テールランプはもちろん、ナンバーの取付、ナンバーライト、リフレクター・・
各々ちゃんと規定があります。
規定に沿っていないと漏れなく整備不良で違反となります。
誰も教えてくれないバイクのリア周りの違法の数々を紹介します。
当記事の目次
まずテールランプは切れていませんか?
ブレーキランプがつかなくて突っ込まれたなんてシャレになりません。
電球式は結構いきなり切れますがホームセンターでも電球は安価で売っています。
※LED式はなかなか壊れませんが大体専用設計で壊れるとユニット交換になるので時間もお金もかかります。
LEDテールにはちょっと憧れはある。
始動時の確認項目「ネンオシャチェブクトウバシメ」の「トウ」が灯火類のチェックです。
バイクの起動時は灯火類は必ずチェックした方がいいですよ。
※特に夜間にバイクに乗る場合は自己防衛のためにも必ずチェックしておきたいですね。
バイクのナンバーの取付の規定
いずれも白バイに追尾されたらアウトですので早めに対策した方がいいですよ。
※停止させられたらまず間違いなく切符切られます。
ここから規定されてる主なナンバー取付に関する事項です。
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ナンバーは折れ曲がってたらアウト
折り曲げてあれば、意図的に見づらくしてると判断され、有無を言わさず違反になります。
特にオフロードバイクではよくひん曲がってるナンバー付けてる人いますが、アレれもおそらくダメでしょう。
※オフロード走るバイクはナンバーの裏側に補強の意味でベースプレートを入れておく対策した方がいいですよ。
画像ではわかりづらいですがナンバープレートホルダーは必須アイテムです。
単気筒のバイク(特にSR400系)なんかは振動でナンバーちぎれますが、
コレもラバーマウントなどで対策しておいた方が無難です。
※ちぎれたところが見づらいと難癖付けられてもツマラナイですし。
ワタクシはナンバープレートが汚いのが許せないほうなので、
ナンバープレートホルダーというかバックプレートはオンロード車両にもつけています。
※ナンバープレートが曲がってると安っぽく見えるし、なにより「ダサい」です。
色も素材もたくさんの種類があります。
リフレクター付きのタイプもあります。
小排気量用もある。
しかし長野のライコランドには在庫がないのだった。
ナンバー灯がないものはアウト
250cc以下クラスだと車検がないので無頓着ですが、ナンバー灯もチェックされますよ。
昼間はそれほどわかりませんが夜間ナンバーが真っ暗だと・・見ずらいとされ捕まります。
ポジションとしてLED球を二つ追加しています。
ちなみに・・
純正の電球式テールランプは、ポジションランプでナンバー灯を兼ねてるものがあります。
※古めのバイクはこの方式が多いです。
これを、指向性の高いLED球に変更しちゃったりすると「ナンバー灯がない」状態になります。
※捕まっても言い訳はできそうですが、現場判断で切符切られかねません。
ナンバーの縦置きはもちろんアウト
残念ですが明確にアウトです。
何時捕まってもおかしくないレベルでアウトです。
運輸省の禁止事項のイラストにもなってるくらいです。
言い訳できません。
一目でわかる違反なので、
ワタクシが検挙率の低い成績の悪い白バイ隊員なら片っ端から捕まえます。
※明らかな違反なので文句も言われずらい。
こういうハンターに捕まる前に、ナンバーはちゃんとした位置に回転させずにきちんと固定しましょう。
ナンバーにフレーム付けるのもアウト
車検があるバイクはナンバーの枠が緑色です。
取り締まる側が判別しずらくなる嫌ってのことじゃないかと思います。
車はナンバーのフレームをつけるのは一応合法ですがフレームの大きさや幅について細かく規定があります。
バイクのナンバープレート
表示に関わる新基準
フレーム:
禁止
ボルトカバー
直径: 28mm以下で番号に被覆しないもの
厚さ: 9mm以下のもの
脱落するおそれがない物
※この規定だとナンバープレートの荷物掛け用アイボルトも違反になりますね・・
ちなみに・・
ナンバープレートのフレームとは直接関係ないですが、
自賠責のステッカー以外のステッカーを張り付けるのも違反になります。
ステッカーはナンバーの数字や文字が見えづらくなるということです。
車ではナンバープレートのカバーが付いているだけで違反です。
※オービスの赤外線を妨害する機能を持ったカバーが存在したため、丸ごと禁止になりました。
とにかく、
取り締まり側から、難癖が付くような真似はしないほうがいいです。
※白バイに強制停止させられたら、ほぼ無傷で解放されることはありません。
ナンバーの取付角度規定外はアウト
意図的に見えづらくしているという判断をされる可能性が高いです。
ナンバーに角度が付いていると追尾やオービスでナンバーが見えづらいので検挙に手間がかかるということらしいです。
一見して角度の違反はわかりづらいですが、明文化されている以上は白バイも分度器(笑)をもって取り締まりをするかもしれません。
※冗談じゃなく。
バイクのナンバープレート
表示に関わる新基準
角度
上下向き: 上向き40度から下向き15度
左右向き: 0度
いづれにせよ、
明文化されたことで上下左右とも角度の規定がはっきりしました。
ナンバーの角度の規定がグレーだった時代は、ナンバーの角度をつけるキットなんかも売ってましたがね。
ということは、
フェンダーレス化したバイクは結構な割合で取り締まりの対象になるということです。
はっきり言って、見ずらい角度についているフェンダーレス車は少なくないです。
フェンダーレス化したオフロードバイクがテールカウル(?)の上にナンバー直付けしている車両はまだまだ多く見かけますよ。
※ナンバーもグシャグシャな車両が多いので、折り曲げも該当してたらツーアウトです。
フェンダーレスって、いいことないような気がします。
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リフレクターの付いていない車両はアウト
リア周りに反射板が付いていない車両はもれなくアウトです。
リフレクターの取付位置は適当でいいわけではなく、もきちんと規定があります。
道路運送車両法の保安基準
原付は63条
自動車(二輪の自動車を含みます)38条に定めがあります 。
「後部反射器を備えなければならない」
ナンバープレートホルダは当時のKAWASAKI純正品です。
コレも一目でわかる違反なので、
ワタクシが検挙率の低い成績の悪い白バイ隊員なら片っ端から捕まえます。
※明らかな違反なので文句も言われずらいし。
特にフェンダーレス車はリフレクタも一緒に無くなることが多いです。
フェンダーレスにする場合は、少なくともリフレクタープレートは付けておくべきですね。
好みの形を選ぶがよろしいです。
絶対罰金より安いです。
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リアフェンダーレスは目を付けられやすい
ワタクシが白バイ隊員だったら・・リアフェンダーレス車は注目しますね。
一見してわかる違反なら捕まえ放題だし♪
多分、一発で捕まります。
少なくとも、フェンダーレスにするなら
は、ちゃんとしておいた方がよさそうです。
※さらに見えづらいと難癖付かないように工夫しましょう。
ワタクシ個人としては、フェンダーレスって、まるっきりいいことないような気がします。
趣味の問題なのでとやかく言うつもりはないですがリセールバリューも下がるしねえ。
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まとめ
タバコがどんな重税されても文句を言えないのと同じくらいいじめられる嗜好品的な乗り物です。
特に、ちょっとした改造車両は、白バイにとってはカモがネギ背負ってるようなもんです。
地方の財政も苦しいですからねえ・・
地方の役人はこういう罰金を資金として計上するかもしれません。
罰金で積極的な資金調達をし始めるかもしれません。
※決して公表はされないでしょうが。
捕まったら馬鹿らしいです。
ともあれ。
違反の規定がはっきりした以上は、それに則ったほうがリスクが少ないです。
ツマラナイ難癖付けられて違反になって罰金払うのは事故の次に虚しいですよ・・
それに、
整備不良で捕まるのは結構情けないものがあります。
びくびくしながら違反車両に乗り続けるのも面白くないですしね。
※知らなかった、は通用しませんよ。
いづれにせよ、
この記事で書いた違反項目が一つでもあれば、車検には通りません。
ちなみに・・
一応、フェンダーレスについての規定はないっぽいです。
フェンダーレスにすると・・
のでやはりフェンダーレスはおススメしません。
※路面ってかなり汚いですよ・・