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【ロータスヨーロッパ】タイヤを交換したいが履けるタイヤがない

ロータスヨーロッパのタイヤ。

ロータスヨーロッパのタイヤ。

 

ワタクシ
当倶楽部のロータスヨーロッパのタイヤが古くなりました。
屋内保管、雨天ほぼ未走行、年間走行距離は3000km以下という運用でもタイヤは古くなるのです。
全然減ってませんが峠のヘアピンでスキール音が激しくなったような気がします。
タイヤは古くなるとグリップしなくなるんですよねえ。
危ないので新しいタイヤを注文したのです。

 

ミッドシップは前後でタイヤ幅が違う

 

ワタクシ
旋回性を高めるためなのかMR車というのは前後でタイヤサイズが異なるものが多いです。

 

MRレイアウトの車というのは前後でタイヤサイズが異なるのは珍しくありません。
※でも「ロータスヨーロッパはTCまで前後タイヤサイズは同じだった。」と思った。

当倶楽部のロータスヨーロッパはTCなのですが、
ワタクシが手に入れた時、当倶楽部の個体は魔改造がされていてフレーム以外はほぼ最終型のSPとなっていました。

このため、

  • フロント:175/70R13
  • リア:185/70R13
  • という前後で違うサイズのタイヤを履いています。

     

    ロータスヨーロッパのタイヤ。

    ロータスヨーロッパのタイヤ。


    サイズ的に軽自動車かコンパクトカー並みです。

     

    「うっわ、ほっそ。」
    と仕事上付き合いのあるスイフトスポーツ乗りにバカにされましたがいいのです。

    なにせ、タイヤ代が安い。

    年間走行距離が3000kmくらいだし、雨天では 乗れない 乗らないし、パワーもあるわけではありません。
    ついでを言えば、今どきの軽自動車よりはるかに車重が軽いのです。

    ハイグリップタイヤとか全く必要ないし、現行のエコタイヤでも十分です。
    ※そもそも50年前のスポーツタイヤより現在のエコタイヤの方が性能がいいし。

    というわけで、
    前回は見栄はって高い値段のMICHELINとか履いたけれど 腕もないし 過激な走りができるわけでもないし、もったいなかったので今回は最初からエコタイヤ狙いです。
    ※主治医のところに入庫してたロータスヨーロッパもエコタイヤ履いてたしな。

    ちなみに・・

    前回、ロータスヨーロッパのタイヤを履き替えたのは7年前です。
    屋内保管で走行距離は少ないとはいえ、ゴムの寿命と判断しました。

    えも、
    ほとんど減ってません(笑)
    雨天走行もほぼしてないので綺麗ですらある。
     去年も思ったけどもったいない。 

    これくらいタイヤは減ってない。

    これくらいタイヤは減ってない。


    でも安全に遊ぶため、新調するのですよ。

    それでも、
    右リアタイヤは一回釘を踏んでパンクして以来、なんとなく空気圧が減りがちなのです。
    ※マニュアルによると空気圧は1.75という今どきの車では考えられないレベルの低さなんで、空気圧が下がっても気が付きにくいんですよ、この車。

    ここ最近、タイヤの値段がものすごい勢いで上がってるのでココで一度替えておいてもいいかな、と思った次第です。

    お金はないんですが。
    ※春と秋はタイヤ屋さんは在庫一掃キャンペーンをやりがちなのでチャンスを逃さないのです。

    国産タイヤを選びたい

     

    ワタクシ
    タイヤ通販でガソリンスタンドで交換してもらうスタイルだと安いのはわかっています。
    ただし、
    サイズによっては好きなブランドや銘柄が選べないというデメリットもがあります。

     

    タイヤサイズと銘柄が納得いけばかなり安く買えるタイヤ通販システムのAutoway。
    確かに当倶楽部のアバルト595のブリヂストンタイヤはタイヤショップより数万円安く買えました♪

     

     

    今回もタイヤ通販を狙いたかったのですが、どうもいいメーカー製の製品や銘柄がないのです。
    ワタクシてしては安いタイヤを狙うと言っても、一応昔から知られている海外の一流ブランドのタイヤか国産タイヤを選びたい。

    最近アジアンタイヤが台頭してきて、性能もいいという話を聞いていますが、
    「やはりタイヤは命を乗せているので信頼のおける国産ブランドがいいな。」
    と思っています。
    国産メーカーのタイヤでも生産国がアジアの国であるとはいえ。
    今ではそれが結構普通とはいえ。
    国粋主義者ではありませんが、規格や品質やプロデュースが真面目な日本のメーカーであることが大事なのです。

    サーキットなどのドリフト競技で履き散らかすならアジアンタイヤでもいいと思うんですが、
    公道ではやはり何があるかわからんので信頼性が第一です。

    万が一事故った時に「アジアンタイヤにしたからだ・・。」と思いたくないし。

    ワタクシは国産タイヤではYOKOHAMAタイヤが好き。
    なんとなく昔からADVAN銘柄を選んでいたような気がします。
    割とネット通販でもYOKOHAMAタイヤは選べるし。
    特に深いこだわりはないし、別にMICHELINでもブリヂストンでもダンロップでもいいんですがね。
    ※前回MICHELINにしたのは弟子がタイヤ関係の卸に顔が効いて在庫があって安かったからです。

    で、だ。

    YOKOHAMAタイヤのBluEarthという銘柄が安くて良さげ。
    なにせエコタイヤで転がり抵抗も低いし。
    ※タイヤのスピードレンジなんて 150km/h出すのも恐怖なのに 180km/h対応なら十分すぎるし。

    ちなみに・・

    YOKOHAMAタイヤでは旧車に向けたADVANシリーズをラインナップしています。

    国産旧車(ハコスカとか)に向けたスポーツタイヤとのこと。
    一瞬、これがいいなと思ったワタクシです。

    YOKOHAMA ADVAN HF type D。

    YOKOHAMA ADVAN HF type D。


    こういうタイヤにさらっと交換できる財力はワタクシにはないのです。

    が、あっさり諦めました。

    というのは、
    「BluEarthシリーズのタイヤより、2倍以上高価だから。」
    です。

    前述したとおり、
    今どきのエコタイヤはロータスヨーロッパ程度の ヘタレた スポーツカーなら全く問題ないのですよ。

    パワーも120馬力程度しかないし、車重も800kgありません。
    オマケにブレーキも効きません。
    ※高速だって100km/h巡行でも手に汗握るくらいハンドリングは過敏ですし。

    というわけで、
    タイヤに負荷がかかる状況というのはあんまりないのです。

    ワタクシの腕ではタイヤに高負荷をかけ続けるドライビングは無理な車なのです。
    ※峠でチャラチャラ遊ぶくらいがちょうどいいんですよ。

    それに、
    雨天も乗らないし、年間走行距離も少ない。

    それなら、
    安いタイヤで十分という判断です。
    タイヤのゴムが新鮮なうちに楽しんで、早めの交換すればいいのですよ。

    高価なタイヤは交換するのも躊躇しますしねえ・・。

    タイヤは高価な消耗品なのです。

     

     

    タイヤが欠品という事態

     

    ワタクシ
    YOKOHAMAタイヤのBluEarthという銘柄をオーダーしようとしましたが・・。
    ネットで発注しようとするとメーカー欠品。
    こういう時は近所の販売店に行って話を聞いてみるのです。

     

     

    YOKOHAMA BluEarth。

    YOKOHAMA BluEarth。


    いいんですよ、エコタイヤでも。

     

    お店に出向いてタイヤの生産再開を問い合わせたらメーカーの倉庫にも在庫がないのは本当らしい。
    それにいつメーカーが生産再開するか不明とのこと。
    どうも作り置きは極力しないっぽい。
    ※タイヤには賞味期限があるので不良在庫はそのまま負債になりかねないので仕方ないけど。

    と思ったら。

    BluEarth銘柄は二種類あるとのこと。

    前後でタイヤパターンが違くなるけど在庫はがあって4本揃えることは可能であるとのこと。

    再生産後のタイヤ価格はまた上がるような気がしているので、
    在庫の処分セールをやっている今のタイミングで交換しちゃうのが吉という判断をしました。

    どうせタイヤのトレッド面のパターンなんてのはのぞき込まなきゃわからないし。
    いいんですよ、もともとLOTUSなんてのはプアマンズスポーツカーなのです。
    ※最近のLOTUSはどうかしちゃってる。SUVはなんか違うと思う。チャップマンは儲かればいい人なので泣いてないと思うけど。

    というわけで、
    今回は前後でトレッドパターンの異なるタイヤを履きます。

    しかもエコタイヤ。
    マニアが見たらぶん殴られそうなセレクトですがいいのです。

    高価な硬化した古いタイヤより、
    安価な柔らかい新鮮なタイヤの方がいいに決まっています。

    タイヤが安いのは良いことだ

     

    ワタクシ
    ということで早速発注します。
    タイヤの組付けとエアバルブの交換、古タイヤの処分代も含めて見積もりを取りました。

     

    毎年、春は当倶楽部では車体をジャッキアップしてオイル交換します。

    ついでなので、
    前後にウマ(リジッドジャッキ)をかけて、ホイールを前後外してホイールにして持ち込むことにします。

    こうするとちょっとだけ作業工賃が安くなる場合があるのです。
    ※当倶楽部では割とこういうタイヤの買い方をします。

     

    ロータスヨーロッパ。

    ロータスヨーロッパ。


    ホイールを外す作業に入る直前の写真。

     

    それに、
    ロータスヨーロッパのホイールを外すのは普通のショップには無理なので。

    で。

    前後輪4本の組み換え作業工賃や廃タイヤ処分費、新品エアバルブ。

    それで請求された対価は・・。

    35000円台。

    安い。
    素晴らしく安い。
    ラパンSSのタイヤより安い(笑)

    かつて漫画の主人公が乗った様なスポーツカーでも今ではこんなタイヤ代なのですなぁ。

    今どきのぺったんこで大径のタイヤと違い、タイヤが安いのは良いことなのです。
    どうせ公道での制限速度は旧車も新車も変わんないのでコストが安い方がいいに決まっています。

    旧車は維持費が高めですがタイヤは意外と安い場合が多い。
    そもそもタイヤが細くてぺったんこじゃない(笑)
    軽自動車用と言っても過言ではないレベルなので量産効果で安くなる。

    前述のADVANは 金持ちのこだわりまくった旧車乗りしか買わない 少量生産なのでどうしても高価になりがちです。
    ※だからこそ、カッコいいんですがね。

    ちなみに・・

    旧車のタイヤ交換の場合、タイヤ屋さんにフルでお任せすると意外なトラブルがありがちです。

    インパクトレンチでホイール取付けをするのでスタッドボルトを折られたりしますよ。
    ※今どきの車と違って旧車はこういう所が華奢。

    ロータスヨーロッパのホイールは国産車と違い、ナットがテーパー状ではありません。
    当たり面が普通のボルトっぽく平らなので位置合わせが難しいのです。
    これを力任せにインパクトレンチで押し込もうとするとホイールが歪んだり、ボルトが折れたりします。

    それに旧車の場合、ジャッキアップする際にジャッキを当てる場所を知らない人が多い。

    平気でオイルパンにジャッキ当てたり、
    フロアにジャッキ当てたりする信じられないショップ(タイヤ屋さんに限らない)は多いのです。

    「ロータスヨーロッパのジャッキアップポイントはドアの後ろ側のボディ。」
    とマニュアルに記載してありますが、
    50年前のFRPボディに強度を期待する方が間違ってるのです。
    ※下手すりゃジャッキ当てて持ち上げたらボディに穴空きますよ。

    というわけで、
    当倶楽部ではリアはフレームに角材咬ませてジャッキアップするようにしています。
    ※フロント側はもっとわかりにくい。普通の車でやってはいけないレベルです。

    ロータスヨーロッパのジャッキアップっポイントは別記事でまとめることにします。

    まとめ

     

    ワタクシ
    旧車のタイヤは細いしタイヤの径が小さい。
    そのため一般に流通している軽自動車や小型車クラスのタイヤが使えるため安いものが選べる場合があります。
    上手くこれを狙えば維持費がちょっとだけ軽減される可能性があります。

     

    車のタイヤって本当に高いです。
    車の消耗品では最高クラスの対価を求められるのではないかと思われます。

    今回、ワタクシが出向いたタイヤショップでは隣でMercedesのタイヤを買ってるお父さんがいまして。
    その会話を聞いてたら、
    「タイヤ4本で18万円越え。」
    でした。

    うひょーお金持ち。

    最近のSUVなどのでかい車のタイヤは軒並みデカいですな。
    こうなるとMercedesじゃないですがとんでもない対価を請求されそうです。

  • ハイパワーな車ほど
  • 車重が重い車ほど
  • MT車よりAT車のほうが
  • タイヤ代は高くなるのでランニングコストが上がるのは普通ですよ。

     

     

    最近の車は車重が重くほぼAT車なのでタイヤにかかる負荷は旧車とは比べ物にならんレベルと思われます。
    そういう車に最近流通しているアジアンの安いタイヤは正直怖いし。

    だからと言ってタイヤは寿命があるパーツなので長年使えるわけではありません。

    今どきは小型車でも17インチの低扁平なタイヤを履いてらっしゃる。
    タイヤ代は本当にバカにならんのですよ。

    タイヤ交換をケチったばかりに事故するとか本末転倒にもほどがある。
    車を買う際にもっとタイヤ代を考えたほうがいいですよ。
    ※スイフトスポーツクラスでも普通に4本で10万円を超えるのは普通です。

    当時のスポーツカーだとしても、現代では大衆車や小型車クラスのタイヤしか履けません。
    旧車のタイヤは基本的に細いので安いんですよ。
    流通量が少ない妙なタイヤサイズだと探すの大変ですが。
    むしろ多くの人にはそれで十分な性能だったりするのです。
    ※旧車にハイグリップなタイヤ履いて非常識なスピードで走ると劣化したボディやフレームにダメージありそうで怖いですし。

    とはいえ、
    旧車専用のスポーツタイヤというのもラインアップされていてそれなりに需要はあるようです。
    製造数が圧倒的に少ないのでスケールメリットがないからかなり割高です。
    ※旧車趣味を余裕で楽しめるお金持ち向けのタイヤと言えます。

     

    エビチャーハン。

    エビチャーハン。


    タイヤ屋さんへの支払いが安く済んだので帰りにエビチャーハン食べました♪
    当記事は画像が地味なのでいつものように画像でお楽しみください。

     

    当倶楽部では今後も一般的な汎用タイヤで流通量が多いサイズのタイヤを履いてる車しか選びたくないですな。
    ※アバルトはマジでタイヤに関してはかなり失敗したと思っています。

    雪国で普段使いするなら、もれなくスタッドレスタイヤとホイールも買わねばなりません。
    そうなるとタイヤ代の負担は雪が降らないエリアの倍かかりますしねえ。
    ※当倶楽部のロータスヨーロッパは冬は冬眠、夏はちょっと夏眠するのでタイヤ減らないのですが。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

    もちょっと詳しいプロフはこちら↓
    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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