信州のお店

【戸隠バードライン】「こしかけカフェ。」は異国料理が味わえる不思議なお店

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。

 

ワタクシ
戸隠。
飯綱山とともに長野市に隣接しているいつ世界遺産になってもおかしくないこのエリア。
お蕎麦が有名ですがそれだけはないのです。
結構、オシャレなカフェも多くて探してみると面白いのです。
また、県道が複雑に入り組んでいるので普通の観光ルート以外も楽しめるエリアでもあります。
そんな場所で見つけたのが「こしかけカフェ。」さんです。

 

戸隠での食事は蕎麦だけじゃないのだ

 

ワタクシ
「戸隠に行ったらそばを食わねばならん。」
そういうのは素人です。
観光シーズンの戸隠でそばを食べるなんて混んでて大変です。

 

戸隠エリアとは長野市街地から北西部の飯綱山を含んだ一帯を指すことが多いようです。
実は結構行きやすい長野でも有数の観光地でもあります。

当然、観光客が多く戸隠バードラインや戸隠へアクセスする各種県道沿いにはたくさんお蕎麦屋さんがあります。
でも、観光シーズンのお蕎麦屋さんはどこも大盛況で超混んでいます。
※戸隠の観光シーズンはほぼ一年中ですが特に夏から秋は超混む。あと年末のお蕎麦屋さんも超混む。

並ぶのが大嫌いな人はお蕎麦屋さんの開店と同時に!と思いますが、それも考えが甘い。
人気店は朝早いうちから入店待ちのリストがかなり埋まったりするのです。

そこまでしてそばを食べたくない気もします。

ということで、
機動力を生かしてハズシ技を狙うのです。

オシャレなお店が多い

実は飯綱戸隠エリアというのは大きな道沿いには観光客相手の店が多いのですがオシャレなお店が多いのです。

特に一本裏に入るとオーナーが趣味でやってるようなお店も多く「忙しくなるの嫌だからネットで絶対紹介すんな。」とオーナー自身に強く言われてる当倶楽部行きつけのお店もあったりします。

大きな道沿いでも小規模なお店はねらい目ですよ。
※目安として外人客が多いお店はまず間違いなく美味しいです。

なんでこんなところに外人が・・みたいな田舎のお店でも外人を見かけることは少なくないのです。
円安だから旅行できたのか、永住組なのかしりませんが家族同伴で食事してたりします。

 

 

というわけで、
以前からちょっと狙ってたお店に寄ってみたら当たりだったわけですよ。
戸隠バードライン沿い、大座法師池の前にある「こしかけカフェ。」さんです。

ちなみに・・

日本の田舎はどこに行っても蕎麦が名物だったりするのですが、ワタクシには違いがよくわからないのです。
旨いかマズいかで言ったら美味いんですが。

みんな人に言うほど違いが違い分かってる?

そもそも、フレンドリーな価格のうどんに比べるとお蕎麦ってすごく値段が高い気がするんですよ。
※手間や材料的にそんなにかわるもんなのかね?

それでも長野にある割とメジャーなお蕎麦屋さんは毎週末になると他県ナンバーの車で埋まるのです。

草笛さん。

草笛さん。


戸隠ではないけれど長野の有名なお蕎麦屋さんだ。

「長野は蕎麦。」という刷り込みは
「車は10年で乗り換えなければならない。」という根拠のない刷り込みと同じくらい凄いのですな。
でも、多くの長野県人はあんまりソバにこだわってないです。
※おススメのお蕎麦屋さんを聞いても???みたいな顔されますし。

まあ、たまにお蕎麦が食べたくなるのはわかりますが。

長野の駅にある立ち食いソバは東京より旨いとよく言われますが、
ワタクシに言わせれば「東京で食べる立ち食いソバの方が懐かしくて美味い。」のです。
※長野の駅の立ち食いソバも美味しいとは思いますが、やっぱり割高な気がします。

「こしかけカフェ。」の料理は日本っぽくない

 

ワタクシ
戸隠バードライン沿いにある大座法師池の真ん前にあるのが「こしかけカフェ。」さんです。
昔ここにはコンビニがあったのですがいろんな形態を経て今の形に落ち着いたようです。
※コインランドリーがお店の中にある珍しい店舗形態です。

 

一見、コインランドリー&カフェ?という謎なゾーンですが逆にこれが印象的で、一度入ってみたかったのですよ。
※なんでもインパクトが大事。謎でも面白いならいいのです。

 

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


このたたずまいなのでちょっと敷居は高め。

 

 

「こしかけカフェ。」

 

目の前は大座法師池ですが、芝生の広場があって大抵なんかイベントやってます。
※この日もイベントやってて大賑わいでした。

頼んだメニューはドライカレーのセットとハンバーガーのセットです。
※料金先払いでその後に調理をするので料理が出て車でちょっと時間がかかります。

で、だ。

どちらもいい意味で日本の味じゃない(笑)
マジで海外の味がします。

ドライカレーは、スパイスが日本人好みに調整されてない現地のアレです。
しかも、インディカ米で炊き方がホクホクしてる現地のアレです。
久しぶりにぱさぱさしてないインディカ米食べたわ。
※ぱさぱさしてるのも美味しいので好きなのですが。

 

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


中東というかオリエンタルな味で美味しいのだ。

 

そして、
ワンプレートに乗ってるサラダが、ヨーグルト&パクチーのソース。

確信しましたわ。
料理してる人、日本人じゃない。

ワタクシは料理をオーダーする際、Z750D1のミクスチャー調整をしてたし、
料理はお店の前のテラス席(っつっても1テーブルしかない)で食べたので調理する人の顔を見てないのですが、
最後にお皿を片付けにお店に入った際に見たら、中東よりちょっとアジア寄りの地域の人と言った感じの美しい女性が料理担当っぽいです。

どうりで♪

一方のハンバーガーはパテがしっかり肉感があって美味しいです。
マックの薄くて食べやすいハンバーガーも美味しいのですが、最近流行の厚みがあって食べずらい系バーガーです。
※もちろんこれも最近よく見るようになった「ハンバーガー持ち用の紙。」も付いてきます。

 

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


ハンバーガーは限定っぽい。
肉肉しくてすごい美味しい。

 

最近本格的なレストランで食べる様なハンバーガーが流行っていますが、大抵外人のアドバイスがないと作れない。
※日本人はなんでも食べやすいようにアレンジするんですが外人は作りっぱなしです。

付け合わせのポテトも本格的。
ハインツのケチャップとマスタードに負けてない。
※マックのポテトはポテトの味がしないですが、あれはあれで揚げたては美味しいよね。

すっかり満足♪割とおなかに溜まります。
良いお店をみつけたな。

リピート決定です。

ワタクシ達は、開店と同時くらいに入店したのですが、その後も続々とお客さんが来ます。
駐車場は5台くらいしか入れませんが観光客相手のお蕎麦屋さんと違って、車のナンバーがほぼ地元(笑)

 

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


中はこんな感じ。
向かって左側がコインランドリーで別荘やキャンパーに重宝されている感じでした。

 

で、お客さんには外国人が多い。
※テイクアウトして湖畔や芝生の上で食べるっぽい。

日本人のお客さんはみんなお金持ちそう。
※連れている犬がみな賢い。ちゃんと言うこと聞く犬を飼ってる人は金持ち、の法則。

ちなみに・・

久しぶりに日本人向けにアレンジされてない料理を食べた気がします。
日本人が作る料理とはスパイスの使い方が全然違うし尖っている気がするんですよねえ。

田舎には都会と違って本格的な海外の料理屋さんは多くないのです。
※それでも少しずつ増えてる気がしますが。

海外旅行が割高になった昨今ではこういう食事が海外を思い出させてくれますな。
※海外は 文化や人にパワー負けするので なるべく体力のある若いうちに行っておいた方がいいですよ。

目の前の芝生の上でやってるイベントやその先にある湖を見つつ、
テラス席で海外っぽい味付けの料理を食べているとなんだか不思議な空間にいる気になりました。
※適当に交通量があるので日本だな、と思います。交通量が多いとアジア圏、少なめだと欧州圏のイメージ。

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


ツーリングバイクが多い。
この時期はオープンカーも最高だな。

天気が良く、ボーっとっしたい日は自然の中でのんびり食事するのもいいもんですな。
※そんなゆったりした休日なんて、ワタクシにはここ10年以上ないのですが。

飯綱山戸隠エリアは夏のツーリングやドライブには最適

 

ワタクシ
戸隠バードライン周辺は標高1000m強あるので夏でも涼しいのです。
そして、木漏れ日の中を疾走するバイクやスポーツカーはたまらなく絵になるんですよねえ。

 

戸隠バードラインはバイク乗りなら一度は走るべき快走路です。
それほど距離は長くはないですが、木漏れ日の差す森の中を走る長野の代表的なツーリングルートです。

ただし、
その周辺の道も結構走りごたえがあるのですよ。
このエリアはたくさんの長野県道が複雑に交錯しています。
※県道走破マニアのワタクシとしては分岐や合流、複数県道の共用区間が多くて非常に困るのですがそれもまたヨシ。

車で来るなら、長野市街からアクセスするループ橋のある長野県道506号(浅川ループライン。
戸隠バードラインも途中から県道506だね。)が走りやすいです。
※ループ橋の途中にある「ブランド薬師。」はあんまり知られてないけど面白いので行っておくといいよ。

 

 

逆に、ループ橋経由以外のルートはデカい車だとアクセスしにくいです。
狭い道で戸隠エリアにアクセスしたいなら、代表的なのは長野県道36号線や86号線、76号線と言ったところ。
細い道が多く、下手すればガードレールもない。
チャリの観光客を誘致したいらしく、最近狭い道にもしっかりと青い羽根マークの「チャリ道。」がプリントされましたし。
※左右のチャリ道を除くと、車一台分もないような狭路もあるんですがね・・。

とはいえ、
バイクなら凄い楽しいくねくね道です。
木々の間からアルプスの山々が見られる場所がそこかしこにあってゆっくり走っても楽しい道なので、
シーズン中にはツーリング中のバイクを多く見かけます。

 

大望峠。

大望峠。


この日は貸し切りでした。
近くに戸隠のギザギザした山が近くに見えるのですよ。
遠くにアルプスが見えるので隠れた眺望スポットです。

 

細くて見通しが悪い道なんですが、結構飛ばしているバイクがいます。
草木が茂りまくって、ただでさえ見通しが悪い道がさらに見通せないので警笛を鳴らすような道でも突っ込んでいきます。

危なくってしょうがない。
※事故っても救急車しばらく来ませんよ。

当倶楽部では、そういうバイクが追い付いてきたらすぐに道を譲るようにしています。

 

 

長野市街地の善光寺裏から戸隠・飯綱エリアに登っていく「七曲り。」経由のルートもあります。
なんとなく名所っぽいですが急勾配&道幅狭い&逃げ場がないので車で行くと結構怖いです。
デカい対向車がはみ出してくるし、最低地上高が低い車は腹をするし。

 

七曲り

 

そして、
戸隠の有名な寺社がたくさんある戸隠山と飯綱山の間のエリアは観光シーズンは大変混むので気を付けましょう。
観光客が縦横無尽に道路渡りまくるし、チャリは多いし、駐車場に限りがあるので駐車場待ちの車で渋滞しますよ。
※特に宝光社の辺りから戸隠キャンプ場の辺りまではデンジャーゾーンです。

 

 

このエリアの完全攻略には時間がかかりそうですが面白そうでもあります。
少なくとも個人的に県道レベルは抑えておきたい。
真夏や繁忙期を外して集中的に攻略して見ようかしら。

長野市民は戸隠山も飯綱山も毎日見ながら生活している割に、このエリアに詳しい人はあんまりいないんですよねえ。
※県道を攻略しようなんて言う酔狂な人はもっといない。

まとめ

 

ワタクシ
飯綱戸隠エリアはツーリングにもドライブにもいい場所なのですよ。
「戸隠に行って寺社巡りをしてお蕎麦を食べる。」
確かにこれは王道ですが、年に一回くらいやれば十分です。
たまには視点を変えて積極的にオシャレなお店やマイナーな道の開拓をしてもいいのですよ。

 

戸隠や飯綱エリアのツーリングやドライブの際は、
道路沿いの観光客相手のデカいソバ屋さんばかりでなく、小さな個人経営のお店を狙うことをおススメします。
※デカい観光客相手のソバ屋さんにも経験として一度くらいは行っておいてもいいですが。

 

こしかけカフェ。

こしかけカフェ。


これくらい地味な看板でも目ざとく見つける注意力が必要です。

 

GoogleMapをよく見るといつも通っている道の一本裏側にあるペンション街や別荘地にもお店があったりするのです。
※ネット地図が一般的になる前はまさに隠れ家的なお店だったんですがね。

長野市からちょっと移動したこのエリアに行きつけの「知る人ぞ知る、みたいなオシャレなお店。」なんてあるとちょっとカッコイイのです。

実は、戸隠・飯綱山のエリアは長野市街地から意外なほど近いのですよ。
グネグネ道ばかりなので、道のりはかなりあるけど直線距離だと市街地から20kmもないはずです。

とはいえ、
とんでもない山の中です。
道は険しく細く、大きい車だとアクセス路が限られます。
信州のドライブ&ツーリングルートとしては志賀草津やビーナスラインとは違った雰囲気が味わえます。

この辺が長野の道の厳しく、面白い所なのです♪

 

秘密のアルプス眺望スポット。

秘密のアルプス眺望スポット。


全然メジャーじゃないけれど、天気がいいとココからの眺望は見事。
※ガードレールとかないので落ちたら死にますのでおススメできないのですが。

 

真夏の暑い市街地を外れて、1000m越えの涼しいさわやかな空気の中、木漏れ日の差す森の中を走るのは最高なのですよ。
※まあ帰りはすさまじく暑いんですがね。

メインの観光目的地にもなるし、善光寺や鬼無里、白馬などの観光地にも近い。
信州に旅行に来るなら押さえておいた方がいいエリアです。

戸隠・飯綱山エリアは有名な寺社と忍者やお蕎麦だけではないのです。
※とはいえ、一度は全部行っておかないと、何しに戸隠に行ったんだ?と説明するのが面倒くさいことになりかねないですが。

 

 

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Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
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