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【冬の長野県飯山市】街中で雪の壁を見る。雪まつりが行われなくてもやっぱり豪雪地帯。

飯山市駅から徒歩5分で見つけたハイエース。

飯山市駅から徒歩5分で見つけたハイエース。

 

ワタクシ
「雪の壁を見に行きましょう♪」
別に山奥に行かなくてもいいのです。
新幹線を降りて15分で2mの雪の壁に出会えます(笑)
思いっきり街の中です。
美味しいものもあります。
長野県飯山市街、雪まつりがなくても冬の散策は楽しいのです。

 

長野県、広い

 

ワタクシ
長野県は南北に長いのです。
上から下まで200kmくらいありますので気候差が凄いのです。

 

長野県に住んで思うのは、各地方で気温差や気候差が全然違うということなのですよ。
海沿いと山沿いで天候や気温が全然違う県はたくさんありますが、内陸でここまで差がある県は珍しいハズです。

雪雲が山々に堰き止められ地域地域で降雪量が全然違ったりします。
※2000m~3000m級の山脈が縦に連なってるのは日本で長野だけだと思います。

天気予報や最高最低気温なんか地方ごとに見事にバラバラです。

長く住んでると、だんだん天気や気温の上下が読めるようになってきます。
※これが面白いのですが♪

当倶楽部のある場所は長野市街地のはずれです。
雪が降っても交通量が多く、しっかり雪かきしてくれる市街地と違い 田舎なので 結構雪が残ってる方です。

この非日常っぷり。

この非日常っぷり。


新幹線の駅前から徒歩圏内。出入り出来ればいいという割り切りっぷりが素敵。

それでも、
多くの人が想像するような
「長野県なら雪の壁が見られるのが当たり前。」
というには遠く及びません。

というわけで、

  • 雪の壁の画像を世界に向けて発信するため
  • 普段の非日常を味わうため
  • 嫁の買い物に付き合うため
  • ワタクシはなんか騙されてるような気もするのですが、
    「普段は雪まつりが行われている2月中旬の長野県飯山市。」
    に毎年出向くのですよ。

    雪まつりがやってようが無かろうが。

     

     
    ↑飯山市には、戸隠に匹敵するパワースポットがある。

    ちなみに・・

    ワタクシも長野県に移住する前は、
    「長野の小学生はスキーを履いて通学する。」
    くらいに思っていました。

    コレが長野の基本的な冬だと思っていました。

    コレが長野の基本的な冬だと思っていました。


    怒られます。

    でも、でもですよ。

    意外に市街地は雪が多くはありません。
    ※それでも年に数度は30cmくらい軽く積もりますが。

    2月とはいえ、ここ数年は天気のいい日のバイパスではバイクが走ってたりします。
    ※でも裏路地は思いっきり路面が凍ってたりするので危ないし、塩カルで腰下のフレームが超痛みますが。

    長野市、意外と住みやすいです。
    寒いし、産業ないし、ガソリン代が日本一クラスで高いですが。

    雪の壁を見ると人間はテンションが上がる

     

    ワタクシ
    人間は雪の壁を見るとテンションが上がります。
    雪像を見るより除雪車が取り除いた「層のある雪壁。」を見ると「うっひょー。」と思いますな。
    住んでる人はたまったんじゃないでしょうが。

     

    そんなわけで、長野ICから上信越道を北上します。
    雪が多くなるのは、信州中野ICを過ぎたあたりからです。
    ※一般道では、信州中野市くらいから一気に積雪量が増えます。

    豊田飯山ICで降りた途端に「雪国。」です。
    ※軽自動車だと高速代は550円。

    飯山市街地。

    飯山市街地。


    飯山には雪かきスキルの高い「スペルタ部隊。」がいるので、広めの道には雪がない。

    2022年2月11日の時点で少なくとも軽自動車の屋根より高い雪の壁がそこかしこに見られました。
    しばらく天気が良かったのでだいぶ溶けたみたいです。

    雪の壁が街中で普通にみられる飯山市

     

    ワタクシ
    南信州では梅も咲こうかという2月中旬、毎年雪祭りが行われるのが飯山市。
    新幹線で東京まで2時間とは思えない不思議な場所です。

     

    毎年、飯山市の雪まつりを冷やかしに来ているワタクシ達ですが、今年はコロナウイルスのせいで取り止めに。
    地元の商工会や青年部が中心となってやってる素敵なイベントなのですが残念です。

    2021年の雪まつり。

    2021年の雪まつり。


    本当なら、こんな雪像が地域ごとに作られるハズなのだが。

    ワタクシ達も毎年「飯山雪まつりの雪像スタンプラリー。」に参加して割と高確率で景品をいただいております。
    ※田舎のスタンプラリーは、景品をもらえる確率が極めて高いのです♪

    まあ、「雪まつり。」がなくても仕方ないのです。
    デカい雪の壁や、屋根から雪を下ろしている雪国の生活のほんの一部を見ることができれば。

    JR飯山駅から徒歩圏内でも、

  • 屋根の雪下ろししてるお宅
  • 2m以上ある雪の壁
  • が結構あるのです。

    遠くにスキーのジャンプ台が見えたりして、散策すると非常に楽しいのですよ。

    スキーのジャンプ台が見える街「飯山市。」

    スキーのジャンプ台が見える街「飯山市。」


    なんだそれは。

    飯山市内は意外に美味しいものも多い

     

    ワタクシ
    飯山市の街の定食屋さんはなぜか「鶏の唐揚げ。」が有名です。
    それ以外にも美味しいものが結構多いのですが、ちょっとわかりにくい。
    散策しつつ、いろいろ楽しむのが冬の飯山散策のポイントです。

     

    この時期に飯山市を訪問するのは、嫁がバレンタインのチョコギフトを買うという理由もあるのです。

    今回は、

  • パティスリーヒラノ(洋菓子屋さん)
  • 飯山ショコラの森Bunzoo(チョコレート屋さん)
  • に寄りました。
    ※どっちも お菓子のくせに すごい高いけど美味いのは確か。

    ワタクシには麦チョコしかくれないのに、複数の取引先には数倍もするチョコをあげるとは何事だ。
    ※ワタクシは、酒のツマミにならない食べ物にはあんまり興味がないのだ。

    ■パティスリーヒラノ

    パティスリーヒラノ。

    パティスリーヒラノ。

    ■飯山ショコラの森Bunzo
    飯山ショコラの森Bunzo

    飯山ショコラの森Bunzo

    その他にも

  • 有名なウナギ屋さん
  • 甲子園にも出た飯山高校生御用達の定食屋さん
  • 変わった繋を使うお蕎麦屋さん
  • 鶏のから揚げが有名な定食屋さん
  • リンゴ天ぷらソフトで有名な道の駅
  • 街中華と本格中華の中間みたいな美味しい中華料理屋さん
  • 等の元々飯山の地付きの飲食店をはじめ、

     

     

  • 東京から移り住んできた人たちが経営する定食&飲み屋さん
  • もポツポツあって、意外にオシャレなお店もあるのでした。
    ※行くたびに小奇麗なお店が増えてて嬉しくもあるのです。

    この日は、始めた入ったオシャレなお店「ワレもこウ。」で、

  • ハンバーガー
  • カキフライ定食
  • ハンバーガー。

    ハンバーガー。


    パテがしっかりして、バンズも美味しかったです。
    カキフライ。

    カキフライ。


    ワタクシは海の子なので、無性に海産物が食べたくなるのです。

    をいただきました。
    ※訪れたタイミングが遅く、皆売り切れに近かったので田舎の定食屋さんは早い時間に行くことが大事。

    ■「ワレもこウ。」

    ちなみに・・

    田舎の飲食店は、街道沿いとかチェーン店でない限り、営業時間内でも売り切れごめんになることが多いです。

    特にコロナ禍では、休日とはいえお客さんの見込み数が読めないので、割と仕入れる食材は少なめにしているようです。

    地方都市で、一本裏に入った路地の「地元の定食屋さん。」での食事を考えているなら、遅くとも正午までにお店に入ることをおススメします。
    ※ラーメン屋さんでも同じです。

    コロナ禍の県内の県道巡りをはじめ、いろんな集落や田舎の街をめぐり始めてわかったノウハウでした。
    ※土日でもランチ時間終了間近の14時くらいになると、昼飯難民になる位お店がやってない地域は珍しくないのです。

    このご時世、個人経営のお店は開けてくれているだけでもありがたいのです。
    ※多くの地付きの定食屋さんがお店をたたんでいます。貴重な文化です。できるだけ救わねばなりません。

    失敗!「かまくら。」で飯食べてない

     

    ワタクシ
    買い物を済ませ、街中を数キロ適当に散策するのが毎年の冬の飯山散策なのです。
    ※秋も素晴らしいですが。

     

    日が傾くと、日中いい天気でも一気に気温が下がります。
    こうなると、溶けた雪があっという間に凍るんですよ。

    なので、
    冬は早め早めに動くことが大事です。
    天気のいい時間にゆっくりドライブで下道で帰るため、割と早い時間での撤収となりました。
    ※ワタクシは、なるべく一日でやらなければならない用事を全部済ませて、あとはゆっくり趣味に時間を割く主義です。

    でも帰り道に、
    「なんか忘れてる気がする。」
    と思いなおすと、
    今年は「かまくら。」を見てないのですよ。

    例年は、雪像を全部歩いて回ってスタンプをもらって事務局で応募して屋台や物産展を冷やかすのが恒例でした。
    ※結構歩くのでいい運動にはなる。

    その後、車に乗り「かまくら祭り会場。」に移動するのが定番パターンでした。
    ※飯山市街地から、少し北上した わかりにくい 県道の沿いが会場なのですよ。

    かまくら。

    かまくら。


    知識で知ってるけれど、実物を見たことある人は少ない。

    今年は「かまくら祭り。」自体はやっていませんが、TVのニュースで「かまくらは一応作った。」という情報を得ていました。

    それに
    「そこのかまくら内部で何か食べられるらしい。」
    これは、ぜひ行きたいと思っていたのでした。
    ※空いてると思うし。

    「かまくら祭り。」は中止になったので、全然宣伝をしてません。
    街歩きでテンション上がりすぎて失念しておりました。

    ああ、もったいない。

    「かまくら。」は絶対的なインスタ映えするんですよ、これが。
    特に、都会の仲間内とのLINEで画像をアップすると、皆テンション爆上がり(笑)
    ※スキー場の画像より盛り上がります。

    ああ、もったいない。

    かまくら祭り会場に行けばよかった。

    量産型かまくら。

    量産型かまくら。


    いずれも2021年の画像です。

    ちなみに・・

    今どきの「かまくら。」って、どうやってる作るのか知ってます?

    ワタクシは、ちょっと前まで何を勘違いしたのか、
    「氷のブロックを切り出して積んでいく。」
    と思っていました。
    ※「そりゃエスキモーやがな。」と飯山市民に大阪弁で突っ込まれました。

    実際の今の「かまくら。」の作り方は、

  • 風船を膨らませる。
  • 膨らんだ風船の周りにガンガン雪を積む。
  • 枠を作る。
  • ちょっと水をかけつつ、人間が積んだ雪を踏み固める。
  • 最後に風船の空気を抜いて引っ張り出す。
  • という手順らしいです。
    ※この間、地方版のニュースでやってました♪「量産型かまくら。」の大きさが画一的なのはそのためですな。

    「かまくら。」は毎年見てましたが、作り方まで見ると一個くらい作ってみたくなりますな。
    ※ニュースでは割と大人数で作ってました♪

    まとめ

     

    ワタクシ
    ワタクシ曰く「雪国に発展はない。」のです。
    朝から晩まで全く生産性のない雪の処理に追われる生活ですもん。
    体力は付きますが、儲けは少ないのです。

     

    それでも。
    雪深い地域にも人は住んでいます。
    ただ、儲かるとか金稼げる産業がないだけです。
    みんな一生懸命生きています。

    公衆トイレの前の雪が尋常じゃない。

    公衆トイレの前の雪が尋常じゃない。


    公衆トイレには暖房が入っています♪

    そこに住む人たちは、
    「どんなに雪が降っても、春には雪は絶対に全部溶ける。」
    という極めて信念を持っているように思えます。
    ※都会の人にはない底力っぽい。

    雪は温泉で溶かせばいいのです。

    目先の雪は温泉で溶かせばいいのです。


    実際見ると、このシステムにも感動します。

    「冬の雪の真白さから想像できない春の緑を心待ちにできる。」
    という、目先のことだけでなく、ゆったりした自然のサイクルの大事さを知ってるのかもしれません。
    ※でも目先のことがまず大事な多くの若者はどんどん出て行っちゃうみたいですが。

    たしかに、
    雪国の暮らしは面白いことばかりではありませんが、大変だからと言って引きこもってたら生きていけません。
    飯山市の皆さんの様に、大変なことの中にも面白いことを見つけて、大いに楽しんじゃうのも手なのですよ。

    飯山市は雪国の生活を知らない人にとって、
    「新幹線で行ける普段なかなか体験できない大量の雪と暮らす生活。」
    の一部を垣間見ることができる街なのです。

    とはいえ、
    飯山市は冬のドライブにおススメですが、大雪警報が出てるときに行くと本気で遭難しそうなので止めておきましょう。

    また、
    新幹線が止まる駅前でこれですもん。
    もっと雪深い地域に行ったら「リアルアドベンチャーに違いありません。」が、そこまでやる気はないのです。
    ※遭難に限らず、周囲に迷惑をかけるのが最低で大人として最もダサいことなのです。

    歩道はこんな感じ。

    歩道はこんな感じ。


    これでも駅前です。
    歩道の幅と雪の壁の高さの比がおかしい。

    ワタクシたちがやってるのは、
    「ただの街歩き。」
    なのです。

    「小さいことでも見たことにいちいち感動する。」
    事を覚えると、毎日は何となく幸せな気分になれるのですよ。
    お試しあれ。

    そんな小さな感動が長野県にはたくさんあるんのでした。

     

     

    ちなみに・・

    政府や県などの行政は「地方再生。」などと言っていますが、どれ一つ具体性がありません。

    わけわからんこと言ってないで、地元に足を運ぶべきですよ。

    地方都市に遊びに行って、

  • 缶ジュース一本買う
  • 食事する
  • コンビニでホットスナック買う
  • ガソリン入れる
  • のでもいいのです。

    その地域の活性化の大河の一滴になれば幸いなのですよ。

    どんな地域でも人の生活があります。
     怪しまれない程度に 地域を散策して、その地域の生活や文化を知ることは結構面白かったりするのです。
    特に、バイクや変な車に乗れない時期の 暇つぶし 散策としては、ベストではないかと思っています。
    ※運動にもなるし。

    シーズンオフにこそ、体力維持をこころがけるのですよ。
    特に中高年は意識して歩かないと驚くほど急激に運動能力が低下しますので。

     

     

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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