この当時としては最新技術だったと思うんですが、かなり脆弱です。
突然壊れてダメージが電装系広範囲に及びます。
思い切って交換しちゃうといいですよ。
というワタクシの体験談をもとにした記事です。
余計なお世話コメント
上司にばれないように慎重に盗み見てください。ばれても知りませんが。
※一応、音もなりませんし、エッチな画像もありませんので、必死にごまかすことが可能です。
もちろん携帯からは何時でもご覧いただけるようになっております。
当記事の目次
そもそもバイクのレギュレーターとは何ぞや?
※レギュレートは、限定する、減衰するの意味です。
「レギュレータがまともに機能しないとどうなるか?」
エンジンで発電したかなり高い電圧が、そのまま車体各部の電気装備に流れまくります。
こうなるといろんな箇所に害が及ぶわけです。
Z系を買ったらまず最初にここは見直すべき個所です。
※キャブとかマフラーとかの交換は後回しにしないと痛い目にあいますよ。
ワタクシにとってバッテリーが沸騰したのは遠い過去の話です♪
バイクのレギュレータが死ぬと具体的にはどうなる?
「お、温泉が近いか?」
とかボケてる場合じゃないです。
この写真の場所はマジで火山地帯です。
バッテリーの内容液が沸騰する
開放型の昔のバッテリーはまだ多少寛大なんですが密閉式のMFバッテリーは最悪爆発します。
開放型バッテリーの場合
開放型バッテリーは電圧変化に割と寛容です。
とはいえ、
バッテリーに高電圧がかかり続けると開放型バッテリーの中のバッテリー液が沸騰します。
これで硫黄の匂いはバッテリー液が吹き出してるという事なのですよ。
※バッテリーのドレンの穴が詰まってると爆発しますよ♪
ワタクシが体験した時は、開放型バッテリーでした。
破裂こそしませんでしたが・・
バッテリーが熱をもって 結構 若干膨らんでいました(怖
密閉型バッテリーの場合
密閉式のMFバッテリーだと逃げ場がないのでバッテリー自体が破裂します。
今時のバイクでレギュレータの故障はめったに聞きません。
※90年代くらいまで結構レギュレータは壊れたもんですが、壊れると電圧が低下するフェイルセーフ方向に変わったようです。
ただし、
「今時のバイクも機械である以上レギュレータが死ぬ可能性は0ではない。」
ということを覚えておいた方がいいです。
過大な電圧を流すとバイクの電装が次々に死ぬ
各種の電灯系スイッチ入れると一瞬で電球が吹っ飛んでいきます。
「パチっ!」
という音とともに一瞬瞬いた後、フィラメントが溶けて機能停止します。
ウィンカーの電球なんて一発で死にます。
電球の球のフィラメント部が一瞬で溶けます。
※外すと中で真っ黒に焦げてたりします。
以外にも最後まで生き残ってたのは「ヘッドライト。」でした。
「純正のハーネスがぼろすぎて抵抗になって電圧が下がってたのでは?」
と思っています。
※ヘッドライトブースター入れてたらライトのバルブも飛んでたはずです。
旧車を買ったらコレを付けましょう。
ヘッドライトブースターがないとライトが暗すぎて車検にとおりません。
ちなみに・・
「出先で電装がひとつづつ飛んでいく・・。」
今だから笑って話せますが、実際にこの事態になると人間は軽めのパニックになります。
少なくとも、
極めてヤバい精神状態になります。
※打つ手がなく次第に日が暮れてくると「今日はバイク置いて帰るか?」というモードになります。
二度とこんな目に遭いたくないですわ。
レギュレーターが死ぬと点火系にもダメージが及ぶ
イグニッションコイルが熱で溶けてゆがんでいきます。
こちらは焦げた匂いになります。
ワタクシの経験
そして、
電装が焦げる嫌なにおいがします。
そうなると、
イグニッションコイルも交換になります。
幸い、イグニッションコイルはリプレイス品も出ています。
※個人的にはZ1系バイクを入手したら速やかに点火系を全部初期化して刷新することをおススメします。
レギュレータが死ぬといろんな電装を交換しなきゃいけません。
散財です。
こんな記事もあります▼
レギュレーターが壊れる前にできる対策は?
純正レギュレーターを使うよりも現代のバイクのレギュレーターを流用します。
※便利なことに今は対策キットが出ています。
現行車用の(恐らくゼファー用と思われる)レギュレータがカプラ付きでZ1系対応キットになっています。
素人でも説明書通りにやれば、すぐ交換できます。
これを装着しちゃうのが信頼性も高く、手っ取り早いです。
※KAWASAKI純正のレギュレータは必死に探しても高価な上、新品でもすぐパンクした経験があります((´;ω;`)。
ワタクシのころはキットなんかなかった・・ので一個ずつ配線をチェックしてね・・
今はいい時代だなぁ♪
経験値が高いワタクシはZ750D1では入手と同時に交換しています。
電装が壊れる前に絶対交換しておいた方がいいです。
その方が絶対安いし、安心ですよ。
まとめ
旧車でレギュレータ交換せずに遠出とかツーリングとかはホントに自殺行為ですよ。
レギュレータのパンクはホントに嫌です。
一度経験すると、
に非常に敏感になります。
一生直し続けるのが旧車でもあるんですが。
レギュレータが死ぬと・・
電装系広範囲にダメージが及びます
電球やコイル系、その他のハーネスなんかにも負荷がかかってるはずです。
一度負荷がかかった電装系は既に信用できません。
ワタクシなら、全部交換します。
こうなると、お財布的にきついんですよ。
しかも、
バッテリー液噴出した後は漏れなく錆びるし、下手すりゃ尻の下でバッテリー破裂です。
コケると思う。
コケなくてもかなりビックリすると思う。
老婆心ながら言っておきます。
そうなる前にレギュレーター交換をすべきですよ。
焦げたハーネスを再利用してキャンプツーリングに行く勇気はないです。
カワサキもなんとなくわかってたようで、Z1系エンジンの最終時期であるZ1-Rには電流計が付きます。
※ワタクシZ1-Rの電流計はメーター裏で配線がぶった切られてた動いているのを見たことがないですが。
カスタムは計画をもって
現在、ブームで高額で取引されているZ系ですがしょせん太古のバイクです。
むやみに派手なパーツを組むよりも根本を抑えて理詰めで
をしてあげたほうが確実に長く乗れます。
特に電装系はほんとに見えないので出来るだけ早く対策すべきですよ。
遠出するとか、普段使いしたいとかいうのであれば絶対です。
ちなみに・・
ワタクシはZ系に何台か乗ってきましたが純正のレギュレータは100%壊れています。
「現時点で大丈夫でも 盲腸みたいなもんで 絶対いつか死にます。」
年式的にも仕方ないと思うのですが。
散々探して手に入れた純正のデッドストックレギュレーターが約2週間で再び死んだときには空を仰ぎました。
※それぐらいZ1系純正のレギュレータは脆いです。
大事なことなので何度も言いますが、
中古のZを買ったら絶対レギュレータは交換しましょう。
「バイクで走行中にバッテリーが爆発して大けが。」
・・なんて大人として情けないし。