当然、長野市街地よりも紅葉は早いのですよ。
どれくらい早いのか、見に行ってきました。
結果から言いますと2020年10月11日時点で紅葉大爆発状態でした。
当記事の目次
紅葉は標高が高いところは早い
当然、標高が高く寒いところの木々の紅葉は時期が早いです。
当倶楽部は海抜350m前後の長野市郊外に存在しています。
10月中旬くらいでは、まーったく紅葉していません。
秋の花が綺麗に咲いている状態でまだ落葉も少ないです。
ところが。
同じ長野県でも標高差はかなりあるんですよ。
紅葉の時期は全然違ってきます。
一口に10月の長野で「紅葉ツーリング」と言っても行き先によっては、
ということが多いです。
森が色付いてるなんですけどねえ♪
紅葉ツーリング
紅葉ツーリングと言っても人それぞれ趣向が違いますね。
などなどいろんな楽しみ方があります。
目的を明確にして行き先を決める
自分のイメージ通りの紅葉ツーリングをしたければ計画が大事になってきます。
※行き当たりばったりなツーリングばかりしてるワタクシに言われたくはないでしょうが。
時期と標高で行先はある程度決まります。
今回の記事が長野の紅葉ツーリングの参考になればいいんですが。
※個人的には、観光地でない県道で紅葉を独り占めできる旅をおススメします。
志賀草津道路の紅葉は標高1500mを超えると10月初旬に始まる
今回のツーリングルートとしては、
という半日以下のツーリングコースです。
熊の湯のお湯が噴出しているところの横でのワンカット。
R292のループ橋前後まではそれほど紅葉していません。
もちろん、
遠くの高い山はそれなりに色がついてはいました。
紅葉はもちろんですが、
志賀草津高原道路はいつでもバイクで走って楽しい道なのですよ。
※交通量が多いので登坂車線を利用して前に出つつのんびりと流すのが観光道路を楽しむコツです。
次第に標高が上がっていくに従い、
どんどん木々が色ついて行きます。
その様は、まさに絶景でした。
紅葉シーズンの志賀草津はいつも以上に観光客が多い
※周りのちょっとしたスペースにも他県ナンバーの車が溜まっています。
どの池も国道からすぐ見える位置にあるので、
というちょうどいい休憩になるんですが、駐車違反っぽい車が多くて困ります。
※悲しいことに大の大人や大先輩みたいな年齢層の人が多いです。
さらに、
結構な割合で普段車に乗ってないような人たちが人を満載した車でよたよた走ってます。
※絶対周りのことなんか見てないと思われます。
サンデードライバー
観光シーズンの観光道路は普段運転しないような人がいきなりテクニカルなワインディングを走ります。
新しめの車が多いので車の性能はいいんでしょうが・・
めちゃくちゃな運転する車がすごく多いです。
普段はほとんど人いないのに。
しかも、
知りませんが・・
後ろに車が走ってても、
一瞬の躊躇もなくいきなりフルブレーキングで止まる車も後を絶ちません。
※ちょっとしたスペースに車を止めるためだったりするので予測不可能です。
バイク乗りは一度事故るとドライバーの比ではないくらいのダメージを負います。
観光道路を走る際は、普段の三倍は気を付けて乗りましょう。
車間距離は多めにとるのが基本です。
ひどいのになると登坂車線で追い抜く際に幅寄せして来たりしますよ。
※その走行ラインはFF車では逆効果ですよ、という人も多数います。
こんな車とトラブル起こしたら面倒くさい事この上ないですよ。
ちなみに・・
最近の車は操作が簡単になって便利に思えます。
人の命を奪いかねないので運転は難しい方がいいと思うんですが。
車がいくら進化しても、
走行ラインやアクセルブレーキのタイミングなど他車に迷惑をかけないようには進化していないようです。
特に、
流行りの背の高いSUV車に電池積んでるようなハイブリッドやEV車は、
慣性の法則を全く理解していないドライバーが多い気がします。
車が多いです。
そういうドライバーはコーナーの途中でブレーキ踏んだりするのは普通です。
※こうなると後続車両はもちろん、対向車も同乗者もたまったもんじゃありません。
ドライバーが
こういうのが車の上手い運転だと思うんですよ。
※同乗者が酔いやすいのは運転技術&車内の匂いだと思っております。
志賀高原は2000m級の山なので超冷える
当日は多少曇って風が少なかったのですが看板の気温計での差は14度以上ありました。
2020年10月11日は市街地では汗かくくらい暖かい日でした。
市街地の電光掲示板の表示では26度を超えていました。
志賀草津道路の電光掲示板の表示では・・12度!マジか。
GARMINのGPSで確認したら標高2000m超えていました。
そりゃあ、紅葉も進むってもんですわ。
寒い。
主に手が。
10月に入ったら長野県のツーリングには
いたのですが。
手が寒い。
ぬかったわ。
※10月以降の長野県ツーリングを計画している人は冬用のグローブを用意しましょう。取り合えず、持っていくだけでも全然違うはずですよ。
写真だと雄大さが伝わらんなー。
曇ってるしなー。
雲の上っていうか雲の中だしなー。
ちなみに・・
前日まで遠くの台風の余波で多少雨が降ったため、路面が濡れてて落ち葉や枝が転がっていました。
バイクにとって濡れた落ち葉は非常に危険です。
※目の前で濡れ落ち葉に乗って転倒、クランクケースを殴打して廃車になったバイクを知っています。
こういう時は、
シッカリ車体を立てて惰性でクリアしていくのが賢い攻略方法です。
※アスファルトの上の濡れ落ち葉の上でアクセルもブレーキも厳禁です。
濡れ落ち葉の上でブレーキかけると、重量級のバイクでもあっさり吹っ飛びます。
オフロードバイクに乗ると、こういう危険察知というか対応がとっさにできるようになります。
ワタクシが思うに、
総合的なバイクのテクニックの練習にはオフロードバイクがベストです。
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長野県でも低い山は10月中旬はまだ緑色
全然緑色です。
※暖かいし♪
まだまだ里山では紅葉は早いです。
木々も緑いっぱいです。
「多少色付き始めたかね?」
ってくらいです。
遠くの色ついた山々を見つつ暖かい日の光の中をツーリングするのは超気持ちいいです。
10月中旬くらいだと、まだ稲刈りが終わっていない田んぼもあります。
こういう田舎の農村景色を眺めつつ、秋を満喫するツーリングは日本人の原風景かもしれません。
秋の名物と言えば、
こういう実のなる植物が実にいろんなところに生えています。
※実が路面に落ちて爆撃の後みたいになって滑りやすいところもあるのでツーリング時には気を付けましょう。
日中はまだ暖かいので、虫どもも結構飛んでいます。
産卵前なのでデカいのですよ、虫が。
※シールド開けっぱなしで眼鏡なしで走るのは止めた方がいいです。
10月の長野ツーリングの際はこういう予期せぬ攻撃にも気を付けましょう。
毎年当倶楽部は、リンゴは毎日2個ずつ食っても春までなくならない量のリンゴをいただきます。
10月の長野はリンゴだ
長野県はリンゴの一大生産地です。
10月に入ると郊外の畑では真っ赤なリンゴが収穫時期を迎えます。
※長野では普通の道路沿いに柵すらなくなってるのですよ。
日本の治安は良いよねえ♪
※でも高級品種の作物は盗まれてるというのを聞くと日本も世界並みに民度が低くなってるのかもしれません。情けない。
何処の道の駅や生産者直売所でも超破格でリンゴが売っています。
日持ちするしのでツーリングの休憩時に喰うにも良いし、お土産としても最良です♪
※多少見栄えが歩くても東京で買うリンゴと味が全然違うのでお試しあれ。
某道の駅では、リンゴ天ぷらソフトという「カオスな食い物」も存在します♪
さらに、
南信の飯田市では街路樹がリンゴです。
※誰も取らないので落ちたリンゴが道路の両脇に溜まってたりします。
日本って飽食ですよねえ。
※当倶楽部では、リンゴとブドウは毎年たくさんもらいすぎるので食べきれないのですよ。
長野県平野部の街道沿いの紅葉は11月の初旬
平野部の大きな街道沿いの木々が色つくのは11月に入るか入らないかくらいの微妙な時期です。
※山間部の主要道は大抵川沿いだったりして冷えるのかもう少し早い気がします。
最近は皆スマホだけどね。
実質、信州の秋をツーリングで満喫するのであれば11月中旬くらいまででしょう。
二桁国道でも日陰は寒いです。
※それでもツーリングしている人には「楽しんで!」と声かけたくなりますね♪
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その時期を超えると極めて特殊な人たち以外はバイクの冬眠させるようになります。
冬にバイクに乗るのは職業でバイクに乗る配達の方々か、雪の中でキャンプするような特殊な濃厚民族だけです。
※ワタクシは温度計が最低計測温度から一度も上がらないようなキャンプには絶対参加しないので誘わないように。
バイクは冬眠の準備
11月の中旬にもなれば、日中日が照っていてもバイクでの走行中は寒いです。
寒いだけなら着こめば何とかなるんですが路面が凍結するのでバイクでの山越えは微妙になってきます。
特に、
11月に入ったら長野では朝方の峠越えは止めた方がいいです。
12月は、長野県のライダーはほとんどバイクの冬眠準備に入ります。
バイクを冬眠させるには結構なコツがあったりしますよ。
※これを知ってるのと知らないのではバイクの痛み方が違ってきます。
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まとめ
10月中盤には標高1500m以上は既に紅葉全開です。
長野県のツーリングでは10月初旬から11月中旬くらいまでは紅葉を楽しめるはずです。
出かける際は冬用の装備で行くことをおススメします。
※下界では暑くても標高2000m声を舐めてはいけません。
湯気がまた寒そうではある。
ついでに、
なのでいつも以上に慎重に走りましょう。
観光シーズンの観光地は暴走するところではありません。
バイクで転ぶと救急車来ませんよ。
大体混んでる時期に混んでるところに行ってバイクでスポーツしようなんてのは危ないだけです。
※ツーリングは無事に帰ることが絶対条件です。でないとバイクの社会性がなくなります。
ちなみに・・
志賀草津高原道路は、
火山の関係で群馬の草津側から信州中野方面までは通り抜けできません。
多分、しばらくは規制が解除になることはないと思われます。
したがって、
関東圏から来る場合は大きく迂回することになります。
※実はこの迂回路もツーリングには素晴らしくいいルートです。
一泊程度、出来れば二泊くらいして
という「三重苦で貧乏どん底の長野県」にツーリング&ドライブに来てやってくださいませ。
※長野県内のどこのどんな業界に話聞いても壊滅的な話ばっかしで悲しくなるのですよ。
よろしくお願いいたします♪
※コロナは持ってこないでください。長野県はすぐ医療崩壊します。