今年はこの日にオイル交換祭りを開催しました。
毎年春にオイル交換をしていますが日にち迄記載してなかったので。
暖かい春の日差しの中、都合10.7lのオイルを交換しました。
※ラパンSSも含む。
毎年行う春のZ1-RとZ750D1のオイル交換祭り
気温が上がり始めてくると春のオイル交換の季節です。
過去に春のオイル交換については何度も書いていますが大事なことなので何度も書きます。
いいのです、当倶楽部のブログなので。
それに、過去の記事に書いてないことも多いので最新の記事が最高の記事なのです。
またこの手の記事かよ、とか言ってはいけません。
旧車を維持するには定期的なオイル交換は大事なことなのですよ。
※空冷バイクはオイルの負荷が高いのです。
作業効率が格段に上がります。
こんな記事もあります▼
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春先の年中行事
当倶楽部では「バイクを冬眠から起こす」際には極力オイル交換を行っています。
オイル交換はエンジンを長持ちさせるための最たる項目です。
中古バイクのシリンダーヘッドを開ければ、オイル交換に無頓着だった個体はすぐわかります。
※カム回りにオイル焼けがばっちり残ります。
当倶楽部ではなるべく大きなオーバーホールはしたくないので、極力オイル交換などの基本的な整備には手間を惜しまないようにしています。
途中でバイクを起こして車体をさらに直立させたりもします。
消耗品の発注は冬の間
冬眠中のちょっと暖かい休日にバイクをちょこちょこ引っ張り出して、消耗品のチェックを行っています。
春にバイクを叩き起こすまでに各バイクの全体チェック+消耗部品の調達が終わっている状態です。
大体ルーチンワークなので一台当たりに時間がかかるわけでもないのですが。
シーズン前の春先に今シーズンを乗り切れる状態にするためです。
※かなり余裕を持った消耗品交換サイクルにしています。
消耗品に組み込みは、随時行っています。
※2021年は 資金難のため 消耗品の調達を後回しにしすぎたので現時点でちょっと入手が遅れています。反省。
タイヤも春に交換
バイクのタイヤを新品に変えるなら、春に交換することをおススメします。
タイヤのゴムがいい状態で、ツーリングシーズンを迎えられます。。
最近は、当倶楽部のオンロードマシンのタイヤ消耗サイクルが長くなっています。
※車検二回に一回くらいで良くなった。
昔は一年で後輪二本、前輪一本のサイクルだ立ったことを考えると走らなくなりました。
※歳ですかね?と思ったけれど、 コロナで遠くに行けなかった。というのも・・あるかな。
仕事のミスもなんでもコロナのせいにできるので便利。
ちなみに・・
毎年結構な頻度でいろんな部品を交換したり調整したりしていますが、新しいバイクに買い替えるよりはるかに安いです。
「出先での予期せぬトラブルが全くない。」
とは言いませんがこの手の基本的なメンテナンスを 飽きずに 続けることで維持費は周りが思ってるほど高額にはなりません。
※税金と保険代に比べりゃへでもないです。
ネオジム磁石付けて1年経ちましたが特に異常なし。
真似は自己責任で。
とはいえ、
ので、お金に余裕は一切ありません。
※50万円くらい吹っ飛びます。
それでも消耗品を確保せねばなりません。
なので、
毎年、前年の暮れくらいから、ワタクシはお金の超節約モードに入ります。
※平日は一切外食せず、外で酒も飲まず、コンビニにもよらず、雑誌も買いません。
そうして浮かせたお金をバイクや車の維持管理に回すのです。
ワタクシの人生で一度もお金が余った試しがありません。
オイルには厳しい季節がある
これから迎えるオイルに厳しい外気温に対して備えるということなのです。
※当倶楽部では真冬はバイクには乗らないので秋は車関係のオイル交換だけですが。
最近の夏の暑さは異常ですので、デカい空冷バイクが耐えられるわけはないのですよ。
渋滞が少ない田舎なのでまだ何とかなっていますが、夏の東京ではデカい空冷バイクの運用は無理です。
安いしツーリング時の携帯にも古い車ん積んでおくにも便利です。
今年も例年通りの比率で10W-30のカストロールとブレンドして使っています。
走行風がないと冷却が十分にできない空冷バイクです。
「デカい空冷バイクは、渋滞で動けない状態ならアイドリングでもオーバーヒートします。」
田舎なので、都市部に近寄らなければ十分走り続けることができるのが幸いです。
※デカい空冷バイク乗りは田舎に住んだほうが良いですよ。特に長野はおススメ。
そういう真夏に対し「出来るだけフレッシュなオイル状態で迎え撃つ。」のが春のオイル交換の目的です。
20W-50って今時の日本では手に入らんのよ。
ちなみに・・
空冷エンジンはオーバーヒートするとエンジンがゆがんでオイル漏れするようになります。
滲むくらいなら可愛いもんですが、結構しったかしったかオイルが滴ってる個体も見かけます。
※オイルが漏るってことはオイル量が減るので余計冷却に不利だってことですよ。
また、
水冷エンジンもオーバーヒートするとエンジンがゆがむのは一緒です。
ただし、
洩れるのがオイルではなく、冷却水だったりするのです。
冷却水がエンジン内でオイルと混ざったりすると目も当てられません。
最悪、エンジン壊れます。
※エンジン全バラシして漏れてる箇所の特定、対策洗浄と大ごとになります。
オーバーヒートは怖いよってことです。
※オーバーヒートに関する別記事を用意しておきます。
オイル管理はエンジン維持の基本
※オイル下がりやオイル上がりがあると走行距離以上にオイルが汚れがちです。
旧miniで、オイル下がり(あのエンジンはヘッドのバルブシールが硬化するとオイル下がりする)を経験した時、極めて短期間でオイルが汚れた記憶があります。
バルブとバルブガイドの隙間から爆発後のガスが入り込み、循環することでオイルが汚れたと推察します。
※走行時の白煙が凄かったし、下がったオイルが燃えてるのでガンガンオイルが減りました。
オイル交換する際にオイルの汚れ状態からエンジンの健康状態をができます。
走行距離はオイル交換の際に控えておくのも忘れないようにします。
※車検時に定期点検記録簿に記載しておくと検査官の印象がいいような気がします。
ちなみに・・
オイルジョッキって、2lまで入る場合でも1.5lくらいにとどめておいた方がこぼさないよね。
入ることは入るんだけれど、傾けたときにこぼしがち。
特に、ラパンSSのエンジンにこぼさずに2l一気に投入するのは不可能級。
「そっか少ない量を複数回注げばいいのだ。」
と、わかるまで10年かかるという思慮の浅さ。
これに気が付いた時はワタクシは天才じゃないかと思ったもんです。
第二回オイル交換祭りもある
というのも、
「オイル交換はある程度まとめて一緒にやったほうが手間が少ない。」
のです。
個体ごとのオイル量もたかが知れていますので、大きめのオイル処分用のボックス一個で全部やっちゃいます。
というわけで、
何かの折にもう一回オイル交換祭りを開催する予定です。
※なかなか、まとまった時間がとれんのですよ。
2st車のミッションオイル交換なんて2年に一度程度のオイル交換でもいい様に思いますが。
※昔は、2stのミッションオイルなんて交換しなくていいと言われていたこともあります。でも、実際にグレーになったオイルを見たら交換したくなるハズ。
セロー225Wは秋に余ったオイルで交換したし、クラッチ部品の交換もしたいし。
タッチがイマイチ気に入らないのでクラッチバスケットの状態とスプリングの状態を確認したいのです。
ガスケットやクラッチのプレートのパーツは既に用意してあるんだけれど 面倒くさくて 暇がなくてやってません。
ちなみに・・
今年から当倶楽部では整備記録をつけるノートを用意しました。
※革細工で作った嫁の手帳カバーが痛んだので新たに作り直して古いのをリメイクしたもの。
革製品は生まれ変わるから好き。
長いこと使えうるしねえ。
コレが結構使い勝手がいいのです。
※今まではメモ用紙に書いてコルクボードに刺してたですが 面倒くさい 時系列で履歴管理を考えてないので使いづらかったのです。
書き方やカテゴリを分けてページ管理をしようと思っています。
まとめ
※冬も乗る人は秋も交換しちゃ方がいいよ、という主張を支持します。
オイル交換は基本的なメンテナンスなのですが、結構ないがしろにされガチです。
古いバイクは別に高価なオイルでなくてもいいのですよ。
※聞いたことないメーカーとかは止めた方が無難ですが。
こんな記事もあります▼
オイルが劣化していてもバイクは走れちゃうのですが、エンジンは細かく悲鳴を上げています。
そういうポイントに気が付いて対処してあげることもオーナーの役割なのですが・・
オイル交換し終わったら、パーツクリーナー吹かけておくといいよ。
「機械的に春先はオイル交換する季節。」
と年間ルーチンワークにしちゃえばいいのですよ。
※もちろん長距離走ったら1回/年ではなく何度もオイル交換すべきですよ。
エンジンをいたわりつつ、同じバイクに長く乗りたいならオイル管理は必須ですよ、という記事でした。
※エンジンって思ってる以上にオーバーホールするとお金がかかります
ちなみに・・
別にネタがないわけではないのです。
※実は冬の間に書いた記事のストックはたくさんあるのです。時系列ってもんを大事にしてます。
それに忙しいのよ、春先は。
特に薪方面が。
いろいろやった後にPCに向かって文章まとめる気力も体力も資金力もないのです。
狭いと作業効率下がるからね。
田舎ならではの贅沢な場所の使い方です。
休日の昼間に一仕事終えると微妙な時間なので出かけられんのです。
既にいつでもバイクで出撃できる準備は出来ておるのですが、夕方に寒さを我慢してまで必要はあるまいと思っております。
日が暮れた後の長野はGWくらいまで普通に寒いのですよ。
※長野では4月中旬くらいでも夜桜見に行くとビールが飲めない位寒いのです。
がっつかなくても、もうすぐたっぷり走って遊べる時期が来ています♪
「慌てる小僧は貰い事故。」
なのですよ。