確かに、収納場所が多いと便利です。
だからと言って、
重たいものを車に積みっぱなしにするとあんまり良いことはありません。
常時積んで置かなくていいもの
常時積んで置いたらいいもの
※できるだけ不要なものは車から降ろす癖を付けましょう。
では何を常時積んでおく?
当記事の目次
車重が重くなっていいことはない
もちろん使う原料を減らしてが少なければその分コスト削減できます。
車を軽くする意味は、それだけではないんですよ。
メーカーの狙い1:使用原料を減らすこと
現に、
現代の車の内装はほとんど金属ネジを使わず、樹脂製のビスになってるのが一般的です。
※すごくち密にコンマ数ミリ単位で設計されていますよ、内装剥いでみるとビックリします。
こういう涙ぐましい努力をしています。
それでも、
車を使うユーザーは車に平気で重たいものを載せっぱなしにしちゃうんですよねえ。
そして、
ハイブリッド車やEV車は内燃機関の車に比べて結構重いんですよねえ・・
※特に電池が重いんですよ。航続距離が長くなればなるほど大きい電池が必要ですし。
メーカーの狙い2:運動性能を向上させること
もちろん、曲がるときも遠心力は重たい車の方に強く働きます。
なので手っ取り早く運動性を上げるには軽量化するのが一番なんですよ。
スポーツカーは極力軽い方が楽しいですよ。
実際に軽い車は適当なエンジンでもそれなりに走っちゃいます。
※こういうところがライトウェイトスポーツカーの楽しいところ♪
スポーツカーにとって軽さは正義です。
そのために、おもてなし機能(エアコンやパワステその他電子製品)は不要なのですよ。
一度、軽い車に乗って遊ばせてもらったら元には戻れなくなります。
ワタクシ個人としては、1000kg(1t)を超えたらちょっと重すぎる気がします。
最近は小型車でも装備が充実して重たいガラスをたくさん使ってるので普通に1t越してきますね。
※最近は車を軽量化するためにリアゲートすらも樹脂製になりつつあります。
車検の代車で借りたAZワゴンの大きく重いことったらない。
各自動車メーカーは、適度な運動性をアピールしてきます。
運動性能が高い車は高性能な証とされているので、似たような他メーカーの車と比較された時に絶対的な強さがあるからです。
残念なことに、日本のメーカーはスポーツ向けのエンジンをほとんど持っていません。
ファミリーカーのエンジンを何とか加工してスポーツカーっぽく仕上げているのが現状です。
それには、
低燃費のファミリーカー向けのしょぼいエンジンでも軽い車体と組み合わせて運動性能を上げるのがセオリーだったりします。
※どんなに軽くてもデザインがダサいと売れませんが。
もちろん、
車重が重いほどブレーキ関連の消耗は激しくなります。
慣性の右法則で止まりにくくなるためです。
さらに、
車重が重いほどタイヤの消耗も激しくなります。
重たい車ほどタイヤにかかる負担は大きいのですよ。
※それを無理やりパワステでこじって曲げてるとあっという間にタイヤの角が減っていきますよ。
ちなみに・・
ロータスヨーロッパは120馬力で760kg、ラパンSSは64馬力で780kg。
※素人ならこれぐらいが峠で遊ぶにはちょうどいいのですよ。登り坂は苦しいですが。
長野の狭い峠では大馬力で車幅がある車は怖くてアクセル踏めないですもん。
メーカーの狙い3:燃費の向上させること
メーカーは不正をしてまで高燃費をたたき出したいのですよ。
出来れば、クラス最高の高燃費!と謳いたいはずです。
ユーザーは実際にそんなに燃費が良くないとしてもカタログ数値上の燃費を気にしますね。
最近のユーザーは病的にカタログの燃費を気にしますよね。
スポーツカーも同じ基準で選ぶのにはびっくりします(笑)
※走り方や運用方法次第で、燃費は軽く1割くらいは変わるにも拘らず。
当ブログでも燃費の記事が大人気です。
重たいものを動かすよりも軽いものを動かす方が絶対的に燃料消費が少ないです。
走って止まって、という街中での運用ではさらに悪化します。
基本的に、走り出す瞬間が一番燃費が悪いです。
※燃費向上のため、出だしだけ電動アシストする系の車も多いです。
それでも、
電子制御の気化器(インジェクション)になったのでストップ&ゴーが多くても燃費的にはだいぶマシになったとも聞きます。
※最新のバイクなんか、スタート時にご丁寧にエンジン回転数あげてくれる親切機能付きが当たり前になりつつありますが、そんなことまで機械に面倒見てもらうのもどうなのよ?と思ってしまいます。
タンク容量を減らしてまで軽量化したい現代の車
軽量化の余地はほぼありませんし。
なので。
燃料タンクを小さくしてしまえば車が軽くなって燃費も良くなるじゃん♪
というのが最近のメーカーの考え方のトレンドです。
燃料タンクは既に樹脂製が一般的です。
※確かに錆びないけどね・・経年劣化で割れる気がします。某80年代の仏車はホントにガソリンタンクが割れてました♪
さらに、
容量を減らすことで車全体の重さも減らしています。
※ワンボックスタイプの車で室内が広くなった♪というのはガソリンタンク容量を減らした、というのと同義語ですよ。
また、
燃費に執拗に拘るユーザーには「ガソリンを満タンにしない」という人も実際にいます。
もう親の仇ぐらい燃費にこだわりすぎです。
※何度もマメにガソリンスタンドに行く方が面倒だと思うんですが、自己満足なので何も言いません。
車の屋根にキャリアを積んだままにするのは・・
ルーフキャリアって一度付けると外すの面倒くさいんですよねえ。
ルーフ部に増加キャリアやジェットパックをつけっぱなしにするのは
と良いことはありません。
※ジェットパックのような流線型の物でも空気抵抗は当然増えますし、重たいものが高い位置にあると車体は安定しませんよ。
それでも、
を積むような場合は車外に積めるのでありがたいですよねえ、ルーフキャリア。
ただし、
キャリアもそこに積んでる荷物も、普段割と邪魔じゃないんですか?
ワタクシは普段邪魔な上、古くなるとゴミになるのでスキーはウェア以外はもう全部レンタルにしました。もういちいち買うのがバカらしくなっています。
ちなみに・・
長野はいろんな遊びができる県なので遠くから遊び道具を積んでやってくる車が数多くいます。
なんかを屋根に積んでる県外ナンバーの車を多く見かけます。
※都会暮らしの時は、スキー道具は本当に邪魔でした。冬しか使わないのに。
遊ぶ時にはいいんですが、こういう嵩張るグッズって都会暮らしで普段どうしてるんですか?
※収納する場所はあるんですかね?田舎にはたくさん保管場所があるんですが・・都会の住環境ではねえ。
窓から車内を物色されると車上荒らしにあう
最近、車上荒らしが増えています。
本当に増えています。
最近、ワタクシの知り合いが車上荒らしに合ってETCカードなどを奪われています。
※カードの使用停止の手続きが面倒だったらしいです。
Pixabay 犯罪者は離島で一生食物生産の現場で働かせるというのはどうか?
敵は、窓をたたき割ってまで
を盗んでいくという行為に出るようです。
※世の中不況になればなるほど、犯罪者は増えるし窓を割るなんて全然躊躇しませんよ。
少なくとも、
カバンや袋など何か中身が入っていそうなものは車内に放置しないことです。
PCや電子機器なんかも盗難の対象になってるようですよ。
※やむなく車内に置いておく場合は、少なくとも見えないように隠しておくべきです。
結構、無料の市営や県営の駐車場に一晩車を止めっぱなしにする人がいます。
いつ車上荒らしの被害にあって、何か盗難されてもおかしくないと思いましょう。
※やむなく長時間止めっぱなしにする際は、管理人さんがいるような有料の駐車場をおススメします。
そして、
常日頃から車の中はできるだけ整理整頓しておきましょう。
一見して車内に荷物があると思われると被害にあいやすい気がします。
※それに、どんな高級車でも車の中が汚いとすごく安っぽく見えませんか?
それでも積んでおいた方が良ものは?
いざというときに、車中泊できる最低限のモノは積んでおいた方がいいです。
当然目立たないように積むのがセオリーですが。
車中泊した時に
をコンパクトにまとめて搭載しておくと安心です。
要するにキャンプグッズとか防災グッズに近いものです。
キャンプが流行っています。
サバイバル時にはどういう道具が必要かを実体験するにはとてもいい経験になりますね。
こんな記事もあります▼
ちなみに・・
旧車の場合はトラブル発生確率が高いので保険で車載工具を積んでおくべきです。
※自分で修理できる範囲の工具に限ります。どうしようもない場合はレッカーしましょう。
特に、インチサイズのネジで組まれている車は、安くてもいいのでインチ工具は積んでおいた方がいいです。
普通の修理工場ではインチ工具はまずおいてません。
※見栄を張っていい工具積んでも合致する工具がないとボルトは回せません。
ロータスの場合は、
なども積載します。
自分で整備していれば、
ということがわかってくるので次第に積載する工具が厳選されていきます。
旧車はいつでも壊れることが前提の乗り物です。
「心配性なオーナーほど車載工具が多い」
傾向にありますね。
※油圧のフロアジャッキを常時積んでる人も見たことあります。
防災グッズは積んでおくと安心
小さい袋に入るくらいの防災グッズをトランクに入れておくといいですよ。
防災グッズをどこにしまったか忘れないというメリット付きです。
※5kgもありません。
積載する目安としては、
一泊程度は車に積んだ防災グッズで車中泊してしのげるかどうか?
です。
※凝り始めるとほんとにキャンプ道具一式とか積んじゃう勢いですが。
3000円くらいから専門家が監修してセレクトしたアイテム一式が手に入ります。
ちなみに・・
当倶楽部では各車に
を積んでいます。
これにカセットコンロなどもあれば無敵ですがちょっと大げさかもしれません。
キャンプツーリングやコーヒーツーリングの時は車から引っ張り出して持っていきます。
それに、
女性は折り畳み式の簡易トイレを積んでおくといいかもしれません。
ボランティア時に避難所でトイレにも行けない女性を大勢見ました。
被災地にボランティアに行くとよくわかりますが、避難所ってかなり窮屈でストレスたまりますよ。
とりあえず、
車で一泊できるという選択ができるだけで災害時は安心です。
防災グッズはどこに積む?
当倶楽部の場合、シートの下のスペースを利用します。
シートの下は意外にも荷物が入るスペースがあったりします。
車のシートの下は転がりださないように工夫をすれば結構な容量の荷物収納スペースになります。
※運転席と助手席の下は車種にもよりますが結構荷物入ります。
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軽トラはシートの背もたれの後ろのわずかなスペースを利用しています。
※常時防災グッズは積んでいませんが、遠征時にはこのスペースに着替えなどを無理やり積み込んでいます。
シートの下やシートの背もたれの後ろのスペースは車外からはなかなか見えないスペースです。
防犯という意味でも有効だと思います。
こんな記事もあります▼
ちなみに・・
車検証などの書類もなるべくシートの下に収納するようにしています。
小さい車だとグローブボックスに車検証入れちゃうと他の荷物入んないんですよねえ・・
※アバルト595などは、純正でシートの下が車検証入れとして設定されています。
オーナーとして嬉しくなるアイテムの作り方を外車に学んだ方がいいよね、日本車。
CDなどの常時使わないものもシートのスペースを有効利用しています。
当倶楽部では、
MDF材のパンチングボードにゴムひもで荷物を括り付ける形でシートの下に突っ込んでいます。
※こういうところにこだわると車が一気に高級に見えるようになるのかもしれません。
現在、絶賛モディファイ中なので完成したらまた記事にします。
まとめ
燃費も悪くなるし、防犯上もよろしくありません。
とはいえ、
災害の多い昨今ですので、最低一泊程度過ごせるアイテムは載せておきたいものです。
車の燃費を超気にしている人は多いです。
でもそういう人でも車に荷物を積みっぱなしにしている人は少なくありません。
※車内や屋根に荷物を載せっぱなしにしないだけでも燃費は変わります。
ワタクシの仕事の関係者で、
燃費には超うるさいくせに車の中が思いっきり散らかってて情けないうえにダサい人がいます。
※いろいろ指摘して問題になるのは嫌なので何も言いませんが。。
燃費を良くしたければ車を軽くするのは基本です。
※プラス運転も仕方、乗り方で燃費は全然変わります。
ドライブから帰宅時には
は習慣にしておくといいですよ。
ついでに、
車の中はいつでも綺麗にしておきましょう。
車が好きな人の車内は本当にきれいです。
※イベントでは車内を覗かれまくるので常に綺麗にしてく癖がつきました。
とはいえ、
昨今の災害発生の頻度を考えると最低限の防災グッズは積載しておいた方が無難なように思えます。
車中泊を何度か経験すると、何が必要で何が不用なのかわかるようになります。
ブランケットは一枚あると便利です。
大判なものならベストです。
※忘れると道中で買うくらいブランケットは大事ですよ。旧車は寒いので。
オシャレなものでセンスの良さを演出することもできます♪
こういうの車載しておくと便利!という情報があれば、ぜひ共有させてもらいたいものです。
ちなみに・・
GoToキャンペーンで絶賛移動推進ムードですが、フランスはサイドロックダウンしました。
コロナの第二波、第三波は確実に来ます。
こういうご時世なので
という考えで行動するのも大いにアリだと思っております。