とりあえず、Z1系を入手したら最初にやるのはマフラー探しかもしれません。
とはいえ、最初から純正以外のマフラーがついている場合も多く、純正のマフラーの感覚を知らない人もいるのではないかと思います。
Z1系はマフラーを変えると変化を体感しやすい車種です。
ただ、星の数ほどもあるリプレイスマフラーですが、きちんと理想をもって選ばないと後悔しますよ、という記事にしたかった・・
というわけで思いのたけを綴ります。
当記事の目次
バイクのうるさいマフラーは今時ナンセンス
なんでそんなバカ煩いマフラーをつけるのか?と思いますよ。
バカ煩いのは他人に迷惑をかけるだけじゃないです。
ロングツーリングすればわかるけど、自分が疲れますよ。
レース管ってのは超うるさいです。
多分近いうちに取り締まられます。
大昔は集合管の排気口の太さがポッカの缶コーヒーより太い(KERKERのラージバッフル付のGPz1100)先輩とか居ました(笑
もう大爆音で大迷惑です
ワタクシも大昔、人から譲ってもらったGSX-R1100(86')にヨシムラのレース管がついてて、もううるさいのなんのって・・
乗ってて疲れます。
夜間や早朝の出撃は非常に気を使いました。
※GSX-R1100(86')は速いのは速いんですが煩すぎてすぐに手放しちゃいました♪
ワタクシは、静かでそこそこ速い、というか気持ちよく走れるのがいいです。
高速でそんなスピード出したら超怖いのがZ1-R
マフラー付けるのにフレーム切るとかはナンセンス
市販のマフラーには「フレームを切ってつける」ようなものもあります。
これもナンセンスです。
タンデムステップ切ったりすると車検通りませんよ。
これフレーム切る系だよね?カッコいいけど。
ちなみに・・
マフラーの話とは、ちょっとずれますが・・
ワタクシのつたない経験上ですが、フレームはどこを切っても基本的に後悔します。
ワタクシのZ1-Rも一か所だけフレームを切りましたが今でも結構後悔しています。
ほんとに若気の至りというか、バカだったなと思いますよ。
※今でも馬鹿ですが。
そのおかげでポジションがイマイチ決まらず数年は悩んだわけで。
「無知というのは罪ですなぁ」
と他人事のように言いますが猛省しております。
マフラー替えたってセンスタは付く方がいいに決まっている
確かに腹下で集合して丸みを帯びたような手曲げ管とか格好いいです。
個人的には格好はそこそこでメンテ性が高いほうがいいです。
ただ、センスタつかないとホイール外してメンテはできません。
バイクは自分でメンテできなくなると途端に維持費が跳ね上がる。
センスタがつかない。
たかがセンスタですがされどセンスタです。
タイヤ交換時にセンスタをつけられるのは大きな武器になります。
センスタは普段外していたとしてもメンテ時にはセンスタを取り付けられると効率が素晴らしくいいです。
当倶楽部のZ1-RはKERKERの腹下でうねっている集合を装着しています。
※もちろんサイレンサーはスモールバッフルです(純正並みの音量です)。
センスタもつくし、オイル交換も可能です。
ワタクシのはエキマニだけメッキです。
※サイレンサーだけ盗まれました・・
「センスタが付く」
というのはマフラーを選ぶにあたってかなり重要なポイントだと思っています。
ちなみに・・
オイルやオイルフィルター交換のたびにマフラー一式外すのって結構大変です。
Zのような4気筒車は取り付けが特に面倒くさいです。
マフラーガスケット入れるのとか手が4本位ないとやってられない気持ちになります。
※6気筒のCBXとかすげえ大変そうですよねえ♪
しかもマフラーガスケットは消耗品です。
一回使ったら基本的に再利用はできません。
※締め付けてガスケットをつぶして密閉します。
水冷エンジン搭載車の場合は、さらにラジエターを外したり・・ああ、考えるだけでも面倒くさい。
バイクのマフラーの素材はステンレス一択
鉄製のマフラーはは音質は丸くて好みです。
ただ・・錆(特にエキマニ部)で大変なことになるのでワタクシは避けています。
どんなに防錆対策しても、エキマニがさびます。
バイクの正面についてて、雨に当たるし熱持つし。
海辺を走るとそりゃもう一気に錆びますよ。
錆て来たら軽く錆落としして耐熱ブラック塗っても・・
3日で錆びが出てきます。
っていうか鉄製のマフラーは、どうやっても絶対錆びます。
※錆びるということは穴が開く危険性が高まるっていうことですよ。
鉄製のヨシムラ手曲げ格好はいいし音もいいですがメンテが大変そうです。
Z1-Rには機械曲げのカクカクしてるやつが似合いそうですが、メガホンマフラーの方がなんかアメリカっぽくて好きです。
ヨシムラやモリワキのショート管なんかはもうお宝として大事にガレージの天井から吊っておくアイテムです。
もったいなくて使えないです。
エキマニはステンか、メッキかチタンがいいです♪
ちなみに・・
Z1系のマフラーは地面と水平にZ1000Mk2系は少し後端が上がっている
デザイン上の特徴というかマメ知識です。
Z1系は低い位置にマフラーエンドが来ます。
Z1000Mk2は後端が上がっています。
これも時代の特徴というのか・・
モデルチェンジしてもそんなに変わってないけど印象を変えたいとおもったKAWASAKIのイメージ戦略なのかは知りません。
どうでもいいマメ知識でした♪
最近はマフラーは二本出しもありだなと思っている
うちのZ750D1には、後端が上がっているタイプの二本出しをセレクトしています。
4本出しより、ちょっとだけ軽いということで選びました。
ブラックバージョンもあるのか・・知らなかった。
主に嫁が運用するので激しくいじってある風な集合は避けて、
という理詰めでのセレクトです。
※音も静か目でいい感じですのでロングツーリングでも疲れません。
嫁本人はノーマルの4本だしが気に入っているようです。
実際に4本出しマフラーの重さを体重計で量ったらあっさり了承しました。
※大金持ちになったらチタン製の4本出しマフラーにしたいらしいですが、一向に金持ちになる気配なしなのが困ったもんです。
ブラックバージョンもあったのか・・
ちなみに・・
この二本出しマフラー、おそらくザクロスというモデルだと思います。
でいいことづくめです。
中古で安かったけど期待以上の性能で結構気に入っています。
※マニアックな細かい人にはすぐチェックされます♪
ワタクシのZ1-Rにもこれを採用しようかと思った時期がありました。
二本出しになるとZ1R-2みたいになっちゃいそうで、計画はとん挫しました。
一応、当時値段と入手先までは確認はしたんですけどね。
今は売ってるかどうかは極めて微妙です。
まとめ
Z1系、マフラー交換すると性能は結構素人でも変化したのがわかります。
今時のバイクと違って、はっきりと効果がわかるのでみんなマフラー替えるんだろうねえ。
実際、リプレイスマフラーは純正マフラーに比べると断然軽いです。
軽さはそのまま性能です。
マフラー交換すると大抵の場合は、純正よりも吹け上がりもよく高回転まであっさり回ります。
高回転の拭け上がりはマフラーの口径にもよりますけどね。
※不調なバイクにどんな集合管付けても不調です。
昔はマフラーの性能や排気効率ってあんまり重視されてなかったんですかね。
マフラーを集合させるとかそういう発想がなかったんで威風堂々とした4本出しマフラーデザインができたわけで。
今の技術で作った排気効率がよく軽いマフラーに変更するんだから、そりゃ鈍いワタクシでもわかるわって感じなのでしょう。
ちなみに・・
Z1-Rの純正マフラーは
で長いことガレージのオブジェ(もう20年くらい)と化していますが多分まだ使えます。
こういうパーツも当時もの!とか言えば売れるのだろうか・・
そろそろ、我が家のガレージも大ヤフオク祭りをやるべき時期かもしれないです。
※10年くらい前に第ガレージセールやったら大小いろんなパーツを売って20万くらいになってビビりました。
とまあ、マフラーに関して書き綴ってみました。
あまりの記事の適当さに自分で読み返して凍ったので折を見てリライトするようにします♪