おすすめのバイクジャケットは?
と聞かれたら、お好みで!という以外ないくらい趣味が出るバイク乗りの上着です。
何買ってもいいんですよ、予算の範囲で。
それでも素材ごとの特徴があるのでその辺を記事にしてみました。
高速ツーリング主体なら革ジャケットが楽
ワタクシは冬は絶対革ジャン派です。
年齢とともに落ち着いたしっかりした素材の革ジャンに惹かれます。
高速道路で革ジャケットがいい理由
革製品の大したもんだなぁと思う所は、防寒性でも防御力でもなく風を受けたときのバタつかなさです。
以外にゆったり目でもきちんと風を流してくれます。
その分ちょっと重いです。
※とはいえ、現在の革ジャンは驚くほど軽いです。
高速道路では100km/hくらい出しますよね?
その時の風圧に緩めのジャケットはバタ付きます。
短時間ならこれもいいでしょうが、1時間もすると結構疲れます。
走ってる時は意外に緊張しているのでその時は気になりませんが、あとでどっと疲れがきます。
嫁は真夏でも薄手の革ジャン着てツーリングしています。
逆にナイロンのような軽い素材でゆったり目だと、猛烈に風を受けます。
※昔、上野のコー〇ンで買ったジャケット、高速で背中が破けたことがあります♪
パンチングメッシュ素材のジャケットも風を通し過ぎて体温奪われて、余計に疲れることがあります。
※真夏でも、です。
デグナーが超お気に入りです。
上手くベンチレーション機能を使うといいでしょうね。
※これがあれば安いジャケットでも破れないと思われます。
あと、革製品はかっこいいんですよ♪
いいもの買うと一生もんなくらい長持ちします
革ジャケットのデメリット
放置するとカビたりします。
ワタクシの革ジャン、何度カビても復活させてきたな・・
革ジャケットのデメリットとしては、
- 匂いがある
- 防寒性はいまいち
- 夏はくそ暑い
- 汗臭くても洗濯できない
- カビる
- 重い
- 比較的高い
- 街中で浮く
- 雨(水分)に比較的弱い
- メンテが大変
ってところでしょうか?
着ない時期にキチンとメンテしておかないと一発でカビます。
あと濡れたらきちんと影干ししてあげましょう。
まあ、軽く拭きとれば大抵のカビは取れます。
革ジャケットは新品時と一年に数度、ミンクオイルをうすーく塗ってあげると長持ちします。
ものにもよりますが、最初にミンクオイルを塗ると革ジャケットが一気に柔らかくなります。
※ジャケットに限らず、革製品は全部やった方がいいですよ
むかし無理して買いました♪
ワタクシも革ジャケットを愛用しています。
雪が降るまでは革ジャケットですが、最近25年連れ添った革ジャンの前のジッパー部分が壊れまして。
ジッパーをカバーする部分のボタンで留めていますが、隙間風が寒すぎるんですよ。
いったいどこで直してくれるのか・・
真冬にはバイクに乗れないので自分で直してみようかとさえ思っています。
※修理手順など調べ中ですが修理記録はそのうち記事にします。
街乗り主体ならナイロンジャケットが楽
予算と用途によって、デザインも機能もいろいろ選べちゃいます。
プロテクタ内蔵も当たり前になっています。
当たり前ですが夏と冬で別のものを用意することをお勧めします。
さすがに、
下手なメーカーの看板しょってるのはさすがに子供っぽい気がしています。
最近のジャケットはオシャレなんですよねえ・・
街乗りでナイロンジャケットがいい理由
街乗りではとにかく軽く身動きが取れることが優先です。
バイク降りた後もなるべく浮かない格好がよろしいです。
バイクにまたがってるときはかっこいいジャケットも、降りると浮きまくります。
※革つなぎとかその代表でしょう
バイク用のジャケットってだけで昔からすごい高いです。
最近のナイロンバイクジャケットは、いろんなギミック満載でさらに高価ですねえ。
ベンチレーション以外全部いらないので、安いほうがいいです。
※モン〇ルとかです。
こういうのだと街中で一見してバイク乗りだとわからないのがいいそうです。
※バイク乗りって、バイク降りてもほぼ一瞬で分かる格好してますよね。
プロテクタ内蔵のジャケットはどうなのか?
※ないよりマシだけれど、子供だましみたいなやつが多いです。
プロテクタ内蔵しているジャケットもありますが、プロテクタってよほど身体にフィットしてないと、いざという時ずれますよ。
バイク用!と銘打って高価な割にはあんまり役に立たない気がします。
お守り程度、ギミック自慢としてならいいかもしれません。
こういう普段着っぽいのが街中で浮かなくてよですよ♪
ワタクシはオンロードに乗るときも肘と膝にはプロテクタ入れますよ。
※オフロード用の簡易なものですけど、ないよりましです。
ナイロンジャケットのデメリット
革に比べて防御力的には脆いといえ、特にデメリットらしきものはないと思います。
しいて言えば、ワタクシ的には好みのデザインがあんまりないのが気に入らないです。
ちなみに・・
特にオフロードで林道ツーリング行く時に上着をどうするのかいまだに悩むんですよ。
メッシュジャケットは全部ホコリ吸っちゃうし、粘土質の泥とか落ちなそうだし・・。
結局、すでに廃盤になって久しい某アパレル系レーシング倶楽部の地味で安めのウィンドブレーカー(夏は超暑い)に落ち着きました。
オフロードでは、すべての汚れを跳ね付ける高機能(笑
すぐ破けるかと思ったらもう10年くらい着ています。
※おかげで、このジャケット着てるとワタクシだとすぐばれる
絶対やらないほうがいい、真夏でも半袖だけでのライディング
あーあー後で後悔するYO!と思いますが、暖かい目線で見守るだけにしています。
身体を覆うところの少ない軽装で乗れば日焼けがひどい
紫外線はまさに武器です。
ちょっとした隙間でも日焼けはしますよ。
半袖で乗りたくなるのはよくわかりますが、涼しいのは最初の一時間くらいですよ。
紫外線は容赦なく剥き出しの肌に攻撃してきます。
あっという間に日に焼けます。
で、あとは熱もって痛くて暑くなる・・
その後もずっと半袖から下だけ日焼けしてるという恥ずかしい焼け方ですよ。
それなら、
最初から長袖のほうがはるかにマシです。
※グローブとジャケットの袖の間の隙間だって、首だって焼けます。
真夏に半キャップのヘルメットとか「ご苦労様です」って感じです。
思いっきり顔が日焼けしてるんでしょうね。
※サングラスの後とか日焼けしちゃったら社会生活どうすんだろ?と思わざるを得ないです。
半袖半ズボンなどの軽装には防御力がまったくない
こけた瞬間擦過傷になります。
※広範囲の擦過傷ってのは、なかなか直らないんですよ。
同様に、素手でバイク乗るのもおっかないです。
真夏とはいえ、グローブはしましょう。
アスファルトの路面はやすりと一緒ですのでそこにTシャツで転がったらどうなるか想像してみましょう♪
軽装は標高差による気温変化に対応できない
標高差による温度差を舐めてはいけません。
例えば、志賀草津高原ルートは、新潟側から上がってくると短時間で2000m位標高が上がります。
こうなると海沿いの新潟と山頂付近では、10度以上の気温差があるのは普通です。
※走ってるので体感温度ではもっと差がある気がします。
一気に体が冷えるし、逃げがないので寒さに耐えられなくなります。
真夏に志賀草津高原道路の入り口付近で見ていると、結構軽装で挑む人たちが多いです。
思わず「ごくろうさーん!」と言ってしまいます。
絶対に、頂上付近(横手山とか、渋峠とか)では凍えているはずです♪
※天気のいい真夏でも標高2000m級はかなり寒いと思っていいですよ。
軽装でバイクの乗ると高速道路では異常に疲れる
どんどん体温が奪われ続けるので肩も凝ります。
革ジャケットの項でちょっと書きましたが、風で体温と水分がガンガン奪われるためです。
ジャケット着てても結構そんな感じなのに、むき出しってのはもうあり得ないくらい疲れます。
一度体験してみればわかりますが、夏のツーリングはジャケット着てた方がはるかに身体が楽ですよ。
※それでも若いころは、今よりだいぶバカだったので腕まくりしたトレーナーで走ってましたが、緊張感が途切れると猛烈にだるくなります。
身体は体温を下げない様に、筋肉に力を入れて毛細血管を収縮させるので肩がこるのもうなづけます。
排気ガスで汚れまくるのがバイクウェア
汗かいてるので余計汚れを吸収します。
今の車の排気ガスは異常にきれいなので、昔ほどではないんでしょうが、汗が埃を吸って排気ガスを取り込んで、思いっきり汚れます。
ヘルメットはどうしたね?軽装すぎるといわざるを得ない
こういうことを考えると、メッシュ系のジャケットはマメに洗った方がよさそうですね。
淡い色のジャケットは汚れるもんと覚悟した方がいいかもしれません。
※濃い色のジャケットも相当汚れてると思っていいでしょうね。
ちなみに・・
大昔、Tシャツに某F1ドライバーの直筆サインをもらった友達O君がツーリングに着てきたことがありまして。
よせばいいのに、Tシャツで一日走り回ったわけですよ。
そしたら、
汗と排ガスと埃で、たった一日で白いTシャツがグレーっぽくなって半泣きになってました(笑
まとめ
基本的に夏でも革素材ですねえ。
※太ると着れなくなるので気を付けないといけません。
最低でも真夏でも
大人のバイク乗りとして最低でも長袖は着なければなりませんよ。
それが自分の身のためです。
できれば乗るバイク、ツーリングのシュチュエーションなどによって変えるのがベストです。
ジャケット系はデザインが気に入れば何でもいいと思います。
やっぱり自分で来てみて格好いい、気に入ったデザインのものがいいですよ。
大体、新しいモデルが毎年出ますが、気に入ったもの買うと10年単位で持ちますよ♪
嫁の買ったデグナーのジャケット、マジで羨ましいです。
※それほど数を作らないデグナーの製品なので直営店でも品切れになることも多いです。
ここで、革ジャン10選とか、ジャケット10選とか書こうと思いましたが、
そんなの個人の好みジャン、と思い直して書くのをやめたワタクシがいます。
※面倒くさくなっただけです。