バイクに乗る前に、やらなきゃいけないことのまとめが、
ネンオシャチエブクトウバシメ
といわれていますが、
致命的に圧倒的に不足しています♪
誰も教えちゃくれませんが、基本的なメンテです
※断言しますが、初心者で一番簡単にできる管理項目はコレです
簡単だけれど、奥が深い・・釣りでいうヘラブナのような項目を忘れちゃいませんか?という上から目線の記事です
当記事の目次
休日はバイクに乗りたい!まあ、落ち着け
そりゃ休日の天気がいい朝・・
バイク乗りたいっすよねえ♪
一刻も早く走り出したい!
だが、あわてるな
陽気がよくなってきました
仕事のあるなしにかかわらず、気持のいい朝は起きた瞬間に
「このままどっか走りに行っちゃおうか?」
という気持ちになりますな?ですよな?
※学生時代はこの欲求に素直に従いすぎてお金も暇も単位も厳しかったワタクシです
ワタクシはもちろん、ライダーや変な車のドライバーのアナタはそう思うでしょう
ええ、そう思ってください
バイクは毎日乗ってても乗らなくても異常は起きる
バイクの始業点検は必須ですよ
暖機運転中にもできるので、
その間ただボーっとしてるよりは、
各部のチェックの時間にしたらいいじゃない?
特に久々にバイクを動かす時には、きちんと気持ちよく生きて帰ってくるためにいくつかチェックしておく必要があります
「ネンオシャチエブクトウバシメ」
という呪文のようななんのひねりもない用語は有名です
ワタクシの稚拙な説明よりも全然よく書けているサイトがゴロゴロしているはずなので、
この辺の詳細はググってください・・
と一瞬思いましたが、
一応初めて聞く人のために親切にも書いておこうと思います
の頭文字です
教科書的には
「これらをチェックしてから走り出そうね」
ということです
ただ、初心者がぱっと見ても、何がどうなってればいいんだかわからない・・
実際やってる人はほとんど見ませんね
最低限見るべき項目ではありますが、
各々の箇所についてしっかりした知識がないと逆効果です
を実際に見たことがある
ただし、
実はネンオシャチェブクトウバシメだけでは十分ではないんですよ・・
教習所では教えてくれないタイヤのこと
タイヤについてはもっと教習所でも教えてもいいと思うのはワタクシだけかな?
バイクのタイヤって、すげえ接地面積小さいのに負荷が高いんですよ
溝が残ってても空気圧少なかったりすると、危ないんですけどねえ
ワタクシとしては追加で
「タイヤ」
のチェックをお勧めします
なぜなら
「パンクしていなくても空気が抜けている場合がある」
からです
特に久しぶりに乗る場合は、絶対空気圧見た方がいいですよ
チューブタイヤでよく抜ける傾向にありますが、チューブレスも空気が減っていることがあります
昔(80年代後半)はピ〇リのチューブレスタイヤ(もちろんラジアルだ)がよく空気が抜けたと記憶しております
ワタクシ個人の経験だけかもしれませんが・・
※以降、ずっとピレリは空気が抜けるという刷り込みがあるワタクシだ
オフ車などのチューブタイヤはパンクを恐れてよくわかりもせずに
ハードチューブ
を入れているとてきめんに空気が抜けます
※決してパンクしているわけではないのがミソです。空気入れれば軽い抜け程度なら簡単に復活はします。
※そのうち原因は解き明かす
意外に気が付かないタイヤの空気圧
よほど感覚が鋭くないと、空気圧が多少減ってても気が付かないもんです
ただし、確実に危ない状態です
タイヤでしか地面には接していないんですよ♪
人間は感覚さえも忘れる生き物です
- 感覚を忘れている
- 鈍っている
- そもそも気にしない
など複合的な要因もあり、空気圧の低下は感じられないかもしれません
これってあんまり実感がないかもしれませんが、実はものすごく恐ろしいことなんですよ
↑ワタクシもツーリングには必ず持っていきます
空気圧異常だと具体的にどんなことが危険なのか?
気が点こうが気が付くまいが、タイヤの空気圧はバイクの挙動に影響を与えます
はっきり言っていいことないです
※空気圧の低いバイクと正常な空気圧のバイクを押し引きするだけで分かりますよ
- ハンドリングが重たい
- ブレーキの利きが甘い
- まっすぐ走らない
- 燃費が悪い
- タイヤが偏摩耗する
などなど、いいことなど一つもありません
しかし、何度もいうように
「久しぶりに乗ると本当にわからない」
ことがあるんです
ベテランでも意外に気が付きません
オフ車などで
「わざと空気圧を低くしてグリップを稼ぐ」とかいう人います
林道ツーリングレベルでそんなことしてもそれほど変わりません
それよりも
ビードストッパーも入れてないのに空気抜くとか自殺行為です
※自分でもやったので公道(林道ね)では一切空気圧は下げない、と誓った
タイヤは適正な空気圧で初めて性能を発揮する
バイクのタイヤってね
接地面が本当に少ないんですよ
サイドスタンド立てた状態で、
何平方cmが地面と設置してるか見てみたらいいですよ
その狭い範囲が、ぐにゃぐにゃしてごらんなさい?
ブレーキ効かないどころかそのままこけますよ
バンクしている際にタイヤの接地面が動く・・
こわ!
これが本当に危険であるということに気が付いてほしいっす
いざというときに
- 止まれなかった
- 操舵が利かなかった
- 曲がろうとしたらコケタ
- 止まろうとしたらコケタ
という状況はシャレになりません
「スピンしちゃったよ、へへ」
というごまかしはききません
こけて事故につながるともれなく、
- 金銭的(車体や装備の破損)
- 社会的(物損ならまだしも、人轢いちゃったら・・)
- 法的(整備不良、危険運転等)
- 人体的(もちろん自分もただではすみません。心も身体も、です)
な負担を強いられることになるでしょう
つまり、無事にバイクで遊びたければ、
タイヤくらいきちんとチェックしてから路上に出るべきです
それぐらい、いつでも細心の注意を払っておくべきです
人様に迷惑をかける前に、何より自分を守るために・・
タイヤに限らず、
当たり前のことを当たり前に難なくこなすようにしてあげる、のは最低限の基本セッティングですよ
※サスだ、キャブだというのはこういう基本が抑えられたうえでしか成り立たないです
タイヤのチェックの方法はきちんと身に付けましょう
空気圧の簡易計測ゲージは安価に購入できるので、持っておくといいです
出先で、チェックしたりするとちょっと通っぽいです
ホームセンターで300円くらいです
タイヤのチェックは
ができればいいと思います
空気圧が低ければ、ガソリンスタンドまで気を付けて持っていけばやってくれます
※高速乗る前とか、チェックすることをお勧めします
オフ車の場合は自分で一回タイヤ交換してみると勉強になりますよ♪
※旧車はタイヤが細くバイアスなのでオンロード車でも個人で交換が可能です
- パンク修理の基礎工具(ツーリングに持参するための最低限の装備)
- パンク修理方法
- タイヤ交換方法
ということが理解できますよ
出先でのタイヤトラブルにも対応できる知識と技術があるとなおよし!
チューブレスはパンク修理が簡単、でもチューブタイヤは慣れてないと結構失敗する
ついでに、想像してみてください
空気が漏れ続けて出先で完全にパンクしてしまったときのことを
山道で空気が抜けたと分かって転ばないまでもどうやってその状況を打破します?
確かに自分で何とかピンチを切り抜けるのも旅の楽しみの一つです
そんな経験山ほどありますが、バイクを置いて帰ってのは一度だけです
ワタクシ的に、出先で困ったことは
「ネタが一つ増えて、仲間内での話題が一つ増えた♪」
と笑い飛ばせるのでいいですが、
ピンチを自分で解決できた時のの満足感や自慢の種は得難いものだと思います
出先で、きちんとした知識があれば、
「君、空気圧低くないかい?」
こんな話をバイク乗りに切り出すことで、アナタにまた新たな友人が増えるかもしれませんね
そんな時でも、
威張ってみても工具や知識がなければピンチは解決しない
※ま、一回そういう目に合うとものすごく警戒しますよー
↑チューブタイヤのバイクでのツーリングには必携すべきです。あと新品チューブとかもあると心強い。
ちなみに・・
大ベテランのツーリングモデルのオフ車乗り、M氏
富山ツーリングの帰りに長野の鬼無里でパンクしたのを助けに行ったことがある
ワタクシが迎えに行ったとき、国道沿いの道端でラーメン作って食ってた
※異常な光景で一瞬目をそらしたが、仕方ないので助けてあげました
結局、パンク修理台より高い飲み代をワタクシに請求されて大損(笑)
というお話でした
参考になれば幸いです
っていうか走り出す前にマジで始業点検はした方がいいよ!