最近、国内メーカーも海外メーカーもこぞって「カフェレーサー」ブームだね
そもそも、「カフェレーサーってなんだ?」という議論は昔からされてて(笑
結局、何やらわからんというのが正直なところ
そんなカフェレーサーがなんで今流行ってるのか?
っていうか、メーカー製のツルシのマシンがそもそもカフェレーサーなのか?
とりあえず持論を展開してみますわ
※まったく正式な見解ではないけれど、こういう考えもあるってことで一つ。
当記事の目次
個人的な意見としてカフェレーサーってのはこんな感じ
カフェレーサーってのは、大昔の英国で喫茶店に集まったバイク乗りたちの個人的改造車
英国スタイルの今となっては古臭いバイクだけれど、当時は最新だったはずのバイクをあくまで個人がやりたいようにやったバイクではないかと。
空力とかあんまり考えてない、ちょっとカッコイイカウルとかつけちゃう究めたところで、決して現在のレーサーマシンに近づかないのがポイント
※レーサーに近づけちゃうと、まんまレプリカになっちゃう
そしてベースとなるマシンも古臭いほうが重宝されてるようだ
※エンジンのシリンダに傾斜がついてるよりは直立のほうが絵になるし。
アルミフレームはちょっと興ざめだし、角型のフレームも古臭くないのでイメージ違うか・・
そして、4気筒よりはシングルまたはツインのエンジンのほうがらしいよね
で、
大体こんなことをすりゃ、カフェレーサーになるんじゃないかね?
これって、スゲエのりづらいな、書き出してみると・・
一言でいうと、大昔のシングルやツインエンジンのレーサーマシンを模したもの、という事になるんじゃないだろうか?
そうなると国産では、ベースマシンになるのはSR400シリーズの独壇場になるね
他にベースになりそうなバイクないもん
W800はいいバイクだとは思うけど、メーターとかが現代っぽ過ぎる
※非常に惜しい。あれでメーターがアナログだったらちょっと欲しいかも。
ところでZ1-Rはカフェレーサーなのか?
いろんなところで、Z1-Rはカフェレーサーだと言われているが違うと思う
誰が最初に言い出したんだか知らんけど、勝手に雑誌とかメディアが言ってるだけで、KAWASAKIにおけるZ1-Rは丸タンクじゃないZの提案をしたかっただけじゃないかと思う
Z1に比べて、走行性能的な完成度があれだけ低いバイクはあくまでもデザインのケーススタディモデルだったはず
※Z1系がドンドン後発の他メーカーマシンに追撃されて、何作っていいんだかわかんなかったんだよ、たぶん
※全部この定義に当てはめると、もはやZ1-Rじゃないな(笑)
喫茶店でお茶飲みながら眺めるにはいいバイク・・という意味ではカフェレーサーでもいいか(笑
ZとかCBとかの4気筒は、もう英国風カフェレーサーでマン島で走った時代というよりは、アメリカンスーパーバイクの時代なわけで、一世代進んじゃってると思う
ので、こちらはカフェレーサーというよりはアメリカンスーパーバイクっぽく・・いや言うまい
その後のレプリカ時代は欧州のレーサーになっていくのかもしれないね
バイクなんか趣味の世界なんだし、持ち主がいいと思うようにやりゃいいんだよね♪
個人がレーサー風に改造、という所がポイントではないか?
メーカーが出してきたものにそのまま乗るのではなく、個人が好き勝手に改造するのがポイントでは?
メーカー製の「○○カフェ」というモデルが多いけど、それって同じバイクが並んでカフェに止まっちゃうかもしれないよってことだよね
なんかこれは違う気がする
メーカーが出したモデルをベースに、個人がいいと思って作りました♪という個性が大事なのではないかと思う
なので、カフェレーサーという単語ができた時代にはまったく同じバイクが複数台並ぶことはありえなかったのではないかと思うんですよ
無駄なこととされてるようだけれど、カフェレーサーの世界では思いっきり良しとされてる
なので、車検があるバイクは思いっきり弄れないのがきついよね
なのでワタクシがやるなら、250cc以下で思いっきりやってみたい
※構想は昔からあるんだけれど、これ以上バイクが増えると置き場がないのだ
現在でいうとスーパースポーツリッターバイクか?
現代のスーパースポーツは個人では弄ることは逆にダサいのでカフェレーサーにはならない
せいぜいマフラー変えるくらいでしょ?今時のスーパースポーツ
※言っておくけど爆音マフラーにした時点でバイクに市民権はないよ
現代のスーパースポーツバイクは、完成されすぎてるので個人が素人レベルで手を入れるとどんどんダメになるので、カフェレーサーにはならないんだろうねえ
しかも往年の英国車風レーサーからは、ベースマシンから全然違うもんだし・・
既に、現代のスーパースポーツは活躍の場は公道からサーキットなんだろうしね
※あんまりマジすぎるスーパースポーツバイクはデザイン的にも街中で浮いちゃう
現在の○○カフェというモデルは旧車ブームで代替モデルとしての意味合いが強いのではないか?
Z系のブームで火が付いたリバイバルモデルとしての毛色の変わった分野にメーカーが進出した
というざっくりした感じなのではないかね?
最近のメーカー製の○○カフェ、といったネーミングを持つバイクが一台残らず、伝統的なデザインのバイクがベースで古い感じのカラーリングで出されていることがそれを証明してる
そういうモデルは、かつての英国ACE CAFEに集まってきてたような、いわゆるモノホンのカフェレーサーから比べるとスゲエのりやすいかもしれないけど、全然個性がないよね
※今時のバイクなので、そりゃよくできているとは思う
既に市場は、旧車というだけでそんなモデルにも高値が付き、どんな程度でも売れていくという異常事態
なら、新車として旧車デザインのバイクを作ってやれ、的な発想に行き着いたのかもしれないなぁ・・
要するに眺めてカッコ良けりゃなんでもいい気もする
明確な定義がない以上、個人が気に入ってればなんでもいい気がする
その定義で行けば、現代風のレーサーっぽいフルカウルのスポーツバイクとアメリカン以外は全部カフェレーサーになりうる
逆に、思いっきり不人気車に、手を加えてカフェレーサーにしたらどうだろう?
4気筒で中型車(車検があるのがキツイが)で不人気車をベースにすれば面白いかも!!
とかレーサーの匂いがしないが造形に凝ったモデルをベースにして、センス良くまとめたら面白そうだな♪
誰もやってないので、センス次第では目立つこと請け合い
カラーリングを変えて、メーカー名を消しちゃえばバイク自体の知名度がないのでわけわかんないし!
ベースマシンも安く手に入りそうだし、こういう個性ぶっちぎりなのがほんとの和製カフェレーサーなのかもしれないよ
おしゃれ要素満点なのでダサ坊とかデブとかオタクには似合わない
絵になるバイクには、ダサい恰好とかは似合わない
カフェレーサーに乗るという事は、それなりにオシャレじゃないと似合わない気がする
そう、カフェレーサーは汚くてはいけないのだよ、なぜか。
バイクがいくらかっこよくても、ライダーがダサいと一気に興ざめするしね・・
バイクに金掛けるのは誰でもできるので、自分に投資して、欲を律してかっこいいライダーになるしかないね
※確かにこの方が健全ではある
スポーツバイクって太ってると似合わないんだよね・・
装備にしても、当時のカフェレーサーぶって、お椀ヘルメットでゴーグルでっていうのはちょっと危険かもしれないよね
YAMAHAは結構昔からこの手のデザインで勝負してる
YAMAHAはSDR200とか、RDの最終期とか、R1-Zとか2stでも美しいデザインのバイクが多いよね
無かったことになってる2stカフェレーサーデザイン・・
※今ではもう全然手が出ないほどの流通価格ですがね・・
SRXシリーズ(まあちょっとフレームが角ではあるが)やV-Max初代は、ホントにきれいなバイクだよね
今でもたまに見ると細部まできちんとデザインされてるのがわかる
こういうベース素材がいいマシンをちょっと弄ればそれなりに、スタイリッシュなカフェレーサーにできると思うね
XSシリーズとかカフェレーサーのベースにはいいと思うけど手に入んないよね
・・そういえば、GX750とかカフェレーサーとか言われてたような気がする・・
まとめ
カフェレーサーの定義に迫ってみたものの、結局明確な定義はよくわからず
書いていて脳内が整理されましたが
※ちなみにCB750Fのデザインは、欧州のツーリングライダーが改造してたCB750Fourからインスパイアされたらしい
明確な定義がない以上、メーカー製のカフェレーサー、なんか立ち位置が微妙なただの流行りで終わるような気がするんですが・・
ま、バイクなんか趣味の乗り物
オーナーの好きに弄ればいいし、オーナーやメーカーがカフェレーサーだと言い張れば、それはそうなのかもしれません
カフェレーサー、で画像を検索すると出るわ出るわ(笑)
もはや英国風旧レーサーであればなんでもいいようだ
・・ワタクシの見解はくその役にも立たんかったわ
・・なんだろう、いつも以上に着地を失敗した気がするが長くなったのでこの辺で。
※水泳の飛込競技でいうと、水しぶき上がりすぎて超減点された気分です