Z1-R Z750D1

【Z750D1にあと10年乗る】その2:メーター回りをリプロ品に変えてみた

Z750D1。新品メーター装備の画像。

Z750D1。新品メーター装備の画像。

 

ワタクシ
Z750D1に後10年乗る計画を発動中です。
外観を少し綺麗にしてやろうと外装パーツを収集しております。
前後フェンダーに続き、インジケーターおよびスピード&タコメーターリプレイスの記事です。
実は簡単にはつかなかったのです。

 

Z750D1のメーター回りをリプレイス物に変更する

 

ワタクシ
当倶楽部のZ750D1は現在、普段使い出来てロングツーリングにも耐えます。
とはいえ、さすがに40年物ですので相応のヤレがあります。

 

当倶楽部にはバイクを買い替える余裕はないので、
ワタクシたちの体力でバイクを楽しめる、今後10年、きっちりと動いてもらわねばなりません。
そのための保守計画を発動いたしました。
現在全く問題がないですが、数年かけてちょっとずつリファインしていこうと思っています。

外装の中でも、
メータ周りはライディング中に常に目に入る位置にあるのでリプレイス効果が非常に高いパーツと言えます。
※バイクのメーター回りは「男の仕事場の景色。」と先輩は言っておりましたが。

やる気を鼓舞するには見た目の変化は大事なのです。

旧車のメーター

簡単に書いておりますが、普通の旧車のメーターは簡単に手に入るものではありません。

それは25年前はZ系と言えども同じでした。
解体屋さんをさんざん回って、あればまだ良し。
あっても足元見られて高額で動くか動かないかわからない中古メーターを祈るように購入したものです。
※当然、解体屋さんに出てくるのは国内仕様なのでほとんど180km/hMAXのしかない。

Z750D1。変更前のメーター。

Z750D1。変更前のメーター。

これはこれで味わい深いので丸ごととっておく。

不人気車のメーターなんて、置いておいても売れないし場所取るだけなのでほぼガラクタの様に積まれてたりしたもんですが・・。

今では解体屋さんすらないので、個人売買が主流になっています。
※狂ってる値付けのものも多いわりに、動作確認できてないとかちょっと信じられませんが。

とはいえ。
現在はZ系に関してはリプレイス物が多く出回っていて普通に購入できるのです。
非常にありがたい。

ただし、
まともにつかないものがあるのですよ、リプロ品の中には。

 

Z1系の最安値のスピードメーターとタコメーターを購入

 

ワタクシ
早速、ネットショップからZ1系のタコメーター&スピードメーターを入手します。
当時ものとか呼ばれている中古パーツよりヘタすれば安い。
確保できるうちに買っておくのが吉です。

 

メーターの交換に合わせて 大盤振る舞いで インジケータも新品にすることにします。
こういうのは カードの引き落としが怖いですが 勢いと思い切りが大事なのです。
※金に物を言わせるリファインは、あんまり好きではないんのですが。

メーターさがしにあたって国内仕様の新品180km/hのスピードメーターを探しました。
そんなのは流通してないのでした。

いろいろ比較して、結局一番安い240km/hフルスケールを買いました。
※どうやっても出ないよ、そんなスピードは。首がもげる。

あんまり聞いたことないメーカーですが、機械式タコメーターで一番安かったので。
メータなんてZ1用って書いてあればなんでも付く、とこの頃は思っておりました。

楽天で購入手続きをして1週間ほどで届いたメーターは、当然ですがド新品です。

スピードメーターは
80km/hから始めるレッドゾーンがないすっきりした色使いの輸出用メーターのデザインです。

Z1用のスピードメーター。

Z1用のスピードメーター。

240km/hフルスケール。

タコメーターは
見た目は変わりません。
※古い方のレッドゾーンが日に焼けてオレンジゾーンになってる&ストップランプ警告灯が省略されてる以外は。

リプロ品のタコメーター。

リプロ品のタコメーター。

レッドゾーンの赤がきれい。

ちなみに・・

バイクのスピードメーターって180km/hもなくてもいいと思うのです。

どうせ普段使うのは100km/h+αkm/hがいいところですし。

240km/hフルスケールだと60km/hで巡行しているときに、4分の一しかメーターが動いてないことになります。
4分の三は無駄です。

そして、
アナログメーターの針はブンブン振れる方がバイクを振り回してる感があって楽しいと思うんですが。

どうしてみんなアナログの300km/hとか320km/hとかの ほとんど動かない メーターを欲しがるんだかよくわかりません。
一生に一度でもそんなスピード出せませんよ。

 

まともにつかないリプレイス品のZ1用メーター

 

ワタクシ
Z1系バイクのメーターの交換なんてのはもう何度もやっていますので朝飯前です。
普通なら。

 

そう思って休日の夕方の1時間程度の空き時間に作業に取り掛かることにしました。
多分サクリと終ると思ってたもんで。

純正品とリプレイス品の違い

  • スピードメーターから伸びているメーターのバックライトの配線が違いました。
  • なんかすごく簡略化されています。
    コレを使う場合は、純正のメーターランプの配線を加工する必要がありますね。
    ここは純正のメーターランプ配線をそのまま使うことにします。

    新旧スピードメーターの裏側。

    新旧スピードメーターの裏側。

    やっぱりアナログメーターが好きですな。
  • 純正品のスピードメーターにはスピード警告灯のラインが生えています。
  • まあこれはあってもなくてもいいや。

  • メーターランプの電球がウェッジ球になっていました。
  • 今はウエッジ球が主流ですが安っぽい。

  • メーター底面に膨らみがあり、メーターステーと干渉する。
  • スピードメーターもタコメーターも、です。(´;ω;`)

    当然まともにつきません。

    うわマジか。

    Z1系ってZ1000Mk2までメーターは同じじゃないの?
    ※勉強不足ですかねえ・・。

    商品説明にはそこまで記載なし。

     

     

    とりあえずスペーサー作って仮組してみる

     

    ワタクシ
    リプレイスメーター下部のふくらみが邪魔で、メーターステーと干渉してスピードもタコもまともには付きません。
    メーターステーと平行にすると、1cmほど浮いた状態になります(´;ω;`)

     

    なのでスペーサーを作ります。
    すぐに終わる作業のはずが、日も暮れて若干途方に暮れつつ、蚊の総攻撃を受けています。

    首とか臂とか痒い。

    とりあえず、
    メーターの下部の浮いたスペースに緩衝用のスポンジゴムシートを詰めて見ます。
    なんとかしっかり付くには付きますが 若干 浮いた感じになるのは否めないです。

    付くには付くのですが、メーターの下部カバーとメーターの接合部が少し浮く感じになっています。
    ※痒いので画像は取りませんでした。そのうち撮ってきます。

    Z750D1。旧メーターがまだついています。

    Z750D1。旧メーターがまだついています。

    ステーとメーターの境目が新しい奴は1cmくらい開きます。

    なによりも、
    メーターの底部とメーターステーが直接触れているのが気に入らない。
    これでは振動を殺せず、メーターが破損する危険性が高まります。

    メーターのマウント

    メーターはスポンジマウントが基本です。

    メーターってバイクの末端についてる精密機械です。

    ワタクシはメーターが壊れた経験があります。

    メーターが壊れる主な原因は、
    「メーターをステーにダイレクトにマウントしていること。」
    バイクの微振動でメーターは壊れることがあるんですよ。

    なので、
    バイクのメーターはスポンジやゴムを介してマウントされていることが多いです。
    レーサーなんかは厚手のスポンジの穴にメーターが刺さってるだけだったりしますよ。

    Z1系のメーターのマウント用のゴムなどはプレイス品が売られています。

    でもね。
    結構高いので、ホームセンターの硬質スポンジ(みたいな奴)で十分です。
    これを形に切りそろえて、メーターとメーターステーの隙間にしっかり詰めておくだけです。
    ※ワタクシはこれで20年くらい乗り切っています。

    Z1/Z2 メーターマウント ダンパーセット KZ750/1000 PMC
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    こんなもん、ホームセンターでそろうと思う。

    とにかく、
    メーター自体が直接メーターステーと触れている箇所があるということは振動が逃がせないってことです。
    おそらくこのままだと遠くない将来にメーター振動で破損することでしょう。

    さてどうするか・・。

    安物買いの銭失いを地で行くような記事になっておりますな。
    やはり、リプロ品でもちゃんとしたPMCとかドレミコレクションといった有名どころのメーターを買うべきですな。
    リプレイス品とはいえ、ちょっとあんまりですなぁ。

    DOREMI COLLECTION スピードメーター Z1初期スピードメーター
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    まとめ

     

    ワタクシ
    Z系のリプレイス品のメーターは縦置きインジケータのZには合わない可能性があることが証明できました。
    ※もしかしたらZ1とかの横置きインジケータならちゃんとつくのかもしれません。

     

    現在は暫定措置として組んでありますが、壊れるのも時間の問題と思われます。

    Z750D1。新しいメーター暫定設置。

    Z750D1。新しいメーター暫定設置。

    つかないからと言って、追加予算は貰えそうもありません。

    ので取るべき手段は2つ

  • 別のメーターを買いなおす
  • メーターステーを加工する
  • です。

    とりあえず、
    当倶楽部のガレージに、Z用縦型インジケータのメーターステーが転がってた気がするので探してみる予定です。
    ※Z1用の横型インジケータのメーターステーは2個、Z1-R用のメーターステー1個があるのは確認済ですが。

    ガレージになければ、
    リプロ品のメーターステー買って、干渉部分をエアリューターと糸ノコで削っちゃおうかと思っています。
    ※あくまでも純正品は加工せずに丸ごと残すつもり。二度と手に入らないので。

    今後Z750D1を10年乗る計画、初手のフェンダー交換からケチが付きましたが、二手目のメーター交換でもケチが付きましたな♪

    とはいえ、
    旧車乗りは、これくらいのことでいちいち凹んでいられないんですよ。
    パーツはあるだけありがたい。
    それに凹んでる時間がもったいない。
    くよくよしてるくらいなら、次に進む方法をあの手この手と考えればいいのです。
    ※おかげさまで日々楽しませていただいております。

    古い外車の新品パーツなんて純正でも加工しないと付かないのは割と当たり前ですし。
    ※新品つけて2日で割れるプラパーツとかも実際にある。

    なので、
    【Z750D1にあと10年乗る】その3:メーター回りをリプロ品に変えてみた
    に続くことにします。

    今回干渉して付かなかったメーターのメーカーについては「お問合せ。」からメッセージください。
    ※公にリプロメーカーをたたくのはあんまり好きではありません。

     

     

    ちなみに・・

    外装ばかりでなく、エンジン関係も中長期的にばらす予定です。
    ただし、
    現在すごくエンジンの調子がいいので、しばらくはパーツ集めに徹します。
    シリンダヘッドのスペアは持ってるので、まずはココから組みなおしですかね。
    ※10年以上前に入手した中古ですが程度はかなりいい。

    4気筒はパーツ代が単気筒の4倍かかりますのでパーツ集めが大変なのですよ。
    ※4バルブは気が狂うくらいパーツがある。水冷だとさらに増えるし。

    ワタクシのようなチンピラには空冷2バルブくらいがちょうどいいのです。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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    下手なカスタム本とかよりも余程役に立ちます。

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