ツーリング バイク

【バイクに荷物】ナンバー付近にフックかけてるけど強度は大丈夫なの?

Z750D1。今でもキャンプツーリングに行く。

Z750D1。今でもキャンプツーリングに行く。

 

ワタクシ
機動性を誇るバイクなのに相反する要件を望む人がいます。
バイクに荷物を積むということです。
スペースの都合でバイクは多くの荷物は積めませんが頑張って積んでる人もいますな。
その場合、ちゃんと考えないと荷物を落としかねないよって話です。

 

バイクの荷物はリアシート付近に積むことが多い

 

ワタクシ
長野はツーリングに向いている土地柄です。
山が綺麗で渋滞が少ない。
炎天下の夏は海よりずっと涼しいし。
なのでバイクシーズンはバイクに荷物を満載した旅人が増えます。

 

GWを過ぎて初冬くらいまでの間は長野の多くの街道で荷物を満載したバイクを見かけることが増えます。
※毎年のことですが毎年バイク乗りのトレンドがちょっとずつ違ってるので観察するのは面白いね。

ここ数年でパニアケースフル装備の お金持ちの 高級国産車&外車勢が増えましたが、
旅情を感じるのはツーリングバッグやサイドバッグを搭載した 貧乏そうな バイク乗りたちです。

昔の貧乏ロングツアラーから比べると格段に小ぎれいになってるのが今どきっぽいです。
これにはツーリングギアの充実と性能アップが大きい気がしますな。

バイクに荷物を積載する際は大きく分けて、

  • タンク上
  • リアシート上
  • リアシート左右
  • となります。
    ※外し技としてライト下とかフェンダー上とかもあるけれどあくまでも予備的な搭載位置です。

     

    Z1-RとZ750D1。

    Z1-RとZ750D1。


    散歩ではタンクバッグを使うことが多いです。
    ※タンクバッグにスマホいれて充電しながら走るとスマホがオーバーヒートしますな。

     

    日帰りツーリング程度ならタンクバッグのみでも対応できますがそれ以上になるとやはりリアシート周辺に荷物を積みたくなりますな。

    なにせ、

  • 搭載量が多い
  • しっかり荷物を固定できる
  • 運転中に邪魔にならない
  • という荷物を積むにはメリットだらけです。
    ※バイクに荷物を積むと場所に関わらず運動性は激落ちするので、無法者走行には向きません。

    とはいえ。

    昔はリアシート付近に荷物を積むのは大変だったし、
    道中でリアシート付近に積んだ荷物を引っ張り出すのは面倒くさかったのです。

    信じられないかもしれませんが昔のツーリングバッグはツーリングネット等で車体に括りつけて固定するのが当たり前でした。
    ※センスがないロングツアラーの荷物は大抵汚らしかったもんです。ゴミ袋がレインカバーの代わりとか普通です。

    が。

    最近のツーリングバッグは本当によくできています。

  • 車載の手間はバックル式で最小限だし
  • 荷物の収納スペースも多いし
  • 雨天でも割と大丈夫だし
  • バイクに積んでもバッグの形状も保持したままだし
  • 休憩時などでも荷物を出しやすいし
  • なんだかスタイリッシュでかっこいいし
  • いいことづくめですな。

     

     

    逆位に言うと、
    「簡単に積めたり荷物を出しやすいというのは盗難の危険もある。」
    のですがね。

     

     

    とにかく。

    バイクは車と違って荷物の積載量が限られます。
    軽装なバイクに重装備を施してツーリングをすることにバイク乗りの美学やロマンがあるのです。
    ※荷物満載が似合わないスーパースポーツであえてキャンプツーリングするM属性のバイク乗りもいますがね。

    ちなみに・・

    ワタクシはフル装備(ウエストバッグ+タンクバッグ+リアシート上の大型ツーリングバッグ)でツーリングする場合、
    タンクバッグにはシグボトルとカメラとタオルを入れています。

    タンクバッグに入れるのは、

  • すぐに取り出せるもの
  • 最悪ツーリングにはなくても大丈夫なもの
  • という区分けです。

    マグネット式タンクバッグは設置が簡単なだけに盗まれやすいです。
    財布とかスマホとか入れてバイクから離れるのは厳禁ですよ。
    ※貴重品はウエストバッグで肌身離さずが基本ですし、バイクを離れる際はタンクバッグを持参するのも基本です。

    昔からあるタンクバッグですがタンクバッグも進化していますね。
    特にタンクに設置するマグネットは昔に比べると超強力になっています。
    ※これもレアアースですな。

    が。

    やはり峠で振り回すと普通にずれてくるので気になります。
    ※カメラやドリンクなども重いものが入ってるとずれる度合いが大きくてちょっと不安です。

    というのも。

    ツーリング中に荷物落とすとか無くすとかするとテンションが駄々下がりになるからです。
    ※経験あり。

    走行中に荷物がずれるのが気になって楽しめないのも本末転倒な気もしますし。

    というわけで。

    ワタクシはタンクバッグに付属のショルダーストラップをメーターやハンドルに回して転落防止措置を取っています。
    ※これは昔からの癖、というか習慣です。

    バイクでのロングツーリング経験者なら、この手のノウハウはいくつか持ってるもんですな。
    ※こういう情報交換が面白いのよ。

    荷かけフックという代物

     

    ワタクシ
    「バイクのタンデムシートに荷物を積む。」
    この際に有用なカスタムというか改造がツーリングネットのフックをかける「荷掛けフックポイント。」の増設です。

     

    バイクショップに行ってごらんなさい。
    バイクに増設する多種多様な「荷掛けフックポイント。」が売ってるはずです。

    昔からメジャーなのはナンバーを固定するボルトを変更した荷掛けフックポイントです。
    アイボルトと呼ばれる頭が輪になってるボルトで円形部に樹脂コーティングされていたりします。
    ※文字で書くと全然表現できないな。

    折りたたみ式になってるスタイリッシュな荷掛けフックポイントもありますね。
    ※割高なので昔はこれつけてる小僧は大抵ボンボンだったのだが。

    こういうのは安価なのでバイク乗りが最初に手を出しがちなカスタムパーツでもあります。
    確かに昔はみんなつけてたよねえ。

    が。

    「厳密にいうと現在の道路交通法ではほぼ違反。」
    なので注意が必要です。
    ※別件で捕まって言い逃れてもこれを指摘されて切符切られるパターンもあるらしいよ。

     

     

    また。

    この手の安価なカスタムパーツは子供だまし的なパーツが多いのですよ。
    ※バイクは基本的に子供の乗り物なので今でも子供だまし的なカスタムパーツが多いです。

    この手の増設荷掛けフックポイントは昔からあるから安心っぽいけれど、
    よく考えると不安になる要素がたっぷりあるのです。

    例えば、
    「強度は大丈夫なのかね?」
    って話です。

    ちなみに・・

    アイボルトなどのナンバー固定ボルトを変更するタイプの荷掛けフックポインため、トが明確に違法になったのは割と最近です。

    その時、その手のパーツメーカーは慌たでしょうねえ。
     原価はただみたいなもんだし 売れ線だったと思うしね。

    今でも普通に売ってたりしますが訴えられたらヤバイっぽいため、大手を振って売れ筋商品が売れなくなったわけです。
    法対応品としてナンバープレートの横に張り出すタイプの増設荷掛けフックポイントが販売されています。

    当倶楽部は割と有名な業界人から直接アドバイスをもらったので割と早いうちにこれに変更しています。
    ※とはいえ、バイクで大荷物背負って出かける機会は激減してるのですがね。

    そして。

    当倶楽部ではナンバー周りの増設荷掛けフックポイントにひっかけるのは軽量なものに限定しています。

    例えば、
    ツーリングバッグの上にツーリングネットをかけてその間にお土産とか軽いものを挟むとか、
    同様にして夜露で濡れたサンダルや雑巾的に使った濡れたタオルを挟んで乾かしながら走るとか。
    ※だからワタクシのツーリングスタイルは貧乏くさい、と言われるのだ。

     

     

    バイクの強度が高い場所

     

    ワタクシ
    簡単に設置できるナンバープレート付近に「荷掛けフックポイント。」を増設したとしましょう。
    これって強度的にどうなのよって話です。

     

    そもそも。

    「今どきのバイクのナンバープレートの固定部分に強度なんてない。」
    のですよ。

    ナンバーを固定するプレート自体は金属かもしれませんが、
    そのプレートを支えるのは補強もろくにないような樹脂パーツじゃないですか?
    ※リアフェンダーに直付けとかさ。

    樹脂パーツは負荷をかけると歪みます。
    そもそもこんなパーツに強度なんてあるわけないんですよ。

    とはいえ。

    ナンバー周りに増設したフックポイントに、
    フルに荷物を積めば余裕で10キロを超える大きく重いツーリングバッグを固定するストラップをひっかけるわけです。

    なんかこわくないですか?

    全てのバイクに対応しなければならない汎用品とはいえ、
    どうもこのアイテムの設計に無理があるような気がしています。

    アイテム自体の強度はともかく、車体側の強度が心配ってことです。

    原則として、
    バイクに荷物を固定する場合、荷掛けフックをかける場所は少しでも強度が高い場所がいいに決まっています。

     

     

    ワタクシは、
    「張り出していてひっかけやすいからと言って強度のない樹脂やゴムの柄のウインカー部とかは場合によってはダメ。」
    だと思うんですよ。
    ※Z750D1のウインカーの柄は金属製で、金属のフレームに直付けですがそれでもイマイチ不安。

    ナンバー周辺は走行に関係ない場所なので強度は全然ないと思っていいです。
    ※メーカーはこういう箇所からコストカットしていきます。

    試しにナンバー周辺に荷掛けフックをかけて、思い切り引っ張ってみるといいですよ。
    割と簡単に意外と小さな力でも歪むはずです。

    バイクに車載して走行すれば荷物が動くことで、そのレベルの歪みは普通に生じます。
    とりあえずは耐えられたとしても、いずれ破断するリスクはあるわけです。
    ※その手の材料のひずみとか破断とかの研修受けたばかりのワタクシです。

    そもそも。

    樹脂には

  • 変形する
  • 強度を得るにはそれなりの厚さが必要
  • 熱で柔らかくなりがち
  • 劣化すると破断することもある
  • という特性があります。
    ※樹脂は多少歪んでも戻るけどパーツの劣化は確実に進みますよ。

    樹脂パーツに直接6mmボルトを突っ込んだ時の穴なんか応力が集中してるので簡単に歪みますよ。
    ワッシャーで応力を分散したとしても受けられる引っ張り応力はたかが知れてるってことです。

  • ナンバー周辺に荷掛けフックポイントを増設して
  • そこに荷物を固定するフックをかけて
  • バイクに大荷物を積んで走って
  • 走行中に荷物を落としたり、ナンバー周りが破断したとかいう話はあまり聞いたことはないけれど、
    公になってないだけで結構あるんじゃなかろうか。

    そんなわけで。

    当たり前ですがバイクに大荷物を積む場合は、
    少しでも強度がある箇所に荷掛けフックをかけるのがセオリーだと思いますよ。

    軽い荷物ならまだしもキャンプ道具一式みたいな大物になると、
    強度のない樹脂のリアフェンダーに設置されているナンバー周りに荷掛けフックポイントに頼るのはさすがに怖いです。

    そういう場合は、
    ∞状になったベルトをタンデムバーやシートレール、タンデムステップ付近のフレーム等に回して、
    そのベルトにフックをかけるなんて上級者の技もあります。
    ※キャンプ場とかで∞ベルトをなくすと荷物が積めなくなって大変なことになるのですが。

    荷物の積載については深く研究することもバイクの面白さでもあるのです。
    ※走るだけじゃないのよ、バイクの楽しみかたは。

    ちなみに・・

    当倶楽部でも最近は流行のバックル止めのツーリングバッグを搭載します。
    ※そもそも泊まりでツーリングに行くくことが減ったのですがね。

    シート下にX字のバックルを回して、4点でツーリングバッグをシートに固定するというやつです。
    簡単にしっかり固定できるので重宝しています。
    ※でも欲を言えば、大きい荷物はタンデムシート+テールカウルの上に積んで座るスペースを確保したいな。

    当倶楽部にバックル止めのツーリングバッグは、

  • 大×1
  • 中×1
  • 小×1
  • と三種類あります。

    それぞれをシュチュエーションによって使い分けてるのですが、
    2台でキャンプツーリングをする場合、できれば大が二個欲しいわけですよ。

    Z1-R。

    Z1-R。


    これはシートバッグ小。

    使用頻度がそれほど多くないデカいけど高価なバッグを2個持ってるのはもったいないので、
    一個は中サイズを併用することになるのですが、
    容量的に少ないので椅子などの大物はツーリングバッグの上に括り付けるスタイルになります。

    その場合、
    ホームセンターの荷締ベルトをタンデムシートベルトに通して中バッグ+椅子などを固定する補助にしたりします。
    もちろんその上から大きめのツーリングネットをかぶせます。

    荷締めベルトは超便利です♪
    ※当倶楽部では荷締めベルトはVTのタイヤ交換時にも大活躍しました。

    「バイクに荷物を積む。」
    これは積載能力に限りのあるバイクに乗る限り永遠のテーマかもしれませんな。

    セロー225W。秋山郷にて。

    セロー225W。秋山郷にて。


    これは中サイズ。

    どうしても大荷物が必要なら車で動けばいいだけなんですが、
    そこにバイク乗りの美学とこだわりがあるのかもしれません。

     

     

    流行りのバイクはリアシートが短い

     

    ワタクシ
    最近のバイクは尻切れトンボみたいなテールカウルのデザインになっていますな。
    タンデムシートも薄っぺらいし人や荷物を積むことは考えられていないように思えます。
    もちろん、その手のバイクのナンバー付近の強度なんて全くないように見えますが荷物積んで大丈夫ですかね?

     

    最近のバイクは「リア周りが小ぶりでスッキリしててタイヤの太さが際立つ。」みたいな感じがウケてるようです。
    我々世代には どういう格好で乗っていいかわからないので あまりウケがよろしくないようですが、
    今どきの若者は昔のバイクのデザイントレンドを知らないのでまったく気にしてないのが清々しい。

    そんなバイクはシートカウルが小さくタンデムシートも変な形で狭いし薄いのです。

    それはそれでいいのよ。
    そういうのがかっこいいデザインのトレンドならば。

    ただし。

    当然ですがタンデムシートが狭い分、荷物が積みづらいのは否めない。
    ※もちろん二人乗りもしづらい。あの手のデザインは実質「ワンマイルシート。」ですな。

    荷物の積載に関しては昔のレーサーレプリカ並みかそれ以下な感じすらしますね。
    ※レプリカはタンデムシート上部が平らだったので意外と荷物の固定は楽だったのですが。

    それに。

    ナンバープレートは昔のバイクではありえないような独特なステーを使って車体に固定されてたりします。
    ナンバープレートホルダーがリアフェンダーを兼ねたりするので仕方ありませんが、
    もう少し何とかならなかったのか?というデザインになっていますね。
    ※YAMAHA WR250Rくらいから飛び出したナンバープレートのデザインが顕著になったような気がします。

    当然、ナンバー周りの強度なんて知れたものです。

    が。

    こういうバイクに荷物を満載して走ってるバイクを稀に見かけます。
    タンデムシートなんか三角っぽい形なのでツーリングバッグの底面と接してる面積は非常に狭いように思えます。
    その上、強度がないようなナンバー周りにテントの紐みたいにツーリングバッグ固定用のベルトが張り巡らされてたりします。

    ・・なんか危ない気がするんですが。

    こんなので荷物の固定、大丈夫なのか心配になります。

    まあ大きなお世話なのかもしれませんが。

    ちなみに・・

    最近のテールカウルが小さく、タンデムシートが狭いバイクでも「高速道路二名乗車はOK。」なんですよねえ。

    ワタクシはバイクの高速道路2名乗車は原則禁止でいいと思っています。
    バイクのリアに人を乗せるのはライダーもパッセンジャーもそれなりの技術と信頼関係が必要だからです。

    それでもタンデム高速ツーリングをしたいというなら、
    せめてしっかりしたタンデムシートを搭載したバイクに限ってもらいたい。

    バイクにはエアバッグも屋根もありません。
    何かあったときには二名ともヤバイ状態になるリスクが非常に高いです。

    それに、
    とってつけたようなリアフェンダーは雨なんか降ったら路面から跳ね上げた水がタンデムしてる人や荷物にザバザバかかるんじゃなかろうか。

    まあ2名乗車がヤバそうなシートでタンデムして高速走ってる人はあんまり見かけないので、みんな分かってるのかもしれません。
    それでも法的にオッケーなんですよねえ。

    個人的には、
    「タンデム出来なくてもいいのでばバイクは高速道路料金を安くしろ。」
    と思うのですがワタクシの周りからはイマイチ同意が得られません。

    バイクで二人乗りするのって思ってる以上に乗ってる側も運転する側も気を使うんで、
    日帰り程度でも結構疲れるんですけどね。

     

     

    まとめ

     

    ワタクシ
    結局何が言いたいかと言いますと「バイクで走行中に荷物落とすと大変ですよ。」って話です。
    ナンバー付近に増設した荷掛けフックポイントを使って重たく大きい荷物を積んでも強度は大丈夫かってことです。

     

    もう一度書きますが、
    「ナンバープレート固定用ボルトを変更するタイプの増設荷掛けフックポイントは違法になる。」
    場合があります。
    ※当ブログの別記事参照のこと

    これらのアイテムは今でも普通に商品として堂々と売ってるのですが厳密にいうと違法です。

     

     

    そして。

    商品になってるとはいえ、荷物を固定するのに耐えられる強度があるとは限りません。
    よしんば荷掛けフックポイント自体に強度があったとしても、
    それを取り付けるバイク側の固定先に強度があるとも限らないのです。

    それに。

    思ってる以上にバイクで走行中のストップアンドゴーを繰り返すような状況では、
    思いのほかリアシートの上の荷物に慣性モーメントが発生して荷物が動こうとします。
    ※ツーリング中にリアシートに積んだ荷物がずれてきた経験はあるでしょ?

    強度のない箇所に荷物を固定すると、
    走行中に荷物を落とすリスクがあるということです。

     

    セロー225W。レッドショルダーカスタム。

    セロー225W。レッドショルダーカスタム。


    セローは荷物かけるポイントが超多い。
    ツーリング最強バイクといってもいい。

     

    バイクで走行中に荷物を落とすことは大事故につながりかねません。
    バイク乗りには数多い、絶対に避けるべき事項です。

    荷物の緩みについては経験を積むことで少しずつ覚えるものかもしれませんが、
    あらゆる失敗から得る経験は自分も他人も無事である場合においてのみ許されるのです。

    バイクから落ちた荷物がリアタイヤやチェーンに引っかかって転ぶかもしれません。
    なにより高速道路で荷物バラまいちゃったりすると後続車両が大惨事になりかねません。
    ※最悪、交通刑務所行きです。

    とにかく。

    バイクに荷物を積む場合はしっかり強度のある場所に固定することです。
    引っ張って歪んだりひずんだりする場所にフックやバックルを固定しないほうが身のためですよ。

    荷物満載のロングツアラーは、
    「何をいまさら。」
    という人も多いですが、ベテランでも気が緩んでるとやりかねないのがバイクの荷物の積載ミスなのです。

    そして。

    初心者は商品化されてるアイテムの性能を信じすぎる傾向があるのです。
    わずか数百円から数千円のパーツで事故を起こしたりしたらその後の人生詰みますよ。

    バイク用の商品というのは 全部とは言いませんが 子供だましなものがいまだにあるということです。

    それと。

    最近のバイクの傾向として、
    「リアシートに人や荷物を積むようにはデザインされてない。」
    ということですよ。
    ※アジア向けの大衆向けバイクを見なさい。タンデムシートがしっかりしてるのは人も荷物もがっつり載せるからですよ。

    実際に荷物を積みにくいバイクは存在しますからね。
    ※ストリートファイター系とかスーパースポーツ系バイクの多くはタンデムシートに荷物を積むことを考慮された設計ではないということです。

    バイクい荷物を積む際は、荷物の量にかかわらず、
    「絶対に落とさないこと。」
    が最も大事なことなのですよ。

    走行中に荷物を落とすのは非常に危険です。
    ライダーとしては 珍走団並みに 恥ずかしいことだし、ダサいことですよ。

    バイクに荷物を積む際はくれぐれも確実に。
    ※少しでも荷崩れしたら 面倒くさがらずに 速やかに安全な場所に止まって、荷物を固定し直すべきですよ。

    それでは皆様、良いロングツーリングを。

    ちなみに・・

    バイクのタンデムシートに荷物を括り付ける手段として昔からあるのが「ツーリングネット。」です。

    文章にすると「網状になった丈夫なゴム紐にフックが付いたもの。」なのですがフックが樹脂でバイクに傷をつけにくいようになってたりします。
    荷物を積んでなくてもリアシートにネットをかけてる小僧どもは多かったものです。
    ※前傾姿勢のバイクはリュックサックだとより一層肩が凝るので荷物は出来るだけバイクに括り付けたかったのよ。

    ツーリング先でお土産などを買った場合、ツーリングネットは非常に役に立つのです。

    ただし。

    ツーリングネットはかけっぱなしにするとゴムが伸びたりフックの樹脂が劣化したりネット部が汚れたりしますので、
    常にツーリングネットをシートにかけっぱなしというのはダサいと言われていました。
    ※色褪せたツーリングネットは貧乏くさいし、ネットのゴム皮膜の繊維がホロホロ崩れると汚らしい。

    これを嫌ってシート下の隙間にネットを丸めて搭載したりします。
    当倶楽部のZ1-RやZ750D1、VT250FHには常時ツーリングネットをシート下に格納しています。
    ※散歩時に出先の直売所でキノコとか野菜買ったりする。ネギを積んで走ってるZ1-Rは世界でお前のだけ、とか言われています。

    Z1-Rに積んでるツーリングネット。

    Z1-Rに積んでるツーリングネット。


    これはロープ状のものですが、作りがしっかりしてて劣化が少ない。

    ツーリングネットは一見便利で無敵にみえますが、
    構造上、網の隙間から荷物が落ちることがあるので気をつけましょう。
    ※ネット状でなく膜状のツーリングネットも昔は売ってたのだが使ってるうちに伸びてだらしなくみえるのが難点。

    ツーリングネットの隙間から荷物が落ちそうな場合は、
    「ツーリングネットの網部分と買ったものを入れるコンビニ袋の持ち手を結んじゃう。」
    のが安全ですよ。
    コンビニ袋の開口部を閉じるように結ばないと缶ビールとかは落ちることもありますのでコツが必要です。
    ※経験あり。

    最近はコンビニ袋が薄くなってるので強度がないため、ビニールがちぎれないか不安はあるのですが。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
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