こういう使い方すると一気に痛むのが旧車

MrsBrown / Pixabay こういう使い方すると一気に痛むのが旧車

クルマ ドライブ

ヒーターが利かない旧車に効果があるアイテムは?ヒーターの基礎知識付き

 

ワタクシ
暑さにも弱けりゃ、寒さにも弱いのが旧車です。
人間が耐えられるなら比較的暑さよりは寒さに強いんですけどね・・・
路面が凍ってなければ、ですが。

快適装備なんかほぼない旧車・・・
弱いヒーターでもついてりゃマシです。

  • どんな寒さ対策があるのか
  • 実際どうしているか
  • ヒーターの基礎知識とともに記事にました


     

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    旧車とはいえ80年代以降の車はそんなに寒くはない

     

    ワタクシ
    国産外車問わず、80年代以降の車のおもてなし装備の充実の勢いはすさまじいです。
    なにせ、エアコンが割と標準装備ですもん。

     

    80年代以降、車の快適性に関する完成度は劇的に上がりました。

  • 加工技術の進歩
  • 設計のち密さ
  • には目を見張るものがあります。

    特に外気の遮断、車内の密閉性については70年代と80年代では天と地ほど差があります。

    特に日本車は大衆車でも、ものすごくレベルが高いです。
    ※密閉性が高いので災害時に水没すると車が浮いて流されるんですよ。

    加えて、
    エアコンやヒーターの快適技術も飛躍的に良くなっています。

    フィガロあたりだと多分寒くないと思う。

    Alexas_Fotos / Pixabay


    こういうデザインコンシャスな車ってもう出ないのかね?
    パイクカーというカテゴリだけれど、もう死滅して久しいよね・・

    ちなみに・・

    後述しますがヒーターはものすごく単純な仕組みです。

    エアコンとひとくくりにされることが多いですが、
    ヒーターとクーラーは全然違うシステムで稼働しています。

    80年代の車になると冷房系は壊れてても、ヒーター系が壊れることはめったにないです。

    エンジンがかかって、ブロアモーターが生きていればとりあえずはヒーターは効くはずです。
    ※水冷エンジンでヒーターが弱いのはどこかに問題があります。

    逆に、
    密閉性が高いのでクーラーが壊れると外気導入したところで夏は猛烈に暑いという事になるんですが(笑

     

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    旧車はボディの立てつけの悪さに起因する隙間風がキツイ

     

    ワタクシ
    80年代より前の車は隙間風が普通に入ってきます。
    旧車は一般的に建付けが悪いので隙間風ですごいくて寒いのが普通です。
    ※意外に隙間風は夏はわかんないんもんです。

     

    基本的に
    旧車が寒いのは寒いのは外気が入るからなんですよ。

    旧車とはいえ、密閉された空間に人が一人いるだけでも結構室温って上がるらしいんですよ。
    それでも、経験上だと隙間風の冷却効果に前には人一人くらいの熱源は無力ですね。
    冷たい外気温が隙間風として室内に侵入、暖かい空気を吹き飛ばしちゃうもんだから、そりゃ寒いわけです。

     

    隙間風いろいろ

    車の隙間風はボディの立て付けの悪さだけが原因じゃありません。

    ドアのパッキンが一部切れてるだけでもそこから冷気は進入してきます。

    不思議なもので夏はぜんぜん涼しさを感じませんが、冬はてきめんに隙間風の場所がわかります。
    ※ロータスヨーロッパはドアとボディの間から空が見えるくらい建付けが悪く、隙間風入りまくりです。

     

     

    ちなみに・・

    長野県では10月後半から4月中旬くらいまでそりゃ冷たい風が吹きます

    それが車内に入ってごらんなさい?
    身を切られる寒さです。

    しかも、
    下手すりゃドア閉めた状態でも隙間から空が見えるようなのが旧車です。

    加速したり高速巡航したりすると冷気が強く吹き付けてくるおまけつきです。
    手袋した手がかじかんでスイッチ操作が危うくなったりもします。
    ※夏は隙間風感じる余裕がないくらい暑いんですが。

    長野県の旧車乗りは寒すぎるので冬は乗りません(笑)

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    旧車の基本的なヒーターの仕組み

     

    ワタクシ
    基本的にはエンジンを冷却した水に風を当てて車内に引き込んでいるのがヒーターです。

     

    今の車も原則はそれほど変わらんとは思いますがエンジンを冷却した水の温度がヒーターの温度です。

    なので、
    エンジンが温まるまで温風は出てきません。

    冬の朝、暖機運転するのはエンジンを温めてヒーターを利かせるため、というのが雪国の当り前です。

    知らないで暖機運転やってる人も多いんですが。

    車のヒーターの仕組み

    ■車のヒーターの基礎知識

  • エンジンで冷却水が暖められます
  • 温められた冷却水を室内に引き込みます
  • ヒーターコアというラジエターみたいなもんに通します
  • ヒーターコアにファンで風を当てて温風にします
  • 温風はダクトを経由して室内に引き込まれます
  • 各種の温度調整や吹き出し口の調整は上記のいづれかの過程で行われています。

    電気自動車は電気ストーブをつけているようなもんなので、効きが早いけどバッテリーがすぐなくなります(笑


    こんなのにお湯が通ってて、これに風当てて温風にしてるということだけは覚えて帰ってくれ。

     

    スイッチだけでは効かない?

    古い車は車種にもよりますが、室内のヒーターコアへの冷却水流入を制限する弁の機能があったりします。

    この仕組みは古い英国車に多いです。
    ※旧miniもロータスの古いモデルにもついてます。

    これで、

  • 冬は冷却水が温まる時間を短縮する
  • 夏は室内に温水を循環させない
  • などの機能があります。

    おまけ機能として、
    真夏に水温が上がり気味になった場合、室内へ温水を引き込む弁を解放するとエンジンの冷却機能が一時的に強化されます。
    旧miniは、エンジンがオーバーヒートしそうになったら、
    弁を全開してヒーターのブロアファン回して少しでも冷却水を冷やすのだ!
    とマジな顔でマニアは言いますよ。
    ※夏はほんとに一時的とはいえ、水温が下がりますよ♪ドライバーは灼熱地獄ですが。

     

    ちなみに・・

    空冷エンジン搭載の車はヒーターとして冷却水が使えないので、涙ぐましい努力で温風を作っています。

    空冷委エンジン搭載の旧FIAT500は、エンジンを強制空冷ファンで冷やしています。
    そのエンジンを冷やした風を室内のセンタートンネルを通して室内に取り込みます。
    エンジンは後ろに積んであるので、室内では走行方向と逆の温風の流れができるわけです。

    一応はぬるい風が来るには来るんですが・・
    エンジンの冷却をした後の風なので、エンジン付近でオイル漏れすると室内がものすごくオイルくさいです。
    慣れないと気持ち悪くなります。
    ※オイル漏れの全くない旧FIAT500チンクチェントってみたことないですし。

    旧Fiat500。ヒーターに苦労している車の一つ

    fietzfotos / Pixabay


    趣味車として最高に面白い素材の旧FIAT500。維持しやすい旧車の代表です。
    こいつもヒータには苦労しているはずだ

    davidpheat / Pixabay


    たぶん、旧ビートルも空冷時代のポルシェも似たようなもんだと思います(調べておきます)

    珍しい例として、
    TOYOTAパブリカやS800の燃焼型ヒーターです。
    室内に燃料であるガソリンを引き込んで燃やします(笑

    実際の知り合いのパブリカ800(UP20)オーナーによりますと、
    局部的に猛烈に熱いあったかいそうです。

    ただし、
    温度調整がほぼ効かず、運用が難しいそうです。
    一点だけ集中して熱い石油ファンヒーターみたいなもんですな♪
    この機能、結構危なっかしい(やけどする)ので使っていない個体も多いと言っていました。

    しかも、
    ヒーター部とその周りの断熱には発がん性素材の「石綿」が使われていたりして猛烈に家族にウケが悪いらしいです。

    S800・・こんな日本車二度と出ねえよなぁ・・

    S800・・こんな日本車二度と出ねえよなぁ・・


    ボディの鉄板が薄くてすぐ腐るんだよね・・今大事に乗ってる人を尊敬します

     

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    冬の旧車の寒さ対策いろいろ

     

    ワタクシ
    昔は体力も精神力もあったので、ただただたくさん着込んで乗っていました♪
    ただし、同乗者には非常抜ウケが悪いです。

     

    これじゃいかんと思うようになったわけでありますよ。
    なので、
    いろいろ試してきました。

    古い車の寒さ対策1:シートをあっためるのが手っ取り早い!

     

    ワタクシ
    暑さ対策でも紹介しましたが、後付けのシートヒーター&クーラーを使っています。
    シートがあったかいだけでも、かなり寒さは緩和されます。

     

    後付けシートヒーター。送風機能があると夏も使える。
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    どうせ夏は暑いのでクーラー(送風)付きがおすすめ♪

    着座位置が多少上がって違和感があるのがデメリットですが、寒いよりはるかにマシです。

    年を取るに従い、身体が冷え切ると腰に来るようになりますのでシートヒーターは腰痛対策にもなります。
    ※腰痛持ちは絶対に腰を冷やしてはいけません。

    シートヒーターとブランケットの合わせ技が効果的です。
    ブランケットはあんまり大きいと操作系に支障をきたすので小ぶりのバスタオルくらいのものを使っています。
    シートヒーターの熱気が中にこもるので結構快適です♪

    タータンチェックのブランケットは車に一枚あるとオシャレです。
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    英国車乗りはこういうところでも英国製とかタータンチェックを選んでしまう性がありますな。
    ブランケットのカラーや素材は趣味が問われます。

     

    古い車の寒さ対策2:着込むだけでも効果はある。

     

    ワタクシ
    古から伝わる防寒対策として「着込む」というものがあります。
    先人たちの知恵にあやかろうではないですか。

     

    とりあえず、
    手が冷えると悲しい上に操作が危なっかしくなるのでドライビンググローブはしましょう。
    グローブ(滑り止め付の軍手でも全然OK!貧乏そうだが潔くてよろしい)は旧車乗りには寒さ対策で有効なアイテムです。
    ※ワタクシは指先が切れている軍手状のグローブを年間を通じて使っています。

     

     

    グローブに加えて厚着もしましょう♪
    厚着は昔っからある防寒対策だし基本です。

    ダウン系の上着系はゴソゴソするのでインナーを重点的に強化しましょう。

    ユニクロのヒートテックってマジすごいです。
    信州では冬は普段から上下フルにヒートテック装備が普通です。
    ※最近はワークマンの外で戦う男系の防寒アイテムを使いがちです。

    バイクツーリングで首に巻くやつ(なんていうの?アレ)も効果的です。
    ※多分「ネックウォーマー」でいいと思うんですが。

    今時はネックウォーマーもいろいろ選べる
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    車のキャラに合った好みのデザインを探せばいいと思います。

    上着はかさばらず、スマートなのに風を通さない素材、マウンテンパーカーが動きやすくておススメです。
    スリムなので車から降りたときに、ダウンジャケットを羽織ることができます。
    ※ユニクロでいう「ブロックテック」シリーズが具合がいいです。
    ゴワゴワした素材は運転には向きませんし。

    防風機能付きのマウンテンパーカーは暖かいし動きやすい
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    これもお好みのデザインを探せばいいと思います。

    パンツは、裏地が起毛タイプのものとヒートテックインナーの組み合わせで!

    今は裏起毛のジーンズすらある。これが暖かいのですよ。
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    馬鹿にしてましたが、コレが結構暖かいのです。

    そこまでやっても、
    隙間風の冷たさには完全には勝てません。

    特に指先と足首がサムい
    ※この辺はバイクの冬のツーリングでのノウハウを生かしたいものです。

    旧車での冬のドライブでは、
    休憩時にあったかいコーヒーやおでんを食べるのが幸せを感じるコツです。

    肝心の旧車のヒーターはどれくらい効くのだ?

     

    ワタクシ
    ロータスヨーロッパの場合、ヒーターを全開で回していますがイマイチ効きが悪いです。
    冷却水引き込みシステムもきちんと動いているのですが。
    ※ドライバーは暑いんだけど助手席側が寒いらしい。

     

    水温が80度もあれば暖かい

    旧miniは水温80度もあればヒーターから出てくる風は十分暑かったです。

    旧miniは、ファンスイッチで風量が調節できません。
    スイッチがON/OFFしかないので、頻繁にスイッチON/OFF繰り返してたという忙しない運用でした。

    室内側のヒーターコアとブロアファンの調子が良ければかなり暖かかったんですよ。
    ※室内で冷却水はよくもれましたが。

    英国車は古くてもヒーターが効くもんだと思ってたわけですが・・
    ロータスヨーロッパのヒーターは予想外の温まらなさです。

  • ヒーターコアまで温水が回っているのは確認済み
  • 水温も90度近くある(メーターが信用できないけど)
  • あまりに効かないので、ヒーターコアにファンを増設して風を過給するようにしてみました。
    ※ロータスヨーロッパには純正のヒーターファンもあるのですがフロントトランクに荷物入れると風すら来ないという素敵設計です。

    中央にうねってるのが温風加給ファン

    中央にうねってるのが温風加給ファン


    このトランクの位置も微妙なわけですよ。

    ロータスヨーロッパはヒーターコアについている扉を開け閉めすることで温風の吹き出し口が調整できます。
    ※扉の開け閉め用のノブは、すごくわかりずらい位置です。

    ※冬に乗らないので、もうどうでもよくなってるのは確かですが。
    そのうち、ファンを改良する予定です。

     

     

    究極の旧車の寒さ対策とはなんだ?

     

    ワタクシ
    冬は乗らずにメンテナンス期間に当てるのが最良です。
    ただし、
    雪国のガレージ内はツールが触れないくらい冷たくなるのですが。

     

    ズバリ「乗らない」です。
    ※夏もそんなこと言ってました。実も蓋もない・・

    真冬でも雪さえなければ、
    ガレージから引っ張り出してエンジンくらいはかけます。

    とはいえ好き好んで、

  • 塩カル散布しまくり
  • 峠は凍りまくり
  • 橋の上も凍りまくり
  • の道路にいつ錆びてもおかしくない車で出ていく勇気はないです。
    ええ、根性なしですとも

    しかも、
    水に弱いFRPボディですので塩カル浴びても存分に洗い流せないんですよね・・とか言い訳しています。

    この建付けの悪さが隙間風の原因

    この建付けの悪さが隙間風の原因

    MrsBrown / Pixabay


    昔の人って寒さにも暑さにも強かったのかしら?

    なので、
    春と秋の短いシーズンは思いっきり乗る、ということにしています

    ただし、

  • その時期はバイクにもちょうどいい時期
  • 整備にも塗装にもちょうどいい季節
  • だったりします。

    この時期の休日が雨とかだと超損した気分になりますね。
    ※冬はずっと休日は雨でいいので春から秋までの休日は晴れてほしいのです。

    一年中、春と秋の国があればすぐにでも移住したいですわ。

    まとめ

     

    ワタクシ
    旧車は暑さにも寒さにも弱いので乗り手がいろいろ工夫するしかないです。
    もしくは乗らないか(笑)

     

    もう仕方ないです。
    仕様ですし。

    旧車が世に出てきた時代は、車とはそういう乗り物だったわけです。
    しかも、
    ボディのチリもあってないような車なんだし隙間風はあきらめるしかないです。

    暑いのはもう逃げがないけど、寒いのはシートヒーター入れて服を着ればまだ我慢できます♪
    ※昔の人はこの装備で冬を乗り切ってたんだなぁと思うと感慨もひとしおです。

    こんな中、乗り出す勇気は全くない

    danfador / Pixabay


    それでも仕事にはいかなきゃいけない。
    通勤車両がしっかりエアコン効くっていうのは本当にありがたいです。

    エアコンとかの「おもてなし装備無しの車」ばかり乗ってると、今の車ってよくできてるわーって本気で思いますね。
    ただし、
    そのおもてなしが当たり前になっちゃうと「ありがたみがない」んですよ。
    それぐらい今の車の快適装備は完璧です。

    メーカーも
    これ以上どうしろって言うのさ?
    状態で付加価値とか差別化とか見いだせない気がします。
    その間違った結果が、ユーザーが決して望んでいないいらない追加装備ですよね。
    メーカーは車が変な追加装備の開発費で車自体が高額になって売れない状態になってるのに早く気が付け!と思います。

    エアコン、正直あこがれだ♪

    kaboompics / Pixabay


    エアコンのない旧車乗りは潜在的にエアコンに憧れがある。

    はっきり言いますと、
    旧車は快適装備にいくらお金をかけても現代の車の完成度には絶対勝てません

    だがそれがいい!んですよ、旧車は。
    今時の車と違って素人が工夫する価値がある。

    旧車乗りは結構みんな「エアコンに憧れがあるのは事実」です。
    ※強がっていますが旧車乗りだってほんとはエアコンが欲しいんですよ(笑)

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