当倶楽部から東信方面に行く際はほぼ確実に通っています。
長野市から「ビーナスライン」や「嬬恋パノラマライン」に行く際も便利です。
ここの峠エリアは楽しいんですよ♪
今回はロータスに搭載したばかりのドラレコからの画像でお送りします。
※画質は今後の課題とします。
当記事の目次
長野市の南に位置する主要県道35
ほとんど混みませんので快走できます。
※ただし、松代町付近までは混むこともあります。
県道35の起点・終点
長野県道35の長野市側の起点は、長野市街地の長野日本無線の大きな工場の前、大きな陸橋がかかる交差点から始まります。
※長野市では結構混んでる部類に入ります。
いつ見てもこの陸橋わたってる人いない。
終点は、真田町のはずれの長野県道4号までが県道35です。
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このグネグネ道が走りやすいのよ。
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南に進んでいくと
を経由して、
※松代市街地で少しカクカク曲がりますが、青い看板に従っていけばほぼ迷いません。
※マンガ読み放題とか、窯焼きピザとか、お風呂施設と思えない待遇で有名。
友人の娘は、ここで風呂に入らずにマンガ読んで帰っていくというツワモノだ。
付近からどんどん標高を上げていき、集落が途切れたあたりから峠道エリアにそのままつながります。
峠道は長野側はかなりテクニカルで急こう配のヘアピンが続きます。
長野の峠らしく、頂上付近は軽く1000mを超えます。
※逆方向から来ると電光掲示板には温度計の表示がありますので涼を感じるとよろしいです。
頂上付近には、
「スポーツランド信州」という車のダートトラックコースがあります。
大学の自動車部なんかが、古めの軽自動車のラリー仕様でガンガン走ってたりもします。
※一度ちゃんと観戦してみたいと思っているのですが、なかなかチャンスがないのです。
峠のてっぺんから南側は、緩い勾配&緩いカーブが続くようになります。
のんびり流すのにちょうどよいです。
頂上から真田町方面に向かう途中には「十福の湯」という温泉施設があります。
ここは飯が旨いので地元民の憩いの場となっていて大抵混んでいます。
※休日はいつも駐車場が満車に近いですがお風呂は広くていいですよ♪
飯は確かにうまいです。
までが県道35です。
道は全体的にかなりいいので、バイクでも車でも走って楽しいルートです。
※県道35からの眺望はほぼありませんが、青葉や紅葉は素晴らしいです。集落の稲穂も春から秋まで綺麗です。
ちなみに・・
県道35の峠(地元では地蔵峠と呼ばれています)の頂上を境にFM長野の放送周波数を変えましょう。
になります。
ラジオのFM波が、この峠を越えられないようです。
※ロータスで走るとエンジン音と風切り音でラジオとか音楽とか全然聞こえないんですが。
この付近には峠も温泉も林道もダートトラックも!
峠や温泉、ダートトラックコースだけではないのですよ。
今は林道は荒れ放題ですが、この辺りを中心にすると丸一日以上オフロードバイクで遊べたもんです。
※しかも近所に温泉付きです。
関東圏や中京圏からわざわざ泊りがけで遠征してくるバイク乗りは今でも結構多いです。
※荷物満載であの荒れた林道を走るのか・・絶対単独でこの周辺の林道に行ってはいけないですよ。
県道35の東側の林道
頂上から長野市側に下った最初のヘアピンからアクセスできるのが林道「御林線」です。
ここから、
松代町郊外と菅平を結ぶ林道「東豊線」にアクセスできます。
崩落跡がすごいことになっていました♪
数年前まで、林道散策ルートとしては非常に楽しい整備された林道でしたが、ここ数年は荒れ放題です。
崩落個所も多く、初心者でなくとも走破はかなり厳しいはずですよ。
※特に下りは危ないです。
ちなみに・・
「御林線」と「東豊線」の分岐から菅平方面(西側)は深い砂利のルートです。
保基谷岳(1530m)の登山口を抜けると荒れた舗装路が菅平のグランドの端っこに出ます。
長野ICから菅平までの最短ルートですが、元々かなり難しいコースです。
※砂利の層がおそらく10cm以上あるのでバイクのコントロールがむつかしいです。
それに、
この辺りは山深く標高も高く日陰が多いので毎年GW後半くらいまで雪が残っています。
※ここで単独で事故ると助かりません。
「御林線」と「東豊線」の分岐から松代方面(北側)は荒れ放題です。
とまあ、
まったく初心者にはおススメできません。
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県道35の西側の林道
峠の頂上付近の「スポーツランド信州」の横から林道「山の神線」に入れます。
林業の業者さんが最近かなり整備してくれているので、一部を除いて走りやすいルートです。
ただし、
一か所だけ、突然現れる簡易舗装の急こう配ヘアピンは要注意です。
常に湧き水で濡れているうえ、コケがはいえているので知らずに突っ込むと必ずコケます。
※上手いこと言えた♪
バイクがこけた跡が生々しく残ってたことすらあります。
ここでコケると緊急車両は入れません。
この林道を抜けると「宮野平自然の森」というほんとに山の中のキャンプ場に出ます。
知る人ぞ知るキャンプ場らしいです。
ワタクシは、この周辺で何度もクマと遭遇しています。
※それに、イノシシもカモシカもよく見ます。
木にクマの爪の後が思いっきり入ってたりします。
一人でキャンプする際は注意しましょう♪
西側にはもう一本林道があります。
「十福の湯」を超えて真田町方面に向かって右側に「坂城方面」という地味な看板があります。
※真田町側から来ると一応小さな看板があります。
確かにつながってはいるのですが、普通車では通れないくらいの林道です♪
※看板出していいのか?と疑うレベルです。
特に、坂城町に抜ける直前は粘土質のV字谷になってて、ジムニー以外では無理なのではないかと思います。
この道を抜けると「和平公園」という無料のキャンプ場に出ます。
バンガローや屋根付き炊事場もあるワタクシのおススメキャンプ場です。
ちなみに・・
上記のキャンプ場は、両方とも地元民でもあんまり知りません。
なので、第一村人発見!って感じの人に場所を聞いても「知らんがな」と言われる可能性が高いです。
買い出し行くのも大変なくらい周囲に人気(ヒトケ)はないので、ふもとの町で買い出ししていきましょう。
長野ICから高速乗って関東圏に帰るのはもったいない
県道35と県道4(旧菅平有料)を組み合わせると、東部湯の丸ICまで短時間で抜けられます。
上信越道って山を避けて街をつないでいるので結構遠回りなんですよ。
特に、長野ICと東信方面のICは。
地図で見るとかなり迂回してるのがわかります。
これをショートカットしているのが、県道35です。
しかも、高速走るよりはるかに楽しいのですよ。
すさまじい勢いでシフトチェンジしまくりですが。
これを長野方面へのツーリングやドライブに組み合わせない手はないですよ。
ちなみに・・
ワタクシも、関東圏へ往復する際は東部湯の丸ICを主に使います。
※時間に余裕があれば、小諸ICや佐久ICを利用する際は「県道79(浅間サンラインの小諸から西)」「県道80(浅間サンラインの小諸から東)」を使うこともあります。
いづれもほぼ全く混んでないので、快適に流せます。
※地元民の軽トラとかはいますので、羽目は外さないほうがよろしいでしょう。
県道35には休むところがないのが惜しい
松代町のはずれに、ファミリーマートとデイリーヤマザキが一軒ずつあります。
その先はほぼ何もないです。
※真田町側にだいぶ下ったところにある「つぶれたJA」の前の自販機くらいしかないです。
真田町側だとR144と交差する「荒井」の交差点にセブンイレブンがあります。
※休日は高頻度で休憩のバイクがいます。
ツーリングまっぷるには、峠の頂上の茶屋「まきうちや」として紹介されていますが、ワタクシが長野に移住して15年経ちますが一度も開いてたことがありません。
※なんだかゴミ屋敷みたいになっています。
右側の廃墟ね。
ちょっと前まで
「まきうちや」には飲料の自販機があったのですが、人気のない夜中に何度もイタズラされたようで現在は自販機はありません。
※いい給水スポットだっただけに惜しい。
「まきうちや」とは別に峠の頂上付近には、なぜか駐車場と公衆トイレがあります。
ココもゴミを放置する阿呆がいるようで、大抵汚いです。
ごくたまーに、旧車が休憩してたりします。
※アルファロメオSZとか1300Jrとかが群れてたのを見たことあり。
それなりに交通量もあるので、土日の昼間限定でお店出したら儲かるかもしれません。
県道35脳峠エリアではいろんなものに気をつけろ
ただし、結構注意した方がいいポイントがあります。
誰でもどんな排気量でも楽しめるのが県道35の峠です。
とはいえ、注意点があります。
白バイが隠れている
実は、県道35沿いの松代町には長野県警の機動隊の学校があります。
白バイが群れを成して松代の街を出立していくのを見たことがあります。
恐らく、交通機動隊員なのでしょう。
交通機動隊の白バイに追尾されたら逃げられないと思った方がいいですよ。
※素人が相手になるレベルではありません。
余裕で免許取り消しスピードのバイクが多いですが(笑)
なので、
調子に乗りすぎないことです。
※朝とかすごく飛ばしているバイクを見ますが、無防備にもほどがあります(笑)
長野側からの最初のヘアピンが危険
コーナー内側にゴミの処理施設みたいなものがあるコーナーです。
曲率が途中で変わる上、コーナー途中に橋の段差があります。
※逆方向の下りでは、秋には川の水しぶきが凍って道が滑る。
上りも下りもです。このガードレールの横に滝みたいなのがあって水しぶきが凍るのですよ。
また、もう一つ先のヘアピンは砂利採石場のトラックが出入りするので、砂利がこぼれてたりします。
※逆方向の下りレーンは、一番パワーをかけたい場所でアスファルトが変形してるのでラインはいつでも変更できるように。
砂利浮いてると思っていくべきです。
この周辺で転倒して大破したバイクを何度か見かけています。
※事故を起こすのはほんとにもったいないです。コケナイ人が一番上手いんですよ♪
しっかし、
画質はともかく「ドラレコってブログの画像作るの楽♪」ですなぁ。
バイクで走るときに、こんなところで止まって写真撮らんもん。
抜きどころはほとんどありません
※対向車が来ない場合に限ります。
逆にここ以外で仕掛けない方がいいですよ。
基本的に道は良いとはいえ、グネグネの峠道です。
地元民の主要幹線でもあるので結構交通量はあります。
天気が良けりゃあねえ・・
長野側は急こう配&急カーブばかりですので、トラックなどが走るとそのまま後ろが渋滞します。
そういう場合は、流れに任せて流すかどっかで止まってクリアラップを取りましょう。
※あんまりスポーツ走行するのは、どうかと思いますが(笑)
ちなみに・・
2020/09現在、昨年の台風以降陥没した道路の補修のため片側通行になってる場所があります。
バイクなら、ここの信号待ちを利用して先に行かせてもらいましょう。
※必ずあいさつするのが礼儀ですよ。
まとめ
何せ混んでないし、林道もあるし、高速も近い。
何よりいつ走ってもストレスが少ないです。
でかいバイクで左のヘアピン攻略する際にイン!イン!イン!のべた寝かしリーンアウトポジションをとって脱出ラインに乗せるような走り方は超絶楽しいです。
※こういう急なヘアピンでは対向車がセンターラインを割ってくるのは普通です。
県道35の峠エリアは極めてストレスのない気持ちのいい道です。
木漏れ日の中を走るのは信州ツーリングの真骨頂な気がしますよ。
関東方面から長野ICへのアクセスであれば、高速乗るよりも確実に楽しいし、料金も安く上がります。
このエリアの林道を目当てに関東圏からわざわざ団体で泊りで来る人も多いです。
※無理してケガしなければいいんですが。
というわけで、
春から秋までの休日の朝早い時間は変な車や変なバイクがたくさん走っています。
・・ワタクシもたまに出没しますが見かけても煽らないようにしてくださいな。
県道35は観光地があるわけでもない地味なツーリングスポットというかルートです。
でもそれがいい。
怪我無く、無理なく、走りましょう。
今回の県道35はいつものようにマイナーではないし、細い県道ではありませんな。
小さいバイクも大きいバイクも車も適材適所で遊んでいるというわけです。
※ワタクシルールなのでそれでいいのです♪
ちなみに・・
このドラレコの撮影の灯は朝7:00に家を出て散々走り回り、10:00過ぎに帰宅したんですが。
帰りに土砂降りに会いまして。
ロータスヨーロッパは、雨だといつも以上に容赦ないです。
を走るのはちょっと、お尻がむずがゆくなるくらい神経使いますな。
※帰宅後、お昼寝しちゃったよ(笑)
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