普通なら買い換えられるところですが当倶楽部に来たからにはギリギリまで活躍してもらいます。
なので、日々ボロくなった個所を直し続けるワタクシがいます。
いろんなものを試しまくれるのが古くて丈夫でシンプルな軽トラなんですよ。
古い軽トラの止まらない劣化
劣化の度合いが凄まじくても動く限りは直してあげたいのですよ。
車やバイクとの出会いは運命に近いものがあって。
この個体と同じ生活をするということはそれなりの縁があると思っています。
対人関係と極めて似ていますが、車やバイクは意見を言うことがありません。
ということは、一方的に人間側がどう付き合うかを決めることになるのです。
※今後AI搭載されて「ナイトライダー。」のキットみたいなのが出てくるかもしれませんが。
機械ものと長く付き合うとそれなりに劣化します。
生き物と違って間違っても自然治癒しません。
※「アップルシード。」のようなSFの世界では壊れたカウルを自己修復するバイクもある。 多分そんな時代までワタクシ生きてない。
劣化した個所はオーナーである人間にゆだねられます。
ほとんどの適当に劣化した個体は人間に見限られて廃棄されていくのです。
なので、販売終了から20年もすると街で見かける機会がぐっと減るのです。
それを良しとしないオーナーは昔からいます。
ただただケチなだけ、という気もしますが、車を長く使って車が古くなっても買い替えない。
その手のオーナーたちは今も昔もかなりマイナーな存在ですが昨今の旧車ブームでめちゃめちゃフォーカスされてたりします。
30年も維持すればどんな車でもバイクでも名車扱いになって高値で取引されたりするからです。
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既に経済大国ではない日本では大量消費で新しいものが良しとされた時代はもう終わりに近づいています。
みんなが貧乏になっていく中で、
新しいもの、高いものをかって見栄を張るとかマウンティングするのはコスパがよろしくないということに気が付き始めたみたいなのです。
日本古来の身の丈になったものを大事に長く使うという「もったいない精神。」が戻りつつあるのかもしれません。
※中古ブームとかまさにそれ。
このような大義名分はともかく。
製造から時間が経過している古い車やバイクは黙っていても劣化していきます。
味のある劣化なら良いのですが、あからさまにボロくなる劣化も少なくありません。
大衆はこのあたりで泣き入るか癇癪起こすかで古いものを放棄しますな。
ところが。
旧車乗りはこの手の劣化を日々直し続けるのが性分なんですよ。
これができないと旧車に長く乗ることができません。
一個直したら次はここ、みたいな修理を常に迫られるので暇なんかありません。
それが複数台ある当倶楽部では常になんか直しています。
一番新しいバイクが91年式という当倶楽部です。
当クラブに所属した時点で簡単には廃車にさせません。
ワタクシ的に修理作業は楽しいからいいのですが、
そういうことを楽しめないと古い乗り物には長く乗り続けられないのです。
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古い車にありがちな内装の痛み
衝突時の安全対策なんてほぼないのでどこもかしこも安っぽいのですが、
だからこそ素人にも直せる余地があるのです。
今どきの車のドアって重いよねえ。
何が入ってるか知らないけれど。
昔の車のドアはほんとにシンプルな作りです。
鉄板で作った空間に樹脂の板で蓋をしてあるだけ、と言っても過言ではない。
ハンドパワーウィンドなのでドアの中身もシンプル極まりないです。
ドアの内張には非常に丈夫なビニールクロス的なものが張ってあります。
これが経年劣化で裂けてきます。
※暑さ寒さで伸び縮みするんだろうねえ。
シートや背もたれ部分も同様です。
シートはドライバーのズボンで擦れるので余計すり切れやすく、切れやすいですな。
当倶楽部の軽トラは室内側のドアオープナーの四方のすべての角からビニールクロスが避けていました。
機能的には特に問題はないけれど、いかんせん見た目が貧乏くさいのでなんとか対策したいと思っていました。
ただし。
丸ごと張り替えるとなると、
「内装には難燃性の素材を使わねばならない。」
という車検の規定に引っかかるので面倒くさい。
どうやらダッシュボードとかに毛を生やしてるようなアホ車対策らしいが車検に通らないのは困るのですよ。
※でも張替はだめでも塗装はOKらしい。塗料のほうが燃えるような気もするが。
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ドアの内装の破れが貧乏くさい
これをパーツ交換で対処するのは簡単だけれど、年式的にパーツがないしあっても高いのだ。
そのため、部分的なパッチを上から張って対処をしてみた。
金がなければ工夫をすればいい。
素人修理に最も有効なのは手を動かすこと。
その勇気と行動力をひねり出すのが最も大きなハードルだったりするのだけれど。
とはいえ。
失敗したらもう一回やり直せばいいだけだ。
成功するまでやれば失敗したことはチャラになるのだ。
古い軽トラはこの手の素人の無謀チャレンジをいつでも受け入れてくれるのだよ。
シンプルで電気的な装備がほとんどなくて丈夫で中古パーツがたくさんある♪
※今の日本で最も安くカスタムスキルを身に付けられるのは軽トラいじりかもしれませんな。
話がそれた。
ドアのオープナー周りの裂け対策でしたな。

軽トラの内張。
こういうことです。
これで内装の裂けは目立たなくなった♪
こういうD.I.Y的な作業を惜しげもなく試せるので古い軽トラは非常にありがたい。
実はこのほかにもいろんな実験をしているのだ。
他にも書けないようなたくさんの改良を施してある。
アーシングとかオルタリビルドとか長距離の遠征に対応する仕様になっているのだ。
※レーサー2台積んで各地のレースを転戦してた頃の名残。

軽トラの内装。
他人を乗せるとぎょっとされるのが快感でもある。
見る人が見ると「魔改造。」というが当倶楽部では「現地改修型。」と呼んでいる。
当倶楽部のガレージに転がってたあり合わせパーツで使い勝手を優先して作っているので、
「08小隊。」のEz-8みたいなもん、と考えてくれればよろしい。
とりあえず。
内装的には古いけれど貧乏くさくないのを目標としている。
※貧乏くさいと意識下がるのでスペシャル感だけは上げていこうというコンセプトだ。
この間、スタッドレスタイヤを新調したし、冬は通勤でも活躍してくれそうなのだ。
※キャビンの狭い軽トラは暖房がものすごい効くのよ。FRでケツが軽いからスタッドレスでも橋の上でケツ振るけども。
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ちなみに・・
当倶楽部の軽トラは純正でシールドビーム式のヘッドライトでして。
これをH4バルブが使えるガラスレンズのライトユニットに交換したりしています。
※ものすごく明るくなった気がするのだけれど、元が暗すぎた、というのが実態。
ライトを点灯した時点で電圧はシガーソケット出力で13.5V前後出ているので夜でも安心なのだ。
※オルタネータのリビルドとアーシングしまくりですが。
これにLEDバルブを装着してみたところ、ハイビームでラジオにノイズが入りまくり(笑)
一応車検対応のLEDバルブなんですがね。
ストックのLEDバルブを使ってみたところ、
ハイビームでもロービームでもノイズが入りまくり(笑)
LEDバルブってラジオと相性悪いんだよねえ。
街中でもLEDの信号機に近づくとラジオにノイズが入るという現象も確認されているわけだし、
バイクはラジオがないので適当なLEDでも問題ないけれど、ノイズ振りまくLEDだと点灯したままラジオに近づくとノイズが入るよ♪
※ご家庭用のラジオにも車載ラジオにもノイズが入る。
余談だけれど、
ライトとは関係ないけれど抵抗が入ってないプラグでもラジオにはノイズが入るよ♪
現在、軽トラのノイズ対策としてフェライトコアをライトとラジオの配線に噛ませてみたところで作業終了。
オシロスコープがあればもう少しピンポイントで対策できるんだけれどそんな高価なものはないのだ。
※誰か貸してくれないかね?
古い車にありがちな外装の痛み
外装の痛みはもうどうしようもない。
錆はそこかしこに出始めたし、ゴム系の樹脂も劣化で手で触ると黒くなるレベルで加水分解し始めてる。
外装は内装と違って大規模改修が必要となりがちです。
基本的に板金かパーツ交換しかありません。
軽トラの場合、荷台の下のフレーム部に錆穴が開くと車検には通らなくなるので当倶楽部の軽トラはPOR-15のパッチパテで対策してあります。
※数年前に施工したのだけれど、全く錆の形跡がないのがすごい。
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荷台は錆びても仕方ない。
軽トラに薪を積む以上、どうしても荷台が痛むのは仕方ない。
特にあおり部分の錆は結構ひどい。
ロックがかからないレベルではないにせよ、見た目が錆びててボロっちい。
まあ働く車だし、屋外保管だし、年式も古いから相応の痛み方だとは思うけれど。
※荷台の奇麗な軽トラというのも、きれいなオフ車みたいなもんで違和感はあるんだけれどね。
というわけで。
荷台やあおりの錆は放っておくことにする。
代替パーツもないし、部品取りのパーツを探しても、同レベルの痛み方であろうことは予想できるし。
※ヤフオクで探しても送料がシャレにならないくらい重たいしね。
とはいえ。
あおりの上部につける樹脂製のガードは新調した。
ゴム状の樹脂が経年劣化で加水分解しかけてて、手で触れると手が真っ黒になるのが嫌だから。
白い服につくと取れないくらい黒くなる。
どんなに清掃しても一度加水分解始めると止まらないらしい。
※樹脂コーティング剤を試したけれど、コーティング剤の下層部が粉噴いてるような状態では何やってもダメだった。
これで使い勝手が一気に上がる、ハズだ。
ゴム系の加水分解といえば。
についても似たような現象が起きている。
やっぱり触ると黒くなるのだよ。
これ、雨が降ると黒い部分が溶け出すようで、軽トラのフロントマスク部の雨だれが黒くなる。
これもまたボロっちく見える。
のだけれど。
大した対応策があるわけでもないので、
パーツクリーナーである程度ゴムの表面の黒い粉部分を清掃した後、
Wako'sのスーパーハードを塗りこんでおくと多少マシになる。
※前述したとおり、付け焼刃というか場当たり的な対応であることは否めないけど。
似たような商品が多いけれどWAKO'Sのは間違いない気がする。
※ここ数年、値上がりがひどくて貧乏人には手が届かない高級品になってしまったけれど。
あとは雨だれ跡が残らないように、黒い跡が発生する箇所を集中的にコーティングして対処としている。
これもやっぱり付け焼刃だけれど、やらないよりはマシ。
※無策で跡が残るとなかなか取れないのよ。コンパウンドはそうそう使いたくないし。
新品にしないと根本的な解決にはならないのは重々承知しているのですがね。
ついでに。
リアタイヤの泥除けが千切れてたので更新した。
この際、強そうな見た目の泥除けにしてみた。
※中華の国製。強度的に取付穴の位置が不安だったので開けなおして装着。

軽トラマッドガード。
これが頼もしいのよ。
とまあ、こんな感じで当倶楽部の車やバイクは日々いろんな更新をして生きながらえているのだった。
※記事にしてないけどものすごい勢いで細かいパーツや薬液を試しまくっている。中には当たりもあれば外れもある。
ちなみに・・
古い100系ハイゼットのドアミラーは内部の樹脂パーツが折れると使い物にならなくなります。
ボールジョイント部を樹脂のアームで抑える仕様ですが、パーツ単体では出ません。
特に。
ワンボックスタイプのトラックより一回り大きいミラーは重たいのでこの樹脂パーツに負荷がかかりやすい。
当倶楽部の個体だけかもしれないけれど、左側のミラー部は振動が出やすいらしい。
ミラー内部の樹脂が折れるとミラーがくたっと倒れてしまいます。
その状態だと荷物満載の場合、左後方視界がゼロになります。
実際、福島遠征時の高速道路で発生したときは軽めのパニックになりまして。
車体から一本足で支えているので折れると補強ができない形状なのですよ。
この時はミラーの可動部に割りばし突っ込んでビニールテープで固定して難を逃れました。
以降、何度か中古の左ミラーを手に入れたけれど、やっぱり経年劣化で同じように折れる。
どうしようもないのでミラーが動かないようにミラー内部の可動部をシリコンコーキングを流し込んでブチルゴム穴を埋めて固定して使っているのだ。
※ぶつかれば倒れるくらいの強度で固定しています。
ボディに穴開けて純正以外のミラーをつければ問題ないんだろうけど、
いかにも外装をいじってます、みたいなのはワタクシの美学に反するので今の運用がベストかな、と思っています。
※ミラーの表に穴開けて折れた樹脂部の代わりを作る、という作戦もあるにはあるのだけれど面倒くさい。
たまにいるよね、ビタローニのミラーとかつけてる軽トラ。
軽トラは荷物運べてなんぼですよ。
後方視界が悪くなるパーツセレクトは問題外です。
まとめ
とりあえず、いろんなアイテムの効果効能を試すにも惜しくないし。
シンプルなので素人にも優しい作りなのがたまらない。
古い車やバイクは一生直し続ける覚悟がないと辛くなります。
維持費を計算してる時点で旧車には手を出さない方が幸せになれますよ。
今は古い車やバイクのパーツが非常に高騰し続けているので試算した維持費では賄えないことも多いです。
不具合が起きた場合、お金が無尽蔵にあるなら人に任せるのもいいのですが、
旧車を扱うショップで今どきまともな修理をするところは絶滅危惧です。
仮に存在しても大忙しなのが普通で一見さんの順番は後回しにされがちです。
※ショップに預けて半年経過したけれど進展なし、とかよく聞きますな。
そもそも古い名車ならともかく、軽トラなんか不調が出ても直してくれるショップは多くないのですよ。
※当倶楽部のハイゼットはDAIHATSUのディーラーで修理を断られる不憫さ。
軽トラは 貧乏なご長寿のようなオーナーが多く 修理しても対して儲からないので買い替えろと言われるのがオチです。
軽トラはボロくなったら使い捨てられる道具としての車の代表格ですしね。
※1か月エンジンかけなくても、普通にセルが回るしエンジンもかかる耐久性は素晴らしい。機関部はマジで壊れない。
そしてディーラー以外だと「旧車が得意。」という看板を掲げていても、まともな整備の知識もスキルもないショップは山ほどあります。
※最近、まともなショップを発見したけれど、ショップがネットで宣伝するなというので教えない。
そういう悪徳というかスキル不足のショップに引っかかるとみんな不幸になりますな。
※この手の話は昔から枚挙にいとまがないよね。
軽トラは
ということで車好きにはおススメの素材かもしれませんな。
とにかく。
当倶楽部の軽トラには後10年くらい頑張ってもらいたい。
その前に屋根に穴が開いたりしたら更新も考えるけれど、動くうちは極力維持を続けるつもり。
※スタッドレスも新品にしたしな。
実はこんな古い当倶楽部の軽トラでも「売って。」という輸出業者は実在するのだ。
※速攻で断りましたが盗難が怖いので ロックなんかかけたことなかったけど ドアのロックは常にするようにしています。
ちなみに・・
たまに軽トラを爆音仕様に改造してるいい大人がいますな。
タイヤがはみ出したりしてて絶対に車検とおらない仕様に見えます。
※軽トラ用タイヤすら履いてないので確実に車検とおらない。
悪ぶった見た目にしてるけれどそういうのが非常にダサい。
家族や友人たちの誰からも指摘されないのだろうか?
その手の遊びは若造がやるからかわいいんであって、
いい大人がやるとすごく貧乏くさいのよ。
※古い軽自動車の見た目をいじくり倒してる中高年も似たようなもん。
古い車は
でも中身はしっかり手入れされてるのが素敵なのよ。

VT250FH。
VTも記事にするまでもない改良をこそこそやっています。
GSX1100Sみたいなアゴヒゲを付けたらフロントビューが一気に締まりました♪
※カウルの顎が上がり気味のバイクのアイキャッチになるかもしれません。
そういう大事にされた個体は新車から30年経過すると名車に進化する可能性があるのだよ。
外装に手を入れてると部品取りにもならないので廃棄されがち。
なんでもそうですが一種お乗るつもりがなければ実用的な改造以外は百害あって一利ないのです。
※さんざん改造しまくって10年経過したら一回転して純正に戻った、なんていう話は本当によくあることですよ。
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