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【中高年ライダー】春は体力が落ちてるのを実感する季節

シャア・アズナブル。

シャア・アズナブル。

 

ワタクシ
40代50代のライダー。
体力ないなーと思ったことないですか。
昔はこんなではなかったのに。
体力ないと元気なライダーでいられませんよ。
バイク乗りは不健康でも元気でなければなりません。
さしあたってどうすればいいのだ?という話です。

 

アレ?こんなはずでは・・

 

ワタクシ
春になってバイクを引っ張り出してくる。
この時点で割と多くの中高年ライダーは違和感を感じているらしいのです。
※春はバイクが高く売れる季節なので乗り換えを思い立つ中高年ライダーも多いと聞くし。

 

年齢とともに確実に体力(筋力や柔軟性)が衰えるモノなんです。
それに抗うには普段からシッカリトレーニングしておく必要があるのですよ。
それ以外に体力をキープする方法なんてありません。

とはいえ。
確かに歳をとるに従い、冬は身体を動かさなくなりがちです。
若い頃はガンガンスキーに行ってたような人でも次第に出不精になっていくのが普通です。
温泉に浸かって「あああーー♪」とか言ってるのが関の山でろくに動きもしません。

それに、
雪国ではまず冬はバイクには乗りませんしねえ。
都会でも、年齢とともに冬の間はバイクに乗る機会は少なくなってたのでは?
※長野はホントに冬が長いのでバイクに乗れる期間は短いんですよ。 逆に言うとだから程度のいい中古車が多い♪ 

そんな状態が数か月続いた後に春を迎えます。
「さて、バイクにでも乗りますかな。」
とバイクを引っ張り出そうとします。

アレおかしいな?

確かに身体がまだバイクに乗る身体の動きをを思い出せていないということもあるでしょう。
でも、明らかに体力の低下を実感していてもなんとなく誤魔化していませんか?

体力の低下は、年齢とともに誤魔化しきれなくなるものらしいのですよ。
まだワタクシはその年齢まで至ってない‥と思いたい。
※それでも確実に体力落ちています(´;ω;`)

ちなみに・・

当倶楽部では冬の間はどんなに寒くても週末ウォーキングを行っています。
ひとえに体力維持のためです。
もう10年以上続けています。

一般に「一日1万歩。」と言われていましたが最近は数多く歩けばいいというものではないそうです。
でもちょうどいいので最低でも1万歩。出来れば2万歩くらいを目途に歩くようにはしています。

そのためにウォーキングシューズを買ったりもしました。
※結構高い。ウォーキング用のインソールとかもある。これも高い。

それに、
歩き方の講習に行ったりと冬の休日も結構忙しいのです。
そういう教室に参加するとワタクシが最年少だったりしますが。
※この手の教室に通うご長寿は皆無駄に元気です。若者より元気かもしれん。

確かに歩き方次第で全然疲れ方が違ってきます。
カロリー消費も随分違うんだってさ。
※まあその足で何か食べちゃうので特に痩せはしないんですが。

2023年3月後半には、松〇大学のスポーツ関係の教授が主催するトレーニング教室に参加してきました。
※インストラクターはゼミの大学生。

これくらいでは体力の低下は抑えられないのはわかっています。
それでも、
たまにこういうイベントに参加するとマジで自分の体力が落ちてるのを痛感します。

だからこそ、
普段からちょっとだけでも体力を付けようとする気づきになるのです。
↑これが大事、というのが教授の談。

 

 

身体が固い中高年

 

ワタクシ
春先にバイクに乗ろうとして、まず身に染みて実感するのは身体の柔軟性のなさです。

 

例えば、
玄関に腰かけて、バイク用の編み上げブーツを履こうとします。
その時、身体が固くて前屈が苦しくて紐が結びずらくないですか?

確かに最近の楽ちんフィットのブーツはサイドジッパー付きで脱ぎ履きがとても楽です。
でも、自分の身体の柔軟性を再確認するには、紐で編み上げるハイカットの革靴の方が優れている気がします。
ワタクシは長年同じハイカットの革の編み上げブーツを愛用しています。
ライダーズブーツはそもそも歩かないので痛まないし、壊れやすいシッパー部がないので壊れにくいのですよ。
※腹が出てるとハイカットの革の編み上げブーツは苦痛でしかないらしいな、R君。(笑)

 

カビることがあっても、ワタクシは革ブーツ派です。

カビることがあっても、ワタクシは革ブーツ派です。


もう20年近くメンテナンスしながら履き続けています。

 

確かに、ワタクシも毎年ちょっとずつ身体が固くなりつつあります。
明らかに前屈が前より出来なくなってるし。
※腰を壊してから怖くてね。

これはいけませんな。
↑こういう実感が大事。

 

ライディングブーツ
created by Rinker

最近のライディングブーツはみんなサイドジッパー付きでひもは飾りに近い。
安いものだとソールがすぐ剥がれるのでやっぱり老舗ブランドのブーツがおススメ。
※ライディングブーツに限らず、スニーカーなんかもこの数年で確実にクオリティが下がったよね。

 

例えば、
バイクに跨ろうとして足をあげます。
その時、身体が固くてシートに足が引っかかったりしませんか?
※またがるのがバイクでなく馬だったら馬が驚いて蹴り飛ばされるハズです。

で、ステップに乗り上げてから、ええいと足を振り上げて跨る。
・・こういうことなんですよ、老化を実感する時というのは。

股関節が固くなってるんですなぁ。

これに限らず、年齢とともに柔軟性は確実に落ちています。

中高年はそれを実感してシッカリ柔軟をすべきなのですよ。

バイクに乗るのに柔軟性は必要ない、という人もいるようですがまあそれはソレ。
言わせておきましょう。
※信号待ちで止まる際に、足出したら攣って立ちごけというのは本当にある話ですよ。

そういうワタクシもオフ車でコーナーリング時に内側の足を大きく前に振り出した時に足が攣ったことがあるのですが。
バイクは軽めのスポーツでもあるので身体が固いということは一切いい傾向ではありませんよ。

ちなみに・・

若いころから身体が固い人は多いです。
※特にデスクワーカーの多くは身体が硬い傾向があります。

人それぞれ自身に有った柔軟方法というのがあるようなのでそれを探すしかないですな。
そういうのはそれなりのサイトをめぐるがよい。
ワタクシは専門家ではない。

お金がかかるような柔軟トレーニングやグッズは必要ないので続けること、だそうですよ。
日々コツコツ続けるのが身体を柔かくするコツみたいです。

身体が固くても普段の生活には支障はないし、バイクにも乗れます。

でも、
身体が固いと普段でもバイクでもコケた時に大事になる可能性が高いのです。
※コケないように生活するのが鉄則とはいえ。

バイクが重く感じる中高年

 

ワタクシ
春先にバイクを引っ張り出して来る際に「アレ、こんなに重かったっけ?」ということが多々あります。
※タイヤの空気圧が低かったり、ベアリングが錆びついてたり、ブレーキが固着してたりするということもありますがね。

 

久々に乗ろうとするバイクの取回しが思うようにできなくなっていたことはないですか?

特にバイクの押し引きや方向転換するときに。

長年バイクに乗ってる人は腰で押すポイントを知ってるのでそれほどではないのですが、
乗り慣れていない人は上半身でバイクを押そうとしますので、体力の低下は如実に取り回しに影響を及ぼします。
※コレで腰を痛めたりするんですよ。

それでも、
バイク単体では何とか方向転換できるかもしれませんが、荷物を満載した状態でバックさせるのはかなりキツイ。
もともと体力(主に筋力)のない嫁は鼻からZ750D1にキャンプ道具を積んだばバックで取回すのはあきらめています(笑)
※無理して腰でも痛めたら大変なのでワタクシがフォローしています。

古いバイクなてのは軒並み重たいし、どこかしら作動部に支障があったりするとさらに重くなるものです。
※装備重量で300kgあるのが昔のバイクです。

 

Z750D1。

Z750D1。


旧車は基本的に重いですよ。

 

新しいバイクでも最近のアドベンチャークラスのバイクは背が高く重心が高いので、取り回しが大変なんです。
バランスを崩すと一気にグラッとくるし、荷物を積んでるとさらに重心が上がるしねえ。
もちろんオフ車も背が高く、重心も高いのですが250ccクラスのオフ車はまだ軽いので何とかなりますね。
デカいアドベンチャーやオフ車でバランス崩すと一気に転びますな。

中高年ライダーが、こぞって大型バイクから中型バイクに乗り換えるのは取り回し時の体力不足が一因っぽいです。
春に軽いバイクに乗り換える人が多いのはこういう理由があるのかもしれませんな。

ちなみに・・

最近中高年ライダーが250ccとか125ccとかに乗り換える事象が増えています。
※ワタクシの周りでも顕著です

表向きは「維持費が高い。」とか言っていますが、実はそれほど維持費が変わらないのをワタクシは知っています。
まあデカいバイクを降りる言い訳が欲しいのはわかりますが、
実質体力の衰えを実感したからだと思います。

パターンとして、
ちっちゃいバイクを一台買っちゃうと、大きいバイクより楽で楽しくなっちゃうんですよ。
田舎では250ccもあれば十分ですし、高速乗らないなら125ccでも問題ないのです。
※実際にツーリングスポットでは以前より大型バイクが減って中型バイクが増えてる気がします。

若いころのように「遠くまで行くことがステータス。」ならデカいバイクが必要ですが、年齢と共に遠出しなくなるんですよ(笑)
※ワタクシも人のことは言えませんが。

「上がりバイク。」
とか言い始めるのが大体50代中盤くらい。
※ハンターカブ125などが大人気なのはこの手の人が買ってるからではないかと思う。仕事関係の知り合いにもいるし。

ワタクシもVT250FHを直し始めたので「上がりバイク?」と言われたりしますが、まだまだ抗いますよ。
※あくまでもレストア趣味でやっています。

 

 

これ以上体力を落とさない努力

 

ワタクシ
筋力は40代を過ぎるとなかなかつきません。
専門家によると体力をキープするだけでも結構大変だそうです。
こうなると体力を増やせないまでも落とさない努力をすべきですな。
結局それば自身の健康のためにもなるんだし。

 

前述の松〇大学の教授によると、統計上何もしていなければ70代中盤くらいで歩けなくなるらしいです。
※しっかりと座学で講義を受けたのですが細かいことは忘れた。

体力というのは20代をピークとしてだんだん落ちていくのは知られています。
それが40代50代で一気に落ち込むんですよ。
あれよあれよという間に歩けなくなるみたいですなぁ。

怖いわね。

現在の中高年ライダーに合致している年代ですな。
そう考えると、70代でもオフ車とかデカいバイク乗ってる先輩方は大したもんだと思うな。
※一人でかいアメリカンに買い替えたけど。

体力を落とさないようにするには日々確実にできることを淡々と継続していくしかありません。
雨の日でも雪の日でも、です。

そうなるとできることは、

  • 毎朝出来る
  • ※夜は不定期になりがち。

  • 屋内で出来る
  • 短時間で出来る
  • いつでもできる
  • ことで対処していかなければなりません。
    ※これくらいしか忙しい中高年ができることってないんですよ。

    ゆえに。
    ワタクシの生活に合わせてそれらの条件を擦り合わせると・・。

  • 歯磨きしながらスクワット50回
  • その後5分間だけ自身にあった柔軟
  • 普段から姿勢に気を付ける
  • 仕事中に10時12時15時に5分だけ柔軟+スクワット30回
  • ということに落ち着いています。
    ※現場の若者たちはスクワットをするとだんだん遠ざかって距離を取りたがりますな。

    本格的な筋トレから比べると「たかだかそれだけ。」ですが何もやらないよりははるかにマシです。

    何もしないと筋肉量がどんどん落ちていくだけですし。
    しっかりと身体を動かす意識付けにはなっています。

    あと循環器の強化として、思いついたときに椅子に座ったまま爪先上げ&踵上げをひたすらやっています。
    ※「何してんすか?」とか職場の小僧どもに言われますが「おめえには教えねえよ。」と突き放しています。

    ちなみに・・

    当倶楽部の場合、春は薪割の季節なのでめちゃめちゃ体力が必要です。

    薪割は大変筋力を必要とする作業ですので、体力つくりに素晴らしく効果があるのですがGW前後にしかやりません。
    ※真夏に薪割すると脱水症状で命に係わるので。

    薪割作業。

    薪割作業。


    丸太をチェーンソーで切って薪割器で割ります。
    斧で割ってると終らないくらい量があります。
    丸太は軽トラで何往復もして運びます。

    また、春から秋にかけては2週に一度庭の草刈りをやります。
    これやらないと庭が放棄農地のようになってしまいます。
    ※草刈りをサボると山から野生動物が雑草に隠れて降りてくるのですよ。

    草刈り機での作業ですが1時間半くらいツナギを着てタオルをかぶっての作業ですので汗だくです。
    これはこれで結構体力つくりになってる気がします。
    ※終わった後ビール飲むと超美味い。

    とまあ、
    田舎暮らしには体力がいることもあるのですが、
    普通の事務員を生業としている田舎の人は全く歩かないので意外と体力はないのです。

    まとめ

     

    ワタクシ
    春は体力が落ちてるのを思い知る季節なのです。
    それはバイクに乗ろうとするときにもろに実感しますよ。
    人生100年とか言いますが健康でなければ長生きしてもツマラナイ。
    それには体力が絶対必要なのですよ。
    それには日々の小さいことの積み重ねが必要なのです。

     

    バイクに乗るだけなら体力は思ったより必要ないです。
    乗っちゃえば、ね。

    普通に乗っている限り、体力なんてつきませんし、身体が柔らかくなることもないです。
    ※むしろ身体がこわばって肩こりしている人多いですしねえ。

    ゆえに、
    バイクに乗ることはそれほど運動にはならないのです。

    とはいえ、
    より楽しくバイクに乗るためにはしっかり体力をつけておく必要があります。
    春一発目のツーリングで出先でバイクの方向転換をしようとしてコケタ。
    そんなのトラウマになりますよ。

    別に「本格的な筋トレをしろというわけではない。」のです。
    体力の衰えを感じた瞬間から動き始めないと、1年後はどうですか?3年後は?10年後は?
    今この瞬間が一番自分が若いのです。
    今の体力を増やせないまでもキープすることはできるのです。

    せっかくここまで生き残ったんだから、より良い今後の人生を生きたほうがいいに決まっています。
    当ブログの読者様、お互いに「くそジジイめ!」とか言われるまで頑張りましょう♪
    そしたら言われた小僧に「若造め!」とか言って軽くひねってやればいいのです。
    ※これからはこういうのがカッコいいんですよ。

    ちなみに・・

    またまた前述の松〇大学の教授が言ってた話ですが、普段の生活はそれなりに運動らしいんですよ。

    掃除も洗濯もやりようによってはかしっかりと運動になるそうです。
    ※身体を屈めて洗濯物をとって、ハンガーにかけて、身体を伸ばして高い場所に干す、という行為はしっかり運動だそうで。

    なるほど。

    そう考えると、

  • 洗車
  • メンテナンス
  • レストア作業
  • 言われてみれば全部運動っぽい。
    ※真冬でもフル装備で洗車すると汗かきますし。

    教授の話を聞いてからワタクシは、各作業に入る前にしっかり準備運動と柔軟をするようになりました♪
    ※少しでも運動効果を高めるためです。

    田舎で車通勤で事務職。
    こういう人が一番体力を使いませんな。
    ※ほぼ歩かないしねえ。

    当倶楽部の場合、

  • 草刈り
  • 薪割り
  • 等の本格体力勝負作業もあるのでまだマシだと思っています。

    逆に運動してなさそうな都会の電車通勤してる人は、
    それなりに階段とか使うのでナチュラル筋トレになってるっぽいです。
    田舎で一駅分歩くのは自殺行為ですが都会なら一駅分歩いても大したことないし。
    ※長野で冬に一駅分歩くとなると遭難する可能性すらある。

    台湾ラーメン。

    台湾ラーメン。


    でも歩いた後にこういうもの食べたくなるのであんまり痩せない。

    中高年ライダーのみんな、ともに頑張ろうぜ。
    身体は大事に使えば一生使えるのだ。
    出来るだけ長い間「くそジジイライダー。」でいたいもんですな♪

    あと、肥満体形の人は痩せたほうがいいらしいよ。
    これも中高年になると難しいんだよねえ・・。
    ワタクシはまだギリギリセーフです♪
    ※と、思いたい。

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    Z1-Rに乗り続けて30年
    東京から長野に移住して15年
    ロータスヨーロッパに乗り始めて10年
    そんなワタクシのリアル実体験「北信州のりもの倶楽部。」です。
    車・バイク共に旧車生活の長さや田舎への移住経験、気が付いたことを記事にしています。
     使えない&くだらない 知識量には自信があります♪

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    当倶楽部のオーナーはワタクシです。

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