シフトノブを木で作ってもらった!
満足度高い!車検もOK!
シフトノブ自作なんて大きなことは言いませんが、元木工屋さんだった友人に木で作ってもらいました。
旧miniの時に作ってもらったのですが、あまりに手になじむのでロータスでも使っています。
※ねじ込み式なら山が合わなくても簡単に取り付け可能です♪
ココだけは最初に手を入れたい箇所としてシフトノブがあります。
というか、
ハンドルやシフトノブのような直に触れるパーツというのは自分に合わせて気に入ったものを使った方が満足度が高いです。
当記事の目次
シフトノブはアフターパーツなどの金属製はお勧めしません
金属製のシフトノブは真夏は熱いし、真冬は冷たいですよ。
一見、かっこいいんですが。
割と見かけるのがアルミやチタンなどの金属製のシフトノブです。
純正オプションとしても重宝されていますね。
アバルトにもオプションで有りますし、HONDAのType-Rのチタン製などが有名です。
格好はいいですよ、確かに・・
ただね・・
なるんですよ。
これはグローブ越しにも温度差を感じるくらい厳しいものがあります。
実はアバルトは入手したときはオプションの金属製シフトノブがついていたんですが納車時に革巻き純正に戻したんですよ。
※長野の冬の寒さを舐めちゃいけません。
なので、
シフトノブはType-Rのチタン製じゃなきゃ嫌だ!というこだわりがない限りは金属製はおススメしませんよ。
※がっつりしたドライビンググローブで断熱するならまだしも。
シフトノブは革巻きもかっこいい
シフトノブに限らず、車のインテリアは革巻き製品がカッコいいです。
なんていうか重厚感が増しますね。
でも自作となるとハードルが上がります。
ベースとなる真の部分を削りだすなりなんなりした上、革を切り出して縫い合わせるのですがこれが至難の業です。
革を野球のボールのように縫い付けるんですが素人にはかなりハードルが高いです。
※いずれ挑戦しますが。
自作する場合は、
革細工をやってみればわかりますが、かなりしんどいです。
しかも革っていうのは自然素材なので
ピンきりです(「コードバン」とか言い出すと金額が跳ね上がります)
普段から革細工を趣味としてるならまだしも革の扱いに慣れてない素人にはむつかしいです。
※ワタクシが実際にやったら紹介記事書きます。
自作が難しいとなれば市販品をチョイスするのがお手軽です。
例えばこんなのどうですかね?
↑メーカーやブランドが合わなくても、そんなの剥がしちゃえばOK!下のやつは実際にラパンSSで使っていますが非常に具合がよろしい♪
市販の革巻きシフトノブはそれこそ星の数ほど種類があります。
結構格好いいのがありますが、車のキャラに合ったものを選ぶとそれなりの値段になったりします。
量販店で扱ってるのは安っぽいし、カー用品店で扱ってるものも今どきのデザインが多いので旧車にはあんまり合わないです。
※通勤用のラパンSSと薪運び用の軽トラには市販の安い革巻きシフトノブをチョイスしています。キャラに合うので。
そういう場合は、旧車を扱ってるショップをのぞいてみるといいですよ。
特に英国車屋さんには大抵革巻きシフトノブの在庫があります。
※デザイン的に気に入れば意外な安値で入手することもできます。もちろんプレミア付きみたいなシフトノブもあります。
シフトノブを木製にしてみました
ロータスヨーロッパのシフトノブは純正が付いていましたがこれ以上痛んじゃうのはちょっともったいない気がしていました。
とはいえ、LOTUSマークの入った「いかにも!」みたいなのは付けたくなくて悩んでいたところ木工屋さんが作ってくれました。
木製で手の大きさから想定して削り出してもらいました。
ちょっとひしゃげた感じの○型で、下面に15φ、深さ30mmの穴をあけてもらいました。
※さすが木工屋さんです。目の前で一瞬で作ってくれました。
車好きな木工屋さんなら頼めば作ってくれる可能性があります。
ワタクシが頼んだところはすでに廃業してしまいました。
とはいえ、木製なら適当な硬めの角材を購入してグラインダやベルトサンダーで削ってみるのも手かもしれません。
※木工屋さんは簡単なので経験として自分でも作ってみればいいよ、と言ってました。
人によってシフトノブを動かすときに、
に分かれます
が合うといわれています。
ワタクシは手のひらで押し引きするタイプなので、本来シフトノブ形状は球形に近いよりも長細い方が良いようです。
でも、
丸いシフトノブでも特に気になりません。
というかカッコよくて気に入っているので全然気になりません
何より、古い車に良く似合ってます。
実はもう二個作ってもらっています。
あくまでもプロトタイプという扱いにパターン作ってもらいその経験を生かして今の完成型に至っています。
完成型になってから7年近く使っているので木が経年変化でいい色になっています♪
※プロトタイプもきちんと保管してあります。
旧車のシフトノブは木製だと雰囲気を崩さなくていい感じです。
ロータスはダッシュパネルが木製(合板です)なので木製シフトノブのイメージともそんなにかけ離れていません。
※ハンドルは革巻きなんですけどね。木製ハンドルは滑るんですよ、手に汗かくと。
いやぁ、木製シフトノブ、実にいいもの手に入れた♪
取付方法はいたって簡単
シフトノブの取り付けはなんてことはありません。
シフトノブに開けてもらった穴に別にねじ山を切らなくてもいいです。
※そんなことしたら難易度あがりまくりです。
シフトノブに開けてもらった穴に厚手のガソリンホースをぶった切ったものを突っ込んで接着します。
これにシフトレバーにネジ込こんだだけです。
意外にかっちり固定されてます。
※多少は回りますが今まで外れたことはないです。
旧miniは、バックギアはシフトノブを引っ張り上げてバックに入れる方式です。
旧miniにも同じ方式でシフトノブを固定していました。
いつ外れるかハラハラしてましたが、一度も外れたことはなかったです。
※KADのクイックシフトレバーに自作シフトノブという組み合わせで運用してました♪
ちなみに・・
この固定方式は市販の安いシフトノブで結構普通に採用されています。
ネジ山切ってないジュラコンパイプがシフトノブの穴に装てんされているだけです。
ジュラコンパイプ自体は木製のシフトノブ本体と接着すらされていないというもの。
というわけで難しく考えずに自作品に採用した次第です。
※旧mini屋さんには大抵こういう安手のシフトノブが目玉商品的に置いてあります。
あんまり安っぽいものは、銭失いになりかねませんが安っぽさが楽しめるアイテムではあります。
※ワタクシとしては、手で触るパーツはなるべくいいものを使うことをおススメします。
シフトノブを変更後の車検時の対応
シフトノブを変更すると車検時に問題になります。
「シフトパターンが書いてない」という理由で車検に通りません。
そういう場合は、
市販のシフトパターンを印字したステッカーがあるのでそれを目に付く所に貼っておけばOKです。
※軽トラはこの方式で通しています。
ロータスヨーロッパの場合、
シフトパターンがヘンテコなのでシフトパターン等何もしないで主治医のところに持っていっております。
※ワタクシの知らない不思議な方法で通しているに違いない(今度聴いておきます)
古い車は、結構そういうところがいい加減というか許されているというかって感じなのかもしれません。
必要なら「クリアのテプラ」でシフトパターンを作成してアルミ板にでも貼ってセンターコンソールにでも貼ることにします。
※リベット止めっぽく作ったらカッコいいかもしれません。
ちなみに・・
細かいことを言うと、
ロータスヨーロッパの純正アルミのアロイホイールは厳密にいうと日本の車検に通らないそうです。
※「JW(JapanWheel)」の規格の刻印がないからだそうです。
結構古い車にはホイールに「JW」の刻印がないものも多いです。
この機会に調べてみましょう♪
こんなの指摘されたらユーザーごときが車検通せる気がしません。
※大体、排ガスとか光軸とかでも通る気がしないのに。
まとめ
手で触れることの多いシフトノブ、やはり手触りと自分の手に合った形状だとしっくりきます。
木工屋さんに相談してよかった♪
木製シフトノブの場合、自分で加工、製作することも可能だと思います。
自宅用の工具では新円に近い形に丸く削りだすのは結構難しいはずです。
って感じでしょうねえ。
出来たら恐らく思い入れいひとしおだと思います
インパクトドライバの先に固定して、ヤスリがけしたりすりゃ何となく丸くなるのかもしれません
インパクトドライバ固定スタンドってのもあるので、これはこうやって使うものなのかもしれません
※固定スタンドすら自作できそうですねえ♪
何より、シフトノブを握るたびに、
さて一丁やったるか!
という気持ちが盛り上がってきます。
いいっすよ、自分に合ったオリジナルのシフトノブ。
こだわってみる価値ありです。
ついでに、
シフトブーツも自作すると満足度が加速します♪。