フィアット500シリーズも同様みたいです。
なんだコレは?
世界中でこんな現象が起きているらしいのです。
今どきの車の癖に樹脂という樹脂、ゴムというゴムの材質が劣悪です。
そういう覚悟がないオシャレさんには乗れない車なのです。
当記事の目次
久々に普段のらないアバルト595の助手席に乗った
が、この日はワタクシの目の診療があり、眼底検査をしたため視野がおかしくなっていまして。
仕方なく、おとなしく助手席に収まり移動していました。
左ハンドルの右座席というのは、なんとなく落ち着かないものでして。
走行中に自分がセンターラインに近い位置にいるくせに、ハンドルもABCペダルもない。
素晴らしく手持無沙汰なわけですよ。
※かといってアバルト595コンペの固いバケットシートは寝づらいし、あんまりリクライニングもしないし。
日本の狭い峠をくるくる走るにはすごく楽しい車です。
仕方なく、ぽけーっと車窓から景色を眺めたりするのですが眼底検査のせいで瞳孔が開いているので視点の焦点が定まらんのです。
そんなときに、ふとアバルト595コンペティオーネのダッシュボードに目をやると。
見慣れない光景が広がっていました。
ダッシュボードの一部、助手席側が四角く膨らんでいるのです。
こんなの、昔からあったっけ?
いいえ、昔はなかったのです。
つい最近こうなったっぽいのですよ。
助手席のエアバッグの箇所が膨らんでいる
なんだコレは?
触ってみると明らかに膨らんでいます。
目の錯覚ではありません。
きっちり四角く膨らんでいます。
どうやら助手席用のエアバッグの格納位置っぽいです。
角度を変えて撮影してもやっぱり膨らんでいる。
ネットで検索するとダッシュボードが膨らんだ画像がたくさんヒットします。
どういうことかよくわかんなかったのでネットで調べてみると、同様の現象が日本中&世界中で多発しているようなのです。
おいおい。
なんだよそれ。
このまま放置して酷くなると膨らみの端からダッシュボードが割れ始めるとか。
検索するとダッシュボードが割れた画像もたくさんヒットします。
アバルト595やフィアット500シリーズのゴムや樹脂はボロイボロイと思っていたけれど、ここまで酷いとは。
対策を考えねばなりません。
修理には10万円以上かかるとのこと
運転席から助手席迄一体成型のパーツでかなり大きいのです。
交換作業も大変そうです。
「アバルト595のダッシュボードを外すの所大変そうだなー。」
と思ってさらに検索を続けました。
ネットの情報によると、
ダッシュボードが膨らんだらダッシュボード自体を交換するしか手はなく、
ダッシュボード交換には10万円以上の費用がかかるとのこと。
ふざけんな。
そういえば、外車のディーラーの作業工賃はくそ高いのですよねえ。
ただパーツをはめ込むだけでも数千円の請求が来ます。
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パーツ代自体も高いし、工賃も高いと来れば10万円を超えるのも 納得はしませんが わかる気がします。
外車なんて買うもんじゃありませんな。
乗って楽しい車だけに、ほんとに残念。
おそらくワタクシ以外にも同じ現象が起こってる個体は多いのでは?
※検索すると出てくる出てくる(笑)
ちなみに・・
ダッシュボードに取り外しの効かないカバーを置くと、難燃性素材の証明ができない限り車検には通りません。
ので、
カバーとかマットをダッシュボードに敷くことで膨らみも我も隠すことはできますが、恒久的なものは使えません。
Amazonが一番安いな。
ダッシュボードが割れたら貧乏くさいのでマットを考えようと思う。
とりあえず、
「すぐに取り外せるような一時的なマットを乗せて誤魔化す。」
のは可能なです。
そもそも、
ダッシュボードって割れてても車検に通るのかね?
っていうか、
ダッシュボード割れててちゃんとエアバッグ作動するのかね?
※無駄に割れてるだけに、エアバッグが作動した際、ダッシュボードの破片で怪我したりしないんだろうな?
とはいえ、
せっかくついているエアバッグですので、いざという時に作動しないなんてばからしい。
どうしたものか・・。
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現行のフィアットやアバルトはゴムや樹脂の劣化が激しい車ではある
車体は結構いい値段なのにこの品質。
どうもそういう所でコストダウンを図ってるっぽい。
なにせ、ダッシュボードが紫外線で溶けるのですよ?
樹脂が溶けるんですよ、今どきの車なのに。
そんなんでいいですか?
※特に中古車を買う際には気を付けてチェックした方がよろしいです。早いと3年くらいでベトベトし始めます。
うう。膨らむ前の助手席側の画像がない。
まさかそんなことになろうとは思ってもいなかったもんで。
正確に言うと、ダッシュボードの樹脂に含まれるゴム系の素材が紫外線や熱にやられて溶けだす、ということらしいです。
すんごいベタベタするので、タオルとかで拭くと繊維が残ったりしますよ。
こうなると、おしゃれどころかすさまじく貧乏くさい。
実は当倶楽部では、事前にこの情報を入手しておりました。
※プントアバルト乗りのT氏から聞いてた。
ゆえに、
ダッシュボードの溶け対策として夏は紫外線と熱対策でサンシェードを採用していました。
※なんだその対策。現代の車としてあり得ない。
やらないよりはマシです。
かっこいいけど、あと付けのドラレコと干渉するのでいまいち使い勝手はよくない。
でもやっぱりダッシュボードは溶けるのです。
※紫外線だけでなく、車内の温度の高さも関係していると思われます。
仕方ないので、パーツクリーナー(薬用アルコールでもいいらしい)で完全にべたつきを除去。
その後、「wako'sスーパーハード。」でコーティングして現在に至っています。
※一度「wako'sスーパーハード。」で層を作ってしまったので、その後べたつくことはなくなりました。
いろんなところに使えるので最近重宝しています。
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ミラーステーというかAピラー部のカバーのゴムも経年劣化で加水分解したし。
ごっそりゴム部分が崩壊した。
部品は超ちゃっちいのにくそ高い。
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駄目だな、この会社の車。
樹脂もゴムも全部ダメ。
※純正で掃いてたタイヤは溝はあっても内部から何か所も膨らんでくるし。
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乗ってて 国産ショアと比較ん有らないレベルで 面白いけれど、高いわりに完成度が低すぎるので万人にはお勧めできませんな。
※費用対効果や国内で普通に使うなら完成度としてはSUZUKIのアルトの方が確実に上です。
とりあえず、
走るのに関係ない箇所とはいえ、ひどすぎる。
どうしてもこの会社の車が欲しいのであれば止めはしませんが、オシャレを前面に出して宣伝してる車のダッシュボードが溶けるとか、エアバッグの格納箇所がふくらむとか全くオシャレじゃない。
まあ、フィアットやアバルトの中古を買う場合はこういう個所を指摘したら値引きしてもらえる気もしますが。
※たぶん 大元の会社は一緒なので アルファロメオも同じじゃないかろうか?と邪推してしまいますな。
まとめ
少なくともダッシュボード交換に10万円を出せるほど当倶楽部の経済事情はよろしくはないのです。
※割れたりしたらまた記事にしますが。
車検が間近なのでその際にいろいろ聞くことにしますが、とりあえずは様子見ですな。
※車のディーラーに行くとすぐ車の買い替え&下取りの見積もりを出されるから行きたくないんですよ。
こんな現象が世界中で起こってるのにFCA改めスティランティスという会社は大丈夫なのか?
商品として笑えるレベルじゃない気がする。
でもリコールはしないんだろうねえ・・。
上から目線すぎますね、外車メーカーは。
無駄な出費が多すぎる。
もう二度と新車の外車は買わないかも。
もう何年も前からこのダッシュボード溶ける現象やエアバッグ膨らむ現象は起こってたらしいのですが何も対策しないとかありえない。
ワタクシが知らないだけで、現在の外車は10年乗る様にはできていないのかもしれません。
というわけで、
コスパとか考えると外車なんて乗るもんじゃありません。
それを覚悟しての外車ならいいかもしれませんが、国産車と同じ扱いをするなら外車は止めたほうがいいです。
比較的丈夫と言われる独逸車でも ものすごい勢いで劣化していきますよ。
峠で遊ぶにはすごく楽しい車ですが、長く乗る車ではなさそうな気がしてきました。
特に、
フィアットやアバルトはオシャレに長く乗ろうと思ったら結構大変です。
外装のゴムや樹脂はどんどん劣化していくので。
※当倶楽部のアバルト595だって2016年式ですよ? ワタクシに言わせればまだまだ新車です。
外車はいろんなパーツの寿命が短いというか劣化度合いが激しいのは間違いないです。
個性的で目立つ分、目につく箇所が劣化したまま走ると「すげえ貧乏くさい。」のです。
大衆車ならまだ笑えても、高級車だと一回転してより一層貧乏くさい。
外車に乗る様な金持ちは「ミテクレ。」にはすごく気を使うので、そういう劣化箇所はすぐ直すし、
パーツが劣化する前に買い替えるので、そういう劣化度合いを知らない。
※バッテリー交換で5万円、ワイパー交換で1.5万円かかっても文句ひとつ言わないのが金持ちです。
まあ、普段使いするのであれば国産の小型車で十分です。
そして高級車ほどコスパは悪い。
同じ公道を走るので、そんなにハイパワーも、高級感も必要ないのです。
特に雪道を走ることが多い長野県なら、軽自動車や安い4WDがベストな選択と言えましょう。
高い車でも確実に塩カルでボディがむしばまれていきますし、狭い路地も多いので大きい車は不便ですよ。
※雪が降ると道路両脇に雪を積むのでさらに道幅は狭くなるし。
だから5ナンバーで面白そうなアバルト595コンペを買ったわけですが、耐久性という意味では今一つ、というわけですな。
※ああそうだ、テールウィング部の塗装が割れてきた。これも樹脂の材質が悪いからだと思う。
こんな記事もあります▼
ちなみに・・
一見してわかる外装部分や室内の樹脂の劣化だけならまだマシなのです。
見えない部分にもゴム製品は普通に使われているんですよ、車ってのは。
下回りにはゴムやブッシュ、ブーツ関係、ホースの類はゴムだし、各種ケースやカバーなんてのは漏れなく樹脂です。
これらはどれをとっても車に必要な部品なわけです。
ということは。
こういう重要なゴムや樹脂の部品もすんごい勢いで劣化してるんじゃないかと思うんですよ。
そういうことを考えると結構怖くないですか?
馬力がある車は余計怖い。
バイクなら全体のゴムや樹脂パーツを目視や触診で確認することは可能です。
でも車の場合、素人に全部確認する作業は無理と言ってもいい。
※古い車の場合は十分可能。エンジンルームはスカスカだし。
今どきの車は機器がエンジンルームに密集しているので、何が何やら。
※ボンネット開けてみてもゴムや樹脂だらけですしねえ。
これらが劣化していくのにどれくらい時間がかかるのか・・。
もちろん、国産でも30年くらい経つとゴムや樹脂は劣化するのですがね。
この調子だと、少なくともアバルト595に使われている各部のゴムや樹脂が劣化して割れたり、崩れたりするには10年はかからないのではないかと思うのです。
※あくまでも個人的意見です。
今どきの車は電子制御パーツの故障で廃車になることが多いらしいですが、
「アバルトやフィアットに関しては電子パーツの劣化と同じくらいゴムや樹脂の劣化が廃車の引き金になる可能性があるのではないか。」
と思い始めています。
当倶楽部所有の車やバイクの中で最も年式が新しいアバルト595コンペティオーネ。
最も早く廃車になりそうな気がするのですよ。
今どきの車は、
「長く乗れないようにできている。」
と言われています。
それが今どきの車事情とは思いたくはないんだけれど。
アバルト595コンペは運転がものすごく楽しい車なのでギリギリまで頑張ってみるつもりではありますが。
こちらにも予算の都合があるのです。
ダッシュボード交換に10万円なんて出ませんよ。