つきも悪いし、排気量が小さいからと言って初心者向けではないですよ
※シートもかたいしね

ちなみに・・


aprilia RX125は比較的安めですが、約40万円です
手が届きそうな価格ではありますが・・部品供給大丈夫ですかね?
保険等は安くとも、部品の価格が高い場合、維持費は一転しますよ

ちょっとマジすぎるRX125

ちょっとマジすぎるRX125

しかも、パーツ(消耗品含む)が猛烈に高いし、発注してもなかなかきませんよ
※オフロードバイクはこけるのが前提なのでパーツ供給はかなり大事です

更に、パーツ購入できる店や購入後のアドバイスくれる人が圧倒的に少ないのが、輸入車です
専用設計のパーツなんかあっという間に供給されなくなります
※友人のBeta125ccのパーツが全然手に入らず困ってるのを目の当たりにしてるので余計に心配ですよ

国産ではクロスカブが意外なほど流行ってるのも確かだけれど、乗り出しで35万円くらいは余裕でします
ハンターカブのリメイクもリアルな噂ではあります
※インジェクションの電子制御で排気量アップしたらそりゃ高くなるってもんです

ちょっとお高いがさすがのカブシリーズ

ちょっとお高いがさすがのカブシリーズ

モンキーが125ccになって、新車価格が43万円ですよ

でもオフ車のイメージではなく、所詮はオフも走れるカブです
※クロスカブ買うと逆にカブ系にはまるというのがこの世界のセオリーですが。

結局、調べるだけ調べても意外に高価なことがわかって諦めちゃうんですよねえ
で、どんどん後回しにしちゃうので、結局手に入らない
こんな人が多いようです
※当ブログにも結構相談があってびっくりしていますが、初心者の方には外車の125ccの新車はハードルが高いのではないかとアドバイスさせていただいています

少しの維持費しか変わらないので余裕があれば国産250ccの方がお得感がある

国産中古の250ccの方がはるかに流通しているし、250ccの新車も外車の125ccとそれほど大差ない価格

排気量至上主義ではないけれど、125ccと250ccを比べるのであれば圧倒的に250ccをオススメします

どうしても、ファミリーバイク特約の保険しか使えない、というならまだしも・・
その保険の差額は、消耗品の差額で一発で飛びますよ

特に整備に自信がない人は、125ccだから整備は適当でいいとか思ってませんかね?
オフロードバイクは整備内容もメンテ内容も基本的には一緒ですよ

ただし、中古のオフロードバイクは整備やメンテができない人には向きません
※絶対にどこかおかしくなってると思っていいです

災害の被災地から脱出する際、動かないとか不具合が・・とか言ってる余裕はないんですよ

池になってるような道路を走ってる際に不具合があって、自分が水没、とかシャレにならんですよ
さらに低速トルクがない125ccは渡河の際にも絶対的に不利ですよ、加速力が水の抵抗に負けます
※オフロードの難しいセクションは、手前から勢いよく入って出来るだけ惰性で抜けるのがセオリーですよ

ちなみに・・

確かにオフ車のバイクは被災地からライフラインが生きている場所まで移動するには最適です

ひざ下くらいまで水があるような車では立往生するような場所でも、腕次第であっさりクリアが可能です
※水の中に何もなければね

シャア専用ではない

シャア専用ではないぞ、消防用緊急車両だ!

台風19号で被災した町に住んでいますが、台風一過の日に一番機動力があったのはオフ車のバイクです
通行止めで、Uターンで、もたもたしている車をわき目にガンガン走っていました
※ただの見物で来た人も大勢いたようですが。

125ccオフ車の圧倒的なタマ数の少なさ、探す手間と新車原付二種の高額化

国産の新車の125ccオフ車は壊滅した今、125ccのオフロードバイクにこだわる必要はない

  • 税金等の維持費が安い
  • 消耗品的な維持費はかかる
  • 特に田舎には新車を扱ってるところは少ない
  • ショップが遠いとアフターも望めない
  • 中古でもタマ数が少ない
  • 中古の場合は自分でメンテするにもパーツの確保が大変
  • そうなると俄然国産250ccクラスのオフ車にスポットが当たりますね
    ヤフオクでもパーツがごろごろしています

  • セロー250
  • CRF250
  • KLX230
  • 今ならこの辺でしょうか?
    排ガス規制の関係で、とんがった性能こそないですが、必要十分な能力は備えています
    何より、新車で買えるのが素晴らしい
    ※しかも輸入125ccと新車価格は変わらず、初心者にもやさしい設計

    ちなみに・・


    整備に自信があれば、少し古めの国産250ccもオススメなんですが・・
    既にパーツが無い車種が多いです
    ※セロー225Wのレストアをしてるのは、これが最後のセロー225との接点かも知れないと思ったので。

    このきったないセローをレストアしております

    このきったないセローをレストアしております


    高速に乗れないアドバンテージはかなりでかい

    125ccは近所で遊ぶにはいいけれど、遠くの林道などで遊ぶにはちょっと苦しい

    やはり高速に乗れるのはでかい
    100km/h巡航がやっとだとしても、です

    トランポで125ccを積んで移動、現地で遊んでまた積んで帰ってくるというのは大いにありですが、トランポを用意するくらいなら250cc買った方がはるかに安い
    ※軽トラに荷台積んでよく遠征していましたが、居住空間&ドライビングポジションが狭すぎて左足が攣るんですよ、ワタクシ。

    250ccというクラスは、車でいえば軽自動車
    いろいろ優遇されています

  • 高速に乗れる
  • 車検が無い
  • これが最大のメリットです

    ただし、税金と保険代は多少高くなります
    任意保険は125ccまでのファミリーバイク特約でない場合はほとんど変わりません
    ※ファミリーバイク特約は一台しか持たないとか、長年乗る場合はかえって損な場合があります

    まとめ

    結論を言うと、オフロードバイクは2019年時点では250ccを買う方がお買い得感が高い

    今後、2019年の250ccのオンロードバイクの様に125ccのオフ車が各メーカーから出て、切磋琢磨するような状況になればまた話は別です

    ただ、現時点では125ccのMT車はオフロードもオンロードもあまりにも選択肢が少ない
    原付2種は維持費が安いと思い込んでいると結構な費用が掛かかってびっくりするかもしれません

    特に本格装備の外車の維持費とパーツ確保の難易度はかなり高いですよ
    ※タイヤとかチェーンとかブレーキパッドとか、250ccとあんまり変わりませんしねえ・・

    うひょーかっこいい!下手くそでは乗れないっす

    うひょーかっこいい!下手くそでは乗れないっす

    ココだけの話ですが・・


    排気量の大きい250ccクラスの方が低速トルクがあって、オフロードではかなり楽です

    ぶん回さなくてもトコトコ走れちゃうのは最低250ccからです
    250ccと125ccと乗り比べると・・排気量が倍だけにもうレベルが全然違います

    レーサーマシンでも125ccはエンジン回せるテクニシャン向け、250ccは回せば怖いけど低速トルクが大きく乗りやすいんですよ
    ※YZ125乗りのワタクシが、YZ250を借りたら林間セクションで全然速かった・・

    それでも、125ccを選びますかね?
    ※それもマニアックで素晴らしい選択だと思います♪

    XTZ125がまだ新車で買えるんであれば・・
    ※2019年10月現在、国内に若干新車が残っているようですが大体30万円前後のようです

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