乗ってもいいのですが、普段以上のリスクと普段以上の劣化を伴います。
というわけで。
雪国の男は「雪が降ってる間は巣ごもりの趣味に走る」のですよ。
大人の男の趣味として「革細工」をおススメするよ、と言う記事です。
当記事の目次
何かを作るという作業は尊いのです
年齢とともに劣化していく身体機能を維持できるんですよ。
意外にもそういう趣味は多くありません。
雪国の冬は変な車やバイクに乗れません。
それなら、
巣ごもりで自宅に居ながら出来る趣味に走ればよろしいのです。
雪国はガレージがあっても真冬の整備は最低限にしたいのですよ。
それにはこんなわけがあります。
↓
真冬の整備はつらい
当然ですが当倶楽部の貧乏ガレージには暖房設備は一切ありません。
※当たり前ですが冷房設備もない掘立小屋です。でも非常に重宝しております。
外気温は余裕でマイナスです。
そういう状況では真冬は金属の工具が触れないくらい冷たいのです。
ガレージの床面はコンクリート敷きっぱなしなので寝そべって車の下にもぐると身体は芯から冷えます。
冷えは本気で腰に悪いのです。
一度ヘルニアになると腰が冷えるとそのまま痛さに変わっていくのです。
下手すると当倶楽部ガレージで凍死するかもしれません。
「ああそうさ、軟弱ものさ。セイラさんにぶたれたって別にいいもん。」
※10年くらい前は真冬の重装備で整備作業してたのですが、もう根性がないです。
というわけで、
当倶楽部では本格的な冬に入る前(最高気温が10度くらいまで)の間に
を終わらせるようにしています。
そして、
冬の間は消耗品を買うために一生懸命働くわけです。
※冬が開けると税金が待っていますし(´;ω;`)
バイクや車に乗れない寒い冬の間は、ぬくぬくと薪ストーブに当たりつつ何かをやりたいのです。
ワタクシは貧乏性 っていうか、貧乏 なので、ただただゆっくりくつろぐことが苦手なのです。
車やバイク関係の趣味で
と言う趣味を探した結果、
ワタクシが行きついたのは「革細工」でした。
※これがもう実に奥が深いのですわ。
お礼として海産物詰め合わせを要求しました♪
ちなみに・・
雪国の冬に古いバイクや車雑誌を整理するのは止めた方がいいです。
片付えているうちに読み耽っちゃうので本来の整理作業は全く進まなくなります。
年末の大掃除の波平さんが古新聞を読みふけるのがとてもよくわかります。
※古い車やバイク雑誌って、そもそも取り扱う車種が古いので内容が古くならんので何度読み返しても面白いのですよ。
当倶楽部のガレージには、
エンジンやキャブの専門書
なんかが大量にあるのです。
トイレで読むと出てこなくなるくらい読みふける内容の濃さ。
逆に、
凄く暇なとき もう5年くらいそんな暇はないですが の時間つぶしには最適です。
雑誌を読みふける唯一の欠点は「時間が早くたちすぎる」ことですかねえ。
※入院するとか、老後とか、全然身体が動かなくなっ手時間が余るようになったら全部読み返すのでいい特集の雑誌は絶対捨てない。
ガンプラ作るのでもいいんですが
田舎の大きめの電気屋さんには「プラモデルコーナー」が併設されていることが多いのです。
なので、
電気屋さんに行く際は、出来るだけそれらのコーナーには目を合わせないようにするのがコツです。
「アニメのゲルググはこんなにスタイル良くない」
とか難癖のような言い訳しつつ、一切ガンプラにはかかわらないようにしています。
※絶対はまるのわかってるし、作っても飾るところないし。
ちなみに・・
実は未だにガンプラコーナーの前で何を買うか悩む夢を年に一度くらいは見ます。
あーでもない、こーでもないとひたすら悩む夢なのですが、最終的に手に取るのは・・
「ザクマインレイヤー」
みたいなマイナーな初期のMSVだったりします。
ザクのプラモデルの足首が動くだけで感動したもんです。
「渋い!渋すぎる!」
と自分で自分に突っ込むところで毎回目が覚めます。
マジで夢判断してもらいたいもんです。
※ワタクシは、モビルスーツでは高機動型ザクが一番好き。次いでガンダムMk2。
ホントどうでもいい話になってしまい、自分自身で書いててビックリした。
話がそれたわね。
元に戻そうね。
革細工は立派な男の趣味になる
しかも、出来上がった革製品は結構役に立つのです。
確かに革細工を作るのは大変なのですが出来上がったものは所有満足感が高いのですよ。
初代、二代目はお色直しして車検証入れにリファインする予定。
もちろん設計図なんかありません。
全て自分で考えて、失敗したり試行錯誤を重ねて出来上がります。
簡単にできることには男は燃えないのですよ♪
※市販品の革製品は「クッソ高い」ですが自分で作ってみると高いのも頷けます。
短気な人には向きませんが、 そういう人は大抵何やっても駄目 意外に凝り性だったりすると思いっきりはまります。
それに出来上がった革製品は意外に役に立ちます♪
↓
革製品は交易の品になる
革細工は素人でも結構簡単にできますが、知らない人にはウケがいいのです。
等が作れます。
当倶楽部は酒飲み宿泊客が多いので、こういう小物はかなりウケルのです。
これらは「交易の品」として非常に価値が高いのです。
労力は大変かかりますが、いつもお世話になってる人に差し上げると非常に喜ばれます。
そして、
なんだか「ちょっと尊敬」されます。
ワタクシは偉いので、普段世話になってる嫁や母親、友人にあげることが多いです。
※大抵、返礼品がもらえます♪
革製品はワンオフパーツ
革製品は車やバイクのパーツとして自作しやすいのですよ。
そして古い車やバイクと革製品は非常に相性がいいのです。
金属のワンオフパーツは加工技術も工具も揃えるのは大変です。
金属加工設備は自宅に導入が無理でも、革製品の制作工具なら一般家庭でも十分揃えられます。
素人にも世界に一つのワンオフパーツが出来るのですよ♪
※走行性能は一切上がりませんが。
例えば、
なんてのは革細工で作ることをおススメします。
※市販のサングラスホルダーの外装に革を張るだけでも「ワンオフ感」があり、所有満足が全然違ってきます。
適当にクタレた方がそれっぽいです。
ワタクシは調子に乗って、
ロータスヨーロッパやラパンSSの内装もレザー張りにしちゃいました♪
※コストの関係でビニールレザーも使っています。
メータポッドが大変でした。
元々のダッシュボードは右手のタコメーターのひさしのような銀色です。
MT車のシフトブーツを本革で作るのは基本です。
※「ダブルステッチ」という通常の三倍手間がかかる手法を使うとさらに満足度がアップします。
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こういう細かいところは意外にみられていたりします。
見る人は見てるんだねえ。
イベントやツーリングやドライブ休憩時にいろんなところで、
「これどうやったの?」
「どこでやってもらえるの?」
「いくらするの?」
みたいな質問攻めにあいます。
「結構いい気分♪」
です。
ちなみに・・
「レザーカービング」という革に模様を掘る革細工もあります。
これは、出来るとカッコいいのですがデザイン能力が問われます。
※バラみたいな模様なんて、カービングする前にデザインできないわ。
最近はネットで型紙が公開されたりしていますので探してみるのもいいかもしれません。
カービングもはまったら絶対深いし面白いはずです。
一応、基本的な工具は持っています♪
すげえ格好いいんですが「なんとなくアメリカンな雰囲気」になります。
アメリ感すぎて当倶楽部のバイクや車には何かいまいち似合わない気もしています。
自分のマシンのキャラに合うなら、挑戦すべきですね。
一生の趣味にできます。
革細工は女子供の趣味「手芸」っぽい
切った革を手で縫い合わせて形にしていくのが基本です。
革細工を男の趣味としてハードルとなるのが「女子供の手芸っぽい」という点かもしれません。
※また女子の読者が減る。アクセス解析の結果、当ブログの読者さんは9割が男です(笑)
出来上がる革製品は大変格好良くても、その制作過程は「手芸」と変わりません。
大雑把な革細工行程
この繰り返しです。
それぞれの工程には、各々それなりのノウハウがあります。
当記事がウケたら各工程について深堀して書いてもいいです。
※現時点では「誰が興味あるんだ?」と言う記事ではあります。
今では何でもマニュアルがあるね。
ネットで調べるのもいいけれど、書籍購入の方がはるかに効率がいいです。
※革細工に限らず、ノウハウは人によって全然違うこと書いてるので。
コレがまた結構脳みそを使うのです。
コレがまた時間を忘れるくらい集中力が必要です。
コレでいいや、と言う境地に至るまで延々と出来るアルミ材を磨く工程に似ています。
全て地味ではありますが、工程を軽んじるとそれなりの仕上がりにしかなりません。
ガエルネのブーツ買うのに資金援助してもらったので逆らえない。
「イメージは手芸」
とはいえ、
男の趣味としてカッコいいのです。
飲み屋で革細工趣味を自慢して意外性をアピールするなどカッコいい男らしい理由はいくらでもあるんですよ
※実際に革細工ができていく過程はほんとに面白いのです。
ちなみに・・
ワタクシは意外にも「縫う」工程が好きです。
なんかもう、一歩ずつ進んでいく感じがたまりません♪
※キレイに縫えたりすると「ワタクシにこんな才能があったとは!」という感激があります。
100円均一の「手芸」コーナーで夢が膨らむ中年男子
若い女子がアクセサリー自作するときに使ったりするらしいのですが。
はまってくると何でも革細工に応用しようとします。
ワタクシは100円均一に行くと必ず寄るコーナーが「手芸のコーナー」です。
大抵おっさんはワタクシだけですが、気にしません。
※最初は結構恥ずかしかった。
「こういう素材をどうやって使うか?」
イメージして材料を吟味するのも楽しいです。
※上級者向けですが100円均一には「がま口」の金具なんかも売ってるのがスゲエ。
いろいろ普段から落ち度があるので逆らえない。
各100円均一ショップのチェーンで取り扱ってるものが違うので飽きません。
※店舗によっても違うので「おお!」と思うものが結構ある。
ちなみに・・
街の手芸屋さんにも普通に行けるようになりました。
KDX125SRで手芸屋さんに乗りつけたりします。
※店内の男ワタクシだけ。
手芸屋さんでも革細工用の工具や素材は結構売ってたりします。
ネットでも買えますが、急ぎ&現物確認したい際は直接店舗で買っています。
※ネットで買うと送料が高いのでまとめ買いしがちです。
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まとめ
革製品ってカッコいいですよ。自分で作ればなおさらです。
そして、革細工には意外に社会性もあるのです。
革細工趣味は意外なほど世間から評価が高いのですよ。
雪国の冬に限らず、コロナウィルスの関係であんまり外出できないのが今の世の中です。
多分、当分自由な外出は難しいと思います。
であれば、
それを逆手にとって家の中で一人で黙々とできる趣味を持っておくことをおススメします。
大人の男の趣味として「革細工」は結構いい選択だと思います。
※車やバイク趣味ならアイデア次第で合わせ技もできます。
最初はキーホルダーかコースターに挑戦するといいですよ♪
比較的簡単ですが、革細工の基本が詰まっています。
革の小物が増えるとちょっと嬉しい。
幸いにも
「革細工の初心者用のマニュアル」が多数売られています。
革細工のスターターキット(とりあえず、これだけあればなんかできる)という工具セットも売っています。
革自体も「端切れセット」みたいなので最初は十分ですし。
※ハマってくると専門店に革を買いに出かけたりするようになります。←ワタクシ今ココ。
結局、何を買ったらいいか最初はわからないのでセットの方が安いし効率がいいです。
小物を作るくらいなら端切れで十分。
厚手な革の方がそれっぽく見えます。
※最初は2mm厚くらいから始めるといいよ。
上手くできたら見せ合ったりして、盆栽チックな楽しみ方もいいかもしれません。
革細工はバイクや車と同じでマジで一生楽しめる趣味です。
暇な時間を持て余しているのであれば「革細工」に挑戦してみたら幸せになれるかもしれません。
※うまく作れるようになれば売れるので副業としてもいいもしれません。