4輪駆動でも吹雪の峠では登りはきつかったです。
なので、6年経過したスタッドレスを更新することにしました。
そしたら、猛烈にタイヤの値段が上がってたのでした。
まだ上がりそうですなぁ、タイヤの値段。
吹雪の登り坂でスタッドレスでもきつかった
4輪駆動で当然スタッドレスでした。
※登れない車が何台か隆々と道路の脇道に乗り捨てられてるような厳しい状況でしたが。
「溝もあるし、グリップ面のゴムも柔らかいし、製造から6年経過しているとはいえ、まだ大丈夫に違いない。」
と普通に思っていました。
まあ平野部しか行かないのであれば、まだマシなのでしょうがツルツルに凍った上り坂ではいささか厳しかったのです。
※下りはさらにシャレにならなそうだったのでユルユル降りてきました。
正直、そんな体験は初めてでした。
スタッドレスなんて一年の半分しか履かないし、買い換えるのももったいないと思っていたのですが、
「タイヤがグリップしない状態ではアクセルもブレーキもハンドルさえ効かない。」
ということを思い知りました。
というわけで、
2023シーズンは当倶楽部で一番社会性のある「ラパンSS 4WD MT車。」のスタッドレスの更新を考えていたのです。
ちなみに・・
6年落ちのスタッドレスでも平野部ならまともに走りましたよ。
凍ってたり積雪があったり橋の上とかはかなり慎重に運転していましたが。
もっとも「ヤバい。」と思ったのは吹雪時の峠の上りです。
4輪駆動なのにタイヤが空転してるのがわかりました。
なので、
のろのろ運転しでしのぎました。
※菅平に向かう国道ですが前後に車が一台もいないような「ザ・吹雪。」という状態です。
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参 考 【雪の峠は危険がいっぱい】4駆でもスタッドレスタイヤでも安心できないのだ
それ以降、そのタイヤでは峠を越えていませんがマジで手に汗握るような状況でした。
※登れなかった2輪駆動車が乗り捨てられてるような状況の天気でした。
長野ではこれがあるのですよ。
積雪&アイスバーンの峠で止まれない曲がれない、で崖落ちなんかしたら春まで見つかりませんよ。
マジで洒落にならんのです。[/st-mybox]
どうせ後10年乗るならタイヤ買っておけ
エンジンは新品で下回りはフル板金、ブレーキ一式新品、マフラーも新品というご機嫌仕様です。
なので、タイヤも早いうちに交換しておくってもんです。
100万円以上かけてリペアした当倶楽部のラパンSSです。
あと10年は乗ります。
で、あればタイヤは早めに交換して楽しんだ方がいいと思ったのでした。
そんななので、
タイヤ交換迄の意思決定は早かったのですが、いささか先立つものがない。
今年もなんだか出費が多く、物価高もあって毎月の支払いでひーひー言っているくらいです。
※貯金なんてできる気がしない。新車なんて夢です。
ひーひー言うついでに。
※マジでおなか壊しそうなくらい辛い。でも美味い。
それでもなんとか本格的な冬シーズン前にタイヤを交換できる金策にめどが付きました。
※血は売らなかった。
で。
タイヤをネットで頼んで通販&近所のガソリンスタンドで取付けというAUTOWAYでタイヤの見積もりを取ってみたところ・・。
「ラパンSSの165/55r14というサイズのタイヤがない。」
のですよ。
一応、アジアンタイヤはありましたがワタクシも日本人なので少なくとも国内メーカーものを選びたい。
最近はアジアンタイヤも高性能になってると言いますが、以前のよからぬ噂の数々を聞いてるとどうも信用ならんのですよ。
※ブリヂズトンでもインドネシア生産とかあるけどね。
好みのメーカーのタイヤのサイズがあるならかなりお得ですが、
変ったサイズのタイヤはデッドストックになりがちなので在庫がないのも分かる気がします。
※アバルト595コンペの205/40r17は夏タイヤもスタッドレスもなかったです。
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というわけでタイヤ探しの迷走が始まります。
タイヤを積んであるホームセンターやカーショップでも該当サイズに在庫がないのです。
サイズがあっても結構いい値段 もしくは製造年が古い なので、
どうせならタイヤ専門ショップで話を聞きながら新しいタイヤに交換してもらいたいですし。
※ついでにタイヤのエアバルブも変えて欲しいし。
しかも、
そういうショップでも廃タイヤ処分代とか組み換え工賃は思ったより良い値段です。
※組み換え工賃だって4本で1万円強は普通ですが、ちゃんとバランス取れるのかね?。
そもそも、
そんなに特殊なサイズではないと思うのですよ、165/55r14なんて。
なはずなんですが、現実にストックをしているお店は多くなかったです。
そうこう言ってるうちに半月が過ぎました。
・・ヤバい。
雪が降ってから混んでいるタイヤ屋さんでタイヤ交換してもらうのはワタクシ的にはかなり恥なのです。
今年は異常気象っぽく、一気に冷え込んだから余計そう思うんですが。
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タイヤの値段が爆上がりしてるのだ
軽自動車クラスのタイヤでも国産メーカー製スタッドレスだと1本で1万円以上します。
普通車クラスやSUVなんかのタイヤなんて目も当てられないレベルの金額です。
※タイヤ4本でVT250FHの車両価格+レストア費用より高いです。
何カ所かでタイヤの見積もりを取ったのですが、
「ちょっと待ちたまへ。軽自動車クラスのタイヤでその値段か。」
という金額を提示されました。
確かに原油価格が上がってるのは知ってましたが想像より2割から3割くらい高い。
以前の金銭感覚で買えるタイヤはアジアンタイヤしかありません。
※性能は悪くないんでしょうが、なんとなくねえ・・。
タイヤ屋さんが言うには2022年度に二度、2023年度に一度、タイヤは全体的に大きく値上がりしているのでした。
しかも、
タイヤ組み換えの作業工賃も高くなってる気がします。
人件費はどこでもかかるからなぁ。
これはラパンSSのスタッドレス。
これはアバルト595のスタッドレス。ホイール&タイヤを持ち込んで少しでもタイヤ組付け工賃を浮かす作戦です。
最近はタイヤを交換するだけでも高いのですな。
車は以前にもまして贅沢品になってますわ。
こんなに高いのにみんなタイヤを交換出来てるのかしら?
今後、車を買うときはタイヤサイズも検討しなければなりませんな。
車の維持費を考えたら絶対デカい車なんて買えませんな。
デカい車はデカいタイヤを履いているのが普通です。
そんなタイヤは4本で10万円以上は確実です。
それが5年毎に来るなんてシャレにならんよ。
※雪国ではスタッドレスも夏タイヤもあるので20万円としたら、1年あたり4万円の負担増です。
いくら高性能な車でもタイヤがショボければタイヤの性能しか出せませんよ。
※高級で良い車でも安いタイヤを履いてたりすると幻滅しますな。
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この先、タイヤが安くなる要因はただの1つもありません。
原油高、円安、タイヤメーカーの内情(業績や株価を見ればわかりますが経営苦しい?)などの複合的な理由です。
これから輸入品は軒並み値上がりすると思った方がいいです。
日本はそれくらい世界的に見て貧乏になりつつあるのです。
※例えばラーメンは、乗ってるネギと卵以外は全部輸入品、とも言われていますし。
危険を冒して古いタイヤであと1年無理やり運用して、交換を先送りしたところでタイヤが安くなるわけではないのです。
むしろ値上がりする要素だらけです。
というわけで、
冬シーズンを安心して運用できるということに重点を置いたら出来るだけ早めにタイヤを履き替えたほうが得だと考えました。
ちなみに・・
交換前のスタッドレスはピレリのアシンメトリコでした。
某車屋さんが ありがたいことに 発注ミスした半年前生産の新品を格安で譲ってもらいました。
6年前とはいえ、 足元見て交渉したので ホイール付きで2万円は破格でしたな。
※海賊のようだ・・と言われましたが、winwinの関係なのでこれでいいのです♪
もうこういう美味しい話は無いものか・・。
言っておきますが、今回履き替える予定のスタッドレスはタイヤ58000円ですよ。
※組み換え&バランス取り、廃タイヤ処分費、消費税含む。
前回の3倍近いです。
しかも、
「アイスガード6 IG60。」という先代モデルです。
※製造年は2023年。
最新の
「アイスガード7 IG70。」は69000円。
うわマジか、と思うでしょ?
ワタクシも思いました。
※正直、スタッドレス4本で4万円位で何とかなると思ってたけど甘かったようです。
こうなりゃ自棄で夏タイヤも交換してしまえ
というわけで、この際清水の舞台でカラオケ歌うくらいの勢いで夏タイヤも交換してしまうことにします。
おかげで、当分夕飯は豆腐二丁(1丁37円(ツルヤというスーパーで売ってる))になることが決定です。
※お酒は最終防衛線なので減らしません。
まあこれも時代の流れなので仕方ないコトなのでしょう。
文句を言ってもタイヤが安くなったり新しくなるわけではないのです。
ただし、
当倶楽部のラパンSSは夏タイヤも交換時期に来てるのですよ。
溝こそ車検に通るくらいはありますが、走行音が多少大きくなるくらいタイヤ硬化は始まっているようです。
「夏タイヤとスタッドレスのセットで交換するので多少負けてよ。」
「閑散期だから作業も暇でしょ?」
という強気な姿勢と腰の低い応対で国産タイヤメーカーの直販店に見積もりを取りまくりました。
最高性能でなくてもいいので新しいスタッドレスを。
※当たり前ですがTVCMをやってるような最新のスタッドレスは1世代前のモデルより全然高いです。
夏タイヤはスポーツ性より持ちが良いものを。
※良く考えたらスポーツ仕様とはいえ、15年以上前の軽自動車でスポーツ走行する方が間違ってる気もする。
やっぱり新しいタイヤは乗り心地がいいのだ。
というわけで。
夏タイヤとスタッドレスをフル交換、8本で交換工賃や廃タイヤ処分代も含め、10万円ポッキリ(´;ω;`)
というお見積もりを提示していただきました。
・・正直きつめの散財ですが大金が吹っ飛ぶくせに何も得るものがない事故よりはマシなのです。
大体事故った時というのは、
「タイヤとブレーキを交換しておけばよかった・・。」
と思うもんですよ。
ちなみに・・
夏タイヤは「ブルーアースES32。」というエコタイヤです。
42000円です。
※組み換え&バランス取り、廃タイヤ処分費、消費税含む。
夏タイヤの方が安いのは、
やっぱり量産効果なのか、スタッドレスの方がワタクシの知らない秘密のコストアップ要素が含まれているのか知りません。
やっぱり消費税10%というのはじわじわ効いてきますな。
背に腹は代えられないとはいえ、痛い出費です。
しばらく節制の日々が始まります(´;ω;`)
※でもカード払いなので翌月以降の支払いなのでまだ助かるのですが。
まとめ
ひとまずは安心と言ったところです。
これで安心して冬を迎えられます。
いざタイヤを交換してみたら計8本のタイヤを20分かからずに交換完了してくれました。
さすがはプロです。
※17時半くらいについて18時にはもう会計まで済んでいました。
この間にタイヤ屋さんの営業のお兄さんに、当倶楽部のいろんな車のタイヤの見積もりをお願いしました。
※アバルト595とかロータスヨーロッパとか旧FIAT500とかね。
予算的には大きくオーバーですが、
2016年から使ってるアバルト595のスタッドレスもリニューアルすることにします。
サイズダウンして「いわゆる引っ張りタイヤ。」にして195/45r17を投入することにしました。
このサイズはスイフトスポーツが採用しているので、量産効果があってちょっと安いのです。
※特殊サイズである205/40r17と同じメーカーの同じブランドで4万円くらい違うのですなぁ。
痛い出費ですが事故するよりマシです。
交換前のアバルト595のスタッドレス。
全然減ってないのですが、耐用年数的にアウト、ということですな。
※雪の少なくて峠の上り下りがない地域ならもう1年くらい持ちそうですがね。
タイヤは命を乗せているのです。
カタログ通りの性能を出してもらわねばならんのです。
それにはメーカーの推奨するタイヤの寿命と交換頻度を守るくらいしかできません。
タイヤのチェックと言っても素人には製造年月日と空気圧を確認するくらいです。
これらは普通無料ですぐにできますが、タイヤ自体の寿命を延ばすことにはならないんですよねえ。
何せ樹脂ですので、劣化しますし。
使われている厳しい環境を考えたら5年も持てばいいような気もします。
※当倶楽部でも真冬は-10℃以下になるのは割と普通です。
ともあれ、
タイヤの履き替えを考えている人は早めに動いた方がいいですよ。
少しでも安くタイヤの履き替えをしたいなら、
少なくともタイヤ屋さんの広告やダイレクトメールなどは全部チェックしておくことです。
まあ実際にタイヤショップに出向いて自分の車にあうタイヤの見積もり価格を取ってみると高さにビビるハズです。
軽自動車のタイヤですらこれくらいの出費になります。
構えておかないと出費のダメージはデカいですよ。
※少なくとも事前にタイヤの金額を調べて積み立てするとか覚悟するとかした方が良さそうです。
11月後半にもなれば当倶楽部の近所では雪が降ることは増えてきます。
橋などを皮切りに路面が凍り始めます。
そうなったときに慌てずにいたいものです。
当倶楽部の場合、1年を通してスタッドレスの軽トラがあるので移動はできるのでマシなのですが。
毎年、初雪のニュースとともにタイヤ屋さんやカーショップのタイヤ交換作業街が数時間にもなる長野県です。
少しは学習した方がよろしいよ。
※タイヤ交換で数時間もショップで待つなんて、これ以上無いくらい時間が無駄です。
あーあ。
すちゃらか社員とはいえ ちゃんと働いているんですが・・。
なのに、なんで夕飯が豆腐二丁なのかがわからない。
そういえば、
一流名作漫画「ベルサイユのばら。」でフランス革命直前のパリ市民の生活がこんなだったな。
週に一度くらいは外食したいもんですな。
給料上がんねえかなぁ。
節税とか節約とか保険見直しとか結構やってんだけれども。
手持ちのお宝グッズを放出して資金を稼ぐしかないのかねえ。
みんな生活大丈夫なの?
雪国でスタッドレスをケチると痛い目に合うかもしれませんよ。
※というように、最近気晴らしにみんなを脅して楽しんでいるワタクシなのです。