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【ロータスヨーロッパのインプレ】第一印象からエンジンかける迄にビビる

こういう景色のいいところで遊ぶのは格別♪

こういう景色のいいところで遊ぶのは格別♪

 

ワタクシ
ロータスヨーロッパは地上から屋根の高さまで1mちょっとしかありません。
そんな低い車、見たことあります?
人間が乗るスペースが非常に狭く乗り降りすら簡単ではありません。
乗ったら乗ったでエンジンかけるまでに癖だらけ。
ワタクシのロータスヨーロッパの第一印象をまとめました。

 

Z1-Rに乗り続けて30年
東京から長野に移住して15年
ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
 使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

もちょっと詳しいプロフはこちら↓
当倶楽部のオーナーはワタクシです。

ロータスヨーロッパの第一印象

 

ワタクシ
ロータスヨーロッパを買うことに決めて、ショップ回りをしたのがもう10年以上前です。
複数ショップで散々いろいろな個体を見て回りました。
その際、最初に試乗させてもらった個体が当倶楽部に今でもいる個体になります。
当記事は当時の第一印象を思い出して書いています。

 

それまで何度かロータスヨーロッパの実物を見たことはありました。

目の前にある個体に対して見た目の第一印象は、
「こんなに小さかったっけ?」
でした。

一応、知識として知ってたはずですが車高は1mちょっとしかありません。
幅も軽自動車並みかそれ以下の印象を受けます。

旧miniよりも長いですが小さい感じすらします。
実際に無理しなくても屋根の向こうまで手が届きます。

イベントなどで見るより、実際に間近に見るロータスヨーロッパは、雑誌やTVなどで見て知ってる印象よりはるかに小さく見えました。

ロータスヨーロッパのこの小ささったらない。

ロータスヨーロッパのこの小ささったらない。


こんなに小さくても古いので税金は高い。
コスパは最悪レベルですな。

ガラス製のライトやメッキ部など、今の車にはないいわゆる昔の車の意匠ですが、それもカッコいいのです。
FRP樹脂というプラスチックなはずですが、今の車よりはるかに樹脂っぽくないのが好印象です。

それに、前方があり得ないくらいとんがってる。
これですよ、コレ。

リトラクタブルヘッドライトこそありませんが、ノーズが低い車はスポーツカーな感じがします。
※「ド初期のS1やS2の前期はもっとノーズが低かった。」という話も主治医に聴きましたが、それはやりすぎな気もします。

「小さいけれど、カッコいいじゃん。」
というのが見た目の第一印象でした。

そして、
「これに乗ってへたくそだったら恥ずかしいな。」
というちょっとした焦りもあったのでした。

実は試乗するにあたって軽めに緊張していました。

そして、
これから自分が試乗する個体に対してちょっとビビって身構えたのを覚えています。

この試乗した個体そのものが、当倶楽部のガレージに納まることになるなんて、この時は想像もしてませんでした。
※商談中には価格が折り合わなかったけれど「とりあえず乗ってみよう!」という話の流れになったのです。

ちなみに・・

当倶楽部のロータスヨーロッパは外装が結構綺麗な個体でした。
※これ以降も数台実車を見ましたが、当倶楽部の個体が一番きれいな印象です。

ただし、
ワタクシの手元に来るまでには何度か塗装を経験しているようです。

FRPの上に乗ってる塗装は、ひび割れるのが当たり前です。
何台もロータスヨーロッパを見ましたが、いずれも多少のひび割れがありました。
※当時のFRPは吸湿して伸びチジミするので塗装が割れるそうです。

どうせ、コンクールに出すわけでもないので、その辺は納得できるレベルならいいと思います。

ロータスヨーロッパ。よく見ると給油口の周りに塗料のクラックが確認できる。

ロータスヨーロッパ。よく見ると給油口の周りに塗料のクラックが確認できる。


いいんですよ、これぐらいは誤差の範囲です。

大体、試乗の際は気分が舞い上がってるのでそんな細かいところまで気が回らないものですが。
※のちに、結構いろんなところに手が入ってる非常に大事にされてきた個体だという事がわかりました。

ロータスヨーロッパは車体が低すぎて乗り降りしずらい

 

ワタクシ
一通り外観を見たらあと、ロータスヨーロッパの意外と長いけれど軽いドアを開けます。
ドアはノブに付いたボタン式を押すことで開けられます。
※2ドアはドアは長くて重い、という印象がありますがロータスヨーロッパのドアは凄く軽いです。

 

屋根が1mちょっとしかないので当たり前ですが、ドアが長いわりにボディの開口部は小さいのです。

「えええ。どうやって乗ったらいいのだ?」

頭を先に入れるか、足を先に入れるかわかりません。

ロータスヨーロッパには、大男は乗れないんですよ。
高身長や、太り気味だと乗り降りはきついです。
※ワタクシは身長178cmです。

試乗車に、試乗者が試されてるのですよ。
試乗というのは、実は車がドライバーを試す場面でもあるのです。

エンジンかけて実走での試乗で試されるどころか、車体に乗り込む前にも試練を受けて試される感じです。

今では慣れたのでサクリと乗り込めますが、最初のうちは困ったもんです。

逆に、慣れるまでは車体から降りるときには、
「地面に手をつく。」
という方法が良いようです。
※某有名映画の一場面っぽいので「貞子降り。」と命名。

ロータスヨーロッパは、乗り降りすることにすらハードルがある結構大変な車なのです。
※この時点で、諦める人もいそうですな。

ロータスヨーロッパには乗り込みにくくても、ドアに体重を掛けてはいけません。

ドアはプラスチック製で、金属で車体に取り付けられています。
ロータスヨーロッパのドアは、可動部のFRPが削れて下がってガタガタしてくるんですよ。
※構造上、仕方ないとはいえ、調整は凄く難しいらしいです。そして高額になりがちです。

イベントなどでロータスヨーロッパのオーナーに話を聞くと、大抵ドア落ちの話はみんな経験していますね。
長時間開けっ放しにするのもいけないような結構面倒くさい車なのです。
※当倶楽部の個体もドアがだいぶ下がってきています。

ロータスヨーロッパは車内が狭すぎる

 

ワタクシ
なんとかロータスヨーロッパのサイドシルをまたいで乗り込むと、シートはさらに低く深い位置にあります。
「低い位置の寝そべったシートにすっぽりハマる感じ。」
になります。

 

コックピット内はセンタートンネル部がしっかり運転席と助手席を分離しています。
※座った感じと、シートへのハマり具合は「SUZUKIのカプチーノ。」に似ていると思いました。

ロータスヨーロッパのシートはふかふかでコシがないな座面とリクライニングしない、かなり寝そべった背面で構成されています。
シートに背中を押し付けると腕が伸びきる感じです。

シートは前後に数段階の調整可能ですが、ワタクシの体格に合う位置がない(笑)
※なので購入後しばらくは、前に調整すれば足が攣る、後ろに調整すればスポーツ走行できない、というジレンマに陥ります。

着座しても閉塞感はそれほどありませんが、

  • 頭の位置と屋根が拳一個半
  • ハンドルを持ったまま指を伸ばすとフロントウインドウに触れる
  • ABCペダルがそれぞれ凄く近い
  • とまあ、それなりの狭さはあります。
    ※英国人はこんなに小さい訳はないハズなのですが。

    それでも、
    身体とほとんど隙間がないセンターコンソールに左足を押し付ければ、
    「コーナーリング時に身体をしっかり支えられるなぁ♪」
    とか薄らぼんやり思ったのを覚えています。

    ロータスヨーロッパの操作系

     

    ワタクシ
    ロータスヨーロッパはABCペダル、シフト、その他の操作にも癖があります。
    エンジンかける前でも古い車は、何もかもが新鮮です。

     

    早速各ペダルの感覚を調べます。

    うん。思った通り3つのペダルが近いのでした。

    ロータスヨーロッパの右ハンドル車は右前にタイヤハウスがある関係でABCペダルが全部左に寄っています。
    この辺は、右ハンドルの車では当たり前です。
    基本設計が左ハンドルの車を無理やり右ハンドル仕様車にした車にはよくあることです。

    ただ、
    「車幅の狭さからセンターコンソールの広さ、タイヤハウスの張り出しを差っ引くと、ペダルの配置はこうなるよな。」
    というあるべくしてある位置に配置されることになります。

    この時点で、
    「足の幅の広い人はロータスヨーロッパの運転に向きません。」

    試乗時はドライビングシューズで行ったので全く問題はありませんでしたが、もともとワタクシの足のサイズが小さく25.5cmしかありません。

    オシャレ靴で乗れない

    ロータスヨーロッパに限らず、小さい車にはオシャレな幅広の靴は向きません。
    2つのペダルをいっぺんに踏んじゃいかねませんので危ないです。
    ※足の大きい人は、小さめのドライビングシューズを履くことをおススメしますよ、。

    逆に言うと、
    「ペダルが近いので、ヒールアンドトゥはしやすい。」
    のかもしれませんが、ロータスヨーロッパの場合、各ペダルが近すぎるのでミスが命取りになりかねません。
    ※ワタクシは、慣れてきたころにヒールアンドトゥ失敗して意図せずに下りヘアピンコーナー入り口で加速してビビった経験があります。

    ロータスヨーロッパに限らず、
    旧車で公道を走る場合は しっかり踏んでも効かない ブレーキをしっかり踏んで、しっかりアクセルに踏みかえる「確実走法の方が安全。」です。

    シフトフィーリング

    ロータスヨーロッパのシフトフィーリングの悪さは特筆ものです。

    何より、
    「今何速に入ってるか。」
    がわかりません。
    ※構造上、シフトレバーの真下で重たいシフトロッドが中吊りになってるので、常にシフトレバーが真上を向くイメージです。

    もちろんシフトゲートなんてものはありません。

    某オオカミの漫画で「腕を刺された主人公が助手席の彼女にシフトを任せる。」という有名なシーンがありました。

    あんなの絶対嘘です。

    それぐらい、シフトフィーリングは悪いです。
    慣れないと、3速から2速へのシフトダウンでミスしまくります。

    また、
    シフトパターンは特殊でバックギアが2速の左隣です。

    これが慣れる迄、ちょっと怖いんですよ。

    峠で多用する2速にシフトダウンする際に、
    「バックギアに入っちゃったらどうしよう・・。」
    と思っていました。

    ロータスヨーロッパのシフトレバー。

    ロータスヨーロッパのシフトレバー。


    何速に入ってるか非常にわかりずらい。
    シフトタッチもカチカチ入らなくて、なんだか微妙。

    実は、バックギアに入れるにはなかなかコツが必要だったりします。
    焦ると余計入らないので駐車場でモタモタすることもあります。
    ※当倶楽部の個体にはバックギアにいれるコツはありますが、個体差もあると思われます。

    のちに、
    「普通に走ってれば、走行中に誤ってバックギアに入れたらミッションは壊れるのでワザとは入りづらくしてるのかも。」
    と主治医は申しておりました。
    ※そんなわけあるかい、と突っ込んでおきましたが。

    逆に、
    慣れるまでは「バックに入れてるつもりが2速に入ってた。」ということが多々ありました。

     

     

    その他の操作系もいちいち面倒というか、操作系が統一されてなかった頃の名残というか、癖があるのです。

  • ライトスイッチはダッシュパネルに直付け
  • ハイ/ロー切換スイッチはハンドルから生えている
  • パッシングスイッチはハンドルから生えている
  • ワイパースイッチはダッシュパネルに直付け
  • ウインカーレバーは国産と同じ(普通、外車は逆では?)
  • しかも、ワイパースイッチは、
    「壊れてるんじゃないか?」
    というくらい固い(笑)
    ※押すと水鉄砲式でウオッシャー液がでる。捻るとワイパーが二段階のスピードで動きます。

    ロータスヨーロッパスイッチ類。

    ロータスヨーロッパスイッチ類。


    真ん中の丸いノブをひねって回すとは思わなかったぜ。

    などなど、
    ちょっと変わっているのですが「そういうもんだ。」と慣れればなんてことはありません。

    メーターもたくさんあって一瞬迷いますが、旧miniERAターボの純正8連メーターで慣れたワタクシにはなんてことありません。
    昔はメーターが多い方が偉かったのです。
    ※この辺は別記事にまとめます。

    操作系と言えなくもないのですが、後方確認用のミラーにも癖があります。
    特にドアミラーの場合、助手席側の後方の視認性は非常に悪いです。
    ※よほど工夫しないとほぼ見えません。

    ロータスヨーロッパは後方が見えない

     

    ワタクシ
    まずロータスヨーロッパの助手席側のドアミラーは全く見えません。
    そして見えたとしても助手席のドアミラーは運転席に座ったままでは調整ができません。

     

    ロータスヨーロッパは小さく狭いくせに、助手席側のドアミラーには手が届かないのですよ。

    なぜか?

  • ドアミラーはドアの前方にある
  • 窓の開口部が小さい
  • センタートンネル部が邪魔して手が伸ばせない
  • ためなのですよ。
    ※三角窓部分は、旧車っぽくないハメ殺しです。

    フェンダーミラーであれば、乗ったまま調整なんてできないのは普通ですので痛痒はありません。
    ※フェンダーミラーの方が左後方の視界はまだマシだそうです。

    ロータスヨーロッパ。ビタローニカリフォルニアン。

    ロータスヨーロッパ。ビタローニカリフォルニアン。


    できるだけ鏡面を後ろに調整すれば、多少見やすくなる。

    ただし、
    前述したようにロータスヨーロッパは「乗り降りがしずらい車。」です。

    着シートに座後、いちいち降りてミラーの微調整して、やっぱり見えないためさらに調整・・。
    ということは面倒すぎるのです。

    それでも、
    ドアミラーの存在が運転席から見えらばまだいい方です。
    足の短いミラーの場合、太めのAピラーとドアの枠に隠れてミラー自体が付いているかどうかすら確認することができません。
    もちろん、ミラー部が見えるはずもないので、助手席側後方の視界はゼロに近いハズです。
    ※たぶん、ドアミラー仕様のロータスヨーロッパ乗りは全員同じ思いをしてるはずです。

    ロータスヨーロッパは車体は小さいのですが、

  • 後方視界が良くない
  • バックギアに入りずらい
  • ラウンディなボディは駐車スペースの白線に合わせづらい
  • 等と相まって、バックで駐車するのは難しい車でもあります。

     

     

    当倶楽部の個体は、試乗時や納車時は全く存在の見えない足の短いセブリングミラーでした。
    すぐに、比較的足の長い「ビタローニ・カリフォルニアンミラー。」に変更しました。

    それでも、ミラー本体は何とか見えるものの、鏡面部が上手く見えるかは微妙です。

     

     

    ちなみに・・

    車体真後ろはルームミラーとうすーい後方窓(はめ込むのが大変そう)で意外にも良く見えます。
    走行中は、後方に付いた車もよくわかりますし。

    ただし、
    バックで駐車する時の後方下部は全く見えません。
    ※たぶん、ミッドシップの車は全部そうだと思います。

    こういう時に頼りになる助手席側のサイドミラーが見えないということは、
    「バックで駐車する時は運転席側のサイドミラーに頼り切りで半分勘。」
    という状態になります。

    バックで駐車する場合、

  • 輪止めがあるかないかを確認
  • その位置を運転席側ミラーで確認
  • 相対位置を考えつつバック
  • しています。

    常に周囲を確認してから行動に移るタイプのワタクシには、これが地味に怖いのです。
    まあ荷物満載した軽トラだと思えばいいんでしょうけれど。

    試乗した際は、バックは主治医にやってもらったくらいです。

    ぶつけたくないし。

    いまだに、ロータスヨーロッパでのバックでの駐車は苦手です
    出来るだけ、頭から突っ込める広い駐車場に止めるようにしています。
    ※車体が小さいくせに小回りは全然効かないので世界駐車場は苦手です。

    まとめ

     

    ワタクシ
    10年くらい前の初めてロータスヨーロッパを試乗した時のことを記事にしました。
    ※ロータスヨーロッパは実際どうなんですか?というご質問が多かったためです。

     

    ワタクシの第一印象をまとめますと、
    「見た目は猛烈にカッコいいけど、普段の運用にはちょっと難がある。」
    という印象でした。

    いろんな車に乗らせてもらったことがありますが、
    ロータスヨーロッパはそのいずれとも違って試乗時にはビビりまくったのをよく覚えています。
    ※大体、最初は普通に乗りこむことすら出来ません。

    ただし、
    これくらい変わってないと、人生を豊かにする車としては面白くないのですよ。

    ロータスヨーロッパ。どこでも絵になるので満足感が高い。

    ロータスヨーロッパ。どこでも絵になるので満足感が高い。


    どうせ役に立たないんだし、これくらいはやってもらいたい。

    ロータスヨーロッパに乗った後だと、

  • 今どきのPorscheは普通の車に思えます。
  • アバルト595コンペも普通の車に思えます。
  • いずれも速さではロータスヨーロッパとは比べ物にならないハイレベルですが、スペシャル感はロータスヨーロッパの方が上です。

    スポーツカーはいちいち面倒くさいくらいがちょうどいいのです。
    だからこそ特別感がある「非日常。」だと思っています。
    ※いちいちネタができてうれしいくらいなのです。

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